2020年11月22日日曜日

ソーシャルな社会なんて、知らネェよ

社会は人と人との関係で、対物や自然との繋がりではない。
ミニマムに隣の人との繋がりや知り合いとの関係も社会で、人が考え出した意識っていうか、机上っていうか、理屈上の相互の繋がりは、関係性が常に変化する。昨日想っていたことが今日は違ってもおかしくない。昨日まで鬼畜米英だった人に対しても、今日からお友達ギブミーチョコレートなのが社会だ。
誰かが社会として操作している。

作為的に一部の人間が己の都合だけで社会を作り上げているかもしれない。
それをオカミやシャチョーの言うことは間違いない!って信じたくない。
俺の言う事を聞け!庶民は黙って言われた通り動け!って操作しているかもしれない。
複雑に面倒臭く手続きが難しくして、意見やアイデアを持った民間に気軽に手を出せないように操作できるのが社会じゃないの?
一部の人間の頭の中だけで成立しているのが社会じゃないの?
安全でクリーンなエネルギーって言ってたゲンパツも事故るし、事故ったらもう安全でクリーンなエネルギーって言わなくなった。安全でクリーンって言ってた事実は何処に行ったんだろう?何を根拠に安全でクリーンって言ってたんだろう?役員は理屈をこねて責任を有耶無耶にして膨大な退職金を手に入れ、庶民は住む所も奪われる。

単位は色々で、夫婦や親子だったり、町内会だったり、会社だったり、市町村だったり、国や行政だったり。それぞれに相関関係が無くても従わなきゃならないのがルールやモラルなんじゃないの?DV夫に従うのも、社長の訓示に従うのも、法規や条例に従うのも、そう変わりない。
たとえそれがオカシイと思っても、約束が違うって言っても、その手続きを変えるのは複雑で面倒臭くって、その後の立場がよろしくなくなるかもしれないから恐怖と好意で従うんじゃないの?
ソレをマルッと信じて人間として全うしなければいけない。なんて思いたくない。
社会としては自分の都合の良い部分だけ享受して、後は知らネェヨ。
盛者必衰の理、常に状況は変化し、その都度右往左往するのはイヤだ。

他方自然との繋がりは実に単純で明確で一方的で関係というより絶対的なモノで、意思疎通出来ないから一方的に受け入れるしかない。
「やーこの現場の重力だけ少なくして」って言っても出来ない。
社会はそういうコトが出来るような幻想を抱かせるけど、出来ないよ。
また昨日出来た作業も、天候や立地条件や自身の体調変化で今日出来なくなるかもしれない。怪我をして働けなくなるかもしれない。それに対して約束が違うって言っても人間社会は人との繋がりなので解決策はあるかもしれないが、怪我は無くならない。
例えば落ちた後に会社にカネを出してもらったとしても、落ちたという現実事は消せない。地球の理には逆らえない。
だから変わらない地球の理を巧く利用して、落ちにくい方法を自分で考えるよ。
身体を地面に引っ張られる力をグラビティを凌駕する精神力は養えない。
養う事で何とかなるって言う社会を信じたくない。
そんな幻想を抱かせるルールやモラルは信じたくない。自分で考えるよ。

社会のルールは嘘をつくけど、地球のルールは嘘をつかないよ。
コンプラババアも高圧自然程団体もまずは地球のルールを学ぶべきだよ。
偽善的に自分にとって社会の都合の良い部分だけ利用して、大上段に構えて私は良い事をやってるって幻想に捕われて、自分たちだけが優位な立場になって、都合悪くなったら姿をくらますんじゃないよ。
ただ社会のおこぼれの助成金とか補助金目当てに正義を振りかざすんじゃないよ。

一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを学んでも(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを自分の都合良く作る立場になっても(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。
たかだか18.9歳まで一生懸命勉強して入った大学でも地球のルールには逆らえない。
その後の人生もずうっと地球のルールには逆らえない。
だからそんな無駄な時間を使うなら、地球のルールを勉強した方が良い。
自然相手に動くなら社会のルールにだけ寄り添って生活できないからね。
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盛者必衰の理は都合によって変化するが、
地球の理は変わらない。

社会のルールはちょくちょく変わるけど、
地球のルールは当分変わらない。
だから地球の理を勉強して
怪我しないように
自分で考えるようにするよ。

国や地域によって社会も変わるし、
社会の最も信じられる部分だけ
都合良く取り入れて、
後は地球を信じる。
ただ自分のチームとしての社会は信じたいね。
自分や仲間のルールっていうか決めごとは統一したいね。一人じゃ出来ない事もチームでこなす事が出来る。ある方向に向かって統一の基準を作れる事は社会の有効な所だろう。人間の素晴らしい所だろう。作為的な数値化されたランキングや誰かの都合じゃなくて、自然の理に従った物ならすんなり受け入れることができる。
自然に従った根拠が明白なら喜んで受け入れる。
個の集まりのような社会はチームとして機能しないけど、チームにしか出来ない事は、そのチームでルールを作った方が良くて、そのルールが自然に従った根拠があれば良い。

根拠が社会ではなくて、根拠が自然ならとても有益だと思うよ。
看板や名声という社会に翻弄されるんじゃなく、木を観て成りを信じる根拠だよ。
社会や会社を信じて自分の知ってる方法を当てはめるのは愚の骨頂だよ。
ドンドン人間っていうか社会に取り付かれて、なんかそんな気になってるけど、その方法は間違っているかも知れないっていう考察を、対自然の根拠を知ってからの方が良いよ。ちょくちょく変わる社会の情報より、変わらない地球に照らし合わせる方が良いよ。
木を観て成りを信じて方法を選択出来れば事故は減ると思うよ。
作為の社会だけを見ててもダメだぜ。 自然の摂理は社会だけで制御出来る物じゃない。

絶えず変化する社会。作為で変更される社会。
変わらない自然。
キモは
ベクター・フォース・グラビティだと思うよ。
ソーシャルな社会なんて、知らネェよ。

2020年11月21日土曜日

カウヒッチ

これもとっても重要だね。
そして間違えやすい。

私が最近マストで現場に持参するものはチェンソーでもロープでもなく、レザーポインタと双眼鏡。現場にこれを忘れていったらもう効率が悪い。
効率良い作業のために、効率の良いシステムを組み、適材適所でセッターとカッターを分けたり、そしてもちろんノットをチェックする。
ノットのチェックに双眼鏡とレザーポインタは欠かせない。
チェックしなければシステム全体の強度に関わってくる。
それほど重要なカウヒッチ。
なんせ最悪2倍の力がかかるから、いい加減やテキトーや失敗は許されない。

世の中にはウーピィやルーピィなんかのスリングもあるし、最近はロープロジックってメーカーの?ブランメルのチェーンなんかも登場し、より簡素に手早く台付けを設置できるようになってきたが、基本はデッドアイスリングのカウヒッチだと思う。


自分的にはウーピィ・ルーピィは
確かに設置は楽だけど、
対枝の許容範囲が意外に狭かったり、
台付けの根元で落下距離を延ばすような
設置は相応しくないと思うし、
しっかり決まったセッティングが
難しいウーピィ・ルーピィは
あまり好きじゃない。

ブランメルのチェーンも同様に、
手間のかからない結び目がない調整
って言われても、、、
ここにブロックが付くなら良いけど、
リギングリングっていうのも
疑わしく思ってしまう。
カウヒッチが当たり前に出来てから、
次の良さそうな物を検証するんだよ。
デッドアイスリングは結ばなきゃならない。結びはリスクになるかもしれないが、それはリスクじゃなくて手間をかけてもより確実な設置が出来るならその方がイイと思う。
手間をかけたくないなら吊る必要なんてないでしょ。
高所で上からトップハンドル伸ばしてガンガン伐るだけで良い。

カウヒッチは、2重に回してガース、チョークで決めてハーフヒッチ、
流れに沿ってグルグル通してタイトに締める。これだけっしょ。
片手で交互に決めながらワーキングを回すと緩まない、通し突っ込む方向に注意、デッドアイの縫合部分に荷重を載せない、などキレイにドレッシングするポイントは幾つかあるけれど、全然難しくない。
これもランブー同様に、無理な姿勢や左右の回しやコンビネーションを幾つか練習して、習得すれば何も難しいコトはない。
これだけのコトだけど、これが難しい、らしい。出来ない、らしい。

アイがヒッチから出る長さってスッゲェ重要だけど、あまり気にする人は少ないね。
タイトに位置を決めないと落下距離を伸ばす事になる。最後のグルグルの前に的確な位置を決めて、方向や向きを決めてからグルグルしないと効果半減。
ここで余長を10cm出しちゃうと、最悪20cm伸びる。ってことは対象重量の120%のエネルギーを生んじゃうかもしれない。要らない所で力を強めてしまうかもしれない。
そうしたらポータラップの巻きも変わってきて、パラメータがより複雑になる。

タイトな重量計算をしなきゃならない時は、リギングポイントから何cm出ているか?とかがとても重要に関わってくるから、双眼鏡で確認する。
レーザーポインタで「ここがキツくなるように締めつけろ」とか指示する。

ただイイ加減にヤルくらいなら、ウーピィ・ルーピィの方が良いとも思う。

練習すれば誰でも出来るのに、みんな練習してるのに、練習してないヤツが偉そうなことを言うんじゃないよ。ちゃんとした仕事を出来るヤツはみんな練習してるよ。
白い巨塔で財前五郎が縫合をイメージトレーニングするような、エアカウヒッチで練習できるけどなぁ。高効率作業は力も道具も関係なく練習だよ。いつでもどこでも出来るよ。

ってかカウヒッチとランブーできなきゃもうオシマイだね。
江戸時代のようにツナとナワとオノで特殊伐採してください。

ウーピィ・ルーピィも良いけど、デッドアイでカウヒッチできないとね。出来てないとね。ウーピィのメリットを知って使うなら良いけど、ウーピィしか知らない人はツブしが利かないから困るね。

ブランメルチェーンが話題になってるけど、これにリギンググリングってのは如何な物でしょうか?ヌケることはないけど、不必要な落下距離が生まれるし緩むし。1つのオペレーション後に1回1回台付けをチェックするのは当たり前。
台付けは最悪2倍の力がかかる箇所だし、エロンゲーションとかクリープとか時間経過と共に緩むし、過荷重がかかりやすい所だし、毎回チェックするべきだよ。しかしあまりチェックしている人は見かけない。1回セットしたら次々に進めちゃう。
そんな箇所に緩みやすい仕様のモノを使うのはどうなんだろう?って訳で自宅にあったtRexの5/8in.でリギングリングじゃなくブロック仕様のブランメルを組んでみる。そして問題なさそうな場面でプラクティスしてみることにした。
そういうのもトライアンドエラーだよ。

例えば長いブレードのチェンソーがあった方が何かと都合の良いシーンもあるけど、あえて短いブレードでどうやって工夫するかを知ってないと、それでも巧くいく技術を持っていないと、そして長いブレードのメリットを知っていないと使ったらダメだよね。
長いブレードのチェンソーを使うシチュエーションで使うなら良いけど、何でもかんでも長いブレードのチェンソーを使うとか、長いブレードのチェンソーを持ってるってことを自慢するようになっちゃオシマイだね。そういう人は技術も知識もないただのコレクターだから、プラスティックのフィギュア集めてる人とやってる事は変わんないから。

カウヒッチにしてもランブーしにても、覚えちゃったら何も苦労しない。小学生が自分の靴ひもを結ぶのに苦労するのは判るけど、高校生が結べないのはオカシイと思う。
小学生から高校生になるまで何をやってたんだ。
それこそトライアンドエラーを繰り返し、身体が覚える事だろう。
それと同じで良い大人が、カウヒッチ結べないっていうヤツ、気持ち悪いね。
特殊伐採の人は結べなくても良いのかもしれないが、
結べないからって違う道具使うって考えるのがダサいと思う。
出来ないからヘタクソだから、道具に頼るのはお門違いだ。

カウヒッチを最初から出来る人なんて居ない。
でもガースやハーフは出来るっしょ。そのコンビネーションだよ。
カウヒッチが出来ない初心者は、これはしょうがない。でも一年経っても出来なかったら怒るよ。「ノットがヘタなんだよなぁ」とか言って誤摩化すなよ。
最初から巧い人なんて居ないからみんな練習するんだよ。トライアンドエラーだよ。
トライアンドエラーしてないのはただの怠慢だから。失敗から何も学んでないから。
失敗から学ばないと。
失敗を認めて、失敗を繰り返し、習得するんだろ?
失敗を隠して無い事にして、いきなり現場でやろうとしても、出来ねぇよ。

2020年11月20日金曜日

ランニンングブーリン

自分の経験なんて、屁みたいなもんだ。
その中で重要な事もあるけど、たかだか数年の経験なんて、屁の突っ張りにもならない。


例えば対象ログを伐って降ろすのは、
世界的にみてランニングブーリンが主流。
そのくらいは誰でも覚えられると思うが、
ランニングブーリンが出来ない人が居る。
間違う人が居る。
間違って覚える人が居る。
間違ってヘタこいて失敗して
「ランニングブーリンは危ない」って
結論を出す人が居る。
「ランニングブーリンは適切じゃない」
って主張する人が居る。

そのくらいの数種の結びが出来ないって
どれだけ怠け者だろう?
練習キライなんだろう?
誰でも出来るよ。

以前にそういう人のタスクを見たことがあるが、結びを間違っていた。
ランニングブーリンが悪いんじゃなく、自分が悪い。
失敗している自分を間違って無いと思い込んで、ノットが悪いっていう。
タスクが巧くいかなかった事を自分でも道具でもなく、結びのセイにしている。
自分の経験上それは危険な結びだって思い込んでる。
それが偉い人だったんで、その会社は全員がランニングブーリンを使わない。
そしてクローブヒッチを全員に強要する。

どうしてるかって言うと、クローブヒッチでやっている。
まあクローブヒッチでも良いけど、それは径が小さく軽い対象だけだし、末端にストッパーも付けていない。条件も状態も無視してクローブヒッチが一番良いって言っている。
大径木でも重量物でも枝バランスでローリングしそうでもクローブヒッチ。
自分の結びがダサいクセに結びが出来ないくせに、その結びが悪いコトにしている。
自分の経験値なんて大したことないくせに、それを社員に無理強いする。

更に引かれる方向も角度も下がる方向も考えないで、単にハーフヒッチを入れる。
バットもチップも重心も関係なく形だけハーフヒッチを追加する。
アメリカンもヨーロッパもなくただ巻き結び。
一度下がった対象を見た時、ハーフヒッチがクローブヒッチを圧していた。
ゾッとするが、そこの会社はそれがスタンダード。
あんまり大きな対象を扱わないのかもしれないが、ミスって落ちた事ないのかなぁ。
今まで世界的に統計的にも、リギングもセッティングも解体も下降も、失敗が少ないからってランニングブーリン+ハーフヒッチを使うってことになってるのに、それに異を唱え、クローブヒッチって、どうかしてるぜ。
自分の経験値なんて、屁みたいなもんだ。

一方私はランニングブーリンで失敗した事がない。
どうしてランブーが失敗するか判らない。
ランブーの悪い点などあまり見当たらない。
どうしてその会社でランブーがイイよって意見が出ないんだろう?
現場担当や社長がクローブヒッチを使え!って訓示してるのか?
イッツアスモールワールド!

私は毎回チェックを入れる。チームで動いてる時に対象が降りてきて結びが間違ってたら、すぐさま是正を求める。アイツ煩いな〜って思われても、そこはシツコク言う。誰でも出来るんだ、簡単なんだ、それが出来なければツリーワーカーじゃないって言う。そこに一時だけ時間をかければ、絶対に覚える。もう失敗しなくなる。
毎回シツコク言う事でワーカーも考える事になる。登ってない時間に練習する事になる。無理な体勢や頭の後や後手に練習する事になる。そうやって暫くするともう忘れないよ。
だって簡単だもの。
その先にブーリンの方向性やテコや優しさブーリンの有効性を伝える。ハーフヒッチの意味を伝える。その頃にはみんな間違わず出来るようになってるよ。
その時間を惜しまない事が、先を急がない余裕が、失敗しない作業に繋がる。
適切な作業計画やチーム構成に繋がる。ゆえに事故を回避できる。
毎回少しだけでも新しい知識を添加する。それが成長だよ。
登って伐るだけが仕事じゃないよ。登る前に身につける事が沢山あるよ。

講習を受けただけではダメだよ。免状貰っただけではダメだよ。看板背負っただけで上手い仕事は出来ないよ。その後適切にプラクティスして、実践でトライアルして、一方だけじゃなく他方の意見も聞き入れ取り入れ自分で選択しないとダメだよ。
だからチームでは全然別の方法選択する人も居るよ。
いちいち確認するけど、ワーカーを信じてリスペクト出来ればお互いに切磋琢磨できるし作業効率も上がって良いチームになって行く。
最初からは無理だけど、時間をかければモノ凄く良いチームが出来るよ。
イチから大体2年でもう立派なチームが出来たよ。
テキストや聞いた話だけでは無理だね。
実践を合わせて、テキストと照らし合わせて、複数の方法を検討して、プラクティスしながら行うことで、ちゃんとした知識が着いて、ちゃんとした技術に活かせるよ。

重心側にハーフヒッチ入れたら、形だけハーフ噛ましたら、引かれる方向でも角度でも何でも関係なく、形だけハーフ噛ましてるからズレるの当たり前だね。
そんな事も知らないでクローブヒッチでイイって言ってる意味が判らない。
失敗を活かして失敗を検証して身を持って良き方向に導かないと、失敗を隠して無い事にして唯一の成功例を踏襲してたら何も発展しない。そこから進めない。
まあそういう前時代的な失敗を隠すヤツが多いから、ちゃんとしてるチームがちゃんと儲かるんだけどね。

ランブー使わないから、リングの向きも、テコの向きも、優しさブーリンも、ハーフの位置も、ハーフの向きも、何も関係ない。
状況も状態も考えないから勿論マーリンなんて知らないんだろうな。
そういう人がチャンとやってるって言っても、チャンとやってないのが一目瞭然だから、チャンとやってない事を判断できる人を育てたいな。
そしてチャンとやってないって意見できるチームにしたいな。

ランブーなんて眼をつむってたって出来るよ。

2020年11月19日木曜日

健全に危険回避

私がコイツはスゲェって思ってるイギリスのHSE
Health and Safety Executive

政府機関の健康安全局なんて訳されますが、このヘルス(Health)って、
もちろん身体の健康ってコトも含まれますが、
私的には「健全」だと思っています。

健全 (Health)
身心が正常に働き、健康であること。
また、そのさま「健全な発達をとげる」
考え方や行動が、
偏らず調和がとれていること。
物事が正常に機能して、
しっかりした状態にあること。

危険回避 (Safety)
このセーフティも、日本では一般的に
安全って訳されますが、
私的には「危険防止/回避」だと
思っています。
危険を知る事で回避できて、
自分の健全な危険回避に繋がると思う。

「健全に危険回避する」
「健康と安全」では、結構ニュアンスが違ってくる。

日本は何でもかんでも「安全・安心」って言ってれば良い魔法のコトバです。
逆に言うと安心とか安全って言ってるヤツは、危険を有耶無耶に見えにくくして、私の言ってることを一方的に信用しなさいっていう強要だったり、自分で考えようとしない奴らを騙すために利用される都合の良いコトバです。
「安全・安心」ってことをことさらに言ってるヤツは、信用しない方が良い。

健全であるために、偏らず正常に機能している状態が適切で、健康とは訳が違う。
だから大きな企業や声が大きい人の言う事、よく聞くとかよく目にするって事自体が、数多く刷り込まれた結果なだけで、偏っていないとも正常に機能しているとも思えない。
トランプがガヤガヤ言ってる事とそう変わりない。
トランプはだから健全ではない。

日本の法規も国民はすべからず従うようにって言ってる時点で胡散臭い。
とても偏らず正常に機能していると思えない。
ト◯タやコ◯コーラや電力会社の言ってることが偏らず正常に機能していると思えない。 その判断を自分でインディビディアルに評価しなければ健全ではないでしょう。

私が、それはどうか?って言ったとしても、誰々さんはコウ言った!なんて主張する人は、とても偏らず正常に機能していると思えない。ヘルシーではないのよ。
ある情報を知って、対角にある考えとかを理解して、自分で判断する事が健全なのよ。

「安全です」って言ってるモノやコトは、なんでことさらに安全って言ってるかを理解した方が良い。そこには必ず危険が存在しているから「一方向については安全です」って言ってる訳で、全てが平穏で安心できる状態になったかというと、???
全てが偏らず平穏で安定した状態って、ひょっとしたら死んでる状態かな? 安全ですって言われたら、死を覚悟しておいた方がイイって言う意味なのかな?
だから私は安全という言葉は使いたくない。セーフティって言うようにしている。
それは安全ですか?って聞かれたら、判らないって言う。
だって貴方の安全はどの程度を求めているのか判らないもの。
ロープ高所作業特別教育とフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を実施する、ツリーワークのアウトドアショップなんかの言う事は信じたくないね。
だいたいどうやって日本の法規とツリーワークの整合性を保っているのだろう?
難しい話を並べて、聞いてる人を煙に巻いて、ステークホルダーにおもねって、群がるバカを騙して儲けてるだけじゃないの?

ヘルスだって、健康以前に健全じゃなきゃ。
健全に危険回避するコトを推奨するHSEは、マヤカシやステークホルダーが見え隠れする日本の法規よりも、よっぽど健全だよ。
日本の法規を健全にしようとする動きも有るけど、変わるタイミングもあったと思うが、ステークホルダーが邪魔してマヤカシにしちゃう。私はそんなことに時間を割くのは勿体ないと思う。体勢は戦後70年変わらないんだから。
自分が健全であり続けるために、他所の国のヘルス&セーフティを手本にするよ。
私は死ぬまで死にたくない。殺されたくない。

2020年11月18日水曜日

ゴッホより…

デザインとは設計や計画で、意匠や美的センスなんて設計にくっついてるオマケみたいなものです。眼に見えやすいからそこに注目が集まるだけだと思う。本当はその設計に自らの価値判断を伴わせててこそ、デザインも生きると思う。

例えば絵画を見て、
キレイ・汚い・面白い・気持ち悪いという、
心の動きがエモーションが
感動や嫌悪に繋がるんだと思う。
自分で判断がつかないから、
誰か有名な人がイイって言ってるから
これはイイものなんだなっていう、
横並びにしておこうとか、
これをイイって言う方が受けがいいとか、
批判されたくないから
取りあえずイイって言っておこう。
自分で判断がつかないから
「素晴らしい作品ですね」
とか言っちゃう。
ジジイが特に、素晴らしいって言う。

最近の展覧会って写真撮ってもイイ
こともあるのね。ピータードイグ良いよ!
私は素晴らしいとか言われると、コイツなんにも考えてねぇなって思ってしまう。
とりあえず意味を探るんだけど、見つからなかったら素晴らしいって言っておけば、秩序を乱すことは無いだろう的な、まさに自粛警察っていうか相互監視の目線を気にしての言葉だろう。

書や抽象画は、判断がつかないものほど素晴らしいって言われる。
永野がゴッホより普通にラッセンが好き!って言うこと自体憚られる。
ラッセンが普通に好きって言う感情を持っている永野は、素晴らしいじゃなく「好き」っていう感情を表に出しているから、出来ない自分の代弁者的な存在かな。
個人的には永野は嫌悪感しか無いけど、その嫌悪感がエモーションなんで、ということは表現者なんじゃないかな?嫌いだけど。

新聞社やテレビ局が展覧会や発表会に取材に行って、来場者にどうでしたかってインタビューをするシーンが有るが、おおかた「素晴らしい」って言うよね。局や社もその声を納めたいからジジイやババアに聞く。ああいう取材って予定調和以外なんでもないからインタビューとは言わない。恐らく素晴らしい以外の批判とかしたらカットされちゃうしね。
そういうコトに慣れてしまった人は、凝り固まった秩序の中で生きてください。

例えば戦中は、鬼畜米英って竹槍ついてた人も、戦後社会秩序が一変すると、ギブミーチョコレートだからね。今まで鬼って言ってた奴らも直に友だちに成れる。それが社会の秩序だから、国の方針だから。根拠も見当たらない絵空事をオマエ達はコウやれ!っていう指針が出たら、それに従うような素晴らしい人たちが日本の社会を作っている。

そんな社会秩序に従うほどイカレてはいない。
表向きは一市民の社会生活を送れるようにしているが、行政が発行したハザードマップとか災害回避情報とか信じてはいない。

自分の危険回避は、協会や行政がやってくれるものじゃなく、自分で組み立てる必要があるよ。自分で対応策を練っておかないと、誰かが言うことを信じて死にたくないよ。

ココに住んでて津波や洪水で死ぬのだったら本望だよ。
ああ、しょうがないなって死んで行くけど、
行政の言う通りにやってたのに〜って死ぬのはイヤだ。

補助金だ助成金だポイント還元だって一喜一憂して、要らない手続きに時間掛けて、そんな時間があるなら自分で稼げよ。自分でやってることが稼げないから補助金や助成金に頼るんだろ?ソレって自分のやってることに魅力無いからじゃないの? 補助金だった助成金だってポイントだって元は国民の税金だろ?全部が総じてソウダとは言わないが、上にヘツラって喰わしてもらってる犬が偉そうにするんじゃないよ。徒党を組んでその税金をあたかも正しい使い方してるっていうテイで、好き勝手やってる奴らも同等だよ。自分で喰えないから国民に喰わしてもらってるっていう意識を持つべきだよ。
言われたことを正しく守って、ババ引くのはイヤだよ。

自分自身の危険は、自分自身で対処するよ。
それ以上のコトが起きたら、諦めるよ。
あ〜あ、しょうがねぇやって。
でもそれまでは、
自分で落ちない方法も逃げる所も考えるよ。

2020年11月17日火曜日

簡単便利の落とし穴

あまりこういうネタはどうかと思うが、
雨の夜にワインディングが続く道を走っていた。先行車はハイエースを先頭に4台、おそらく皆知った道でバンクや穴ボコや減速するポイントを判っているようで、適度に車間を空けオーバー10km/hくらいで巡航していた。とても安心してついて行ける。
恐らく状況に合わせたドライビングは加減速が適切で最も速い。
路面がキラキラ光る雨の夜にはこういう方々が前を走ってくれると心地よい。

そこへ最近多くなったフロントの色んな所のLEDが幾つも光るまぶしいヤツが直線で追いついてきた(オームか!)あんなにいっぱい青く光る所が必要か?
これも最近多い光軸を変更できるタイプだし、霧もないのにフォグランプ点けてるし、あまりにまぶしいので直線で道を譲って追い抜かせた。直線だからすぐに前の車に追いつき、でもカーブになると遅れる。
カーブ侵入前に充分に減速しないからカーブの途中でも関係なくブレーキ踏むし、踏みっ放しだから加速しないで遅れるし、直線になれば車間を空けずにテールトゥノーズだし、オートマだって走り方の基本っていうか、セオリーは習ったと思うけど、ゲームのようにアクセル踏めば走ってブレーキ踏めば停まるっていうだけで走ってるのか?。
こういうヤツが前を走るとイラッとする。
前走車もイヤなのか直線で道を空け先頭のハイエースにくっついた。

この直線の先にセンターポールが立っているっていう所で、ハイエースを抜きにかかった。ハイエースも確信犯だろうけど一気に加速しカーブ手前まで並行していた。そして抜きにかかったプリは車線に入れず減速もせず、そのままセンターポールに突っ込んだ。
バガバガバッと激しい音が聞こえ、避ければ良いのに停まった。
雨振りの夜の見通しの悪いセンターポールがある交差点のど真ん中でカメになった。

通り過ぎざまに見たら、前は空手チョップを受けたようにガッツリ凹んで、多分底の何かに支え動けないようだった。もちろん皆見過ごした。ザマーミロ。

そして5台は今までと変わらず、心地よくそして適切に速くドライビングした。


ドライバーも環境を知ってて、
状態に合わせて加減速しながら
適切に走行していれば、
こういう状態にならなかっただろうに。
なんかそこで思ったのが、
とにかくエコだって触れ込みだけで、
ドライバーがいい加減な走り方をしたら
エコでも何でも無いハイブリッドで、
カーブの走り方も知らないアンポンタンが、
無理矢理な追い越しするって、
道具の使い方知らないヤツが
危機が迫っても突き進むって、
何処かで聞いたことのある話だ。
カッコ悪い
決してプリプリが悪い訳ではないが、作る会社がおかしな売り方するから政府と結託してエゴカーゲンゼーとかポイントとか訳の解らんコトするからおかしな買う相手が集まるんじゃないか?決して道具が悪い訳じゃない。懸命じゃない使う相手がオカシイのだろう。もっとも魅力も無いけどね。

走り方を工夫しないヤツが、もっと良い方法を模索しないヤツが、一元的に道具を使うのは危険だし、ちっとも速くないよ。結果的に遅くなるんだよ。

自動運転っていうのが最近流行なのかもしれないが、ト◯タやニ◯サンのCMは有名なタレント使って、手放し運転ができるみたいなアプローチだけど、それって嬉しいのか? ホ◯ダやマ◯ダは、運転する喜びをサポートするっていう、まったく違ったアプローチ。
今後ドンドンその方向に移行するんだろうけど、つまんないな。

車がドンドン自動化すればブツカラナイ車になればなるほど、
運転する人はドンドン考えなくなるし劣化するんじゃないか?
危機に臨機応変に対応できなくなるコトはとても安全な施策では無いし、安心に繋がるとも思わない?車はぶつからなくなっても人がおかしくなっては本末転倒。
だから安全って言葉がキライなんだよな。
セーフティは危険を知るって意味だからね。
「危険」を煙に巻く安全はセーフティでは無い。

元々車検の時に光軸の調整とか項目にあるけど、ユーザーが光軸調整できるのは違うだろうよ。ハイロービームだって自分でヤルよ。窓だって手が有るんだから手で回して空けるよ。便利と怠けられるこは全然別のことだよ。簡単は工夫を生まなくなるよ。不便を解消するために、工夫したり発展したりにに繋がらなくなるんじゃないか?
特に我が道を行くババァの軽な。
安全装備とか言いながら危険な方向に行ってないかい?

「簡単便利」には落とし穴が有るよ。
自分が状況を知って状態に合わせてた方法をセレクトできれば便利で簡単だけど、
状況を知って状態に合わせてないと、機器は凶器にもなるし、遅いよ。
道具にはメリットが有るけど、それは自分にとってデメリットしか無いよ。

2020年11月16日月曜日

スクラップアンドビルド

私はDdRTのみのクライミングは捨てました。
もうヤラないっていうんじゃなく、クライミングには使わないってことです。
ツリーイングならいざ知らず、仕事ではあまりに非効率です。
もちろん樹上に行ったらフリップラインやワークポジショニングでDdRTを使いますよ。
でもクライミングには使わない。それだけでは登らない。


TG:1がドラフト発表になり、自分なりに
精査していたら、そのレスキュー方針が、
本当にそうか?という疑問から始まって、
何度も何度もブラッシュアップして、
仲間とプラクティスを繰り返し、
自分一人でも気がついたら疑問を解消して
どうにか形に、この考えに行き着きました。
レスキュー前提でシステムを組んで
仕事をして、いざという時に救助しやすい。
どう考えても合理的でツジツマが合う。

「私のエアリアルレスキュー」
マイコードオブプラクティス
救助における特記事項
まだ一般発売はしないver0.9だけどね。
本当はこういうコトを考えて実践しているうちに、今秋にはTG:1の2ndエディションが出るっていうし、本家のテクニカルガイド1が出来上がるだろうと、その時にはコレは役に立つだろうと、この実践や検討が活きるだろうと思っていたが、、なかなか出ない。TG:1が発行されない。だから実践的に積極的にこのレスキューをやっていた。

色々プラクティスを繰り返しているうちに、レスキューは誰かがやった成功例を踏襲するだけではマズいって思い始めた。一般に薄めた状態でありきたりの平板化した救助が、自分には役に立たないと思い始めた。
ある人が出来ても、オレが出来なければ話にならない。
それにエアリアルレスキューって運動会で勝つことが目的ではない。 作り込まれた結果が分かりやすいタイムトライアルでは、実践の救助に活かせない。
たとえ30秒遅くても、ビクティムを怖がらせない、揺らさない、痛くない救助が現場では求められるんじゃないか?
速さだけを突き詰めると粗くなるし、システマティックに道具を揃えたら現場で臨機応変に出来ないし、ミニマムで行う可能性っていうか汎用性が重要な気がする。
運動会で一等賞取ることがレスキューの目的ではない。

そこでやってみて気がついたことは、やっぱりアメリカものは性に合わないなと、そして米国がアーボリストの本拠地と思っていた。でも、そんな事は無いという事実に気づき、否定はしないけど、積極的にアメリカの考えを取り入れるのはどうか?と思い始めた。
誰かに誘導されていたのか?そういうモノだと思い込んでバカの壁を築いていた。

それにアメリカモノは力が貧弱なチビの小デブには向かない。
ヒザの裏までとどくスパーとか、ウエストがユルユルのハーネスとか、長過ぎるヒッチコードとか、クソ重いヘルメットとか、重い革の(足首から20カ所以上編まなきゃならん)編み上げブーツとか、そういうモノだと思っていたが、、、
実はそういうモノでは無いということに気がついた。
第一非効率でしょ。

足が短い、両側のターミネーションがくっつきそうにウエストが緩い、手を延ばしても届きにくい、重い、面倒臭いってのが作業には非効率でしょ。
そういうモノだと思っていたが、そんな事は無い。
見本にしてる人がデカい人でも、一流のアーボリストはソウかもしれないが、仕事ができるアーボリストは必ずしもデカいヤツとは限らない。
まあデカいチェンソーを振り回すのは、デカいヤツかもしれないが、デカいチェンソー振り回すだけがアーボリストではない。

樹上にセットしに行くのは小さいヤツの方が、動きを理解してるヤツの方、上手く逃げれるヤツの方が良い。あわよくば軽い方が良い。
そういう役割をデカいヤツと分担すれば良い。
何でもかんでも自分一人でやろうとしない。チームで動けば良い。
ソリャ出来るに越したことはないが、出来ないなら無理しない方が良い。
無理したら効率が悪くなってセーフティも担保出来ない。

Arborists are great thinkers and visionaries and it is important that any improvements in ergonomic working systems are proven to be safe, efficient and effective.
アーボリストは優れた思想家であり先見の明があり、人間工学に基づいた作業システムの改善が安全、効率的、効果的であることが証明されていることが重要です。

賢明ならばセーフティで効果的であるものの、ヤンチャにすると色々効率的で無くなる。疲れや意思疎通の不備はストレス貯るよね。ストレス貯めちゃそりゃぁ非効率になるし、結果として焦ってセーフティじゃなくなる。

多くのツリーワーカーにSRT作業は実質的に選ばれ無いことが多い。アセンダーとディセンダーのチェンジオーバーが頻繁に行われ、その手順の煩雑さや時間の無駄を生む事が好まれない事が多い。
しかしSRTは、洞窟探検・スポーツクライミング・産業用ロープアクセス・高角度救助など、多くの分野で良好なクライミング方法ということは歴史が立証しています。
例えば、産業用ロープアクセスの現場でどうしてDdRTが使われないか?高所樹上作業で好まれるDdRTが他ではどうして使われないか?
また、レスキューの現場でDdRTが如何に好ましくないか?を考えるべきだと思う。

実際にレスキュー前提の作業手法を求められている高所樹上作業の現場なら、SRTを使うのは当然で、SRTを使わない理由がどこにもない。

ただ慣れてるからってDdRTに固執するのもイイけど、よりセーフティで効率的なら自分の方向性を変えてみるのも良い。今までの自分のやり方を否定されるみたいでイヤなのかな?否定じゃなくて積み重ねなんだけどな。
バカの壁を築いてシャットアウトしちゃうのは簡単だけど、そうやっていつまでも固執して自滅しちゃうのかな?
今までの自分を振り返ってみる、否定しないで触れてみる、良い方法を取り入れてみる。良い道具を買うっていうのではないからね。道具にはすぐに飛びつくくせに、ヤリ方に固執してたら、いつまでも成長しないよ。
スクラップアンドビルドが大切だよ。
一回ぶっ壊してみると新しい何かを感じられるよ。