2018年6月5日火曜日

もう初夏やね



近所の防風林では、結構な確率で
オオタカが育っている。
過去に5年連続同じ巣を使っていた親から
巣立ったと思われる複数の個体が
毎年散発的に複数箇所で巣を作っている。
なかなか分かりにくい場所が多く
藪漕ぎして近づくこともできるが、
ディスターブが怖いので容易に近づけない。
でも今年は半袖短パンで気軽に行ける所に
ひとつ見つけたので、日に3度見に行ける。
巣作りに余念が無い。


天気がいいので大きな河原に行ってみると
オーディション会場か!ってほど
ジャズシンガーたちが集まって
エラい勢いで歌いまくっている。
それぞれお気に入りの見通しの良い
高めの枯れ草に目を付けて
殆どブレスなしに長く長く
これ見よがしに叫んでいる。


たまにオオジュリンも混ざるが
声質やリズムが圧倒的なヤツらには
敵わない。


今年の近所の草原はノビタキが殆ど居らず
ちょっと残念なんだけど
ここに来れば、なんの沢山居る。
ジッジッジッっと警戒されながら
ムシをいっぱい咥えて
行ったり来たり。
良い季節ですね!

2018年5月17日木曜日

アーボな高所剪定

先日、札幌市内で高木剪定をやった。以前にお手上げだった造園会社の孫請けでアーボ作業をやった経緯があり、今回もそこからの話しで、どうも状態が判然としないので下見に行くと、、、これはとても一人ではとても無理なヤツで、樹高は25m程度、18mくらいの股から隣地にはみ出して、4階建ビルの屋上に掛かっている。
木がある程度大きくなった後にビルが建ち、光を求めて伸びていった感じ。立派に育ったハルニレだけど、その上にはまともなアンカーを構築できそうも無いけど、ちゃんとスタティックリギングしないとビルにぶつかる。 しかもコクワが樹冠を覆っている。
一度は造園会社が高所作業車でやったらしく、でも途中から手に負えなくなって中途半端になってしまっている。出来ないなら最初からやってもらわない方が良かったのに。返って大変になって費用も嵩む結果になり、その分高く見積もれたから、スペシャルチームを編成することができた。



隣地に掛かってる枝剪定は大小併せて
40本程度で大きいのは元口20cm程、
長さが10m近くあり、バッサリいくと 絶対にビルにぶつかってしまう。
カズラの縁切りしないと
動きが読めなくなってしまうし
やはり上に支点を構築できそうも無い。
多少ダイナミックになるのは否めないが
バットブロックのチップチョークで引込み
なるだけ衝撃荷重にならぬよう
ロードトランスファーですな。
手間はかかるけど基本に忠実。
まずはカズラ外しで縁を切る。


カズラを外した後の施工前はこんな感じ。
今回は経験は浅くとも、
共通のベーシックを持っていて、
それそれに秀でた才能があり、
巧く融合し合うと面白いぞって人選。
お互いにそれぞれが尊重し合えて、
フラットに意見が言える関係。
皆で勉強しながらいろんなアイデアを出し
チャレンジしようゼって感じだったし
まあ効率第一では無い見積もりなので
でも仕事ってそういう方が巧く行く。
マイナスをゼロにするのではなく
アーボ作業はプラスにできる。
生きてる樹木を誰かの都合で伐採する
のがイヤだし、施主に理解して貰うべく
ちゃんと説明して、生かす所は活かす。
木も施主も作業車もWinWinでしょ。



皆が皆をリスペクトしてるし、
自分の持っていないモノを見て、
理由を納得して、動きを確かめて、
ゆくゆくは自分のものにする。
互いに触発され化学変化を起こす。

無茶しなくてもアイデアを共有して、
各々が役割を果たしながら、
互いのリスクをカバーしあえば、
効率だって上がるし身体も楽ちん。

重力方向と木の成りを見て、
ちょっとだけ力と方向を操作する。
機械で無理矢理引っ張るのは嫌い。
絶対何処かにしわ寄せがくる。


段取りを上回る効率だったので、
2日目のミズナラ伐倒は余裕で、
複雑なシステムにトライした。

落下係数を生まないトップカット。
トッピングカットはスパー使って
伐り落とすだけじゃないんだぜ!
集材場所まで40mスピードライン。

スピードラインは高低差利用だけじゃなく
中間支点で制御するとロープの長さ分だけ
何処までも運べるというシステムを考案。
ベクターリグでボアカット。
テンションラインに乗せてコントロール。
最初は巧く行かなかったが、
修正してバッチリ!こりゃ凄いぜ!


最後は伐倒場所60cmのすき間めがけて
逆傾斜地の逆成りの9m500kgの伐倒。
カッコいい!

今回の作業で、今までしつこく言っていた
共通のベーシックを持って自己安全第一
シンプルに静的に粛々とリスクを摘む事で
チームは的確に機能することが証明できた。

遠慮や上下関係やだろう作業は
地球の力の前では何の役にも立たない。
適所に適材を当て各々が力を発揮すると
気持ちいいし魅力的な作業になる。
震えたゼ!


ダイナミックなイチかバチかの作業は
見た目にインパクトもあるが、
身体や道具にも疲労のインパクトがあり、
結して凄い技術ではない。
地球の力と知識を融合させ巧く操作すると、
スゲェ人や道具が無くても、
非力な人間だけでカッコいい作業ができる。
道具はできないコトを可能にするものでは無く、
できるコトを効率的に行うもの。

アイデアの少なさと落下係数は反比例する


天才的な動きが出来なくても、
凄いテクニックが無くても、
過去に素晴らしい実績が無くても、
自分含めて皆に対しての命根性が汚く、
できるだけリスクが少ないよう
プランを話し合えて、
各々がプラス1%の知識を身につける。
体力が落ちていく分だけ知識を身につける。

基本って大事ですな!

2018年5月14日月曜日

東川ツリーイング


ツリーイングは森へ誘う ひとつの方法だけど、 ツリーイング技術を応用した エキサイティングな森遊びが だいぶん成熟してきたと思う。
木登り体験って、とっても楽しいし、普段体感することの出来ない高さまで登って高揚するのは、本当にスゲェことだけど、どうも、登って降りて、ハイおしまい!って感じの体験だけでは思ってたんとちゃう。
ツリーイング体験を行う側のモチベーションも、何かオカシなことになっているんじゃないの?って感じがする向きもあり、ただ多くの体験者数を目指したり、自然体験活動にありがちなお仕着せがましい意義や、仕掛ける側の充実感のために活動を利用しているって感じてしまうこともある。

やっぱり自分たちが一番ワクワクしないとダメなんじゃないの?

インストラクターは、せっかくいろいろな考え方や技術、救助の方法まで学んだんだから、自分たちでアレンジして、出来る限り危険の少ない森遊びを目指すと良いと思う。
機会があるごとにいろんな可能性を散々試した、発展途上アクティビティが結構イイ感じになってきた。

BYON BYON

2018年5月2日水曜日

春の一瞬



スプリングエフェメラル。
春は一気に現れる。
一面グレーだった野山が、
徐々に、しかし爆発的に色づいてくる。
この時期が一番ワクワクして、
ニヤニヤして、ドキドキする。


エンレイソウ



キクザキイチゲ


エゾノリュウキンカ
ヤチブキって言った方が好き。


これは何だか判らない。


エゾエンゴサク
この辺りは白いのが混じる。


フクジュソウ


そして、エノキ


アイヌネギも


最近一番のマイブームとなってる
アズキナ。
ユキザサとも言うが、
若芽は、小豆を炊いたときの
ほんのり甘い匂いが好き。


春はウカウカしてると
すぐに行ってしまうので
急いで辺りをパトロールしないと
貴重な一瞬を見逃す。

2018年4月7日土曜日

ROOPE!



Teufelbergerのスポーツ系というか
同じグループのブランド違いなのか
Maxim Climbing Ropesってのがあり、
そこにROOP!てのがある。
ダイニーマのループスリングなんだけど
EN 566だから登山用のスリング扱いで
7mmと6mmがあり、MBSが22kN。

でもこれ、通常よく見られる
重ねて縫い付けたヤツじゃなく
スプライスしてつなげてる、
っつうか、スプライス的でもあり
明らかに通常のやり方ではない。
end for endなんだけど、
不思議な感じ。


目に見える範囲で、ループの末端的な所は
クロスオーバーしてるんだけど、
そのちょうど反対の箇所が妙に膨らんでて
ステッチしてある。.....面白いゾ!

さらに ROOPE! XPSについては、
カラビナの操作性を向上させるため平滑に
縫い付けてる?ってことらしいです。

根拠はいま忘失したが、
マニファクチャーサプライの強度は
85%と試算するらしいとして
6と7mmでも要件を満たしてるんで
相当強いのかな?
ROOPE! の方は7mmで
ROPPE! XPSの方は6mm。


実は、とある機会に恵まれ、
このROOPE!が手に入ったワケで、
2012年製のダイニーマだし、
実際タイトに使うことはできないんで
せっかくだから、
ほぐしてスプライスを覗いてみよう!

ってことで、早速
このXPSって部分をバラす。
バイトにして縫合してる部分を
リッパーで切ってみる。

分解、大〜好き!


本当はXPSの部分だけ切って
ただのROOPE!にするつもりが
調子こいて切ってると
ステッチの部分まで切ってしまって
まあ分解するつもりだったから良いけど。
XPSの部分とステッチの部分では
つかってるツィルが違うようだ。

上のボサボサ切ったのがXPSで
こっちはリッパーで簡単に切れる。
下のステッチの糸は
おそらくダイニーマなのかな?
リッパーでもなかなか切れない。

そして早速クロスオーバーの所を
抜きにかかる。

.....あれれ、簡単に抜ける。

何となくの予想で、
シースはクロスオーバー部分で
コアが半周ずらしてるんじゃないのか?
って勝手にダブルブレイドだと
思っていたが、全然違う!

そしてXPSをバラしただけでは
6mmなので強度を満たさない?かな
このままでは使えない。
まあルーピーとかも引っ張られる
ヒステリシスで強度を出してるから...
こんな単純で良いのか?


確かにマニュアルにもダイニーマだよって
書いてあったんだけど、
モノ凄く単純な、ホローブレイドで
片側半周+の末端をそれぞれ入れ込んで、
実際のサイズの倍+の長さで
両末端を重ねてステッチングしていた。

重ねてステッティングしてる部分は、
まあ、切っちゃったんだけど、
いわゆるミシン縫いで、
片側から入れたバイトに下糸が通っている
感じの縫い方で、一カ所切れると
スルスル解ける。
それを90°ずらしダブルで十字にしてる。
この写真はXPSじゃない方の
ステッチが判りやすい方。


元々のサイズは、公称14cmだったけど
(モノを測ったら約15cmあったけど...)
バラして末端から末端まで72cmだった。

だから6mmのスリングとしていても
全周ダブルで入ってて6mmで、
バラしてシングルのホローブレイド
として考えると、3〜4mmの
ダイニーマホローブレイドという事。

コアで末端が重なってる所は約10cm
ループだから全周で約30cmとして
その倍だと約60cm、
プラス重なりが両側で約20cm


末端をバラして見ると
16strandのホローブレイド。

Teufelbergerは、
ごく一般的な末端縫い合わせの
ダイニーマスリングも作ってる。
このROOPE!は何の為?

確かにスリングは縫い合わせの所が硬く
ゴツくなって、あまり短いものは作れない。
このROOPE!は、9cm/14cm/29cmの
ラインナップで、平テープのスリングで
カバーしにくい短めサイズを供給する
と言う事だろうか?

確かに9cmのヌンチャクは無いな。


カラビナをちょい延長したいときや
クイックドローとしては良いもしれない。
まあいずれにしても、面白いものを作るなぁと

本当はコイツをランヤードの途中に
プルージックで巻いて
アンカーにしたかったのだが、
XPSだと3ラップしかできないし
ちょっと使いにくそうで、
XPSじゃない7mmの方は
60cm/120cmしかない。
だからXPSをバラして..と思ったけど
ダメだね。

モノにはモノの理由がある、のだ。

摩耗サイクルにさらされると、最高5倍の性能を発揮し、定義されたエッジを越えて落下すると約10倍の強度を発揮するらしい。

何の事か良く判らない。

ダイニーマの製品って、ロープ単体であまり手に入らないし、
ツルシのサイズじゃ、どうも塩梅良くない。みたいなときに何かと使えるかなぁと
思ったけど、巧くいかないね。

2018年4月6日金曜日

春近し



この辺りは随分雪解けも進み
いよいよ春だなぁって感じになってきて
今年はハクチョウは来てるけど
マガン達が見当たらない。
ルートから外れたかな?って心配になる。


心配になって、ちょっと北の
沼を目指して走っていみると
雪が落ちた田んぼの、
靄の中に居ました。
よかった。


いつもキンクロハジロが溜まっている
沼には、キンクロちゃんも居たけど
ミコアイサがいっぱい溜まっていた。
繁殖ディスプレィなのか?
反対側の岸寄りにメス6羽の集団が居て
そこにオスがけたたましく
水面すれすれに羽ばたいて近寄る。
バシャバシャ、メスを蹴散らすが、
また直にちょっと離れて集まって、
そこにまたオスがバシャバシャ
を繰り返している。
カップルになった?2羽なのか
手前の岸を悠々と流れて行く。


この季節は1日と空けると
全然様子が変わって、
うかうかしてられない。

ヤナギの花も開いて、
もうすぐだな。

2018年4月1日日曜日

春の渡り



自宅の上空をマガンの群れが
北に向かって移動している。
こういうのを見ちゃうと
そろそろ良い季節ですね。

そわそわして、
近所を探りに行くんだけど
今年は雪解けは早いけど
雪が落ちた田んぼや湿地に
マガンはあまり羽を休めず
もう美唄方面に行ったか?

でもハクチョウたちは
いっぱい来ている。
大と小の差が
良く判らなくって
いつも悩んでいるが
これはコハクチョウのようだ。
初めはちょっと
首短くて太うないかい?
って見ていたんだが
顔を上げた瞬間、
他とちょっと違うぜ
嘴の黒い部分が基部まで
つながっている。


雪代が溜まって
沼になるところでは
ヒドリガモが集まっていた。


不意にデカいヤツが現れ
ジャポンっと水中に潜る。
カワウはこの時期
頭の白さが増す気がする。


全然近くに来てくれないが
奥の方でミコアイサ夫妻が
悠々と移動している。


カモたちがピュィーって
一際声が甲高くなって
上空を見ると猛禽
良く判らなかったけど
足黄色かったし
オジロワシの若いヤツ
だったかな?


移動中上空をつながって
飛びさる一団がいて
待望のマガンかな?って
見ていると、どうも違って
胸の模様が無い。
嘴も黒く、白い所もない。
はっきりしないけど、
ヒシクイ?


宮島沼でバツーカ砲で見ると
個体がギリギリ判る感じで
マガンに混ざって居るので
こんな一団で見たことないし、
並んで飛んでるのも初めて。

旋回して沼に降りたので
追いかけて近づいてみると...


ヒシクイの姿は
確認できなかったが
オナガガモの楽園だった。
ここは夏になっても消えない
沼地なんだけど
夏場は背丈の高い葦原で
なかなか行けないけど
今時分は入っていける。


オナガガモ・ヨシガモ・ヒドリガモ・
ミコアイサ・カワアイサ・カイツブリ・
コガモ・キンクロハジロ・ハクチョウ
なんかが集まる。
初めは少し離れて行ったけど、
夕方近くなってきてドンドン集まってきて
ジッと動かずに居ると
結構近くの水際まで埋まってきた。
しばし、あ〜って眺めていた。
羽を休めるにはイイ場所なんだろう。


オナガガモはデカくて
綺麗で優雅で
カッコいいなぁ。