先日のプーリーの荷重の件で更に気になったのが、ロールクリップ。
ロールクリップP75は、カラビナとしてMBSが20kNだけど、
プーリーとしてWLLが2kNx2=4kN
ロールクリップはZもAも
トライアクトロックでは、
EN12278,EN12275,EN362を
取得している。
非常に楽チンに
プーリー効果を期待できるが、
PPEとしてはどうなんだろう?
手持ちのヒッチコードシステムで
ブリッジに構成してみたんで
ちょっと無理があるが、やっぱりヤだな。
ジグザグだと良いのかな?
リディレクト用では秀逸だけど、
自分のアンカーにするのは、、
やっぱNGだよね。
考えたら判る!
ディビエーションはキャプティブ使ってマイナーにならないような施策すればOKだ。
基本的に15°以内の偏差なら振られスイングも少ないから良いってことだろうな。
しかし、マニュアルにセコイアのブリッジに使っる使用例のイラストが描いてある。
が、文章には何も言及してないし、アンカーの規格採ってないし、最低でも12kNの強度を持つEN795の要件を満たすって言ってる割に、ロールクリップの最大使用荷重はWLL:2kNx2=4kNって、良いのかなぁ?
セコイヤのブリッジに使う場合は、
ブリッジ→ロープクリップZトライアクト+タンガ→ジグザグ
なんて構成だけど、回転させないようにタンガを使っても、ブリッジは一時的にすっかり荷重が抜けるタイミングがあるから、簡単にマイナーアクシスになりそうだ。
ジグザグに外さずにロープクリップAトライアクトでキャプティブ付けて、ブリッジ側で付け外しするなら良いけど、Zだもんな。
キャプティブで固めちゃったら、プーリーカラビナの意味ないし、ブリッジに使うなら現実的に無理があると思うけど、タンガでイイのか?
荷重するタイミングでいちいちチェックするのならタンガ要らないし、怖い。
マニュアルに書いていても、自分的には良いとは思わない。
好みの問題以外にも、これは良いのかな?
このマニュアルに出てるヤリ方で作業に使ってる人いるのかな?
マイナーアクシスになってヒヤッとした事無いのかな?
そりゃ〜一旦荷重したらあまい抜重しない登高/下降時なら良いけど、それならロープクリップの意味ないし、ブランチウォークとかの挙動だって理想的かな?
荷重の問題と、作業中の使用感の問題はどうなんだろう?
使っている人いたら是非話を聞いてみたい。
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