2009年10月16日金曜日

バードストライク

小鳥たちはどうしたって猛禽類から身を守るために林中を飛び回る。種類によっては樹冠や林床を移動する鳥も多いが、林の梢が立体的に組み合わさる空間を移動する仲間が多い。いわゆる鳥道というやつ。
防風林のように帯状になった森は、幅が決まっているので比較的鳥道が見つけやすい。給餌や繁殖行動で定期的に早朝など移動する鳥たちをじっくり観察するために、その「道」の真ん中に、マルチクロッチングで構えていると、どんどん向こうから鳥たちがやって来る。ツリーイング好きで鳥見好きにはたまらない遊びだが、鳥たちにしてみれば昨日までなかった障害物が目の前の空間にあり、慌てふためきそばに梢に留まりこちらの様子をうかがうことになる。そういう時、どうやら枝のない光の差す明るい方向へ向かって逃げる感じがする。
幸か不幸か家の庭は基本的に整備されていないワイルドな庭なので、虫卵を探しに来るカラ類にとっては外敵もあまりおらず格好のエサ場。そこで何らかの要因で明るい方向へ向かって飛んでしまうと、そこにガラスがあったりする。そうして年間何度か絶命する鳥達がいる。

シジュウカラ
朝、外に出ると、いきなり落ちていた。まだ暖かいが、頭を強打したのか嘴から血を流していた。残念だがもうどうしようもない。家の窓にはバードセーバーを付けていて、以前よりは少なくなったが、まだ命を落とす鳥たちがいる。

紅葉

紅葉の変化を樹種や環境でよく見てみるシリーズーなんっつて、ただ季節の移ろいを樹種単位で見ている。
なんとなく「色づいてきたねぇ」という見方しかしていなかったので、これは面白い。でもまだどうもキレイねってくらいでしか見れてないけど。
ハウチワカエデ
部分的に色づき、何とも和風でみずみずしく美しい。これは全体のどこからという感じでもなく、葉によって色づき方が違う。

シラカバ
何となく全体的にボワ〜っと黄色くなってきた。葉によってまだ緑の枝もあるし、黄色くなっている葉もある。

イタヤカエデ
これは木の先端、幹から遠いところから紅葉している。判りやすい。緑から黄色に変わってきた。

イタヤカエデ
数日後、緑→黄色そして赤色に変わってきた。速い。

ミズナラ
判りにくいが、幹に近いところから紅葉が始まった。枝の先の方は盛夏に比べると幾分黄色みを帯びてきたが、まだまだ緑色。

ミズキ
枝の先から紅葉が始まっている。しかも葉単位でも先の方から赤くなってきている。

アズキナシ
これもミズキ同様枝先からの紅葉。同じく葉も先の方から赤くなっている。

オオバボダイジュ
これはもうすでに落葉している。つや消しのベルベットのような質感の実と胞がかわいい。

オオバボダイジュ
本題から逸れるが、中学校のグランドのネットに実が引っかかっている。胞と一緒に実も飛んでいて、胞が風を受けて遠くへ運ばれる役目を果たしている。ようだが、ネットに阻まれている。

ヤマウルシ
もう真っ赤。鮮やかな赤。樹全体が赤。実は白っぽい煤けたベージュ。

ヤマグワ
コイツは枝単位で紅葉していくようだ。部分的にスカッと鮮やかなレモンイエロー。

ツリバナ
葉によって徐々に赤なっている。樹木単位では外側から紅葉してきているようだがよく判らない。緑色が抜けてきて赤になっていくぞっという感じで、緑色から煤けた赤に変わるグラデーションが葉単位で判る。

2009年10月14日水曜日

朝里岳

今朝は連日にも増し冷え込んでいたのでそろそろかなぁっと思っていたが、この平野から望む山々にもとうとうやってきた。家の近くからは見えない朝里岳も、平地をちょっと自転車で離れると見えてくる。山の加減もあるが離れると見えてくるモノもある。
先日の日曜の朝には夕張岳も白くなっていたが、お昼近くの帰り道にはもう消えていたのだが、この朝里岳の雪は消えそうもないなぁ。

ナショナルジオグラフィックマガジン

写真がとてもキレイで大好きな雑誌、ナショナルジオグラフィックマガジンの今月号の特集は「REDWOODSー巨木の森と生きる」。まさしくこの世界観がたまらない。まあ内容的には??の部分も多いが、とにかく写真に圧倒される。特別付録は、モチーフの手前にある2本の木にセットした3台のカメラを滑車で上げ下げして合成した圧巻のポスター。木登り好きにはたまらないものです。表紙がまたカッコイイ!雑誌の宣伝のようになりましたが、これは買いでっせ!

2009年10月13日火曜日

ハヤブサ

大概の日中は札幌市内に出て仕事をしている。数週間前から目の前の工場周辺にハヤブサがいて、渡りの途中だと思っていたがまだ居る。時々カラスを追いかけたり、カラ類を襲ったりキーキーキーと飛び回っている。なかなかイイ位置に来てくれないので写真は難しいが、札幌駅から2km程度の都会でハヤブサが狩りをしている。

防風林ハルニレ


天候が優れない中、以前にDRTを取得した友達が遊びに来た。そうやって「登りたいんですけど、いいっスか」って声を掛けてくれると本当に嬉しい。いくらでもバックアップしますよ。一緒に遊ぼうゼ!道具は持っていなくても、講習会から1年近く経過し、もう忘れてるだろうなと思いきや、ハンパなロープを買って、登れなくても自主トレをしていたらしく、ノットは完璧。でもワイルドツリーとなると勝手が違うし、スローラインはなかなか難しかったよう。
登りたくても自分ではなかなかギアが買えないし、登る木もない。せっかく「木登りがしたい」という気持ちでライセンスまで取ったのにもったいない!という人が多い。イベントや遊びで声を掛けてもたまたま都合が付かなかったりするのだが、私としてはツリーイング仲間が増えて、自分でも登れる木が増えて、一緒に樹上で話ができるのなら何時でも付き合うよ、っと言っている。でも疎遠になってくると声も掛けずらいし、相手も気安くできない雰囲気になるよう。
声を大きくしていうことでもないけど、みんな情熱を持ち続けて木に登ろうぜ!それともそういう気持ちじゃなくなってしまったのかなぁ?
講習会で覚えることなど本当に最初の一歩で、方法もひとつじゃないし、その後に広がる樹上の世界は不思議で新しい発見と可能性がいっぱいなのに、その先へ行ってみたくないのかなぁ?それとも伝え方がヘタなのかなぁ。いずれにしても情熱のギャップが感じられる今日この頃。

2009年10月6日火曜日

ティンバーワーカー

長野で行われたティンバーワーカースクールを受講してきた。リギング技術の知識と技術を習得し最後に実践するという、ハードでエキサイティングな3日間だった。
会場となったキャンプ場はカラマツが多く、でも北海道とは全然違う植生でめちゃめちゃ興味深い。朝早く起きて散歩に行ったが、カケスやゴジュウカラなどお馴染みの鳥も違うし、常緑の広葉樹があるし、サルは鳴いてるし、イノシシやクマもいるらしくただ単に興味の対象がいっぱいあることに感動した。

ある程度の経験があるということと天候の関係で、初日朝イチでクライミングスパーの登行をやった。今までカタログの中でしか見たことがないリギングギアを目の当たりにして、本当に自分にできることなのか、やって良いのかという疑念が頭を過ぎったが、ここまできてやらない手はない。自分が登っている樹木を頭から切る!しかもチェンソーで...という今までやったことのないキョーレツなカウンターパンチだった。
理屈を理解し体系化されたメソッドを確実にこなしていけば危険はないことを頭では理解しているが、しかし自分がコレをやるという事実に驚愕した。
後半はコレが今の自分の実力という事実を、痛烈に理解する羽目になったがとにかく自分の中で何かが変わりつつある実感がフツフツと湧いてきた。



2日目は朝から時折激しく降る雨。せっかく来たのだから雨の中でも行いたいと思ったが、道具か濡れると翌日の実践で都合が悪くなるためフィールドでのトレーニングは中止。前日の疲れが相当あり、休養にもなったし、個人的にはスプライシングももの凄く興味があるので良かった。チェンソーの理論とロープのスプライシングをやった。個人的にはホローブレイドのスプライスは経験済みなので、もうちょっと難しいダブルブレイドに挑戦。これでランヤードを作る。1本目はとりあえず先生のやった通りに後を追い、2本目で記憶と手の感覚をアテに自分でやってみるが...上手くいくはずもない。チョロチョロ聴きながらそれでも何とか完成させた。
更に自分のモノにするには何度も何度もトライするしかない。せっかく作ったランヤードだが、途中でぶった切り、練習台になってもらうしかない。


いよいよ実践の日。北海道ではなかなか無い牧歌的な山あいの山村っという感じのロケーション。でも意地悪くというか、リギングには適したというか、対象の大ケヤキは電線が四方を囲み狭いバス通りの県道に隣接し、大きく屋根に張り出した枝を降ろす場所も制限されている。チームでプランを組み安全で迅速なシステム...っていっても具体的に思い描くイメージすら思いつかない。もう午前中はボロボロで取り付く島もない感じだった。
午後からは出来ない乍らもプランを提示し、その都度具体的な修正を掛けて、目標とはほど遠いが何とか出来るようになった。それにしてもイメージ通り枝が動いたときは鳥肌モノだった。アドレナリンがビシッと吹き出す感じがした。


3日間の講習で自分の今の実力と問題点、これから向かっていきたい方向、そして繰り返しトレーニングすることで何とかなりそうな実感が感じられ、昨日までの自分とは明らかに違う何かを掴んだ感じを体感した。オモシレ〜!