息子が図書館から面白い本を借りてきた。「元素生活」なんじゃそりゃ。
著者はウンココロや死にカタログでお馴染みの、寄藤文平。
元素周期表なんて、タダのイニシャルのラレツをオボえることにイミなんてナく、ギモンすらオボえず、イヤなだけだった。水兵リーベって誰だよ!
多分当時のガッコのセンセー方もそのイミとかトクセイなんてギモンにも思わなかったのではないだろうか。
しかーし
これが面白いのだ。
特に超ウラン元素の、元素番号117番ウンウンセプチウム(Uus)なんてアルことすら知らなかった。というかまだ発見されていないらしい。
発見ってどういうこと?
元素周期表に出ていた元素の中でまだ発見されていないモノがあるなんて事も知らなかったし、2000年代に入り数種類のウンウン達が発見されているらしい。
元素としての存在は明確らしいが、人工的に作り出さなければならないらしい。
元素を作り出すってどういうことだ!
あの元素周期表というのにはちゃんと意味があり、それぞれの特徴を現しているらしい。(意味があることすら知らなかったが...)
モンカ省ではそんな元素周期表を販売していたり、WebからDL出来るようになってたりするが、やっぱり魅力的じゃないし結局のところ水兵さんから変わっていない。
まあそんなことはさておいて、
この元素生活は、そのいわゆるエレメント(元素)のキャラクター性(性質)を具現化しちゃってくれている。
髪型や服装などの風体で特徴と相関関係を表し、重さと性質を文字通りキャラクター化しイメージしやすくしているのだ。
キャラクターといっても最近流行の意味無いユルキャラじゃなく、ちゃんと意味があるオヤジ化である。
中肉中背のパンツ一丁のひげを生やしたパンク野郎が、元素番号30番 [亜鉛くん] [Zn]である。
デザインを生業にしている身からすると、判りにくいものや事象を判りやすく翻訳し興味を持ってもらう。これがデザインするということだと思う。
寄藤文平サイコー!
---スーパー元素周期表---
40年オセーよ!
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