2019年5月5日日曜日

ATSチーム@傾斜地伐採



傾斜地の緑地から隣地に傾いたトチノキ
伐倒だけど、胸高80cm程度、
高さは20m程あり、
かなり傾いているので、
重力方向も不明瞭。
太いけど軟らかいし、
それなりに難しい。


先日ATSを受講してくれた方と
トレーニングを兼ねて
慎重に少しずつ、システムも丁寧に。

樹冠の梢は、まあ手で持てる程度だけれど
それなりに長さもあるので
安全策として別系統でリギング、
軟らかいから、引ける引ける。
でもそうすると、
いきなり外れるし、
対象が動く方向がどんどんズレる。


高い枝は、それぞれにバットヒッチで
リギングアンカーは、別系統から
隣地に落とさないよう引き気味で、
落下率0.8以下に抑える。

傾いてるんで、対象の動きと
ポジショニングの関係が難しい。


力学とセオリーをザックリ理解して
クライマーとグラウンダーの意見交換
一番リスクの少ない方法を選択する。

まあ、そんなに大変にしなくても
出来るんだけど、
そこを敢えて基本に忠実に行う。

大きいヤツでも、小さいヤツでも
地球の力は一緒だから
こういうヤツを丁寧に扱えれば
後は物量を上げて行けばヨシ!
伝えたことをしっかりと理解して
軽いモノで実践を繰り返す。
1人の天才に仕事を仕切らせるのではなく、
チームで仕事を完結させる。
みんな同じ方向を向いて互いに共有して
チームで仕事を完結させる。
こういう姿勢で仕事に取組めば、
アーボな仕事はそんなに難しくない。
最初はなかなか時間がかかると思うけど
実践の中で余裕を持って
自分の引き出しを増やして行けば、
事故も減るし、不測に自体にも対応できる。
こういう向き合い方をする人たちが、
ゆくゆくは継続的に儲かる人なんだと思う。
素晴らしい!

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