3.10.6
self-build their personal fall protection system which as a minimum should be made up of certificated components.
最低でも認定された構成要素で構成されるべき個人用落下保護システムを、自分で構築します。
ある会社では、社長が道具好きで、適合性や構成システムに関係なく次々に道具を買う。そして「コレ使えねーな」ってことになったら、でもせっかく買ったんで、社員に「お前コレ使え」って自分のオサガリを社員に渡す。制約も適合性も無視して、買ってやったんだぞって恩着せがましく渡す。社員は別に欲しい道具でもないけれど、コレ使えって渡された道具を使う。
チェンソーも社員が大事にして、絶えず刃を研いで、メンテナンスもしっかりして、戦闘可能な状態に維持していても、突然社長が持って行って、土や砂を噛もうが水であろうがいい加減に使って返される。社員は「勘弁してくれよ」って言っても「うるせぇオレが買ってやったんだぞ」ってヒデぇ話だ。
PPEは自分で構築するってことは、
自分に合わせて、サイズ感や、快適性を
確かめてみる必要があるってことだ。
YouTube見て、ポチっても、
自分のサイズ感や、長時間快適に作業が
出来るとは限らない。
でもせっかく買ったんだから、
ムリして使う。
まあ本人が都合悪いってことに、
気がつかない程度のワーカーなら、
本人の問題だから勝手でいいけど、
同じ道具でもこの太った人と瘦せた人の
操作性や適合性や快適さの違いに
気がつかない人は、問題あると思うな。
快適性って作業効率に大きく関わるぜ!
上の画を見てそれほど大きな快適性の差は見えないと思う。
でもシステムを目の前で操作するか?頭の上で操作するか?って、
通算の作業時間を考えると、快適性の大きな差に繋がる。
ブリッジの長さやシステムの高さって、即快適性に繋がる。
だから私はシステムやカラビナ1枚のサイズにもこだわる。
やっぱり疲れない方がイイからね。
登って作業している人を見てる時、
一段落したら、直ぐハーネスのウエストの所いじる人が居る。
多分、痛いとか苦しいとかなんだろうけど、
痛くないですか?って聞くと、大概、痛くありませんよ、って言う。
そういう人に、ちょっと試しに履き替えてみたら..って言って
他のハーネスを履いてもらったら、
これ全然痛くない!って、
やっぱり痛かったんじゃねーか!
快適性って作業効率に大きく関わるぜ!
無理して、快適性が損なわれて、辛そうに見えてるだけなら良いけど、
その作業効率に関わるってことは、おめぇ遅せぇんだよ。ってことになる。
延いては、リスクが高まって、ヤバい。
頼むから、皆がセーフティに作業できるように、快適なものにしてくれよ。
チームにも迷惑かけてるんだゼ!
せっかく手に入れた素晴らしい製品でも、自分に合っていなかったら、
ソレはただの苦痛を招くイヤな道具になっちゃう。
無理して作業したら危ないよ。
ICoP業界の行動規範でも、ソコの項目がしつこく出てくる。
やっぱり無理して不快で作業してると、事故を招いたり、怪我したり、
皆を危険にしたりするんだろうな。
快適性って作業効率に大きく関わるぜ!
独り親方で樹上作業している人に多い。
そりゃそうだよ。せっかく買ったんだから、これダメ、次のヤツ!
って言う風にはなかなかいかない。
そういうコトも含めて、適切な道具選びって凄い大事よ。
講習やってると、自分の道具を持ってくる人が多いんだけど、
道具が無けりゃ何にも出来ないと思っている人か、
道具を買ったんだけど巧く出来ないって人が多い。
ソリャそうだよ。自分でどういう作業を目指しているのかで道具は変わってくるからね。
どっかのショップで、最低限これだけ揃えて..みたいな話になって、
な〜んも判らんから、言うなりで買って、
それで全てマカタ出来るなんて、都合の良い話は無いよ。
講習では、何にも持ってなくても大丈夫よ!って言っている。
何をやりたいのか?が重要で、それだけで良い。
具体的な自分の将来のビジョン。これが一番だね。
ベーシックなことは一通りやるけど、個人に合わせて内容もカスタマイズするし、
それに必要な道具も紹介して、試せるよ。
PPEは特に、荷重してみて試して、フィッティングしてから買えば良い。
その方が無駄な出費も無いし、辛い想いもしないゼ。
逆に怪しい道具持ってこられても、根拠が判らないこともあって、困る。
快適性って作業効率に大きく関わるぜ!
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