2021年4月7日水曜日

天才プレイヤー

ピョンピョン樹上を飛び跳ねるような素早くレスポンス良い凄く天才的な動きが出来て、出来ればランヤードを使わずにソレをヤリたいって言う(ああいう人が空師なのかもしれないが)無茶に命をかける、ボルダラーのように仕事をこなす人がいた。

本人はそれに危機を感じていないし、それでも出来るから良いでしょ!っていう、面倒臭い道具は使わない方が仕事が速くなるって思ってるようだ。


ソリャそうだ。全く持ってその通り。
ランヤードなんて使わない方が速い。

私がビビりながら、2系統3系統取るべく
写真のように色々考察している間に、
スルスル登っちゃう。

だからそれが良ければやってください。
出来るなら何でも良いと思うよ。
出来ればイイなら、いい加減な法律に
スリ寄らなくてもイイんじゃないの?
地下足袋で安全帯で胴縄で、
日本の法律を遵守しようとする姿勢に
疑問しか感じない。

そのくせ海外物の道具だけは揃える。
何でも良いけど出来ればイイんだよ。結果オーライなら、法律なんて関係ないじゃん!
ツリーワークを覚えたいって、私にすり寄ってきても、日本の法律に準拠してないよって言うと「それは困る。日本国民たるもの法律に適合しなければ成らない!」って、
何なんだろうね。どれだけ親方日の丸が好きなんだろうね。
日本の法規に準拠するのは、ホームセンターで売ってるフルハーネスです。
フルハーネスはワークレストレインだから、ロープにぶら下がれないんだよ。

ひょっとしてワークレストレインのフルハーネスでロープにぶら下がってみたら、痛くてしょうがないから、クライミング用品店でフルボディハーネスを買おうとしてるのかね?地下足袋作業でハーネスだけ国際規格適合でも、頭の中身が日本の法律なら、どうしたって自分の都合の良いようにテキトーにやるしか無い。
あんたが事故って身体がくの字に曲がって脊髄損傷になって一生車椅子生活になろうと、国はあなたの仕事を保障してはくれないよ。
日本の法律は落ちた時に機器が壊れなきゃイイんだから。
身体が壊れるのは、保障されてないからね。ワークレストレインのフルハーネスで危険な領域に近づいちゃったアンタが悪い。

日本の法律を守りたいなら、私が言ってるツリーワークとの整合性は取れないよ。っていうと困った顔をしている。

どうしてもそうしたいならツリーワークじゃなく、何処ぞの高所作業特別教育(樹上作業)を学べばイイんでないかい?
それか、何か凄い技術を見せつける講習もあるようだし、強くお勧めされる道具があるようだから、それを買って仕事をすれば良い。
そういうことで仕事が出来ると思うなら、そっちの方をお勧めします。


スパーを使ったリギング技術を宣伝するのはイイけど、そりゃ値段の高いスパーやウインチが売れる方が良いもんね。でもそれは全体の1%有るか無いかの仕事だからね。残りの99%をセーフティに行える知識と技術が良いと思うけど、それは個人の選択の問題だから、より危険で最悪のシナリオが好きならそっちに行ってくれ!

ある人が「うちの会社はなかなか人が育たない」って「育てても、すぐ辞めちゃう」ってこぼしてたけど、恐らく原因はイイ人材が居ない訳じゃなくて、他に原因があると思う。天才プレイヤーはもの凄い特化した部分が天才なんだろうけど、思うに努力で天才になった訳じゃなく、先天的な物理のセンスがあるんだと思う。

身体がどっちに傾くとか、きっとコッチに引っ張られるとか、何となく危険を感じ取れるセンスがあるのだと思う。自分でそれを意識せずに動けるんだと思う。
私なんかてんでダメだから、勉強して取組んでダメな部分を修正して更に疑問が生まれ、繰り返さなければ習得できない。それでも天才の足下にも及ばない。

そういう人は、ハッと眼に物言わす凄技があったり、有無を云わせない説得力がある。理屈を説明してもらっても、私には理解できないことが多い。

そういう人を育てようにも、天才なんだから、育てるものじゃないと思う。そして天才は自分が出来ることは誰でも努力で出来ると思っちゃったりもする。

長嶋茂雄は凄いと思うけど、良いトレーナーに成れないのと一緒だと思う。
他人に自分と同じ事を要求しても、努力では成し得なかったりする。

天才プレーヤーじゃ無くて良かった!
凡人プレイヤーが覚えたいことを、粛々と皆で楽しく考える方が好きだな。

2021年4月6日火曜日

DON'T TRUST ANYONE OVER 30

出来上がった社会のシステムに順応することに疑問など無い。
そう思うのは自由だけど、私は左利きなので、右利きの社会に順応できない部分だってある。社会的マイノリティは社会を疑い、自分で工夫しないと生きづらい。
地下鉄の自動改札機だって書道だってドアノブだって、難しいのよ。でも変えられないものは自分で工夫して巧くやるしか無い。


CDのジャケットって、
左利きのデザイナーがそんな右利き社会に
一石を投じた凄いプロダクトだと思う。
気付いて無い人も多いが、
私的にはパチパチ良くやったって思う。

だから変えられたり、
自分で善き方向を見られるものは、
とことん変えていきたいし、
ソコは突っ張って、
文句を言われようが敵を作ろうが、
構わず言いたいことを言うんね。

従わなくて良いと思うことに
おもねる必要なんて無い。

残り少ない人生、
そんなヤツがいたって良いだろ!
メメントモリ。

自分が築き上げた何かを否定してスクラップ&ビルド出来ないなら、
築き上げたものにしがみついてると、トライ&エラーも出来ない。
始めから築き上げたものが無い人の方が有利になる。スッと入ってく。

何時でも自分を否定できないと、新たなものは吸収できないね。

ムーンライダースって、ニッチでマニアックなバンドが有る。
今はやってないけど、要所要所でメンバーがニッチなことを今でもやっている。

この曲に出会った頃まさにドンピシャで25歳の頃で、全く同じく30歳以上の奴らのいうことは信じてなかった。信じたフリをして着々と信じてなかった。

DON'T TRUST ANYONE OVER 30

今は、もうダブルスコアで60になるけど、Who's gonna die first?の方がふさわしい年齢になったけど、未だにDON'T TRUST ANYONE OVER 30の精神は変わらない。
30過ぎて社会のシステムに迎合するヤツ、その方が生きやすいと思ってるヤツ、文句を言ったって社会は何も変わらないと思ってるヤツ、その疑問すら思ってないヤツ。

そりゃ文句を言ったってそう簡単に変わらないよ。
別に変えようと思っては居ないけど、ただナーナーに従うのがイヤだ。
心にいつもDON'T TRUST ANYONE OVER 30で
自分が納得できる主張は続けるよ。

変わろうとする気持ちを、変えたいと思う気持ちは持ち続けたい。
全くメンドクセェな!って思うけど、そこは譲れない。

選挙に行かないで、政治の批判は出来ないと思うし、敢えて自分が文句を言うために、わざわざ会場に行って白紙投票してくる。
その程度だけど、そうすることで、自分はちゃんと主張した!っていう気持ちに成れる。何となくだけどそれが必要なんだと思う。

逆に何時でも成長出来ると思ってるし、成長してない自分を感じると、自己嫌悪になる。 成長の機会の妨げに成るなら、金儲けも地位も名誉なんて全く必要無い。

最近守るべき対象が減ったから余計に牙を剝いてるね。
ダメ!って戒められたら、少しおとなしくするけど、大人だからカネで解決できることはカネで解決するし、カネが無くてヒーヒーしていた自分の若い頃のような人を見ると、ニコニコ近寄るたくなる。

自分が今正しいと思うセーフティを判ってくれる若者が現れてきているし、奴らのために俺が出来ることはそのサポートとして道を提示することだと思う。
この道を行け!ってんでなく、俺の道を見て自分で進むべき道を見つけられる手助けをしたい。自分の後にゾロゾロと着いてくるヤツは蹴散らしたい。

そういうジジイだっているんだよ!ってことを示したい。

社会のシステムに迎合しようとして、いつまでも自分の小山の大将で居ようとしたって、保身だけになって、でもいつの間にか自分が社会のシステムから弾かれてたら、その先は無いね。無だね。どうするんだろうね?
いつまでのジジイが幅を利かせてたら、カッコ悪いね。

2021年4月5日月曜日

RIGあるある



これ、どういう状態か判りますか?

まあ、判る人には判るだろうし、
こういう経験がある人も多いと思うけど、

デバイスがセルフロッキングになった事で、
下降途中で、別の作業のため停止して、
勝手にロックしてくれるって思って、
レバーから手を離しただけの状態。

ロープの流れが適正じゃなくても、
手を離せば勝手にロックしてくれると、
意識が先行して、レバーが戻っているか?
ロープに干渉してないか?などなど
今までやってた確認をしなくなった。

機器の安全性が強化された事によって
新たに起きるトラブルだと思う。
気をつけなきゃならないポイントだ。


何気なくロックされると思って確認せず手を離しただけでは、ロープの流れが裏に回っていて、レバーがロックポジションに戻る途中でロープに干渉して止まってしまう。これじゃロック状態にはならない。
以前まではいちいちロックに動かしていたので、眼でも確認していたし、ロープの流れを適正に修正するのが当たり前だった。でも手を離したら自動でロップ位置に戻る新しい機構になったので、その確認までイージーに考えてしまっては、正当なロックにならない。

前世代のRIGは、ディセントとロックの間にビレイのポジションが有って、下降時に停止した場合、レバーを自分で戻してカチッとロックしなきゃいけなかった。
リグフォーレスキューの時などその手間がとても面倒臭く、忘れがちになってしまう。
そしてビレイも手前のメクレに掛けて目で見てロープの流れを確認していた。

今のRIGは、そのビレイポジションが無くなって、レバーから手を離したらバネでビョーン自動的にロック状態になる。それにVスレッドが点いたことで、ロープの流れを90˚ズラさなくても良い、ロープのキンクを少なくできる。
これはかなり画期的なことで、いちいちカチッとロックする手間が省けるんだ〜!

前はロープの流れをメクレに掛けて、視認しながら降りてたので、その面倒な手間は省けるけど、ロープの流れを確認しなくて言い訳じゃない!

デバイスが素晴らしくなった、のだけど、自分のセーフティ対策を省ける訳じゃない。

機器がとても画期的にセーフティになったとしても、操作手順の手間が少し省けたからといって、安全になった訳じゃない。

最近は樹冠ではランヤードとフリップラインで移動することが多いけど、登り降りはSRTのP&Bシステムで作業することが多い。
しかし作業が終わりP&Bシステムのアクセスラインで降りている途中で、引っ掛かった小枝を外したり、ちょっとしたタスクはそのままSRTで行なったりする。
降りる時って、厳しい状況を脱して気が抜けてることが多し、あぁこれで終わりあとは降りるだけって、安易に考えてる事が多い。
そういう時にもランラードを掛けて…ってヤレばいいのに、メインの作業が終わった安堵感や達成感でいい加減になっちゃう。
そして表題写真のように、ハッと気づくとロープが逆に廻って途中でレバー止めてるし! ってことになる。
まして複雑な樹間を移動したりして、要らない股を通したりしてるから、上手くロープが流れていなくて、RIGの反対側に廻ったりしてる。

止まって何かする時は、カチッとロックしなくていいけど、今まで通り視認してロープの流れを正しておかないと、手を離しただけじゃロックしてないかもしれないよ。

メーカーの革新で手間が少し省けた画期的な商品でも、
それをラクになったって安易に簡単に考えちゃうのは、とてもセーフティじゃない。

これが「あっちょっとミスした」と考えるか?「ヤバい!」と考えるかに寄って、今後のミスの確率が変わってくると思う。
いくら速さや効率が大事でも、たとえ機器を適正に使っていたとしても、少しの手間や確認で全てを失う前に、自分の頭が及んでないことを承知した方が良い。
レバーを操作してるのは自分の頭ん中の指示だからね。

そんな事って、沢山あるね。
だから基本が大事なんだよ。
クラッチだマエストロだシリウスだジャイアントだレボ3だって、新製品に飛びついてもイイけど、基本の操作や視認やチェックを疎かにできる訳じゃない。
タンデムプルージックビレイが、ちゃんと出来ていなければ、その理屈を知っていなければ、のっぴきならない状態でその機器が無いと出来ないって、言ってられない人は沢山いると思うけど。

成功は一歩間違うと全部ダメになったりするけど、失敗の経験は役立つね。

自戒。

2021年4月4日日曜日

ASAPロック

今公開になってるTG:1を、いくらアーボリカルチャルアソシエーションが公開した技術ガイドでも、ソレは現時点で良好な規範であっても、自分としては納得いかない所が多く、自分なりに見つめ直し、ヤッパリちょっとおかしいゾって部分を検証するプラクティスを繰り返している。そのために写真を撮ってる。

家の前が防風林だから、思い立った時直ぐに
ラインを投げてセットして登ってみる。
今はまだ雪だらけだし、ダニも出ないし
硬雪なんでレスポンス良く林に入れる。
何か上手くいかない時、すぐ家に戻って、
検討し直したり、道具を取りに行ったり、
まあ真向かいなんで、道具も残置する。

それが先日同じようにセット残置で、
リグや他の機器はロープから外し、
ハーネスに点けたままトイレに行った。

戻ってみるとASAPが無い。
撮影位置が決め手となるので、ASAPは
ロープに残したまま自分の接点を外した
私がイケナイんだが、盗まれた!

カメラやその他のアンカー機器や
ロープ等はそのままでASAPだけが無い。
ASAPはレバーを2つ摘まないと外れないし、ロックしてたし、外すのだって結構面倒臭いし、カラビナとかアセンダーなら需要があると思うが、ロープにくっ付いてたASAPだけが無いってどういう事よ?って思ったけど、まあ自分が悪いからしょうがない。

よりによってASAPロックとASAPソーバーアクシスとロックエキゾチカのC2LPAランヤードピンカラビナの一連が全部無い。
私がちょくちょくココで、何か知らんけど登ってる姿を見ていた人が、一瞬の隙を突いて霞めていったのだろう。
C2LPAランヤードピンカラビナは惜しい。結構レアでアレを使ってる人は周りに余り居ないから、見つけたらバレるよ。そして私にしか判らない印もあるし、個体識別出来るナンバーも持ってるからね。近くに居たら見つけられるよ。
百歩譲って何かの事情が有りフォールアレストしたい人間が使うなら良いけど、恐らくメルカリ辺りで売られちゃうんだろうな。

個人用PPEを、ソレもフォールアレスト機器を、中古や個人売買サイトで買うのは辞めようね。どういう使い方してたか判らないものを、安いからって買っても、自分の命がその安さになっちゃうからね。自分を安く見積もる人間だからね。

まあしょうがないから、セカンドバックアップとして持ってたDMMのキャッチを使うけど結構鬱陶しいし、ただでも煩雑な仕事が更に遅くなる。チョイ下がりチョイ降ろしってとてつもなく面倒臭い。
まだキャッチはレバーが抜けちゃうから良いけど、TAZをバックアップにしたら、効いちゃうのね。一緒に降ろすって手順を忘れて下がると、胸のアタッチメントポイントで吊られちゃう。作業の邪魔になるからカウズテールで繫げてたらストローク分手が届かない位置で効いちゃうのね。
作業が一段落して、さあこれで降りたら一服って、精神的にも際どいポイントを過ぎて安心してしまうとミスる。これがもう本当に自分がイヤになる。

改めて、ASAPロックの偉大さに気づかされた。
追従型モバイルフォールアレスターって凄いね。
もうASAP無しでは仕事が捗らない。
今まで出来ていた作業が滞るのは、我慢出来ない。

改めてもう1セット購入しちゃった。
そこでこの写真。上が旧来の使ってたASAPロック。
下が新たに手に入れたASAPロック。
おれはログブックも点けてるけど、写真に収めてるからね。

ちょっとだけ表記が変わってる。
ライトユースに分類されるのはマニュアルで知ってたけど、45YFって何だろう?

Utilisez uniquement un absorber d’énergie compatibleは、単に専用ランヤードを使わないとダメだよって言うフランス語。


今度の個体識別番号は「20K0291931643」

「18B0126300378」を使ってる人間見つけたらチクってください。
または「ソレは盗品ですよ」って教えてあげてください。

2021年4月3日土曜日

湖沼に集まるカモ

この先にカモが溜まる場所が有るって知っていても、道沿いに歩いて行くと遠回りだし、視界が開けているので向こうからも丸見えで、不要にに近づくとすぐ飛ばしちゃう。
この薮を越えると凄く良い観察ポイントが有るのだが、夏場一度近づいてガッツリハマり長靴がすっぽり埋まって、腰まで水浸しになり、しかも抜け出したらノビルが足に沢山着いていて。ちょっともうイヤだ行きたくないという、普段入り込めない湿地がある。

しかし今時期のほんの一瞬だけ、枯れ葦が良い感じに堆積し、水も半氷なんで、近づける水溜りが有る。
ソコはカモたちにとってもイイ環境なのか、見通し良いし、人も近づかないし、いっぱい集まるからキツネやハヤブサなんかの警戒を分散できて、数多くが集まる。



もの凄い数が、いろんな種類が
羽を休めてる。
ピーピー、クワックワ、ッピー
ヒューイ、ピッピッ、ガァガァ
声も様々なヤツが集まってる。

今日はオナガガモが多い。
半氷の岸辺に並んでいたり、数種の仲間と並んで泳いでいたり、潜って盛んに何か喰ってたり、嘴を背中に突っ込んで休んでたり、楽園だな。

こういう一杯集まってる所には、滅多に観られないレアな奴が居たりする。

丹念に双眼鏡で探る。
フィスコあればもっとよく探せるだろうが、x8の手軽な双眼鏡でも充分よ。



写真を撮ることが目的じゃないので、
でも覚えられない自分の為の後から確認で
ただの望遠で手持ちでいける写真を撮る。

双眼鏡で水辺を探し、
疑わしき集団を観たら写真を撮る。
オオッて見つけたら写真を撮る。

今日はそんな中、人生初認の
ツクシちゃんを見つけた。

図鑑でしか観たことないヤツに会うと
もの凄くテンションが上がるゼ!

コレが有るからヤメられない。
この時期はおちおち寝ても居られない。
今日は、オオジュリン・ノビタキ・オオワシ・オジロワシ・ハヤブサ・キンクロハジロ・ヒドリガモ・コガモ・ヨシガモ・オカヨシガモ・ホシハジロ・オナガガモ・ツクシガモ・カルガモ・マガモ・シノリガモ・クロガモ・ミコアイサ・カワアイサ・ウミウ・カイツブリ・ミミカイツブリ・アカエリカイツブリ ああ楽し!

2021年4月2日金曜日

オオハクチョウとコハクチョウ

オオハクチョウとコハクチョウの差が判断つき難く、意識はしているものの決定的な何かが判らない感じ。



最近辺りの田んぼにやって来て
落ち穂を啄んでるんだけど、
どうやら混じってる感じで、そばに居たから
じっくり見てやろうと粘った。

歩いて近づいたり、車を降りちゃうと、
のそのそ歩いて遠ざかるか、飛んじゃう
のでケツしか見えないことが多い。

近くに良いポイントが有り、
人通りも車通りも無い意外な三角地帯に
集まるけど、でもここは冬期通行止めで
4月1日から踏切が開くので
ソコに車を横付けして、
始めは警戒されるけど、
そのうち警戒されなくなる。
一番判りやすいのは嘴の色のバランスというか色状態だけど、コレが個体差で結構バラバラなんだなぁ。大きさの差は20cmくらいなんで、並んでくれないと良く判らない。

そんな事どっちでも良いけど、同定するのが目的ではないけど、なんか悔しい。
判る人に聞くと「あっアレはコハクで、コッチがオオハク」なんて言われると、悔しい。

いつかその違いが判るようになりたいと思っているが、なかなかそんな機会が無く、春のこの一瞬が一番警戒されず近づけるので、毎年チャレンジしている。


そんな中今日は明らかに大きさというか
フォルムが違う個体が、混ざっていたので
じっくり観察できた。
首延ばしたり、嘴を泥に突っ込んでいるので
サイズというよりも、胴体のボリュームって
いうか、足の太さとか、羽の付き方とか、
腰下の盛り上がりとか、表情というか、
コレは良く見てないと判らないレベル。
一発で見分ける人のポイントが知りたい。

嘴の色バランスも明らかに違う。
こういう奴らが並んでくれると
違いが判りやすく、じっくり見てると
それなりに違うポイントが発見できる。

こうやってみると、黄色い部分が
明らかに違う。
やった〜!念願の違いを見つけられた!

鳥を見始める前は、スズメやハトやカラスという身近な奴らとのサイズ比較くらいしか方法が無かった。
ハシブトガラとシジュウカラの違いすら見出せなかった。

季節や環境や状態や声や飛び方や停まり方や時間やその前後関係を判断基準に加えると、数種に限定されるので、そんなに難しくないって事に気がつくと、面白くなる。
生活習慣というか、別種が混群になることを知ると、多くの群れの中に混じってるレアキャラも探せるようになる。
でもヒシクイやシギ系はまだまだ判らんな。

特に似たような奴らが集まってると探しきれないし、ツグミなんか個体差が有り過ぎて判断の決め手がブレる。
いつも同じ見方をしてると判らないことでも、観るポイントや探す視点を何となく知ると、面白くてしょうがない。
そして年間で1回でも今までに出会ったことが無いヤツに会うと、ヤメられない。
そんな事どうでも良いことだけど、嬉しいのサ。
それが趣味ってものだろう。

家に戻って、数種の図鑑や資料で探して確認する時のワクワク感がたまらない。
今まで念願だった、オオハクチョウとコハクチョウのポイントが判断ついて、今まで出来なかったコトが出来るようになると、本当に些細なことでその違いが自分で判断つくようになると、もの凄く嬉しい。

でも、家で図鑑を見ると、、、
嘴全体が黒いからアメリカコハクチョウかも知れない。

そういうがっくりくる時も併せて面白い遊びなのね。

ただ今まであまり意識できなかったポイントが少しだけ判った気がする。

2021年4月1日木曜日

安心安全の対極がセーフティだよ

行政のデジタルシステムって、着想はいいのかもしれないが、運用までの開発で何年もかかっちゃって、1回作った方針を変えないで何年もかかっちゃって、実際の運用する時期にはもう現在の社会情勢やその効用が過去のモノになってたりする。
それでも一方的にゴリ押しするし、過去のしきたりも、最前線の方針も、全部網羅して完璧なモノにしようとするから、完璧なものを提示しないと国家としては認められないようだから、出来上がった時にはオカシなことになるんじゃ無いの?

自然や社会は流動的でそのスタンスに合わせて構成しないと、一部の誰かの頭の中で考えられた事なんて、すぐショボくなる。これを国家の規律にするって事がそもそも整合性が無いね。

今年北海道の豪雪地帯で、屋根の雪おろし作業をしていた人が、
1人は安全帯で命綱を着けて、
1人は命綱無しで作業していた。
そして屋根に貯まった雪と一緒に落っこちたんだけど、命綱を着けてた人が重体になり、着けてなかった人は無傷。

命綱を着けてた人がどういう症状かという報道は無い。


ワークレストレインも
ワークポジショニングも、
フォールプリベンションも、
フォールアレストも、
何の違いも無く落下防止だからね。

私は安心安全の対極にあるのが
セーフティだと思う。
一元的に危険が無い状態が好きなら
それは安心安全だと思うよ。

気合と根性の対極が整合性だと思う。
整合性がある人が気合で動いたり
根性だけで無茶な取組みはしない。

皆どの辺りに居る?
きっと思ってるよりヤバい所だよ。
何年も前から、屋根の雪下ろしは危険です、必ず命綱を着けましょう!と言う感じの報道がなされ、アマゾンとかでも「命綱」って言って売っている。
ロープ自体に衝撃を緩和する機能を備えてるとか言ってる割りに、アブソーバーなどは見当たらないから単にダイナミックな合成繊維。
そして用途が、建築現場・電気工事・屋上作業・橋梁・ツリークライミングなどと書いてある。説明書を見ないと何とも言えないが、ワークレストレインともフォールアレストとも表示が無い。また日本の規格等すら載ってない。

ただ大きく「安心・安全」って書いてある。

安心・安全なのは間違いないと思う。

まさにワークレストレインで落下するとこういうことが起きて、
雪だったからだけど、落下しちゃった人が助かるという、これが日本の法律。
2m以上の高さで作業床が無い現場では、全ての作業員はロープ高所作業特別教育を受ける義務が有る。落下防止器具を装着し法規を守っていた人が怪我をする。
国家が決めた安心安全で、のっぴきならない状態になった人は、侵入制限器具で落下防止されちゃった事による大怪我。
落下防止するけど、器具が壊れない事が前提なので、人体がどうなるかは何も担保されてない。人がケガしても、器具が壊れて国家が訴えられなければ、良し!

テレビの女子アナだって、地方で地震が在ったという報道を、東京のスタジオでドカヘルを被る。神妙な顔をしていかにも対策しているというポーズというか、そういう姿勢を見せる事が重要と思ってるのだろう。
それは飛来物から保護されるけど、ソコで必要有るのか〜?

ヘルメットを被っていれば安心安全っていう幻想を信じてるようだけど、飛来物だけじゃないからね。自分が転けて頭を打った衝撃は守られないかもよ。穴は空かなくても側面を強打したらダメかもしれないよ。命綱を着けていても落ちたらダメだからね。
それは落ちないための侵入制限だからね。
そういうコトをチャンと正確に伝えてない事が、伝えない事が安心安全だからね。

高所樹上作業で日本の法規に準拠するつもりなら、ロープ高所作業特別教育を受けて、フルハーネス型墜落制止用器具の規格を守って、チェンソー安全教育を受けて、ドカヘル被んなきゃダメだからね。
儲かりそうな規格だけはレスポンス良く改訂されるね。
墜落防止装置のナンバーワンブランドのツヨ◯ンとか使わないとダメだからね。
そうじゃないと安心安全にならないからね。
ペツルとかエーデルリッドとかクライミングテクノロジーとかの道具使ったら日本の法規には準拠し難いからね。
(一部出来るものも有るけど)労・検のマーク入ってないとダメだからね。

私は15年以上前に泊であるエリアに山菜採りに入ってしまったジジイが、口封じに家建ててもらった人知ってるけど、大きな事故があった後でも10年以上経っても、相変わらず柏崎でも侵入できるらしい。テロ対策と言いながら動いてないシステムを傘に国民を騙し続けている、そんなお仲間の作った法規を遵守するつもりは毛頭ない。

気合と根性のある人は、ツリーワークなんていう色気を出さずに、気合と根性で生き続けてください。あなた方の気合と根性の上に載せるセーフティは有りません。