暫く時間が空いてしまいました。
9月の終わりからほとんど家におらず、仕事も滞って大丈夫か?って感じ。
先日 Rope That Rescue のレスキュートレーニングのため、アリゾナ州プレスコットに行ってきた。まさか自分がその場に居合わせて、今までに無い貴重な経験が出来るとは思ってもいなかった。人生はタイミングとフォースで大きく変わる。
アリゾナのセドナを拠点とする Rope That Rescue のシニアインストラクターのMr. Reed Thoneは剛胆で繊細で熱い、まさにジェダイマスターだった。
今回はジャパンスペシャルワークショップということで、一緒に参加した方々は多方面のスペシャリストで、自分が足を引っ張りかねない状況。ある程度の知識はあるが、訓練の経験があまりない身としては、みんなを危険にさらさないよう注意するのが一番大切なことだと肝に銘じていた。
初日はプレスコット警察と消防の
トレーニングセンターで
怒濤のように始まった。
朝は霜が降りるほどの気温でも
日中は30度を超える砂漠の暑さ、
そして尋常じゃない乾燥。
体力が奪われる。
基本的なノットクラフトをやりつつ
個人の力量をつぶさにチェックされ
いきなりレベルの高いシステムに
移行していった。
40ft.のトレーラーを2台つなげた
訓練棟でサイドウェイAフレーム
フォーカシングアンカーを作る。
アンカーはAZORPを使い
1本のロープでバックタイ3系統
フロントタイも1本のロープで2系統。
SAフレームのガイラインも
1本のロープで作る。
1本のロープで作るっつうのがキモで
それでも皆、動きが素早い。
次はインダストリアルな想定で
真後ろにアンカーが取れない時
どうする?というので
ズレた位置でアンカーをとる。
リグポッドと言っていたが
引かれるベクトルの合力を
相殺するように傾けて
バックタイを3;1で組み
AZTEKを2人で引く!
ガッチガチに固めたアンカー
SAフレームの方のガイラインも
荷重が向くベクトルに対応するため
1本のロープで両側に
ボルトガルブーリンリトレスバイト
更に今度は階段を下りた所で
操作するシステムに変更。
初日にしてかなりコッテリした
システムで付いて行くのがやっと。
翌日は新たなノットクラフトを
幾つか行ったのち、ワトソン湖の
パビリオンウォールへ向かい
ストロングとウィークサイドに分れ
ツーラインを実践。
靴のグリップはやたら良いけど
ボコボコの卸し金のような丸い岩
転けたら確実に皮膚をヤラレる。
んで、アンカーを取れるモノが無い
普段は木でアンカーを取る自分は、
キャメロットやナッツなんて
ショップに並んでるのしか知らず
自分で使うことは無かった。
色々聞いて試してみるも
残念ながらダメですね、ばかり。
皆のお荷物になってしまう。
何が良くって何が悪いのかも
判らずに、かなり凹みました。
とりあえずここまで。
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