2010年12月9日木曜日

庭木の特伐3

いよいよ佳境となったオオドロの特伐。
手を入れ始めてから5回目でやっとここまで、
残念ながら今日は不参加、多分根元から倒しておしまいになっているはず。
長かったなぁ。

最初の状態から→透かしの小枝払い

降ろすためのスペース確保の大枝除去→出来たスペースに小枝を降ろす

アンカーを確保しつつ→最後の幹のリギング

段取り八分。
作業の工程をしっかり認識できていなかったので、
(確認するも何も経験不足からかちゃんと立体的にイメージできなく)
その日の作業を確認しつつ進めていたが、
フォールスクロッチの選定や、思った方向に回らなかったり、
他の木に掛かってしまったり、重量の読みが甘くヘッドヘビーだったり、
反省至極!ではあったが、厳しい条件の中いろんな知識を駆使し
技術を確かめながら実践しゆっくりだけど確実にトライできた。

10人いたら10通り以上のやり方があり、
その人の個性が活かせる方法と配置、
クライマーとグランドの連携だったり、
上に行ってみてからの修正を上手く伝えることだったり、
いずれにしても根拠のある出来ることとを
基本に忠実に粛々と行うのだけれど、
巧くいくと「やった〜」ってガッツポーズになる。
もの凄くクリエイティブな部分とガチガチの物理の融合。
まさに、Art of Rigging だ。

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