先日、細い小枝がワサワサ多くてアンカーも巧く採れないホウキみたいな木を透かし剪定する必要があり、まあ通常のシステムでは絡むし、複数支点で攻めるにも掛け替えが煩雑で、大した作業では無いが時間がかかるうっとうしいコトがあった。
そこで知り合いに、キャ○テンフックを
持っている人がいたので借りたのですが、
その方がコッチも面白いよって
一緒に借りたのが「ベネットフック」
結論から言うと
このベネットフック最高〜じゃん!
一時期キャ○テンフックは、
なんやかやともてはやされ、
猫も杓子もキャプテンだ〜とばかり、
みんな手に入れてましたよねぇ。
始めから懐疑的だったんだけど、
そんなに良いのか〜?って借りて使ったら、
使いドコ少くネェじゃん。
こんな限定された使用範囲で
何が良いんだろう?
操作性と言うかセットも回収もイマイチ、
しかもえらく高い。
DMMは好きなプロダクトだが
時々おかしなモノを作る。
まあ確かに使う場所や
シチュエーションに依っては
武器になるかもしれないが、
費用対効果を考えると...
要らねぇ。ってのが感想でした。
最近はあまり見かけないけど、
これスゲェ良いよって言っていた人は
どこへ行ったのだろう?
こういうフックも
確実に使えるシチュエーションは有るんで、
それが正に今回だった。
そして両方使って比べてみると...
やっぱりキャプテン要らねぇ。っつうか、
ベネットフックすげぇ、だった。
キャプテンは、良い位置にセットできた!って思っても、荷重が抜けるとスルスル動いちゃう。高さの角度があって細い枝だと、結局、股まで動いちゃう。元口側が太くなってると止まるけど、ジャストな位置にアンカーが欲しかったんだけどなぁってもう一回投げ直すかって思っても、今度はその位置に固定されて動きずらい。振っても取れない時なんか、何だよ〜ってまあ難儀する。90mmまでのアンカーに対応といっても、斜めに傾いた枝ならドンドン動いちゃうから、良い位置にセットできないよ。それに90mm以下のアンカーって、ちょっと頼りないし、でも製品としてデカくすると重くて飛ばせないし、せいぜい直径が50〜90mmくらいの範囲でしか使えない。条件がとても難しいし、セット/回収が厄介で、しかも守備範囲が異様に狭い。
一方ベネットフックは、デバイスをロープに絡めて使うので、直径0〜12インチで動作。(ゼロって何?)まあとにかく30cmまでの枝ならOKよ。おそらくそれ以上太かったら、スベるのだろうな?第一そんな太い枝なら、もっと違う方法を考えるけど。
そして何と行っても、斜めの枝でも滑らないのよ。これが素晴らしい。枝の途中でもいい位置で一度ガチッと効かせたら荷重が抜けてもズレない。自分で検証したのはナナカマドで表皮ツルツルだったけど、45°を越えてもその位置で収まってくれる。コイツがすげぇ。ジャストな位置にアンカーが架設できる。
そしてセットが難しいかな?っと思いきや、意外と簡単だった。ロープを弛ませ円を描くようにフリックすると、裏側のロープに簡単に廻って、スルスルと引っ張ったらフックの脚にガチッとロック。もう動かない。
回収もロープを弛ませ、さっきと逆回してフリックすると簡単に外れる。しか〜しこの後が怖い。チェーンみたいな鉄のムチがビュンと飛んでくる。私はこれで危うくケガする所だった。コレさえ気をつければ、なんと便利な事でしょう!セカンダリ・タイインポイントとしては秀逸なデバイスだぜ。
キャプテンはここぞというシチュエーションでは、威力を発揮し素晴らしい仕事をしてくれるけど、いかんせん守備範囲が狭い。
ハーレーは55mphの天気良い直線の平地の舗装道路では良いバイクだと思うけど、雨振りのクネクネ登りのグラベルでは、やっぱカブでしょ!ワックス効かせて泥汚れも無い整備されたキャンプ場ならゲレンデもアリだけど、薮漕いで不整地の河原なら軽トラ最強!って感じかな?
私はそんな条件が整った所で作業する事が少ないんで、どこでも使える汎用性の高い道具の方が好きだわ〜。
守備範囲の違いというか、ここにしか使わない高価な道具より、プルージックが好きっというか、とにかく限定されない使い所が好き。
Bennett Hook
ヤルね!
Thompson Tree Tools LLCって
ユニセンダーの開発メーカーなのかな?
確かに機構が似ている。
Topknot(ランヤードアジャスター)
Hipster(ストラップのロープグラブ)
なんて変態臭いギアもあるけど、
情報少な過ぎ!
誰か買ってよ。
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