2019年9月17日火曜日
マッドロックのセーフガード
リードクライミングの
ビレイ器として定評があった
「ライフガード」のバネ無し版
スプリングレスだから
滑らずクッと効く。
Lifeguardは赤、
Safeguardは黒の方。
コレ間違うとマズい。
そして、
このサイズ感ヤバい。
ビレイ器のライフガードは、
バネでカムが開いた状態を
維持するんで、
万一の墜落で滑り出して
エネルギー吸収するんだけど、
セーフガードは
スプリングレスなんで、
常にオンになって
ロープを制動する。
いわゆる、グ◯グリとグ◯ヨン
の関係と一緒ですね。
ロープの流れがスムーズで、
ワークポジショニング
としては気持ちがイイ。
(大昔シャーって出る
ポジショナーはコワイって
グ◯ヨン使ってたけど、
あのうっとうしい
ホールド感が無い!)
ロープレンジが8.9〜11mmなんで、これは使い所が限定される...って頭の固い事を考えていたんだけど.....
通常ワーキポジショニングとしては、クライミングラインと同等のローストレッチロープっていう固定観念があった。でもライフセーフティロープとしての性能規格に準拠していれば別に1/2"じゃなくたって良いじゃん。オーシャン10mmとかANZI Z133だしね。パラダイムシフトだね。最近では高分子量のポリエステルやアラミド系の強靭な細いロープも増えてきたし、こういうデバイスがあれば、ちゃんとシフトチェンジして、軽くて細くてコンパクトで、しかも強度があって携行しやすいロープを長めに持った方が色々使えるんでないかい?
でも製品マニュアルには、何も書いてないんだな。マニュアルにEN15151-1登山用手動制動装置の表記はあるものの、これはライフガード用のマニュアルの流用だからか?ウェブページにはEN15151-1の認証は無い。そもそもバネ無しなんでガツンと効くからセーフガードはこの認証を受けられないと思う。
一部の商品を扱ってるページにも「ロッククライミング用ビレイディバイス」ってセーフガードを売ってたりする。ビレイデバイスとしては赤いライフガードの方がイイからね。そして確かに11mmまでOKだけど、エールのブレイズ(11mmっても7/16"は11mm以上だし)なんかセットしてたら、使い難いだろうな。おそらく使って感触をみてないから、カタログデータだけで写真撮って載せてるのだろう。ちゃんとしてるページにはアーボリスト・リガー・ロープアクセスなどの特殊用途に最適だけど、リードクライミングには適してないよ。そのためには赤いライフガードよ!って説明している所もある。
判りづらいけど、赤のライフガードは登山用で8.9〜11mmで、黒のセーフガードは登山用で8.9〜11mm、でも救助やリギング用には8.1〜11mmって表記がある。本体には8.9〜11mmって表示してるけど、ビレイじゃなく吊る場合は8.1〜11mmという事だ。こういう事ちゃんと表記して欲しいものですね。
しかし「1人用で救助やリギングで使える」って書いてあっても、EN341やEN358やEN795の認証が無いから、for rescue and rigging work.ってどこまでどのように使って良いものなのか?かなり限定されるシーンだと思うが、、、でもこれ根拠は無いけどワークポジショニングとしてなら良い感じがする。(あくまで自己責任よ)
つうわけで私は、
アラミド/ポリエステルロープ
10mmを10mと、
キャプティブカラビナ
との組み合わせで、
ワークポジショニング
ランヤードと併用して、
食い足りない距離の移動に、
ちょい登りちょい移動
ちょい下降用として、
採用!超コンパクトだしね。
ベネットフックとキャ○テンフック
先日、細い小枝がワサワサ多くてアンカーも巧く採れないホウキみたいな木を透かし剪定する必要があり、まあ通常のシステムでは絡むし、複数支点で攻めるにも掛け替えが煩雑で、大した作業では無いが時間がかかるうっとうしいコトがあった。
そこで知り合いに、キャ○テンフックを
持っている人がいたので借りたのですが、
その方がコッチも面白いよって
一緒に借りたのが「ベネットフック」
結論から言うと
このベネットフック最高〜じゃん!
一時期キャ○テンフックは、
なんやかやともてはやされ、
猫も杓子もキャプテンだ〜とばかり、
みんな手に入れてましたよねぇ。
始めから懐疑的だったんだけど、
そんなに良いのか〜?って借りて使ったら、
使いドコ少くネェじゃん。
こんな限定された使用範囲で
何が良いんだろう?
操作性と言うかセットも回収もイマイチ、
しかもえらく高い。
DMMは好きなプロダクトだが
時々おかしなモノを作る。
まあ確かに使う場所や
シチュエーションに依っては
武器になるかもしれないが、
費用対効果を考えると...
要らねぇ。ってのが感想でした。
最近はあまり見かけないけど、
これスゲェ良いよって言っていた人は
どこへ行ったのだろう?
こういうフックも
確実に使えるシチュエーションは有るんで、
それが正に今回だった。
そして両方使って比べてみると...
やっぱりキャプテン要らねぇ。っつうか、
ベネットフックすげぇ、だった。
キャプテンは、良い位置にセットできた!って思っても、荷重が抜けるとスルスル動いちゃう。高さの角度があって細い枝だと、結局、股まで動いちゃう。元口側が太くなってると止まるけど、ジャストな位置にアンカーが欲しかったんだけどなぁってもう一回投げ直すかって思っても、今度はその位置に固定されて動きずらい。振っても取れない時なんか、何だよ〜ってまあ難儀する。90mmまでのアンカーに対応といっても、斜めに傾いた枝ならドンドン動いちゃうから、良い位置にセットできないよ。それに90mm以下のアンカーって、ちょっと頼りないし、でも製品としてデカくすると重くて飛ばせないし、せいぜい直径が50〜90mmくらいの範囲でしか使えない。条件がとても難しいし、セット/回収が厄介で、しかも守備範囲が異様に狭い。
一方ベネットフックは、デバイスをロープに絡めて使うので、直径0〜12インチで動作。(ゼロって何?)まあとにかく30cmまでの枝ならOKよ。おそらくそれ以上太かったら、スベるのだろうな?第一そんな太い枝なら、もっと違う方法を考えるけど。
そして何と行っても、斜めの枝でも滑らないのよ。これが素晴らしい。枝の途中でもいい位置で一度ガチッと効かせたら荷重が抜けてもズレない。自分で検証したのはナナカマドで表皮ツルツルだったけど、45°を越えてもその位置で収まってくれる。コイツがすげぇ。ジャストな位置にアンカーが架設できる。
そしてセットが難しいかな?っと思いきや、意外と簡単だった。ロープを弛ませ円を描くようにフリックすると、裏側のロープに簡単に廻って、スルスルと引っ張ったらフックの脚にガチッとロック。もう動かない。
回収もロープを弛ませ、さっきと逆回してフリックすると簡単に外れる。しか〜しこの後が怖い。チェーンみたいな鉄のムチがビュンと飛んでくる。私はこれで危うくケガする所だった。コレさえ気をつければ、なんと便利な事でしょう!セカンダリ・タイインポイントとしては秀逸なデバイスだぜ。
キャプテンはここぞというシチュエーションでは、威力を発揮し素晴らしい仕事をしてくれるけど、いかんせん守備範囲が狭い。
ハーレーは55mphの天気良い直線の平地の舗装道路では良いバイクだと思うけど、雨振りのクネクネ登りのグラベルでは、やっぱカブでしょ!ワックス効かせて泥汚れも無い整備されたキャンプ場ならゲレンデもアリだけど、薮漕いで不整地の河原なら軽トラ最強!って感じかな?
私はそんな条件が整った所で作業する事が少ないんで、どこでも使える汎用性の高い道具の方が好きだわ〜。
守備範囲の違いというか、ここにしか使わない高価な道具より、プルージックが好きっというか、とにかく限定されない使い所が好き。
Bennett Hook
ヤルね!
Thompson Tree Tools LLCって
ユニセンダーの開発メーカーなのかな?
確かに機構が似ている。
Topknot(ランヤードアジャスター)
Hipster(ストラップのロープグラブ)
なんて変態臭いギアもあるけど、
情報少な過ぎ!
誰か買ってよ。
そこで知り合いに、キャ○テンフックを
持っている人がいたので借りたのですが、
その方がコッチも面白いよって
一緒に借りたのが「ベネットフック」
結論から言うと
このベネットフック最高〜じゃん!
一時期キャ○テンフックは、
なんやかやともてはやされ、
猫も杓子もキャプテンだ〜とばかり、
みんな手に入れてましたよねぇ。
始めから懐疑的だったんだけど、
そんなに良いのか〜?って借りて使ったら、
使いドコ少くネェじゃん。
こんな限定された使用範囲で
何が良いんだろう?
操作性と言うかセットも回収もイマイチ、
しかもえらく高い。
DMMは好きなプロダクトだが
時々おかしなモノを作る。
まあ確かに使う場所や
シチュエーションに依っては
武器になるかもしれないが、
費用対効果を考えると...
要らねぇ。ってのが感想でした。
最近はあまり見かけないけど、
これスゲェ良いよって言っていた人は
どこへ行ったのだろう?
こういうフックも
確実に使えるシチュエーションは有るんで、
それが正に今回だった。
そして両方使って比べてみると...
やっぱりキャプテン要らねぇ。っつうか、
ベネットフックすげぇ、だった。
キャプテンは、良い位置にセットできた!って思っても、荷重が抜けるとスルスル動いちゃう。高さの角度があって細い枝だと、結局、股まで動いちゃう。元口側が太くなってると止まるけど、ジャストな位置にアンカーが欲しかったんだけどなぁってもう一回投げ直すかって思っても、今度はその位置に固定されて動きずらい。振っても取れない時なんか、何だよ〜ってまあ難儀する。90mmまでのアンカーに対応といっても、斜めに傾いた枝ならドンドン動いちゃうから、良い位置にセットできないよ。それに90mm以下のアンカーって、ちょっと頼りないし、でも製品としてデカくすると重くて飛ばせないし、せいぜい直径が50〜90mmくらいの範囲でしか使えない。条件がとても難しいし、セット/回収が厄介で、しかも守備範囲が異様に狭い。
一方ベネットフックは、デバイスをロープに絡めて使うので、直径0〜12インチで動作。(ゼロって何?)まあとにかく30cmまでの枝ならOKよ。おそらくそれ以上太かったら、スベるのだろうな?第一そんな太い枝なら、もっと違う方法を考えるけど。
そして何と行っても、斜めの枝でも滑らないのよ。これが素晴らしい。枝の途中でもいい位置で一度ガチッと効かせたら荷重が抜けてもズレない。自分で検証したのはナナカマドで表皮ツルツルだったけど、45°を越えてもその位置で収まってくれる。コイツがすげぇ。ジャストな位置にアンカーが架設できる。
そしてセットが難しいかな?っと思いきや、意外と簡単だった。ロープを弛ませ円を描くようにフリックすると、裏側のロープに簡単に廻って、スルスルと引っ張ったらフックの脚にガチッとロック。もう動かない。
回収もロープを弛ませ、さっきと逆回してフリックすると簡単に外れる。しか〜しこの後が怖い。チェーンみたいな鉄のムチがビュンと飛んでくる。私はこれで危うくケガする所だった。コレさえ気をつければ、なんと便利な事でしょう!セカンダリ・タイインポイントとしては秀逸なデバイスだぜ。
キャプテンはここぞというシチュエーションでは、威力を発揮し素晴らしい仕事をしてくれるけど、いかんせん守備範囲が狭い。
ハーレーは55mphの天気良い直線の平地の舗装道路では良いバイクだと思うけど、雨振りのクネクネ登りのグラベルでは、やっぱカブでしょ!ワックス効かせて泥汚れも無い整備されたキャンプ場ならゲレンデもアリだけど、薮漕いで不整地の河原なら軽トラ最強!って感じかな?
私はそんな条件が整った所で作業する事が少ないんで、どこでも使える汎用性の高い道具の方が好きだわ〜。
守備範囲の違いというか、ここにしか使わない高価な道具より、プルージックが好きっというか、とにかく限定されない使い所が好き。
Bennett Hook
ヤルね!
Thompson Tree Tools LLCって
ユニセンダーの開発メーカーなのかな?
確かに機構が似ている。
Topknot(ランヤードアジャスター)
Hipster(ストラップのロープグラブ)
なんて変態臭いギアもあるけど、
情報少な過ぎ!
誰か買ってよ。
2019年8月1日木曜日
怒濤の一週間
いつもの美登位創作の家で
ツリーイングクライマーT-1講座と
チーフインストラクターの検定を
伝えつつ、伝え方を伝えつつ、2日間。
デモンストレーションを含め
メンバーにも手伝ってもらい、
ブラッシュアップも兼ねながら、
もう盛り沢山の内容で、大満足。
でも疲れたな。
そして、翌日は私事で地方巡業。
とんぼ返りで翌日は伐採。
難しくはないが、
急傾斜地からはみ出して、
折れ架かった枝の剪定。
下の国道に落とさぬように
ロードトランスファーで荷重移動して
引き込んで降ろす。
セオリー通りに巧く動くと嬉しいね。
またまた翌日は伐倒。
コイツも急傾斜地なんで落とせない。
バットヒッチングのトッピングカットで
落とせるが、安全策でガンマリグ。
落下係数を上げないで出来るんなら
その方が良いに決まってる。
トップカットのテイで
スパークライミングで確保して
ヤリ方を説明しながら
良いプラクティスになった。
そして翌日は中頓別。
片道300kmの移動はツラい。
でも嬉しい笑顔がまっている。
ココの子供たちは、実に子供らしく、
こっちの心も洗練される。
怒濤の一週間。ご苦労様でした。
2018年5月17日木曜日
アーボな高所剪定
先日、札幌市内で高木剪定をやった。以前にお手上げだった造園会社の孫請けでアーボ作業をやった経緯があり、今回もそこからの話しで、どうも状態が判然としないので下見に行くと、、、これはとても一人ではとても無理なヤツで、樹高は25m程度、18mくらいの股から隣地にはみ出して、4階建ビルの屋上に掛かっている。
木がある程度大きくなった後にビルが建ち、光を求めて伸びていった感じ。立派に育ったハルニレだけど、その上にはまともなアンカーを構築できそうも無いけど、ちゃんとスタティックリギングしないとビルにぶつかる。 しかもコクワが樹冠を覆っている。
一度は造園会社が高所作業車でやったらしく、でも途中から手に負えなくなって中途半端になってしまっている。出来ないなら最初からやってもらわない方が良かったのに。返って大変になって費用も嵩む結果になり、その分高く見積もれたから、スペシャルチームを編成することができた。
隣地に掛かってる枝剪定は大小併せて
40本程度で大きいのは元口20cm程、
長さが10m近くあり、バッサリいくと 絶対にビルにぶつかってしまう。
カズラの縁切りしないと
動きが読めなくなってしまうし
やはり上に支点を構築できそうも無い。
多少ダイナミックになるのは否めないが
バットブロックのチップチョークで引込み
なるだけ衝撃荷重にならぬよう
ロードトランスファーですな。
手間はかかるけど基本に忠実。
まずはカズラ外しで縁を切る。
カズラを外した後の施工前はこんな感じ。
今回は経験は浅くとも、
共通のベーシックを持っていて、
それそれに秀でた才能があり、
巧く融合し合うと面白いぞって人選。
お互いにそれぞれが尊重し合えて、
フラットに意見が言える関係。
皆で勉強しながらいろんなアイデアを出し
チャレンジしようゼって感じだったし
まあ効率第一では無い見積もりなので
でも仕事ってそういう方が巧く行く。
マイナスをゼロにするのではなく
アーボ作業はプラスにできる。
生きてる樹木を誰かの都合で伐採する
のがイヤだし、施主に理解して貰うべく
ちゃんと説明して、生かす所は活かす。
木も施主も作業車もWinWinでしょ。
皆が皆をリスペクトしてるし、
自分の持っていないモノを見て、
理由を納得して、動きを確かめて、
ゆくゆくは自分のものにする。
互いに触発され化学変化を起こす。
無茶しなくてもアイデアを共有して、
各々が役割を果たしながら、
互いのリスクをカバーしあえば、
効率だって上がるし身体も楽ちん。
重力方向と木の成りを見て、
ちょっとだけ力と方向を操作する。
機械で無理矢理引っ張るのは嫌い。
絶対何処かにしわ寄せがくる。
段取りを上回る効率だったので、
2日目のミズナラ伐倒は余裕で、
複雑なシステムにトライした。
落下係数を生まないトップカット。
トッピングカットはスパー使って
伐り落とすだけじゃないんだぜ!
集材場所まで40mスピードライン。
スピードラインは高低差利用だけじゃなく
中間支点で制御するとロープの長さ分だけ
何処までも運べるというシステムを考案。
ベクターリグでボアカット。
テンションラインに乗せてコントロール。
最初は巧く行かなかったが、
修正してバッチリ!こりゃ凄いぜ!
最後は伐倒場所60cmのすき間めがけて
逆傾斜地の逆成りの9m500kgの伐倒。
カッコいい!
今回の作業で、今までしつこく言っていた
共通のベーシックを持って自己安全第一
シンプルに静的に粛々とリスクを摘む事で
チームは的確に機能することが証明できた。
遠慮や上下関係やだろう作業は
地球の力の前では何の役にも立たない。
適所に適材を当て各々が力を発揮すると
気持ちいいし魅力的な作業になる。
震えたゼ!
ダイナミックなイチかバチかの作業は
見た目にインパクトもあるが、
身体や道具にも疲労のインパクトがあり、
結して凄い技術ではない。
地球の力と知識を融合させ巧く操作すると、
スゲェ人や道具が無くても、
非力な人間だけでカッコいい作業ができる。
道具はできないコトを可能にするものでは無く、
できるコトを効率的に行うもの。
天才的な動きが出来なくても、
凄いテクニックが無くても、
過去に素晴らしい実績が無くても、
自分含めて皆に対しての命根性が汚く、
できるだけリスクが少ないよう
プランを話し合えて、
各々がプラス1%の知識を身につける。
体力が落ちていく分だけ知識を身につける。
基本って大事ですな!
木がある程度大きくなった後にビルが建ち、光を求めて伸びていった感じ。立派に育ったハルニレだけど、その上にはまともなアンカーを構築できそうも無いけど、ちゃんとスタティックリギングしないとビルにぶつかる。 しかもコクワが樹冠を覆っている。
一度は造園会社が高所作業車でやったらしく、でも途中から手に負えなくなって中途半端になってしまっている。出来ないなら最初からやってもらわない方が良かったのに。返って大変になって費用も嵩む結果になり、その分高く見積もれたから、スペシャルチームを編成することができた。
隣地に掛かってる枝剪定は大小併せて
40本程度で大きいのは元口20cm程、
長さが10m近くあり、バッサリいくと 絶対にビルにぶつかってしまう。
カズラの縁切りしないと
動きが読めなくなってしまうし
やはり上に支点を構築できそうも無い。
多少ダイナミックになるのは否めないが
バットブロックのチップチョークで引込み
なるだけ衝撃荷重にならぬよう
ロードトランスファーですな。
手間はかかるけど基本に忠実。
まずはカズラ外しで縁を切る。
カズラを外した後の施工前はこんな感じ。
今回は経験は浅くとも、
共通のベーシックを持っていて、
それそれに秀でた才能があり、
巧く融合し合うと面白いぞって人選。
お互いにそれぞれが尊重し合えて、
フラットに意見が言える関係。
皆で勉強しながらいろんなアイデアを出し
チャレンジしようゼって感じだったし
まあ効率第一では無い見積もりなので
でも仕事ってそういう方が巧く行く。
マイナスをゼロにするのではなく
アーボ作業はプラスにできる。
生きてる樹木を誰かの都合で伐採する
のがイヤだし、施主に理解して貰うべく
ちゃんと説明して、生かす所は活かす。
木も施主も作業車もWinWinでしょ。
皆が皆をリスペクトしてるし、
自分の持っていないモノを見て、
理由を納得して、動きを確かめて、
ゆくゆくは自分のものにする。
互いに触発され化学変化を起こす。
無茶しなくてもアイデアを共有して、
各々が役割を果たしながら、
互いのリスクをカバーしあえば、
効率だって上がるし身体も楽ちん。
重力方向と木の成りを見て、
ちょっとだけ力と方向を操作する。
機械で無理矢理引っ張るのは嫌い。
絶対何処かにしわ寄せがくる。
段取りを上回る効率だったので、
2日目のミズナラ伐倒は余裕で、
複雑なシステムにトライした。
落下係数を生まないトップカット。
トッピングカットはスパー使って
伐り落とすだけじゃないんだぜ!
集材場所まで40mスピードライン。
スピードラインは高低差利用だけじゃなく
中間支点で制御するとロープの長さ分だけ
何処までも運べるというシステムを考案。
ベクターリグでボアカット。
テンションラインに乗せてコントロール。
最初は巧く行かなかったが、
修正してバッチリ!こりゃ凄いぜ!
最後は伐倒場所60cmのすき間めがけて
逆傾斜地の逆成りの9m500kgの伐倒。
カッコいい!
今回の作業で、今までしつこく言っていた
共通のベーシックを持って自己安全第一
シンプルに静的に粛々とリスクを摘む事で
チームは的確に機能することが証明できた。
遠慮や上下関係やだろう作業は
地球の力の前では何の役にも立たない。
適所に適材を当て各々が力を発揮すると
気持ちいいし魅力的な作業になる。
震えたゼ!
ダイナミックなイチかバチかの作業は
見た目にインパクトもあるが、
身体や道具にも疲労のインパクトがあり、
結して凄い技術ではない。
地球の力と知識を融合させ巧く操作すると、
スゲェ人や道具が無くても、
非力な人間だけでカッコいい作業ができる。
道具はできないコトを可能にするものでは無く、
できるコトを効率的に行うもの。
アイデアの少なさと落下係数は反比例する
天才的な動きが出来なくても、
凄いテクニックが無くても、
過去に素晴らしい実績が無くても、
自分含めて皆に対しての命根性が汚く、
できるだけリスクが少ないよう
プランを話し合えて、
各々がプラス1%の知識を身につける。
体力が落ちていく分だけ知識を身につける。
基本って大事ですな!
2017年9月19日火曜日
新しい本を作りました。
◆ツリーリギング 作戦の基本
[理想的な方法の選択のために]
「吊って・伐って・降ろす」
ベーシックを理解し、
現場で即実践ではなく、
最も適した方法の
選択のための解説です。
よろしかったらドウゾ
satoc books
*ローポリゴンの3Dで
仮想化しています。
2017年9月16日土曜日
アーボなケーススタディ
先日縁あって、トレーニングとデモを兼ねて
興味のある方々とみんなでやっつけた。
空き地に伸びてしまったドロノキで
隣家と電線までそれなりに距離があり
降ろせて処理する場所はあるが
でもウカウカしてると絡んでしまう。
適度に難しく危険が少ない
良い感じの現場だった。
オペレーション前に危険の可能性を
一通り説明して、
クライマーとグランドでプランを修正して
何とかなる程度で、いろんな方法を...
っと思っていたけど、
プランはもちろんだけど
ノットひとつとっても確認と修正が必要で
思いのほかいちいち時間がかかり、
なかなか難しいなぁ、ってのが実感だった。
危険が無い程度に、というか
ケガしない程度に適度に危険なことは
すごく勉強になる。
経験値が上がるってことでなく
基本が大事だよって判ってもらえた、かな?
登っての作業は、地上で理解していても
簡単じゃないよね。
やっぱりベーシックな所を
しっかりとチームで共有して
最も適切な方法を選択する重要性を
改めて気づかされた。
登って、吊って、伐る。
力の方向と動く方向と重力方向のことは
ある程度理解しているが、
それにしても一緒にやられた方の
自分が持っていない正確な伐倒技術は
素晴らしかった。
まだ全然判らないことが沢山あり
楽しかった〜!
2016年7月29日金曜日
怒濤の7月
今月頭からクルクル動き回って
やっとひと心地。
長野で出張ATSをやったり、
アルプスあづみの公園で
恒例のボルダー壁の画を描いたり、
岩尾内でイベントをやったり、
キトウシでも木登りイベント、
伊達でキワドイ伐採やったりと、
中1日くらいで忙しかった。
今年の壁画は枚数が多いため
下絵をしっかり描いて行った。
故に何かちょっとアートっぽく
良かったのか悪かったのか?
小川と木陰をイメージ。
樹木と風をイメージ。
水のイメージ。
HIPGNOSIS/
George Hardieオマージュ。
森の霧中の生き物。
途中でATSの講座を行った。始めは
訝しく思われていた節があったが
最初の説明を裏打ちするように
だから、コレだめですね!とか
言っていた意味が判りました!
と、好感触の反応に
とても楽しくエキサイティングに
必要としている知識と技術を
伝えられたようで良かった。
そして戻ってすぐに岩尾内。
恒例のイベントだが
若い人たちに巻かせたので
私はスタッフで遊びにいった感じ。
セッティング含めて無理の無い
イイ感じの進め方で気持ちが和む
今は旭川が熱い!
道北で盛り上げて欲しい。
そして翌日はキトウシで
あさひかわツリーイングクラブ
主催のイベント。
天候や日程の関係で
あまり人は集まらなかったが
こうやって定期的にヤルことって
ものすごく意味がある。
ここに来ればツリーイングできると
広まってもらえれば
こんな嬉しいことはない。
本当は俺がやろうとしていたのって
こういう感じだよなぁって。
そしてすぐに伊達での作業。
これは色々紆余曲折あって
聞いてた話しと違う!ってのが
本当は問題なんだけど、
お手伝いいただいた方が居て
本当に心強かった。
仕事もこうやって
広がってくればイイなぁ。
日常ではない日常。
サルの親子が目の前を通り過ぎる。
ケとハレが渾然一体となって
怒濤の勢いで過ぎ去っていた。
また明日から、かんばろ!
2016年7月3日日曜日
怒濤の6月
講座やイベントやトレーニングや
伐採が続く怒濤の6月が過ぎた。
その間にいろんな花期が過ぎて、
観察できたような、ないような。
青空に映えるハシドイが素敵。
いつもの釧路教育大の非常勤は
冷たいショボショボ雨が続き、結局、
3日間とも体育館と教室。
まあ雨の中テンションが下がる学生たちを
フィールドに連れ出しリスクを高めるより
良かったかな。
学生は元気がよくてよろしい!
外で登りたかった〜という
学生にはちょっと申し訳なかったけど。
戻ってきてすぐにGRIMPDAY
国際的な救助大会の訓練。
シナリオに樹上救助が出る事があり
まずスローラインを掛けられないと
アプローチできないので、
それに合わせたアドバンスな
トラブルシューティング。
アサップロックでセルフビレイを
とりながらの木登りは新鮮でした。
16人並んで投げる風景は壮観!
翌日は赤岩で実際の装備で上げ降ろしの訓練。
装備とシステムを厳選しなければならず、
色々模索しながら厳しいシチュエーションで
ボーテックス背負って登り、懸垂で下降と、
本当にご苦労様でした。
チームワークというと一様だけど、
取組む姿勢やスタンス、熱の違いが面白く
勝ちに行くのか、スタイルを示しに行くのか
これからどういう風に変化して行くのかが
本当に楽しみです。
みんな気合充分で気圧されっぱなしでした。
そして伐採の仕事。道具の相談から始まり、
現場に行く事になったんだけど、
まあ、甘く考えているヤツが多すぎる。
道具が無いと何もできないという輩は
道具が有れば何とでもなる
って思ってるんだよな。
もうイージーに考え過ぎだし、
いったいどうやってこの工期で仕上げようと
思ってたの?って静観したかったけど、
孫請けだからそうも行かず、
でもある程度、見せつける事ができたので
良かったと思う。
一番厄介な、斜面立ち電線絡みの下を
簡易リギングで処理できたから良かったけど
クライマーと意思疎通できるグランダーの
重要性を改めて痛感しました。
単純にロープを上げるとか、
引く方向と切り手の関係とか
次のオペの段取りを共有して無いとか
も〜イライラしっぱなし。
久しぶりに、6時間位樹の上にいました。
小さな漁村。港の見える風景が
こんな感じ。
続いて東川で木育絡みでイベント
雨が降ったりやんだりだったけど
樹上の楽しみ方を、随分多くの方に
体験してもらえたようです。
個人的には、このイベントを知り
会いに来てくれた友人がいて、
30年ぶりくらいで再会した事が
も〜テンションMAXって感じ。
うれしかったなぁ〜!
その後、美登位でATS
ちょっと特殊な事情で初めてマスターコース。
参加者のモチベーションが維持できれば、
やっぱり3日間あると、充実した内容になる。
普段駆け足で過ぎる項目を充分解説できるし
リアルなシナリオで知識を紹介できる。
お互いマニアックな視点で変態トーク炸裂。
様々な事情や立場があるけど、
とても充実した講習になったと思う。
東川で、ロープを登ってきた
ニャッキ!
葉っぱに移してあげました。
また明日から長期の出張
ガムバロウ!
2015年12月29日火曜日
内地遠征
2015年7月2日木曜日
牧場ATS
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