2020年11月19日木曜日

健全に危険回避

私がコイツはスゲェって思ってるイギリスのHSE
Health and Safety Executive

政府機関の健康安全局なんて訳されますが、このヘルス(Health)って、
もちろん身体の健康ってコトも含まれますが、
私的には「健全」だと思っています。

健全 (Health)
身心が正常に働き、健康であること。
また、そのさま「健全な発達をとげる」
考え方や行動が、
偏らず調和がとれていること。
物事が正常に機能して、
しっかりした状態にあること。

危険回避 (Safety)
このセーフティも、日本では一般的に
安全って訳されますが、
私的には「危険防止/回避」だと
思っています。
危険を知る事で回避できて、
自分の健全な危険回避に繋がると思う。

「健全に危険回避する」
「健康と安全」では、結構ニュアンスが違ってくる。

日本は何でもかんでも「安全・安心」って言ってれば良い魔法のコトバです。
逆に言うと安心とか安全って言ってるヤツは、危険を有耶無耶に見えにくくして、私の言ってることを一方的に信用しなさいっていう強要だったり、自分で考えようとしない奴らを騙すために利用される都合の良いコトバです。
「安全・安心」ってことをことさらに言ってるヤツは、信用しない方が良い。

健全であるために、偏らず正常に機能している状態が適切で、健康とは訳が違う。
だから大きな企業や声が大きい人の言う事、よく聞くとかよく目にするって事自体が、数多く刷り込まれた結果なだけで、偏っていないとも正常に機能しているとも思えない。
トランプがガヤガヤ言ってる事とそう変わりない。
トランプはだから健全ではない。

日本の法規も国民はすべからず従うようにって言ってる時点で胡散臭い。
とても偏らず正常に機能していると思えない。
ト◯タやコ◯コーラや電力会社の言ってることが偏らず正常に機能していると思えない。 その判断を自分でインディビディアルに評価しなければ健全ではないでしょう。

私が、それはどうか?って言ったとしても、誰々さんはコウ言った!なんて主張する人は、とても偏らず正常に機能していると思えない。ヘルシーではないのよ。
ある情報を知って、対角にある考えとかを理解して、自分で判断する事が健全なのよ。

「安全です」って言ってるモノやコトは、なんでことさらに安全って言ってるかを理解した方が良い。そこには必ず危険が存在しているから「一方向については安全です」って言ってる訳で、全てが平穏で安心できる状態になったかというと、???
全てが偏らず平穏で安定した状態って、ひょっとしたら死んでる状態かな? 安全ですって言われたら、死を覚悟しておいた方がイイって言う意味なのかな?
だから私は安全という言葉は使いたくない。セーフティって言うようにしている。
それは安全ですか?って聞かれたら、判らないって言う。
だって貴方の安全はどの程度を求めているのか判らないもの。
ロープ高所作業特別教育とフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を実施する、ツリーワークのアウトドアショップなんかの言う事は信じたくないね。
だいたいどうやって日本の法規とツリーワークの整合性を保っているのだろう?
難しい話を並べて、聞いてる人を煙に巻いて、ステークホルダーにおもねって、群がるバカを騙して儲けてるだけじゃないの?

ヘルスだって、健康以前に健全じゃなきゃ。
健全に危険回避するコトを推奨するHSEは、マヤカシやステークホルダーが見え隠れする日本の法規よりも、よっぽど健全だよ。
日本の法規を健全にしようとする動きも有るけど、変わるタイミングもあったと思うが、ステークホルダーが邪魔してマヤカシにしちゃう。私はそんなことに時間を割くのは勿体ないと思う。体勢は戦後70年変わらないんだから。
自分が健全であり続けるために、他所の国のヘルス&セーフティを手本にするよ。
私は死ぬまで死にたくない。殺されたくない。

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