2009年12月15日火曜日

チェンソー

最近、樹上作業をよく行うようになった。
セッティングや小枝払いはOKなのだが、樹上でチェンソーを振るうのは
今ひとつ自信がないし、チームで動いているとチェンソー慣れした人に
お願いすることになる。従ってグランドでのロープ操作がメインになり、
それはそれで重要な役目なのだが、いちいち交代して上り下りするのは
無駄だったりする。
ログハウス作りを手伝ったとき、左利きの大型チェンソーを使った経験から、
自分で持つならレフティマシンが欲しいと思っていた。
大型のチェンソーは踏ん張る構えが逆になると、とても長持ちせず
「だらしないなぁ」といわれていたが、レフティを使うと、
これがとても快適だった。
一緒に作業していたログビルダーに左利きの人がいて、レフティチェンソー
を使わせてもらっていたのだが、その後いろいろ調べたがレフティマシンは
無く、今から考えると自作の左延長ハンドルだったのかもしれない。


樹上での作業は不安定な体勢が多いし、重さやキックバックの関係からも小型
のモノが多く、そんな小型のチェンソーならグーフィでもそれほど違和感なく
使えるし、常々小型のトップハンドルが欲しいと思っていた。
思い続けると、願いは叶うもので、知りあいから
「古い使ってないマシンがあるからイルかい?」という話しがあり、
渡りに船と言うことで譲っていただいた。


エンジン自体は良好な状態だが、
保安部品が壊れや欠損が
あるようで、基本的にバラして
みて状態を確認した。
60年代とかの古いバイクの
レストアが趣味なので、
レシプロ2ストのエンジンは
何とかなりそうだし、
チェンソーという機械をイジリ
倒してみるには絶好の機会だ。



新品部品はもうメーカーの
サポートも終わっているし、
エンジンは良好だけど、
ハンドルのブッシュとクラッチの
ところのボディのすり減りが問題、
ということだったので、
外せるところまで外して、
キャブは今度ということにした。



メンテナンスの基本はクリーニングとばかり、オイルスラッジやら木くずを
とにかくキレイに掃除、掃除、掃除。

問題のバッファマウントブッシュは、金属ワッシャとゴム部がちぎれてOUT
でもブチルゴムの接着剤で固定接着してみたら...使えました。とりあえず。
ボディのすり減りもオイルポンプが普通に動いているようなので、大丈夫。
仕上げにガイドバーをステッカーチューンして...ブルッッブルンブルン!



チェンソーという機械の構造をしっかり理解していないので、手探りだけど、
手持ちの工具は使えるし、代用や直しで何とかなりそう。ヤッター!

蛇足だが、エンジンが動くととりあえずなんかきってみたくなるし....
ということで、庭の通路に邪魔しているイタヤの小枝を切ってみた。
快調!快調!

っとここで話しは終わりではなく、切り口からポッタポタと樹液が出てきた。
ムムッっと舐めてみると...ほんのり甘い。

メイプルジュース


その声に子供が反応して飛び出してきた。
そして早速メイプルジュース採取となった。
メイプルシロップは時期が春先だし、
今頃???しかもイタヤカエデ???
しか〜し、これが結構採れて、
ちょっと青臭いポカリスエットっちゅう感じ。
美味しく頂きました。めでたしめでたし。

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