日本では「ロープワーク」って言葉が一般的だ。
アリゾナで山岳レスキューの講習を受けたとき「ロープワークって言ってるのは何だ?」と聞かれた。日本では広く使われている「結索技術」とでもいうのか「結び方」のことのようで、どうやらロープワークというのがその意味通り通用するのは日本だけのようだ。
Rope Workっていうと、
そのロープの働きっていうか、
出来きた結びが使われてる状態のことで、
例えば船の帆を揚げる行為とか、
装飾としての結びや、
漁網を編むことを呼ぶ。
手芸の手編みのセーターとかも
ロープワークって呼ぶ。
いわゆるご祝儀袋の水引きに近いもの。
ロープで行う作業やロープを使って
何かを引っ張る行為は
ノットクラフトっていう。
世界で通用する言い方としては「ノットクラフト(結びを作る)」ってのが近いと思うが、これは「タイ(tie)・ドレス(dress)・セット(set)」の3部構成になって完成された事象をノットクラフトって言っている。
日本でいう結索技術って考えると「タイ(tie)」のことだけで、その結ぶ方法っていうか、縛り方だけが強調され、ドレスもセットも関係なくなっている。
だからロープワークっていう言い方が妙で「お前の結びは機能してないだろ?だからワークじゃない」って言われる。
だからロープワークって言ってる人の結びは、一方向からのみの結び方で、見る方向や厳しい姿勢で結ばれた結索は機能していないことが多い。
昔の登山好きな爺とかが、自分の胴にリング荷重のブーリンを片手で結べる事を自慢する人がいたが、それを両手使って目の前で作って見てっていうと、出来なかったりする。
奴らはそのもやい結びを方法でしか覚えていない。「自分の胴なら出来るんだけどなぁ」とか言うけど、一つのやり方でしか結べないと、結び方の手順を1から10まで正確に出来なければ結べないっていうのは、もはやロープワークじゃないよね。もちろんノットクラフトでもない。
特に我々のツリーワークなんてのは、風で揺れる枝の上で重心がグラグラしながら、見る方向も結ぶ側も引かれる方向も考慮しながら多様な結び方で、タイドレスセットできないと機能しない。いろんなトラブルがあるけど、その発端に成るのはノットが多い。
そのことに理解していれば結びに手を抜く人はいないと思うのだが、みんなテキトーだったりする。そして対象を吊り伐り降ろす場合などは、タイドレスセットできていないと、システム全体の障害になる。
そういう最も基本の結びを「俺はロープワークがヘタなんだよねぁ」とか言ったりする。ヘタなんじゃなく、そこに障害が生まれやすいことも知らないから危機感が無い。
第一に練習してないだけでしょ!
無理な体勢とか目を瞑ってとか厳しい状態を作って練習してないだけでしょ!
登らなくても出来る基本をアマく見てるだけでしょ!
いざ樹上で厳しい状況になったら、テキトーにヤルだけでしょ!
ただの怠け者か、仕事を甘く見てるいい加減なヤツ。
私は始めとっても結びがヘタで、何度やっても他の人のように巧くいかず、でもシツコイから、家でゴロゴロしてる時やハナクソほじってる時間を結ぶ練習に充てて、3ヶ月続けてたら、もう忘れないよ。手が覚えるよ。
呪文のように結びの名をブツブツ言いながら、しつこく練習したら覚えれたよ。
覚えられないのは、ソレをしていない人だよ。
以前に一緒に作業していた人がとても素早くシステマチックにロープを結んでいて「凄いね」って言ったら、「地上で出来る練習は地上でやってますから」ってカッコいい!
よくロープの強度とか結びによる強度低下のことが取りざたされるけど、ドレスされてない結びは、それだけでとんでもなく強度低下する。
ブーリンでは約70~80%の強度低下を起すといわれているが、ドレスされてない汚い重なりの交差している結びでは、実際に50%以下の強度になる。
ドレスできていない結びは、もはやその名称を使うに値しないハナクソ結びだ。
そのことに気づかされて以来、数多のロープワークの教則本とかが納得いかず、机の上に置いたロープが、テケテケって動いて平べったく完成される結びを見ると、虫唾が走る。
実際は手に持って結ぶし、結ぶ方法について理があるノットクラフトを完遂させるには、手で持った形で表記しないと意味がないと思い、自分で描いた画で師匠に確認していた。ロープを結ぶ為には手に持って行う。ってことでメソッドを知るには「手」も入れないと判りにくい。その画が好評で実に判りやすいということになり、ドレッシングをテーマにした「機能するノット」本を作った。
ちゃんんとドレッシングされてない結びを見ると、直にチェックを入れる。
だって結んだロープが機能していないなら、それこそロープワークしてないなら、形だけそれらしく見えるウソってことになるでしょ。そのことが許せない。
ロープワーククライニングなんて言ってる人が居るけど、結索登攀とでもいうか?もう意味が判らない、とてもケッサクなクライミングなんだろう。
何か特別感やスペシャルな風にしたいんだろうけど、ダッセー!
アーボリストクライマーなんて言い方する人も居るけど、意味考えたことあるのかな?
大体アーボリストは伐る人のことじゃないからね。
伐ることが前提の人はフォレスターとかティンバーとかランバーだから、ランバークライマーなら判るけど、アーボリストクライマーって言ったら樹冠研究とか野生動物研究とか樹冠調査の為に登る人だから、登って伐る人じゃ無いから。
そんな人にタイドレスセットって言っても伝わらないんだろうな。残念。
2020年11月28日土曜日
SCRAP and BUILD
もちろん一つの技術にこだわり、従来の方法で仕事をこなすのも手ですが、そのうち道具すら対応しなくなってくると思います。
新しい知識と技術を持たぬまま従来の方法を続けていては、そのうち道具自体も対応しなくなると思います。
ただでさえ今までいい加減な方法で、無理矢理仕事をこなしていた人は、気が付くともう道具すら無くなっているかもしれません。
今ではツリーワークショップでハシゴが売っていないのは、もう誰もハシゴの危険を承知しているからでしょう。ロープ高所作業にハシゴが不適切で、ホームセンターで手に入るモノを特殊と呼ばなくなった時代になってから、特殊作業をするためにハシゴを探す同じです。まあハシゴは無くなると思いませんが、私が始めた頃に主流で一般的だったマルチアンカーのごっついハーネスは、今ではもう殆ど売っていません。
それはもうメリットが見当たらないからか、新しい作業姿勢のためにもっと優れたハーネスが登場しているからでしょう。
今はブリッジハーネスが主流ですが、
そのブリッジハーネスだって
2系統の作業方針に準拠するように
ダブルブリッジや
両ターミネーションに複数のブリッジを
取付けられるようになってきています。
新しいプロダクトは始めから
ダブルブリッジになってます。
ロープで作業するのが当たり前な時代に、
作業指針が違う道具を使って
更にトラブルが多く非効率な物を
選択する合理性は無いでしょう。
自分の道具が改変されるのはショックだけど、それに追従しなきゃ未来は無い。
マイナーチェンジでも、どうしてそこが変わったか?を考えた方が良い。
私のMacはシステム7で充分だと思う。私が求める機能拡張はイニットで充分。
へたしたらシステム4のコントロールパネル1枚の2.1変換で良いかも。
しかしもう売ってないし、チップ変わって昔のソフトもフォントも使えないからぶっ壊れたら終わりだから、新しいOSにするしかない。勉強するしかない。
本当は必要無いと思いつつも、現状に合わせて自分もバージョンアップするしかない。
新しいOSについていかないと、古いデータは使えなくなるから仕事に活かせない。
それでも今はまだOS10.9.5で頑張っている。もう売ってない。
フォントも他のソフトも使えなくなる。アドビのソフトは金がかかるし、イラレの機能なんてver.8で充分なんだけど、そうもいってられない。
アップルが独自開発路線になって、今のM1チップになったから、もう今のがぶっ壊れたら手持ちのデータが全然活かせない。
いつか諦めて、スクラップアンドビルドする必要があるんだけど、
なかなか踏み切れないよね〜。
今のマックがぶっ壊れたらデザイナーは廃業かもしれない。
そういうことだよ。
ロープだってハーネスだっておおかた保証は2年です。それほど消耗品です。酷使するからこそPPEは常に新しくなり、そのPPEは新しい考え方に準拠するようになっています。古いPPEを使って、新しいPPEの作業はできませんから、新しい作業方針を学んで作業を組み立てる必要があります。いつまでも従来のヤリ方に固執して、対応しない道具を無理矢理使って、危険を増やすことは無いでしょう。
ツリーワークはまだまだ過渡期です。作業人口が増えると次々にスタイルも生まれます。もう出てこないだろうって思ってても、毎年四半期ごとに新たな作業機器が登場しています。新しい機器に飛びつく為には、新しい考え方を知る必要があります。これまでの使用機器との整合性はあるのか?作業スタイルと整合性はあるのか?
YouTube見て直ぐさま新しい機器に飛びつくだけなら、整合性を精査しないで飛びついいていては、いつまで経ってもトンチンカンチンのままです。
だから今から考えておく必要がある。考えるだけじゃなく行動するべきだと思う。
周りのツリーワーカーたちが次々に新しい作業様式で業界の行動規範に準拠するようになってから慌てて始めても、もう遅いんじゃないかな?
いっときにガッチリ基本から勉強すれば、4年ごとの改変はそう難しくない。でも勉強しないで、出来てるから良いって、変わった部分だけ覚えようとしても追いつかないよ。100覚えてから10の改変は覚えやすいけど、その都度100覚えるのは無駄だし、覚えないで自分の都合でテキトーに使ってたら、根拠無いから効率だってドンドン悪くなって、益々力作業になって、益々疲れて、悪循環。
だから、いっときにガッチリ基本から根拠ある勉強する。
今までの常識っていうか、セオリーを全部捨てて基本から根拠ある勉強する。
スクラップアンドビルドってそういうことだよ。
いつまでもワープロ使ってたら、仕事が遅くて疲れて効率が悪いのと同じだよ。
世間から取り残されるよ。
これまでの知識をぶっ壊せさないと、一辺チャラにして考えないとダメだよ。
なにも全て忘れろって言ってる訳じゃない。
今まで間違ってた所を捨てて、新たに組み込めば良い。
捨てることが出来ない人は、そこまで。ザッツオール。頑張ってください。
新しい知識と技術を持たぬまま従来の方法を続けていては、そのうち道具自体も対応しなくなると思います。
ただでさえ今までいい加減な方法で、無理矢理仕事をこなしていた人は、気が付くともう道具すら無くなっているかもしれません。
今ではツリーワークショップでハシゴが売っていないのは、もう誰もハシゴの危険を承知しているからでしょう。ロープ高所作業にハシゴが不適切で、ホームセンターで手に入るモノを特殊と呼ばなくなった時代になってから、特殊作業をするためにハシゴを探す同じです。まあハシゴは無くなると思いませんが、私が始めた頃に主流で一般的だったマルチアンカーのごっついハーネスは、今ではもう殆ど売っていません。
それはもうメリットが見当たらないからか、新しい作業姿勢のためにもっと優れたハーネスが登場しているからでしょう。
今はブリッジハーネスが主流ですが、
そのブリッジハーネスだって
2系統の作業方針に準拠するように
ダブルブリッジや
両ターミネーションに複数のブリッジを
取付けられるようになってきています。
新しいプロダクトは始めから
ダブルブリッジになってます。
ロープで作業するのが当たり前な時代に、
作業指針が違う道具を使って
更にトラブルが多く非効率な物を
選択する合理性は無いでしょう。
自分の道具が改変されるのはショックだけど、それに追従しなきゃ未来は無い。
マイナーチェンジでも、どうしてそこが変わったか?を考えた方が良い。
私のMacはシステム7で充分だと思う。私が求める機能拡張はイニットで充分。
へたしたらシステム4のコントロールパネル1枚の2.1変換で良いかも。
しかしもう売ってないし、チップ変わって昔のソフトもフォントも使えないからぶっ壊れたら終わりだから、新しいOSにするしかない。勉強するしかない。
本当は必要無いと思いつつも、現状に合わせて自分もバージョンアップするしかない。
新しいOSについていかないと、古いデータは使えなくなるから仕事に活かせない。
それでも今はまだOS10.9.5で頑張っている。もう売ってない。
フォントも他のソフトも使えなくなる。アドビのソフトは金がかかるし、イラレの機能なんてver.8で充分なんだけど、そうもいってられない。
アップルが独自開発路線になって、今のM1チップになったから、もう今のがぶっ壊れたら手持ちのデータが全然活かせない。
いつか諦めて、スクラップアンドビルドする必要があるんだけど、
なかなか踏み切れないよね〜。
今のマックがぶっ壊れたらデザイナーは廃業かもしれない。
そういうことだよ。
ロープだってハーネスだっておおかた保証は2年です。それほど消耗品です。酷使するからこそPPEは常に新しくなり、そのPPEは新しい考え方に準拠するようになっています。古いPPEを使って、新しいPPEの作業はできませんから、新しい作業方針を学んで作業を組み立てる必要があります。いつまでも従来のヤリ方に固執して、対応しない道具を無理矢理使って、危険を増やすことは無いでしょう。
ツリーワークはまだまだ過渡期です。作業人口が増えると次々にスタイルも生まれます。もう出てこないだろうって思ってても、毎年四半期ごとに新たな作業機器が登場しています。新しい機器に飛びつく為には、新しい考え方を知る必要があります。これまでの使用機器との整合性はあるのか?作業スタイルと整合性はあるのか?
YouTube見て直ぐさま新しい機器に飛びつくだけなら、整合性を精査しないで飛びついいていては、いつまで経ってもトンチンカンチンのままです。
だから今から考えておく必要がある。考えるだけじゃなく行動するべきだと思う。
周りのツリーワーカーたちが次々に新しい作業様式で業界の行動規範に準拠するようになってから慌てて始めても、もう遅いんじゃないかな?
いっときにガッチリ基本から勉強すれば、4年ごとの改変はそう難しくない。でも勉強しないで、出来てるから良いって、変わった部分だけ覚えようとしても追いつかないよ。100覚えてから10の改変は覚えやすいけど、その都度100覚えるのは無駄だし、覚えないで自分の都合でテキトーに使ってたら、根拠無いから効率だってドンドン悪くなって、益々力作業になって、益々疲れて、悪循環。
だから、いっときにガッチリ基本から根拠ある勉強する。
今までの常識っていうか、セオリーを全部捨てて基本から根拠ある勉強する。
スクラップアンドビルドってそういうことだよ。
いつまでもワープロ使ってたら、仕事が遅くて疲れて効率が悪いのと同じだよ。
世間から取り残されるよ。
これまでの知識をぶっ壊せさないと、一辺チャラにして考えないとダメだよ。
なにも全て忘れろって言ってる訳じゃない。
今まで間違ってた所を捨てて、新たに組み込めば良い。
捨てることが出来ない人は、そこまで。ザッツオール。頑張ってください。
2020年11月27日金曜日
当たり前の危険回避
世界的に承認されたセオリーで、当たり前に根拠ある危険回避を行う普通のロープ高所作業をツリーワークと呼んでいる。
私はその特性を揶揄する意味で、特殊な思考回路の人が、根拠なく俺は凄いだろっ!って行う危なっかしい特別な作業を、特殊伐採と呼んでいる。
ヤリ方の根拠が通常考えられない特殊な方法って意味でも使ってる。
バットヒッチングでトッピングカットは
ツリーワークのほんの一部だからね。
どうしても出来ない場合にのみ
ダイナミックに落とすしかない。
でも落下係数2で落とすから、
そのロープはもはや破棄基準だからね。
その落下係数のピーク力を
ロープ操作でエネルギーを相殺して
フォースを減衰させて
確実に止める技術が必要だからね。
他に方法があれば危険回避するのが
ツリーワーカーだからね。
これだってトッピングじゃないよ。
でも「客に特殊伐採と言ったら、聞こえがイイ」っていう人も居る。
特殊って言った方がカネが貰いやすいって。
特殊能力がある人みたいなイメージだけど、
特殊なニンゲンの命がけのアホ作業だからね。
まあ客に聞こえがいいならそれでもイイけど、そういう客にもちゃんと説明できないと、危険回避が当たり前の根拠ある伐採作業だってことを明確に伝えないと。
未来はないよ。
私は言い方だけでも換えたいと、
ツリーワーカーと特殊伐採の違いをしつこく言ってるね。
どっか地方に呼ばれて作業してると、地元の造園とか木こりがどこからか聞きつけて見学させてくれって言われる事が多いけど、やってる作業は淡々と地味なスタティックな伐りや吊りだから、緊張しないように和気藹々と声を掛け合い、なんか拍子抜けっていうか、もっと派手なドッカ〜ンって作業を期待しているようだ。
その作業は実に危なげなく、大きく動かない作業だから、素人が見ていてもこれなら安心して見てられるって、一体どんな特殊で派手なことをすると思っていたんだろう。
F1の観客は少なからず事故を期待しているらしいが、そんな感じか?
ドッスンバッタンって派手なパフォーマンスが無い仕事を見たら、俺は何十年も林業をやってるってヤツが「簡単そうだな」って言ったりするけど、ソリャそうだよ簡単だよ。
誰でも出来るよ。だから特殊伐採じゃないんだよ。
そういう鼻息粗い人には、セオリー通りやればそんな難しくないですよ。って言うようにしてる。危険回避できるならその方が良いでしょ。
その為のプラクティスや研究は惜しまないけどね。
おっしゃる通りですよ。特殊伐採じゃないからね。
誰でも出来る作業だよ。力が無く小さな小デブのジジィでも出来る。
海外ではもっと身軽な女性アーボリストが増えているよ。
女ってだけで聞こえが良いから看板娘でお飾りで監督さんやってる訳じゃないよ。
チームで適切な計画してシステム組んでチェンソー持って必要となればレスキューできるフィメイルアーボリストがいっぱい居るよ。
大きなチェンソー持って力でねじ伏せるような、自然に生き物に敬意を評さない、伐るだけの殺して倒すだけの派手なパフォーマンスする人じゃないよ。
そりゃぁ高さ30mの杉を樹間幅1mの所へ見事に倒す木こりは凄いと思うけど、凄い技術だと思うけど、そういうのじゃない。
以前に、そんなにゆっくり倒したら架かり枝になる。って言われたことがあったけど、架からないように力でねじ伏せるんじゃなく、架からないようにシステムを組むんだよ。力で命をねじ伏せる、息の根を止める人の先にあるロープ高所作業じゃない。
伐倒もあるけど、倒せないから登るだけ。倒すスペースが無かったり障害物があるから、登って、チマチマ伐って軽くして、ゆっくり静かに降ろすのがツリーワーカーだからね。一人じゃ出来ないから、臆病で慎重で根拠をしっかり持った、ツリーワーカーだからね。 特殊伐採じゃないよ。
でもそういう凄腕の木こりがすぐに登りたがるんだよね。
登り方だけ判れば、あとは教えられなくても出来るって、木を伐るのはもう何十年もやってるからお手の物だって。
貴方は地面に立ってるでしょ。片足でフラフラしながら同じことが出来るの?
ガッチリ両足て踏ん張れるでしょ。根張りを見ていろんな方向からチェックできるでしょ。結ばなくて良いでしょ。吊り上げて移動しないでしょ。走って逃げる所あるでしょ。降ろしてから片付けないでしょ玉切りだけでしょ。
それと同じことが、ロープにぶら下がって出来るの?重心を考慮して枝先まで動けるの?伐り口を全方向からチェック出来るの?無理な体勢で結べるの?結びに行けるの?吊れるの?必要に応じてあらぬ方向に動かせるの?エスケープポジション採れるの?
そういうコトです。
木こりや電柱登りが特殊伐採ということは、力技でしょ。
それも道具の安全率に頼るだけのヤリ方でしょ。
自然のセオリーを利用して、無理しないで、静かにゆっくり降ろす、なんてしなくても出来るのが特殊伐採でしょ。
上部にアンカーが採れない場合に、やむを得ずしょうがないからバットヒッチでトッピングするだけです。これが最も危険で派手でYouTubeに良く見るヤツです。
最も危険だから注目を集めてるだけでしょ。
スタティックリギングは絵にならないもん。
これは全作業の1%有るか無いかです。最も危険だから基本的にヤリません。
そのほんの1%以下のタスクが取り上げられ、それが全てと思われがちで、これが出来れば特殊伐採的な言われ方をする。とりあえず道具を買って、しかもPPEの整合性無しに、やってみたら出来るからそれで良いって思ってる人が何と多いことでしょう。
例えば伐り方も結び方も手順も知らずに、ポータラップは落ちないように止めるだけで、エイヤッて落とす。ベクターもフォースもピーク力も無くただ落とす。
そんな特殊伐採が事故が多いの当たり前だ。
そんな事故が多い危険な特殊伐採と違いをつけたいよ。
そのうちに特殊伐採の人がドンドン事故を起こして、まだ死亡事故が無いからイイけど、死んだら世間も注目する。その時にツリーワークとの違いを明確にしておきたい。
今も一般に特殊伐採が危険だって思われているけど、ツリーワークは危険じゃ無いから。 ツリーワークが危険回避を基本に考えてることを広めたいよ。
私はその特性を揶揄する意味で、特殊な思考回路の人が、根拠なく俺は凄いだろっ!って行う危なっかしい特別な作業を、特殊伐採と呼んでいる。
ヤリ方の根拠が通常考えられない特殊な方法って意味でも使ってる。
バットヒッチングでトッピングカットは
ツリーワークのほんの一部だからね。
どうしても出来ない場合にのみ
ダイナミックに落とすしかない。
でも落下係数2で落とすから、
そのロープはもはや破棄基準だからね。
その落下係数のピーク力を
ロープ操作でエネルギーを相殺して
フォースを減衰させて
確実に止める技術が必要だからね。
他に方法があれば危険回避するのが
ツリーワーカーだからね。
これだってトッピングじゃないよ。
でも「客に特殊伐採と言ったら、聞こえがイイ」っていう人も居る。
特殊って言った方がカネが貰いやすいって。
特殊能力がある人みたいなイメージだけど、
特殊なニンゲンの命がけのアホ作業だからね。
まあ客に聞こえがいいならそれでもイイけど、そういう客にもちゃんと説明できないと、危険回避が当たり前の根拠ある伐採作業だってことを明確に伝えないと。
未来はないよ。
私は言い方だけでも換えたいと、
ツリーワーカーと特殊伐採の違いをしつこく言ってるね。
どっか地方に呼ばれて作業してると、地元の造園とか木こりがどこからか聞きつけて見学させてくれって言われる事が多いけど、やってる作業は淡々と地味なスタティックな伐りや吊りだから、緊張しないように和気藹々と声を掛け合い、なんか拍子抜けっていうか、もっと派手なドッカ〜ンって作業を期待しているようだ。
その作業は実に危なげなく、大きく動かない作業だから、素人が見ていてもこれなら安心して見てられるって、一体どんな特殊で派手なことをすると思っていたんだろう。
F1の観客は少なからず事故を期待しているらしいが、そんな感じか?
ドッスンバッタンって派手なパフォーマンスが無い仕事を見たら、俺は何十年も林業をやってるってヤツが「簡単そうだな」って言ったりするけど、ソリャそうだよ簡単だよ。
誰でも出来るよ。だから特殊伐採じゃないんだよ。
そういう鼻息粗い人には、セオリー通りやればそんな難しくないですよ。って言うようにしてる。危険回避できるならその方が良いでしょ。
その為のプラクティスや研究は惜しまないけどね。
おっしゃる通りですよ。特殊伐採じゃないからね。
誰でも出来る作業だよ。力が無く小さな小デブのジジィでも出来る。
海外ではもっと身軽な女性アーボリストが増えているよ。
女ってだけで聞こえが良いから看板娘でお飾りで監督さんやってる訳じゃないよ。
チームで適切な計画してシステム組んでチェンソー持って必要となればレスキューできるフィメイルアーボリストがいっぱい居るよ。
大きなチェンソー持って力でねじ伏せるような、自然に生き物に敬意を評さない、伐るだけの殺して倒すだけの派手なパフォーマンスする人じゃないよ。
そりゃぁ高さ30mの杉を樹間幅1mの所へ見事に倒す木こりは凄いと思うけど、凄い技術だと思うけど、そういうのじゃない。
以前に、そんなにゆっくり倒したら架かり枝になる。って言われたことがあったけど、架からないように力でねじ伏せるんじゃなく、架からないようにシステムを組むんだよ。力で命をねじ伏せる、息の根を止める人の先にあるロープ高所作業じゃない。
伐倒もあるけど、倒せないから登るだけ。倒すスペースが無かったり障害物があるから、登って、チマチマ伐って軽くして、ゆっくり静かに降ろすのがツリーワーカーだからね。一人じゃ出来ないから、臆病で慎重で根拠をしっかり持った、ツリーワーカーだからね。 特殊伐採じゃないよ。
でもそういう凄腕の木こりがすぐに登りたがるんだよね。
登り方だけ判れば、あとは教えられなくても出来るって、木を伐るのはもう何十年もやってるからお手の物だって。
貴方は地面に立ってるでしょ。片足でフラフラしながら同じことが出来るの?
ガッチリ両足て踏ん張れるでしょ。根張りを見ていろんな方向からチェックできるでしょ。結ばなくて良いでしょ。吊り上げて移動しないでしょ。走って逃げる所あるでしょ。降ろしてから片付けないでしょ玉切りだけでしょ。
それと同じことが、ロープにぶら下がって出来るの?重心を考慮して枝先まで動けるの?伐り口を全方向からチェック出来るの?無理な体勢で結べるの?結びに行けるの?吊れるの?必要に応じてあらぬ方向に動かせるの?エスケープポジション採れるの?
そういうコトです。
木こりや電柱登りが特殊伐採ということは、力技でしょ。
それも道具の安全率に頼るだけのヤリ方でしょ。
自然のセオリーを利用して、無理しないで、静かにゆっくり降ろす、なんてしなくても出来るのが特殊伐採でしょ。
上部にアンカーが採れない場合に、やむを得ずしょうがないからバットヒッチでトッピングするだけです。これが最も危険で派手でYouTubeに良く見るヤツです。
最も危険だから注目を集めてるだけでしょ。
スタティックリギングは絵にならないもん。
これは全作業の1%有るか無いかです。最も危険だから基本的にヤリません。
そのほんの1%以下のタスクが取り上げられ、それが全てと思われがちで、これが出来れば特殊伐採的な言われ方をする。とりあえず道具を買って、しかもPPEの整合性無しに、やってみたら出来るからそれで良いって思ってる人が何と多いことでしょう。
例えば伐り方も結び方も手順も知らずに、ポータラップは落ちないように止めるだけで、エイヤッて落とす。ベクターもフォースもピーク力も無くただ落とす。
そんな特殊伐採が事故が多いの当たり前だ。
そんな事故が多い危険な特殊伐採と違いをつけたいよ。
そのうちに特殊伐採の人がドンドン事故を起こして、まだ死亡事故が無いからイイけど、死んだら世間も注目する。その時にツリーワークとの違いを明確にしておきたい。
今も一般に特殊伐採が危険だって思われているけど、ツリーワークは危険じゃ無いから。 ツリーワークが危険回避を基本に考えてることを広めたいよ。
2020年11月26日木曜日
普通
人の世の中の'普通'なんてたかが知れてる。
基準が変わればすべてが変わる。
今日正しいって言われてることが、
明日ひっくり返っているかもしれない。
コロコロ変わる世の中に従う必要はない。
世界は世の中だけじゃない。
世の中って言う人間だけの世界じゃない。
そんな凄くちっぽけなエリアに
縛られる必要はないと思う。
地球の普通は約38億年ほど変わらない。
私は対人社会より、自然を根拠にするね。
これはアルプス乙女っていうリンゴ。極めて小さい。でも味はいい。みかんは温州。
基準をみかんにすれば、とても小さなリンゴは違和感があるけど、リンゴを基準にすれば凄い大きなみかんってことになる。見方を変えれば全然違って見える。
30代の頃健康診断で中性脂肪値が非常に高く再検査になり、ビビって薬を飲み続けた。
その数値は割りと直ぐ平常値に戻ったが、病院に通って薬を飲み続けた。
大好きなイカやタコ、チーズなんかの乳製品も我慢し続けて、
1年後には前回の数値以内に納め、健康診断に挑んだが、、、
また再検査になった。
再検査基準の数値が変わったことで、再検査になった。
これはどういうことでしょう?
前回の数値表と比べてみると、去年はクリアした数値も今年はアウト。
「数値が良くありませんねぇ、再検査ですねぇ。」って
医者は、人の顔も見ず、打ち出されたプリントを見て言いやがった。
コーセーショウや医者や薬局は売上が落ちたから基準を変えやがった!
役人の給料を捻出するために、数値をタテに庶民を騙して「健康」っていう普通に守らなければいけないとされている基準を一般に押し付けやがった。
これは脅迫じゃないの?って思うようになった。
なんか信じなきゃならないと思われる基準を押し付けられるのはイヤだ。
それから以降、
国や役人の言う基準を遵守しなくなり、
医者の言うことも信じなくなり、
薬を飲まなくなった。
イカタコチーズをばんばん喰って、酒やタバコを再開し、自分という節度を持って生きる不健康指向になった。
同時に薬の成分とか病気っていう意味や症状を調べるようになり、
必要と思われる行動以外ヤツラの言う事を信じなくても、
国や役人や医者の言うこと聞かなくても、身体はハツラツと健康になった。
個人的には何の問題も無い。
そりゃぁ痛い時に助けてもらうコトはイイけど、痛くない腹を探られる必要はない。
普通とか一般的って言われる「正しい」とか「安全」ということに疑問を持ちながら、他方の考えを精査しながら、数字だけを信じずフラットにモノを感じるようになったら、色々見えてくる物がある。
今までどれだけ妄信的に「安心・安全・正しい・優しい」を信じていたか、ソレを扇動するようなデザインの仕事をしていたか?自分を問うようになり、自分がやってるデザインって社会の手先っていうか、誰かの都合で一部の偉い人のために一般を騙してるんじゃないの?ってことに気がついて、自分のやっているコトは世の中の役に立っていない(まあ世の中っていうか社会の一部のためには役立っていたが…)如何わしくて嘘くさくって、そういう広告に反応するようになって、口当たりまろやかなウソを見分けるようになり、そういう広告の手先はイヤだって、アドバタイジングのデザインを辞めた。
元々予測不能な自然に興味があって、地勢や天候や生き物に興味があって、自分が持っているデザインの力を、対人の世の中じゃなく、対自然の仕事にも活かせるんじゃないか?って思いはじめて、結局は人のためなんだけども(人間じゃなくヒトね)自分が信じられる事や考え方を伝えることに重点を置いて、扇動されてる人に気がつかない人に考え直した方がイイよって伝える仕事になってきた。
嘘つきって、自分ではウソがあるって事に気がついてない人が多い。
でも中にはウソを知ってて大衆を扇動する人や企業もある。
そしてそういうウソに気づかないで、誰かの言う成りに動いている人も多い。
表面にウソはなくても、大義ではもっとグローバルな目線ではウソがあったりする。
安心や安全がその代表格で、一側面的には安心・安全でも、全てが安心・安全では無い。なんか安心・安全って言うと、意味もなく信じちゃいたくなる気持ちは判るけど、楽だからそうしたい気持ちは判るけど、その中には誰かの都合の良いように情報を操作して都合の悪いことをグレーにして、ケムに巻いてる事実もある、ってことを理解した方が良い。 そのケムに巻いてる事実をデザインの力で紹介するのは自分にとって意義のあることだと思う。そういう事実を提示して考え直してもらう切っ掛けになって欲しい。
980円だから安い!って思っても、その他の付帯事実に高いカネを払ってる人間は沢山いるでしょ。金額だけ見ると安いって感じても、総体的には結構高額だったりする。その金額が適正でそれを知って享受するなら良いけど、知らないで安いって思うのは幻想だからね。これは便利で安全だって思っても、他に高い物があれば的確に比較した方が良いよ。安くても善きモノもあって、的確に設定された物もある。しかし見た目に一緒でも中身が違って機能や目的を果たさない物や、素材をテキトウにして値を下げてる物もある。同じアルミニウムでも、アルミ箔みたいな混ぜ物が多い物から、適正の強度が保証されているアルミニウム合金もある。もちろんプロダクトとしてR&Dがしっかりしている物には、それなりの開発研究分の対価を支払わなくてはいけない。
見た目に同じでも中華製のグズグズアルミのPPEとか存在するからね。それを見極める必要がある。具体的には難しいんだけど、一般的には価格だね。ペツルで3,000円で売ってる物が、通販で1,000円ってのはもうどう考えてもオカシイよ。
PPEはこれまでどう使われたか判らない中古も手を出さない方が良い。
そして2,500円なら、高々500円なら信頼できる方を選んだ方が良いと思うよ。
その500円が自分の命の価格かも知れないって判断した方が良い。
価格のみで比較すると、その機能を果たさない場合や目的を達成できない場合もある。
何処かで値を下げてるからね。危険回避を値下げしてるかもよ。
手っ取り早く時間や余裕で値を下げて、敢えて危険になってるかもよ。
嘘くさい料金でダンピングで競争させる仕事は、何処かにウソがある。
最終的に機能を果たして目的を達成するための適正価格は、経験や実績では計れないよ。間違ったらないことにして、立派な看板架け替えて、ウソついてるかもしれないよ。
価格だけで比較しても、ヤバい所はドロンしてまた別の姿になってるかもしれない。
立派なそれくさい名称の中華製の道具の多くは、多分もう連絡が取れないよ。
一気に盛り上げて文句が出る前に姿くらましちゃう。
そういう会社もあるからね。中華に限らず日本でもあるな。
デザインって、表面的にカッコいいとかじゃなく、情報を伝える仕事だから。
表面的に立派だったり一流ぽかったり偉そうな実績を掲げる会社は、無いかもしれないけど何処かにウソがあるって考えた方が良いよ。判断基準が価格や看板じゃない方が良い。 情報の中にはウソがあるって伝えるのもデザインの仕事だと思う。
その判断は自分だけどね。
2020年11月25日水曜日
似て非なる物
先日初めて知ったが、特殊伐採って、ツリークライミングやツリーイングの応用らしい。
北海道でもツリーイングの技術を使った特殊伐採屋が居るようだ。
遊びの技術を使って、仕事を遊びがてらやられているのかもしれない。
まあ一般にはそういう伝え方が判りやすいかもしれないが、そうやってナーナーにやってるからいつまで経っても、ツリーワークは一般的じゃ無いんじゃないか?
まあその方がイイけど。
特殊伐採じゃないツリーワークは全く逆の考え方でして、元々高所樹上作業の仕事があり(日本では空師って言われたりしますが、本筋それとは別だと思います)その高所樹上作業の考え方がアーボリカルチャーとして存在し、アーボリカルチャーの中のほんの一部の誰が観ても問題がない危険の少ない木に皆で登って遊ぼうよ!っていうのが、ツリーイングだったりツリークライミングだったりする。
また逆の発想として、最も危険の少ない遊びのツリーイングは、条件を厳しく見積もる必要がある。しかし自然界には全ての安全は存在しないから、万が一の事故も想定内で、当然インストラクターが救助に向う技術も習得する必要がある。
一方高所樹上作業は、目的が樹上での伐採だし、伐採する必要があるという事は、人間や環境に適合しない木が対象となり、どんなに危険な木にでも登る必要がある技術だ。
全然違う。
木に登れる登り方を教わるだけで樹上作業なんて出来ネェよ。
レスキュー前提の遊びのインストラクターが、直ちに樹上作業ができるとも思わないし、
危険な木に登る技術を使って遊ぶのでは、一般アクティビティとして成立しない。
完全に似て非なる物だ。
何か一般にはロープを使って登るんだから、ロッククライミングと使いと思われたりもするけど、これも違う。
ロッククライミングは基本はロープも使わず岩を登るスポーツで、万が一落ちる事も想定しているため、ビヨ〜ンって伸びて命を救ってもらう為のロープだ。いわゆる命綱だ。
ロッククライミングで使うロープはダイナミックロープだから伸び率が20〜30%程度、落下のエネルギーをロープで吸収してくれる。
樹上作業などで使うロープは、種類的にはスタティック系のロープと言って、伸び率が2〜6%の作業索だ。落ちる事を前提としていない。方向としては海保とかが使うロープ。ソリャそうだヘリコプターから下降して要救護者を救出するロープがビヨンビヨン伸びたら作業にならないもんね。
見た目は一緒のロープのように見えるけど、目的が全然違うんで、全然別もの。
例えば、消毒に使うアルコールと、酔っぱらうために飲むアルコールの違いほどある。
ツリーワークっていうか高所樹上作業は、特殊伐採や空師とも全部違うと思う。
特殊伐採という言葉を調べていると最も信憑性の高いのが、
日本のエネルギーインフラとして全国を網羅している電線。その電線を保守するチームが電力系の企業にあり、明治中期から木材で出来ている電柱に登って整備する人が、邪魔な木の枝を切っていた。そしてそういう人たちにも手に負えない対象や、高圧鉄塔にかかる大きな伐採作業を担うセクションが「特殊伐採」だ。
だから「特殊伐採」電力屋の言葉で、林業屋から出てきた言葉じゃない。
やっている行為は木を切る事でも元々電力屋の仕事だった。
そういう電力屋が、我々の仕事は林業じゃない、木こりの仕事じゃないよ。ってことから本人達のプライドなのか?「特殊伐採」と呼ぶようになった経緯がある。
林業屋との違いを見せつけるために、電力屋が作り出した言葉だ。
空師とも違う。空師はもっと昔、史実として残っているだけでも江戸時代から有る。もちろんチェンソーなんてないから、麻ひもを身体に巻き付けハシゴで登って斧で木を伐っていた。これは天然繊維で伸びるから、ダイナミックロープに近いと思う。そして考え方も職人というか命がけの仕事をする事に生き甲斐を感じるスポーツの発想に近いと思う。
そして扱い的にも、木に登る職業は(私はそう思わないが)木に登る事くらいしか出来ないような取り柄の無い人が行う荒行で、士農工商以外の、それ以外の、いわゆる山師っていうか、職業に貴賤は無いと思うし私はそう思っていないが、人に有らずの賎しい職業だったらしい。
詳しくは会って話した事無いし、史実として資料で見るしかないが、どうやら本筋の空師はもう随分前に淘汰されたようだ。
もちろんその頃は、木を材料としてや燃料として使うために、人里近くは尽く伐採され故に現在の自然にみえる森でもとんでもない山の中以外は殆ど二次林らしい。
空師がどんな素晴らしい仕事をしたか判らないが、本筋としては淘汰されているんで、ヨーロッパ発祥のアーボリストの道具だけ取り寄せて「空師」だって言うのもどうかと思う。だったらメットも被らず荒縄でアクロバティックな仕事をすれば良いと思う。少なくともチェンソー使ってないし、空師なら斧でヤレよ。
自分の都合の良い部分だけ根拠無く組み合わせて空師とか言うなよ。
空師に失礼だよ。
葛飾北斎 富嶽百景
遠江山中の不二
この浮世絵のモチーフに
なってるのが空師だと思う。
逆さまで幹を股に挟んで、
荒縄の命綱でぶら下がって
斧を振るってる。
実に男らしい軽業師!
そういう命がけの軽業、命を省みない空師。どうだコノヤロ見たかスゲェだろ的な。
確かに凄い。
こんな事が出来るのは空師しか居ないと思う。
でも、それは作業手法に過ぎないし、特殊伐採かもしれない。
明治時代になり、代々木のただの原っぱっていうか湿地に150年後の将来を見越して、「昔ここに存在した森林を再現する事が出来れば、人の手を介さなくても維持できる森が再現できるだろう」って二次林の森を理想の森として、年月をかけ本来の自然の力で森に成るだろうって植栽された永遠の杜設計図が有る。
「御境内林苑計画」
国立博物館に行くと一部が閲覧できる。
林苑ノ創設ヨリ最後ノ林相ニ
イタルマデノ遷移ノ順序
150年後の変化のロードマップを
予め予想し、手入れし、
理想の林相に年数を経て次第に変移する
ように植栽計画を定める。
空師が淘汰され居なくなって、
賢く手入れが出来ないという事実も有るが、
そういう何世代も先の
自然を想定した森の作業。
これがツリーワークだと思う。
邪魔だから伐ってくれとか、手入れしてないから勝手に伸びてしまったみたいに思ってるけど、ただそこに住む人の都合や、周囲の人からの要望で、人間の都合で、生き物の息の根を止めるのがツリーワークではない。
よく仕事の依頼は、緑地からはみ出して枝が伸びてるから、オレの土地へはみ出してるから、管理する事が管理者の使命だろ!的な依頼が多いけど、風を弱めるとか、陽当たりを抑制するとか、きっとその木からも何かしらの恩恵も受けていたはずだと思う。それを予想して、自然をリスペクトして、自然と互いに良い関係を保ちながら、ここに長く住まう事に妥協点を見つけながら提案できるのがツリーワークの醍醐味だと思う。
邪魔だから伐ってくれって言われても、剪定って方法も有りますよ。ってその事実だけでは計れない何かを伝える事は出来ることもある。たとえそれを受け入れられなくても。
マイナスをプラスにできる。
しかし多くの行政の依頼は、苦情が来たので何とかするって言う入札になる。
これはマイナスがゼロにしかならない。
施工した直ぐその後から、またマイナスに向う。客と話も出来ないんではどうしようもない。そんな時は色んなプラクティスをしながら自分の知識の肥やしにする。
言われたから、時間かけたら儲からないから、手っ取り早く片付ける。どうだこのヤロ!って木を登って、伐るだけのヤツは、そのうちしっぺ返しが来ると思うよ。
クワバラクワバラ。
北海道でもツリーイングの技術を使った特殊伐採屋が居るようだ。
遊びの技術を使って、仕事を遊びがてらやられているのかもしれない。
まあ一般にはそういう伝え方が判りやすいかもしれないが、そうやってナーナーにやってるからいつまで経っても、ツリーワークは一般的じゃ無いんじゃないか?
まあその方がイイけど。
特殊伐採じゃないツリーワークは全く逆の考え方でして、元々高所樹上作業の仕事があり(日本では空師って言われたりしますが、本筋それとは別だと思います)その高所樹上作業の考え方がアーボリカルチャーとして存在し、アーボリカルチャーの中のほんの一部の誰が観ても問題がない危険の少ない木に皆で登って遊ぼうよ!っていうのが、ツリーイングだったりツリークライミングだったりする。
また逆の発想として、最も危険の少ない遊びのツリーイングは、条件を厳しく見積もる必要がある。しかし自然界には全ての安全は存在しないから、万が一の事故も想定内で、当然インストラクターが救助に向う技術も習得する必要がある。
一方高所樹上作業は、目的が樹上での伐採だし、伐採する必要があるという事は、人間や環境に適合しない木が対象となり、どんなに危険な木にでも登る必要がある技術だ。
全然違う。
木に登れる登り方を教わるだけで樹上作業なんて出来ネェよ。
レスキュー前提の遊びのインストラクターが、直ちに樹上作業ができるとも思わないし、
危険な木に登る技術を使って遊ぶのでは、一般アクティビティとして成立しない。
完全に似て非なる物だ。
何か一般にはロープを使って登るんだから、ロッククライミングと使いと思われたりもするけど、これも違う。
ロッククライミングは基本はロープも使わず岩を登るスポーツで、万が一落ちる事も想定しているため、ビヨ〜ンって伸びて命を救ってもらう為のロープだ。いわゆる命綱だ。
ロッククライミングで使うロープはダイナミックロープだから伸び率が20〜30%程度、落下のエネルギーをロープで吸収してくれる。
樹上作業などで使うロープは、種類的にはスタティック系のロープと言って、伸び率が2〜6%の作業索だ。落ちる事を前提としていない。方向としては海保とかが使うロープ。ソリャそうだヘリコプターから下降して要救護者を救出するロープがビヨンビヨン伸びたら作業にならないもんね。
見た目は一緒のロープのように見えるけど、目的が全然違うんで、全然別もの。
例えば、消毒に使うアルコールと、酔っぱらうために飲むアルコールの違いほどある。
ツリーワークっていうか高所樹上作業は、特殊伐採や空師とも全部違うと思う。
特殊伐採という言葉を調べていると最も信憑性の高いのが、
日本のエネルギーインフラとして全国を網羅している電線。その電線を保守するチームが電力系の企業にあり、明治中期から木材で出来ている電柱に登って整備する人が、邪魔な木の枝を切っていた。そしてそういう人たちにも手に負えない対象や、高圧鉄塔にかかる大きな伐採作業を担うセクションが「特殊伐採」だ。
だから「特殊伐採」電力屋の言葉で、林業屋から出てきた言葉じゃない。
やっている行為は木を切る事でも元々電力屋の仕事だった。
そういう電力屋が、我々の仕事は林業じゃない、木こりの仕事じゃないよ。ってことから本人達のプライドなのか?「特殊伐採」と呼ぶようになった経緯がある。
林業屋との違いを見せつけるために、電力屋が作り出した言葉だ。
空師とも違う。空師はもっと昔、史実として残っているだけでも江戸時代から有る。もちろんチェンソーなんてないから、麻ひもを身体に巻き付けハシゴで登って斧で木を伐っていた。これは天然繊維で伸びるから、ダイナミックロープに近いと思う。そして考え方も職人というか命がけの仕事をする事に生き甲斐を感じるスポーツの発想に近いと思う。
そして扱い的にも、木に登る職業は(私はそう思わないが)木に登る事くらいしか出来ないような取り柄の無い人が行う荒行で、士農工商以外の、それ以外の、いわゆる山師っていうか、職業に貴賤は無いと思うし私はそう思っていないが、人に有らずの賎しい職業だったらしい。
詳しくは会って話した事無いし、史実として資料で見るしかないが、どうやら本筋の空師はもう随分前に淘汰されたようだ。
もちろんその頃は、木を材料としてや燃料として使うために、人里近くは尽く伐採され故に現在の自然にみえる森でもとんでもない山の中以外は殆ど二次林らしい。
空師がどんな素晴らしい仕事をしたか判らないが、本筋としては淘汰されているんで、ヨーロッパ発祥のアーボリストの道具だけ取り寄せて「空師」だって言うのもどうかと思う。だったらメットも被らず荒縄でアクロバティックな仕事をすれば良いと思う。少なくともチェンソー使ってないし、空師なら斧でヤレよ。
自分の都合の良い部分だけ根拠無く組み合わせて空師とか言うなよ。
空師に失礼だよ。
葛飾北斎 富嶽百景
遠江山中の不二
この浮世絵のモチーフに
なってるのが空師だと思う。
逆さまで幹を股に挟んで、
荒縄の命綱でぶら下がって
斧を振るってる。
実に男らしい軽業師!
そういう命がけの軽業、命を省みない空師。どうだコノヤロ見たかスゲェだろ的な。
確かに凄い。
こんな事が出来るのは空師しか居ないと思う。
でも、それは作業手法に過ぎないし、特殊伐採かもしれない。
明治時代になり、代々木のただの原っぱっていうか湿地に150年後の将来を見越して、「昔ここに存在した森林を再現する事が出来れば、人の手を介さなくても維持できる森が再現できるだろう」って二次林の森を理想の森として、年月をかけ本来の自然の力で森に成るだろうって植栽された永遠の杜設計図が有る。
「御境内林苑計画」
国立博物館に行くと一部が閲覧できる。
林苑ノ創設ヨリ最後ノ林相ニ
イタルマデノ遷移ノ順序
150年後の変化のロードマップを
予め予想し、手入れし、
理想の林相に年数を経て次第に変移する
ように植栽計画を定める。
空師が淘汰され居なくなって、
賢く手入れが出来ないという事実も有るが、
そういう何世代も先の
自然を想定した森の作業。
これがツリーワークだと思う。
邪魔だから伐ってくれとか、手入れしてないから勝手に伸びてしまったみたいに思ってるけど、ただそこに住む人の都合や、周囲の人からの要望で、人間の都合で、生き物の息の根を止めるのがツリーワークではない。
よく仕事の依頼は、緑地からはみ出して枝が伸びてるから、オレの土地へはみ出してるから、管理する事が管理者の使命だろ!的な依頼が多いけど、風を弱めるとか、陽当たりを抑制するとか、きっとその木からも何かしらの恩恵も受けていたはずだと思う。それを予想して、自然をリスペクトして、自然と互いに良い関係を保ちながら、ここに長く住まう事に妥協点を見つけながら提案できるのがツリーワークの醍醐味だと思う。
邪魔だから伐ってくれって言われても、剪定って方法も有りますよ。ってその事実だけでは計れない何かを伝える事は出来ることもある。たとえそれを受け入れられなくても。
マイナスをプラスにできる。
しかし多くの行政の依頼は、苦情が来たので何とかするって言う入札になる。
これはマイナスがゼロにしかならない。
施工した直ぐその後から、またマイナスに向う。客と話も出来ないんではどうしようもない。そんな時は色んなプラクティスをしながら自分の知識の肥やしにする。
言われたから、時間かけたら儲からないから、手っ取り早く片付ける。どうだこのヤロ!って木を登って、伐るだけのヤツは、そのうちしっぺ返しが来ると思うよ。
クワバラクワバラ。
2020年11月24日火曜日
ヤカラの伐り方
ツリーワーカーは伐採人みたいなイメージだけど、本当はそんな公儀介錯人みたいんじゃなく、オカミに仕えたシモベでもなく、出来る限り木を殺したくない。
出来れば木を活かしていたい。
しかしどうもそんな気が無い人たちが居る。
伐ってナンボって金儲けっていうか、
ただ伐ればイイと思ってる人がいる。
杣人も樵もただ伐ればイイと思っていた
訳ではないと思う。
他の生物に対しリスペクトしてたと思う。
それがどうだ。
高所作業車でやってきたヤカラは
特殊伐採と称して
ただゴンドラに乗ってバンバン伐る。
この伐り口。
樹皮の剥けなんて関係ない。
木が可哀想だ。
自分でもこういう経験はある。失敗して樹皮が剥がれてムケちゃったことがある。
だからそういう失敗をこういう経験を、以後の適切な施工に繫げる。
当然ノッチカットを入れる。場合によってはカフカットも入れる。
小さくても普段からそうしてないといい加減に仕事をしちゃうようになる。
私の始めの頃、高所作業車に乗ったら、偉くなった感じがして、下々の物よ私が施工して進ぜようって思ったったからな。そして作業もいい加減になったりね。そんな感情は浅はかで、直ぐに気がついたけどね。遣り過ぎたら後戻り出来ないしね。生物にリスペクトして、いい案配を見つけて、過剰にならないように手を入れるようになったよ。
この人たちはゴンドラを動かして枝に近づき、伐るだけ。
受けもないまま上からチェンソーを入れる。
当然重力方向に引っ張られて剥ける。
この辺り一帯で50カ所以上こんな施工よ。
一度や二度の失敗ではない。
そこに疑問も後悔もない。
木が可哀想だ。
そういう仕事しかしない特殊伐採の人たちなんだろう。
一帯でナンボっていう仕事の受け方なのかもしれないが、受けと追いを入れる手間は作業が倍になるから、時間をかけては儲からない。
受けと追いで伐るには適切なポジショニングが必要だけどそんな事したら、時間がかかって儲からない。ゴンドラもいい加減な所に動かすして身を乗り出したらトップハンドルチェンソーがとどくから伐る。いちいちゴンドラ動かしてたら時間がかかって儲からない。
でも儲からないのは仕事の仕方が悪いだけでね、儲かる仕事をすればよい。
そういう施工ってドウなんでしょう?
国有林で国民の財産だろうが何だろうが、こういう施工をするんだろうね。
入札で安く落としたから時間をかけられないんだろうね。時間がかかったら儲からないからヤンチャな仕事しちゃうんだろうね。
値段だけで安くやる仕事って、技術とか知識は関係なく、速く終われば良いんだろうね。そういう入札が国民の財産を守る仕事かね?
木が可哀想だ。
杣人も樵もそんな仕事じゃないよね?
ツリーワーカーはこれじゃダメだよ。
特殊伐採はこれで良いのかね?
ただチェンソー振り回したいだけの人と何も変わらないと思うが、街中でチェンソー振り回したらただの犯罪者だけど、森ならOKなのか?そんなはずはない。
チェンソーたくさん持ってても、木こりじゃないからね。
ただチェンソーたくさん持ってるコレクターだからね。
まあ、ただチェンソー振り回したいだけの人が木こりだって言ってる人も居るが、ツリーワーカーはこれじゃダメだよ。
デカい機械を持つと気が大きくなって、要らない所も伐りたくなる。
木が可哀想だ。
私なんか30cmのチェンソー1本だよ。ガソリンだって1日1ℓだよ。だけど研ぎはモノ凄く神経使うよ。だから直ぐ伐れるよ。力要らないよ。それ以上はチームがやるよ。伐倒は私より上手いワーカーが担当すれば良い。それぞれ得意なことをヤレばよい。作業を分担してこそチームだよ。
オレが監督で現場に居たらこんな施工だとモノ凄く怒ると思うよ。
現場監督も居なかったしね。行政の担当者だって居なかったしね。後で施工前・中・後の写真だけで判断するんだろうね。そんなに人が足りないのか?儲からないのか?
リスさんとかクマさんとか、訳の解んない擬人化しないで、生物にリスペクトして、いい案配を見つけて、過剰にならないように手を入れる。
こんな仕事は杣でも樵でもツリーワーカーでもない。
木が可哀想だよ。ただのヤカラだよ。
出来れば木を活かしていたい。
しかしどうもそんな気が無い人たちが居る。
伐ってナンボって金儲けっていうか、
ただ伐ればイイと思ってる人がいる。
杣人も樵もただ伐ればイイと思っていた
訳ではないと思う。
他の生物に対しリスペクトしてたと思う。
それがどうだ。
高所作業車でやってきたヤカラは
特殊伐採と称して
ただゴンドラに乗ってバンバン伐る。
この伐り口。
樹皮の剥けなんて関係ない。
木が可哀想だ。
自分でもこういう経験はある。失敗して樹皮が剥がれてムケちゃったことがある。
だからそういう失敗をこういう経験を、以後の適切な施工に繫げる。
当然ノッチカットを入れる。場合によってはカフカットも入れる。
小さくても普段からそうしてないといい加減に仕事をしちゃうようになる。
私の始めの頃、高所作業車に乗ったら、偉くなった感じがして、下々の物よ私が施工して進ぜようって思ったったからな。そして作業もいい加減になったりね。そんな感情は浅はかで、直ぐに気がついたけどね。遣り過ぎたら後戻り出来ないしね。生物にリスペクトして、いい案配を見つけて、過剰にならないように手を入れるようになったよ。
この人たちはゴンドラを動かして枝に近づき、伐るだけ。
受けもないまま上からチェンソーを入れる。
当然重力方向に引っ張られて剥ける。
この辺り一帯で50カ所以上こんな施工よ。
一度や二度の失敗ではない。
そこに疑問も後悔もない。
木が可哀想だ。
そういう仕事しかしない特殊伐採の人たちなんだろう。
一帯でナンボっていう仕事の受け方なのかもしれないが、受けと追いを入れる手間は作業が倍になるから、時間をかけては儲からない。
受けと追いで伐るには適切なポジショニングが必要だけどそんな事したら、時間がかかって儲からない。ゴンドラもいい加減な所に動かすして身を乗り出したらトップハンドルチェンソーがとどくから伐る。いちいちゴンドラ動かしてたら時間がかかって儲からない。
でも儲からないのは仕事の仕方が悪いだけでね、儲かる仕事をすればよい。
そういう施工ってドウなんでしょう?
国有林で国民の財産だろうが何だろうが、こういう施工をするんだろうね。
入札で安く落としたから時間をかけられないんだろうね。時間がかかったら儲からないからヤンチャな仕事しちゃうんだろうね。
値段だけで安くやる仕事って、技術とか知識は関係なく、速く終われば良いんだろうね。そういう入札が国民の財産を守る仕事かね?
木が可哀想だ。
杣人も樵もそんな仕事じゃないよね?
ツリーワーカーはこれじゃダメだよ。
特殊伐採はこれで良いのかね?
ただチェンソー振り回したいだけの人と何も変わらないと思うが、街中でチェンソー振り回したらただの犯罪者だけど、森ならOKなのか?そんなはずはない。
チェンソーたくさん持ってても、木こりじゃないからね。
ただチェンソーたくさん持ってるコレクターだからね。
まあ、ただチェンソー振り回したいだけの人が木こりだって言ってる人も居るが、ツリーワーカーはこれじゃダメだよ。
デカい機械を持つと気が大きくなって、要らない所も伐りたくなる。
木が可哀想だ。
私なんか30cmのチェンソー1本だよ。ガソリンだって1日1ℓだよ。だけど研ぎはモノ凄く神経使うよ。だから直ぐ伐れるよ。力要らないよ。それ以上はチームがやるよ。伐倒は私より上手いワーカーが担当すれば良い。それぞれ得意なことをヤレばよい。作業を分担してこそチームだよ。
オレが監督で現場に居たらこんな施工だとモノ凄く怒ると思うよ。
現場監督も居なかったしね。行政の担当者だって居なかったしね。後で施工前・中・後の写真だけで判断するんだろうね。そんなに人が足りないのか?儲からないのか?
リスさんとかクマさんとか、訳の解んない擬人化しないで、生物にリスペクトして、いい案配を見つけて、過剰にならないように手を入れる。
こんな仕事は杣でも樵でもツリーワーカーでもない。
木が可哀想だよ。ただのヤカラだよ。
2020年11月23日月曜日
凄い成功例
並外れた精神力、ハンパ無い体力、昔ブイブイいわしてたからド偉いことをやってのけた、っていう人は、本当にご苦労様です。
私は精神力も体力も無いし、昔できたことなんで関係ないし、ド偉いこともできません。
でも幾ら凄い人でも、必ず失敗すると思ってます。
そして人間は日々劣化するとも思ってます。
失敗から学ぶことで、
新たな考え方をプラスして
劣化を遅らせる努力しようと思ってる。
努力家ではありません。
いい加減でズボラです。
いい加減でズボラだから、
手を抜いて楽にやっつけたいだけです。
ただ、色々「恐い」ことを知ると、
恐いことにはなりたくないんで、
恐くない事を貪欲に考え、
その為の努力は惜しまず、
時間がかかっても頑張るだけです。
手を抜く為の努力は惜しみません。
今判ってる最善を楽に早くやる為に、面倒臭く時間のかかる準備をするだけです。
精神力って、、私はSじゃ無いんで、どっちかって言うとMなんでキライです。
体力って、、、チビの小デブなんで、体力何て有りません。出来ないことは出来ません。
実績なんて、、過去の遺物です。今同じことが出来ると思いません。
精神力/体力/実績に頼って仕事をするのはナンセンスってやつだと思います。
今ある地位やその保身もセンスが無い考えだと思います。
そして俯瞰ではなく客体的に事象を考えることを目指しています。
何時でもカッティングエッジに立っていたいという欲求はあります。
何時エッジから転落しても、あ~あ良かったね、頑張ったから良いねって思いたいです。
え~聞いてないよ~ってジタバタして転落するのはイヤです。
今判ってる最善を楽に早くやる為に、面倒臭く時間のかかる準備をするだけです。
自分ではもうそろそろ作業することがキツく成ってるし、いつかは失敗につながるし、のっぴきならない状態になる前に諦める。ジジィになっても一生懸命だと若い奴らに迷惑をかける。邪魔な存在に成るくらいならスッパリと諦めて、それを紹介することに、育成することに力を注ぎたい。
自分が歩んできた道のりを踏襲して欲しくはないです。ただオレの道のりの横道や無駄足をショートカットして覚えて欲しい。それのマネやコピーでは無い、各々の考えを付加して自分の道のりにプラスにして欲しい。
昔こういうバカが居たよ。って位が丁度良い。
こんなアホなことやって、ダメじゃん!って位が丁度良い。
そういうダメな見本って大事だよ。
ダメだから気をつけようって思う人だけが生き残れば良い。
その他は、知らネェよ。
そういう失敗から自分の道のりを学んで、人類は栄華してきたんだ。そうやってアフリカからパタゴニアまでたどり着いたんだよ。失敗から学べないヤツは淘汰されてきたんだ。 でもオレは、インドネシア辺りでジタバタして何とかティモール海をオーストラリアに渡ろうとしてた人が好きだ。なかなか鈍臭い何百世代もジッと海を見て、帰ってこない仲間の失敗を学んで、遂に渡った人たちが好きだ。夢の約束の地ではなかったけどね。
偉い先生の成功例を聞いたって、自分の仕事には活かせないと思うよ。
成功例は、もう過去の物だから、今には使えないかもしれない。
成功例を、ありがたく伝授されても、それは誰かの真似だからね。
成功例に、頼っても自分には合っていないってことを承知しないとね。
成功例が、足カセに成る可能性を承知してね。
私は精神力も体力も無いし、昔できたことなんで関係ないし、ド偉いこともできません。
でも幾ら凄い人でも、必ず失敗すると思ってます。
そして人間は日々劣化するとも思ってます。
失敗から学ぶことで、
新たな考え方をプラスして
劣化を遅らせる努力しようと思ってる。
努力家ではありません。
いい加減でズボラです。
いい加減でズボラだから、
手を抜いて楽にやっつけたいだけです。
ただ、色々「恐い」ことを知ると、
恐いことにはなりたくないんで、
恐くない事を貪欲に考え、
その為の努力は惜しまず、
時間がかかっても頑張るだけです。
手を抜く為の努力は惜しみません。
今判ってる最善を楽に早くやる為に、面倒臭く時間のかかる準備をするだけです。
精神力って、、私はSじゃ無いんで、どっちかって言うとMなんでキライです。
体力って、、、チビの小デブなんで、体力何て有りません。出来ないことは出来ません。
実績なんて、、過去の遺物です。今同じことが出来ると思いません。
精神力/体力/実績に頼って仕事をするのはナンセンスってやつだと思います。
今ある地位やその保身もセンスが無い考えだと思います。
そして俯瞰ではなく客体的に事象を考えることを目指しています。
何時でもカッティングエッジに立っていたいという欲求はあります。
何時エッジから転落しても、あ~あ良かったね、頑張ったから良いねって思いたいです。
え~聞いてないよ~ってジタバタして転落するのはイヤです。
今判ってる最善を楽に早くやる為に、面倒臭く時間のかかる準備をするだけです。
自分ではもうそろそろ作業することがキツく成ってるし、いつかは失敗につながるし、のっぴきならない状態になる前に諦める。ジジィになっても一生懸命だと若い奴らに迷惑をかける。邪魔な存在に成るくらいならスッパリと諦めて、それを紹介することに、育成することに力を注ぎたい。
自分が歩んできた道のりを踏襲して欲しくはないです。ただオレの道のりの横道や無駄足をショートカットして覚えて欲しい。それのマネやコピーでは無い、各々の考えを付加して自分の道のりにプラスにして欲しい。
昔こういうバカが居たよ。って位が丁度良い。
こんなアホなことやって、ダメじゃん!って位が丁度良い。
そういうダメな見本って大事だよ。
ダメだから気をつけようって思う人だけが生き残れば良い。
その他は、知らネェよ。
そういう失敗から自分の道のりを学んで、人類は栄華してきたんだ。そうやってアフリカからパタゴニアまでたどり着いたんだよ。失敗から学べないヤツは淘汰されてきたんだ。 でもオレは、インドネシア辺りでジタバタして何とかティモール海をオーストラリアに渡ろうとしてた人が好きだ。なかなか鈍臭い何百世代もジッと海を見て、帰ってこない仲間の失敗を学んで、遂に渡った人たちが好きだ。夢の約束の地ではなかったけどね。
偉い先生の成功例を聞いたって、自分の仕事には活かせないと思うよ。
成功例は、もう過去の物だから、今には使えないかもしれない。
成功例を、ありがたく伝授されても、それは誰かの真似だからね。
成功例に、頼っても自分には合っていないってことを承知しないとね。
成功例が、足カセに成る可能性を承知してね。
2020年11月22日日曜日
ソーシャルな社会なんて、知らネェよ
社会は人と人との関係で、対物や自然との繋がりではない。
ミニマムに隣の人との繋がりや知り合いとの関係も社会で、人が考え出した意識っていうか、机上っていうか、理屈上の相互の繋がりは、関係性が常に変化する。昨日想っていたことが今日は違ってもおかしくない。昨日まで鬼畜米英だった人に対しても、今日からお友達ギブミーチョコレートなのが社会だ。
誰かが社会として操作している。
作為的に一部の人間が己の都合だけで社会を作り上げているかもしれない。
それをオカミやシャチョーの言うことは間違いない!って信じたくない。
俺の言う事を聞け!庶民は黙って言われた通り動け!って操作しているかもしれない。
複雑に面倒臭く手続きが難しくして、意見やアイデアを持った民間に気軽に手を出せないように操作できるのが社会じゃないの?
一部の人間の頭の中だけで成立しているのが社会じゃないの?
安全でクリーンなエネルギーって言ってたゲンパツも事故るし、事故ったらもう安全でクリーンなエネルギーって言わなくなった。安全でクリーンって言ってた事実は何処に行ったんだろう?何を根拠に安全でクリーンって言ってたんだろう?役員は理屈をこねて責任を有耶無耶にして膨大な退職金を手に入れ、庶民は住む所も奪われる。
単位は色々で、夫婦や親子だったり、町内会だったり、会社だったり、市町村だったり、国や行政だったり。それぞれに相関関係が無くても従わなきゃならないのがルールやモラルなんじゃないの?DV夫に従うのも、社長の訓示に従うのも、法規や条例に従うのも、そう変わりない。
たとえそれがオカシイと思っても、約束が違うって言っても、その手続きを変えるのは複雑で面倒臭くって、その後の立場がよろしくなくなるかもしれないから恐怖と好意で従うんじゃないの?
ソレをマルッと信じて人間として全うしなければいけない。なんて思いたくない。
社会としては自分の都合の良い部分だけ享受して、後は知らネェヨ。
盛者必衰の理、常に状況は変化し、その都度右往左往するのはイヤだ。
他方自然との繋がりは実に単純で明確で一方的で関係というより絶対的なモノで、意思疎通出来ないから一方的に受け入れるしかない。
「やーこの現場の重力だけ少なくして」って言っても出来ない。
社会はそういうコトが出来るような幻想を抱かせるけど、出来ないよ。
また昨日出来た作業も、天候や立地条件や自身の体調変化で今日出来なくなるかもしれない。怪我をして働けなくなるかもしれない。それに対して約束が違うって言っても人間社会は人との繋がりなので解決策はあるかもしれないが、怪我は無くならない。
例えば落ちた後に会社にカネを出してもらったとしても、落ちたという現実事は消せない。地球の理には逆らえない。
だから変わらない地球の理を巧く利用して、落ちにくい方法を自分で考えるよ。
身体を地面に引っ張られる力をグラビティを凌駕する精神力は養えない。
養う事で何とかなるって言う社会を信じたくない。
そんな幻想を抱かせるルールやモラルは信じたくない。自分で考えるよ。
社会のルールは嘘をつくけど、地球のルールは嘘をつかないよ。
コンプラババアも高圧自然程団体もまずは地球のルールを学ぶべきだよ。
偽善的に自分にとって社会の都合の良い部分だけ利用して、大上段に構えて私は良い事をやってるって幻想に捕われて、自分たちだけが優位な立場になって、都合悪くなったら姿をくらますんじゃないよ。
ただ社会のおこぼれの助成金とか補助金目当てに正義を振りかざすんじゃないよ。
一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを学んでも(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを自分の都合良く作る立場になっても(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。
たかだか18.9歳まで一生懸命勉強して入った大学でも地球のルールには逆らえない。
その後の人生もずうっと地球のルールには逆らえない。
だからそんな無駄な時間を使うなら、地球のルールを勉強した方が良い。
自然相手に動くなら社会のルールにだけ寄り添って生活できないからね。
border: none;">
盛者必衰の理は都合によって変化するが、
地球の理は変わらない。
社会のルールはちょくちょく変わるけど、
地球のルールは当分変わらない。
だから地球の理を勉強して
怪我しないように
自分で考えるようにするよ。
国や地域によって社会も変わるし、
社会の最も信じられる部分だけ
都合良く取り入れて、
後は地球を信じる。
ただ自分のチームとしての社会は信じたいね。
自分や仲間のルールっていうか決めごとは統一したいね。一人じゃ出来ない事もチームでこなす事が出来る。ある方向に向かって統一の基準を作れる事は社会の有効な所だろう。人間の素晴らしい所だろう。作為的な数値化されたランキングや誰かの都合じゃなくて、自然の理に従った物ならすんなり受け入れることができる。
自然に従った根拠が明白なら喜んで受け入れる。
個の集まりのような社会はチームとして機能しないけど、チームにしか出来ない事は、そのチームでルールを作った方が良くて、そのルールが自然に従った根拠があれば良い。
根拠が社会ではなくて、根拠が自然ならとても有益だと思うよ。
看板や名声という社会に翻弄されるんじゃなく、木を観て成りを信じる根拠だよ。
社会や会社を信じて自分の知ってる方法を当てはめるのは愚の骨頂だよ。
ドンドン人間っていうか社会に取り付かれて、なんかそんな気になってるけど、その方法は間違っているかも知れないっていう考察を、対自然の根拠を知ってからの方が良いよ。ちょくちょく変わる社会の情報より、変わらない地球に照らし合わせる方が良いよ。
木を観て成りを信じて方法を選択出来れば事故は減ると思うよ。
作為の社会だけを見ててもダメだぜ。 自然の摂理は社会だけで制御出来る物じゃない。
絶えず変化する社会。作為で変更される社会。
変わらない自然。
キモは
ベクター・フォース・グラビティだと思うよ。
ソーシャルな社会なんて、知らネェよ。
ミニマムに隣の人との繋がりや知り合いとの関係も社会で、人が考え出した意識っていうか、机上っていうか、理屈上の相互の繋がりは、関係性が常に変化する。昨日想っていたことが今日は違ってもおかしくない。昨日まで鬼畜米英だった人に対しても、今日からお友達ギブミーチョコレートなのが社会だ。
誰かが社会として操作している。
作為的に一部の人間が己の都合だけで社会を作り上げているかもしれない。
それをオカミやシャチョーの言うことは間違いない!って信じたくない。
俺の言う事を聞け!庶民は黙って言われた通り動け!って操作しているかもしれない。
複雑に面倒臭く手続きが難しくして、意見やアイデアを持った民間に気軽に手を出せないように操作できるのが社会じゃないの?
一部の人間の頭の中だけで成立しているのが社会じゃないの?
安全でクリーンなエネルギーって言ってたゲンパツも事故るし、事故ったらもう安全でクリーンなエネルギーって言わなくなった。安全でクリーンって言ってた事実は何処に行ったんだろう?何を根拠に安全でクリーンって言ってたんだろう?役員は理屈をこねて責任を有耶無耶にして膨大な退職金を手に入れ、庶民は住む所も奪われる。
単位は色々で、夫婦や親子だったり、町内会だったり、会社だったり、市町村だったり、国や行政だったり。それぞれに相関関係が無くても従わなきゃならないのがルールやモラルなんじゃないの?DV夫に従うのも、社長の訓示に従うのも、法規や条例に従うのも、そう変わりない。
たとえそれがオカシイと思っても、約束が違うって言っても、その手続きを変えるのは複雑で面倒臭くって、その後の立場がよろしくなくなるかもしれないから恐怖と好意で従うんじゃないの?
ソレをマルッと信じて人間として全うしなければいけない。なんて思いたくない。
社会としては自分の都合の良い部分だけ享受して、後は知らネェヨ。
盛者必衰の理、常に状況は変化し、その都度右往左往するのはイヤだ。
他方自然との繋がりは実に単純で明確で一方的で関係というより絶対的なモノで、意思疎通出来ないから一方的に受け入れるしかない。
「やーこの現場の重力だけ少なくして」って言っても出来ない。
社会はそういうコトが出来るような幻想を抱かせるけど、出来ないよ。
また昨日出来た作業も、天候や立地条件や自身の体調変化で今日出来なくなるかもしれない。怪我をして働けなくなるかもしれない。それに対して約束が違うって言っても人間社会は人との繋がりなので解決策はあるかもしれないが、怪我は無くならない。
例えば落ちた後に会社にカネを出してもらったとしても、落ちたという現実事は消せない。地球の理には逆らえない。
だから変わらない地球の理を巧く利用して、落ちにくい方法を自分で考えるよ。
身体を地面に引っ張られる力をグラビティを凌駕する精神力は養えない。
養う事で何とかなるって言う社会を信じたくない。
そんな幻想を抱かせるルールやモラルは信じたくない。自分で考えるよ。
社会のルールは嘘をつくけど、地球のルールは嘘をつかないよ。
コンプラババアも高圧自然程団体もまずは地球のルールを学ぶべきだよ。
偽善的に自分にとって社会の都合の良い部分だけ利用して、大上段に構えて私は良い事をやってるって幻想に捕われて、自分たちだけが優位な立場になって、都合悪くなったら姿をくらますんじゃないよ。
ただ社会のおこぼれの助成金とか補助金目当てに正義を振りかざすんじゃないよ。
一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを学んでも(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。一生懸命勉強していい大学に入って社会のルールを自分の都合良く作る立場になっても(カネは入るようになるかもしれないけど)地球のルールには逆らえない。
たかだか18.9歳まで一生懸命勉強して入った大学でも地球のルールには逆らえない。
その後の人生もずうっと地球のルールには逆らえない。
だからそんな無駄な時間を使うなら、地球のルールを勉強した方が良い。
自然相手に動くなら社会のルールにだけ寄り添って生活できないからね。
border: none;">
盛者必衰の理は都合によって変化するが、
地球の理は変わらない。
社会のルールはちょくちょく変わるけど、
地球のルールは当分変わらない。
だから地球の理を勉強して
怪我しないように
自分で考えるようにするよ。
国や地域によって社会も変わるし、
社会の最も信じられる部分だけ
都合良く取り入れて、
後は地球を信じる。
ただ自分のチームとしての社会は信じたいね。
自分や仲間のルールっていうか決めごとは統一したいね。一人じゃ出来ない事もチームでこなす事が出来る。ある方向に向かって統一の基準を作れる事は社会の有効な所だろう。人間の素晴らしい所だろう。作為的な数値化されたランキングや誰かの都合じゃなくて、自然の理に従った物ならすんなり受け入れることができる。
自然に従った根拠が明白なら喜んで受け入れる。
個の集まりのような社会はチームとして機能しないけど、チームにしか出来ない事は、そのチームでルールを作った方が良くて、そのルールが自然に従った根拠があれば良い。
根拠が社会ではなくて、根拠が自然ならとても有益だと思うよ。
看板や名声という社会に翻弄されるんじゃなく、木を観て成りを信じる根拠だよ。
社会や会社を信じて自分の知ってる方法を当てはめるのは愚の骨頂だよ。
ドンドン人間っていうか社会に取り付かれて、なんかそんな気になってるけど、その方法は間違っているかも知れないっていう考察を、対自然の根拠を知ってからの方が良いよ。ちょくちょく変わる社会の情報より、変わらない地球に照らし合わせる方が良いよ。
木を観て成りを信じて方法を選択出来れば事故は減ると思うよ。
作為の社会だけを見ててもダメだぜ。 自然の摂理は社会だけで制御出来る物じゃない。
絶えず変化する社会。作為で変更される社会。
変わらない自然。
キモは
ベクター・フォース・グラビティだと思うよ。
ソーシャルな社会なんて、知らネェよ。
2020年11月21日土曜日
カウヒッチ
これもとっても重要だね。
そして間違えやすい。
私が最近マストで現場に持参するものはチェンソーでもロープでもなく、レザーポインタと双眼鏡。現場にこれを忘れていったらもう効率が悪い。
効率良い作業のために、効率の良いシステムを組み、適材適所でセッターとカッターを分けたり、そしてもちろんノットをチェックする。
ノットのチェックに双眼鏡とレザーポインタは欠かせない。
チェックしなければシステム全体の強度に関わってくる。
それほど重要なカウヒッチ。
なんせ最悪2倍の力がかかるから、いい加減やテキトーや失敗は許されない。
世の中にはウーピィやルーピィなんかのスリングもあるし、最近はロープロジックってメーカーの?ブランメルのチェーンなんかも登場し、より簡素に手早く台付けを設置できるようになってきたが、基本はデッドアイスリングのカウヒッチだと思う。
自分的にはウーピィ・ルーピィは
確かに設置は楽だけど、
対枝の許容範囲が意外に狭かったり、
台付けの根元で落下距離を延ばすような
設置は相応しくないと思うし、
しっかり決まったセッティングが
難しいウーピィ・ルーピィは
あまり好きじゃない。
ブランメルのチェーンも同様に、
手間のかからない結び目がない調整
って言われても、、、
ここにブロックが付くなら良いけど、
リギングリングっていうのも
疑わしく思ってしまう。
カウヒッチが当たり前に出来てから、
次の良さそうな物を検証するんだよ。
デッドアイスリングは結ばなきゃならない。結びはリスクになるかもしれないが、それはリスクじゃなくて手間をかけてもより確実な設置が出来るならその方がイイと思う。
手間をかけたくないなら吊る必要なんてないでしょ。
高所で上からトップハンドル伸ばしてガンガン伐るだけで良い。
カウヒッチは、2重に回してガース、チョークで決めてハーフヒッチ、
流れに沿ってグルグル通してタイトに締める。これだけっしょ。
片手で交互に決めながらワーキングを回すと緩まない、通し突っ込む方向に注意、デッドアイの縫合部分に荷重を載せない、などキレイにドレッシングするポイントは幾つかあるけれど、全然難しくない。
これもランブー同様に、無理な姿勢や左右の回しやコンビネーションを幾つか練習して、習得すれば何も難しいコトはない。
これだけのコトだけど、これが難しい、らしい。出来ない、らしい。
アイがヒッチから出る長さってスッゲェ重要だけど、あまり気にする人は少ないね。
タイトに位置を決めないと落下距離を伸ばす事になる。最後のグルグルの前に的確な位置を決めて、方向や向きを決めてからグルグルしないと効果半減。
ここで余長を10cm出しちゃうと、最悪20cm伸びる。ってことは対象重量の120%のエネルギーを生んじゃうかもしれない。要らない所で力を強めてしまうかもしれない。
そうしたらポータラップの巻きも変わってきて、パラメータがより複雑になる。
タイトな重量計算をしなきゃならない時は、リギングポイントから何cm出ているか?とかがとても重要に関わってくるから、双眼鏡で確認する。
レーザーポインタで「ここがキツくなるように締めつけろ」とか指示する。
ただイイ加減にヤルくらいなら、ウーピィ・ルーピィの方が良いとも思う。
練習すれば誰でも出来るのに、みんな練習してるのに、練習してないヤツが偉そうなことを言うんじゃないよ。ちゃんとした仕事を出来るヤツはみんな練習してるよ。
白い巨塔で財前五郎が縫合をイメージトレーニングするような、エアカウヒッチで練習できるけどなぁ。高効率作業は力も道具も関係なく練習だよ。いつでもどこでも出来るよ。
ってかカウヒッチとランブーできなきゃもうオシマイだね。
江戸時代のようにツナとナワとオノで特殊伐採してください。
ウーピィ・ルーピィも良いけど、デッドアイでカウヒッチできないとね。出来てないとね。ウーピィのメリットを知って使うなら良いけど、ウーピィしか知らない人はツブしが利かないから困るね。
ブランメルチェーンが話題になってるけど、これにリギンググリングってのは如何な物でしょうか?ヌケることはないけど、不必要な落下距離が生まれるし緩むし。1つのオペレーション後に1回1回台付けをチェックするのは当たり前。
台付けは最悪2倍の力がかかる箇所だし、エロンゲーションとかクリープとか時間経過と共に緩むし、過荷重がかかりやすい所だし、毎回チェックするべきだよ。しかしあまりチェックしている人は見かけない。1回セットしたら次々に進めちゃう。
そんな箇所に緩みやすい仕様のモノを使うのはどうなんだろう?って訳で自宅にあったtRexの5/8in.でリギングリングじゃなくブロック仕様のブランメルを組んでみる。そして問題なさそうな場面でプラクティスしてみることにした。
そういうのもトライアンドエラーだよ。
例えば長いブレードのチェンソーがあった方が何かと都合の良いシーンもあるけど、あえて短いブレードでどうやって工夫するかを知ってないと、それでも巧くいく技術を持っていないと、そして長いブレードのメリットを知っていないと使ったらダメだよね。
長いブレードのチェンソーを使うシチュエーションで使うなら良いけど、何でもかんでも長いブレードのチェンソーを使うとか、長いブレードのチェンソーを持ってるってことを自慢するようになっちゃオシマイだね。そういう人は技術も知識もないただのコレクターだから、プラスティックのフィギュア集めてる人とやってる事は変わんないから。
カウヒッチにしてもランブーしにても、覚えちゃったら何も苦労しない。小学生が自分の靴ひもを結ぶのに苦労するのは判るけど、高校生が結べないのはオカシイと思う。
小学生から高校生になるまで何をやってたんだ。
それこそトライアンドエラーを繰り返し、身体が覚える事だろう。
それと同じで良い大人が、カウヒッチ結べないっていうヤツ、気持ち悪いね。
特殊伐採の人は結べなくても良いのかもしれないが、
結べないからって違う道具使うって考えるのがダサいと思う。
出来ないからヘタクソだから、道具に頼るのはお門違いだ。
カウヒッチを最初から出来る人なんて居ない。
でもガースやハーフは出来るっしょ。そのコンビネーションだよ。
カウヒッチが出来ない初心者は、これはしょうがない。でも一年経っても出来なかったら怒るよ。「ノットがヘタなんだよなぁ」とか言って誤摩化すなよ。
最初から巧い人なんて居ないからみんな練習するんだよ。トライアンドエラーだよ。
トライアンドエラーしてないのはただの怠慢だから。失敗から何も学んでないから。
失敗から学ばないと。
失敗を認めて、失敗を繰り返し、習得するんだろ?
失敗を隠して無い事にして、いきなり現場でやろうとしても、出来ねぇよ。
そして間違えやすい。
私が最近マストで現場に持参するものはチェンソーでもロープでもなく、レザーポインタと双眼鏡。現場にこれを忘れていったらもう効率が悪い。
効率良い作業のために、効率の良いシステムを組み、適材適所でセッターとカッターを分けたり、そしてもちろんノットをチェックする。
ノットのチェックに双眼鏡とレザーポインタは欠かせない。
チェックしなければシステム全体の強度に関わってくる。
それほど重要なカウヒッチ。
なんせ最悪2倍の力がかかるから、いい加減やテキトーや失敗は許されない。
世の中にはウーピィやルーピィなんかのスリングもあるし、最近はロープロジックってメーカーの?ブランメルのチェーンなんかも登場し、より簡素に手早く台付けを設置できるようになってきたが、基本はデッドアイスリングのカウヒッチだと思う。
自分的にはウーピィ・ルーピィは
確かに設置は楽だけど、
対枝の許容範囲が意外に狭かったり、
台付けの根元で落下距離を延ばすような
設置は相応しくないと思うし、
しっかり決まったセッティングが
難しいウーピィ・ルーピィは
あまり好きじゃない。
ブランメルのチェーンも同様に、
手間のかからない結び目がない調整
って言われても、、、
ここにブロックが付くなら良いけど、
リギングリングっていうのも
疑わしく思ってしまう。
カウヒッチが当たり前に出来てから、
次の良さそうな物を検証するんだよ。
デッドアイスリングは結ばなきゃならない。結びはリスクになるかもしれないが、それはリスクじゃなくて手間をかけてもより確実な設置が出来るならその方がイイと思う。
手間をかけたくないなら吊る必要なんてないでしょ。
高所で上からトップハンドル伸ばしてガンガン伐るだけで良い。
カウヒッチは、2重に回してガース、チョークで決めてハーフヒッチ、
流れに沿ってグルグル通してタイトに締める。これだけっしょ。
片手で交互に決めながらワーキングを回すと緩まない、通し突っ込む方向に注意、デッドアイの縫合部分に荷重を載せない、などキレイにドレッシングするポイントは幾つかあるけれど、全然難しくない。
これもランブー同様に、無理な姿勢や左右の回しやコンビネーションを幾つか練習して、習得すれば何も難しいコトはない。
これだけのコトだけど、これが難しい、らしい。出来ない、らしい。
アイがヒッチから出る長さってスッゲェ重要だけど、あまり気にする人は少ないね。
タイトに位置を決めないと落下距離を伸ばす事になる。最後のグルグルの前に的確な位置を決めて、方向や向きを決めてからグルグルしないと効果半減。
ここで余長を10cm出しちゃうと、最悪20cm伸びる。ってことは対象重量の120%のエネルギーを生んじゃうかもしれない。要らない所で力を強めてしまうかもしれない。
そうしたらポータラップの巻きも変わってきて、パラメータがより複雑になる。
タイトな重量計算をしなきゃならない時は、リギングポイントから何cm出ているか?とかがとても重要に関わってくるから、双眼鏡で確認する。
レーザーポインタで「ここがキツくなるように締めつけろ」とか指示する。
ただイイ加減にヤルくらいなら、ウーピィ・ルーピィの方が良いとも思う。
練習すれば誰でも出来るのに、みんな練習してるのに、練習してないヤツが偉そうなことを言うんじゃないよ。ちゃんとした仕事を出来るヤツはみんな練習してるよ。
白い巨塔で財前五郎が縫合をイメージトレーニングするような、エアカウヒッチで練習できるけどなぁ。高効率作業は力も道具も関係なく練習だよ。いつでもどこでも出来るよ。
ってかカウヒッチとランブーできなきゃもうオシマイだね。
江戸時代のようにツナとナワとオノで特殊伐採してください。
ウーピィ・ルーピィも良いけど、デッドアイでカウヒッチできないとね。出来てないとね。ウーピィのメリットを知って使うなら良いけど、ウーピィしか知らない人はツブしが利かないから困るね。
ブランメルチェーンが話題になってるけど、これにリギンググリングってのは如何な物でしょうか?ヌケることはないけど、不必要な落下距離が生まれるし緩むし。1つのオペレーション後に1回1回台付けをチェックするのは当たり前。
台付けは最悪2倍の力がかかる箇所だし、エロンゲーションとかクリープとか時間経過と共に緩むし、過荷重がかかりやすい所だし、毎回チェックするべきだよ。しかしあまりチェックしている人は見かけない。1回セットしたら次々に進めちゃう。
そんな箇所に緩みやすい仕様のモノを使うのはどうなんだろう?って訳で自宅にあったtRexの5/8in.でリギングリングじゃなくブロック仕様のブランメルを組んでみる。そして問題なさそうな場面でプラクティスしてみることにした。
そういうのもトライアンドエラーだよ。
例えば長いブレードのチェンソーがあった方が何かと都合の良いシーンもあるけど、あえて短いブレードでどうやって工夫するかを知ってないと、それでも巧くいく技術を持っていないと、そして長いブレードのメリットを知っていないと使ったらダメだよね。
長いブレードのチェンソーを使うシチュエーションで使うなら良いけど、何でもかんでも長いブレードのチェンソーを使うとか、長いブレードのチェンソーを持ってるってことを自慢するようになっちゃオシマイだね。そういう人は技術も知識もないただのコレクターだから、プラスティックのフィギュア集めてる人とやってる事は変わんないから。
カウヒッチにしてもランブーしにても、覚えちゃったら何も苦労しない。小学生が自分の靴ひもを結ぶのに苦労するのは判るけど、高校生が結べないのはオカシイと思う。
小学生から高校生になるまで何をやってたんだ。
それこそトライアンドエラーを繰り返し、身体が覚える事だろう。
それと同じで良い大人が、カウヒッチ結べないっていうヤツ、気持ち悪いね。
特殊伐採の人は結べなくても良いのかもしれないが、
結べないからって違う道具使うって考えるのがダサいと思う。
出来ないからヘタクソだから、道具に頼るのはお門違いだ。
カウヒッチを最初から出来る人なんて居ない。
でもガースやハーフは出来るっしょ。そのコンビネーションだよ。
カウヒッチが出来ない初心者は、これはしょうがない。でも一年経っても出来なかったら怒るよ。「ノットがヘタなんだよなぁ」とか言って誤摩化すなよ。
最初から巧い人なんて居ないからみんな練習するんだよ。トライアンドエラーだよ。
トライアンドエラーしてないのはただの怠慢だから。失敗から何も学んでないから。
失敗から学ばないと。
失敗を認めて、失敗を繰り返し、習得するんだろ?
失敗を隠して無い事にして、いきなり現場でやろうとしても、出来ねぇよ。
2020年11月20日金曜日
ランニンングブーリン
自分の経験なんて、屁みたいなもんだ。
その中で重要な事もあるけど、たかだか数年の経験なんて、屁の突っ張りにもならない。
例えば対象ログを伐って降ろすのは、
世界的にみてランニングブーリンが主流。
そのくらいは誰でも覚えられると思うが、
ランニングブーリンが出来ない人が居る。
間違う人が居る。
間違って覚える人が居る。
間違ってヘタこいて失敗して
「ランニングブーリンは危ない」って
結論を出す人が居る。
「ランニングブーリンは適切じゃない」
って主張する人が居る。
そのくらいの数種の結びが出来ないって
どれだけ怠け者だろう?
練習キライなんだろう?
誰でも出来るよ。
以前にそういう人のタスクを見たことがあるが、結びを間違っていた。
ランニングブーリンが悪いんじゃなく、自分が悪い。
失敗している自分を間違って無いと思い込んで、ノットが悪いっていう。
タスクが巧くいかなかった事を自分でも道具でもなく、結びのセイにしている。
自分の経験上それは危険な結びだって思い込んでる。
それが偉い人だったんで、その会社は全員がランニングブーリンを使わない。
そしてクローブヒッチを全員に強要する。
どうしてるかって言うと、クローブヒッチでやっている。
まあクローブヒッチでも良いけど、それは径が小さく軽い対象だけだし、末端にストッパーも付けていない。条件も状態も無視してクローブヒッチが一番良いって言っている。
大径木でも重量物でも枝バランスでローリングしそうでもクローブヒッチ。
自分の結びがダサいクセに結びが出来ないくせに、その結びが悪いコトにしている。
自分の経験値なんて大したことないくせに、それを社員に無理強いする。
更に引かれる方向も角度も下がる方向も考えないで、単にハーフヒッチを入れる。
バットもチップも重心も関係なく形だけハーフヒッチを追加する。
アメリカンもヨーロッパもなくただ巻き結び。
一度下がった対象を見た時、ハーフヒッチがクローブヒッチを圧していた。
ゾッとするが、そこの会社はそれがスタンダード。
あんまり大きな対象を扱わないのかもしれないが、ミスって落ちた事ないのかなぁ。
今まで世界的に統計的にも、リギングもセッティングも解体も下降も、失敗が少ないからってランニングブーリン+ハーフヒッチを使うってことになってるのに、それに異を唱え、クローブヒッチって、どうかしてるぜ。
自分の経験値なんて、屁みたいなもんだ。
一方私はランニングブーリンで失敗した事がない。
どうしてランブーが失敗するか判らない。
ランブーの悪い点などあまり見当たらない。
どうしてその会社でランブーがイイよって意見が出ないんだろう?
現場担当や社長がクローブヒッチを使え!って訓示してるのか?
イッツアスモールワールド!
私は毎回チェックを入れる。チームで動いてる時に対象が降りてきて結びが間違ってたら、すぐさま是正を求める。アイツ煩いな〜って思われても、そこはシツコク言う。誰でも出来るんだ、簡単なんだ、それが出来なければツリーワーカーじゃないって言う。そこに一時だけ時間をかければ、絶対に覚える。もう失敗しなくなる。
毎回シツコク言う事でワーカーも考える事になる。登ってない時間に練習する事になる。無理な体勢や頭の後や後手に練習する事になる。そうやって暫くするともう忘れないよ。
だって簡単だもの。
その先にブーリンの方向性やテコや優しさブーリンの有効性を伝える。ハーフヒッチの意味を伝える。その頃にはみんな間違わず出来るようになってるよ。
その時間を惜しまない事が、先を急がない余裕が、失敗しない作業に繋がる。
適切な作業計画やチーム構成に繋がる。ゆえに事故を回避できる。
毎回少しだけでも新しい知識を添加する。それが成長だよ。
登って伐るだけが仕事じゃないよ。登る前に身につける事が沢山あるよ。
講習を受けただけではダメだよ。免状貰っただけではダメだよ。看板背負っただけで上手い仕事は出来ないよ。その後適切にプラクティスして、実践でトライアルして、一方だけじゃなく他方の意見も聞き入れ取り入れ自分で選択しないとダメだよ。
だからチームでは全然別の方法選択する人も居るよ。
いちいち確認するけど、ワーカーを信じてリスペクト出来ればお互いに切磋琢磨できるし作業効率も上がって良いチームになって行く。
最初からは無理だけど、時間をかければモノ凄く良いチームが出来るよ。
イチから大体2年でもう立派なチームが出来たよ。
テキストや聞いた話だけでは無理だね。
実践を合わせて、テキストと照らし合わせて、複数の方法を検討して、プラクティスしながら行うことで、ちゃんとした知識が着いて、ちゃんとした技術に活かせるよ。
重心側にハーフヒッチ入れたら、形だけハーフ噛ましたら、引かれる方向でも角度でも何でも関係なく、形だけハーフ噛ましてるからズレるの当たり前だね。
そんな事も知らないでクローブヒッチでイイって言ってる意味が判らない。
失敗を活かして失敗を検証して身を持って良き方向に導かないと、失敗を隠して無い事にして唯一の成功例を踏襲してたら何も発展しない。そこから進めない。
まあそういう前時代的な失敗を隠すヤツが多いから、ちゃんとしてるチームがちゃんと儲かるんだけどね。
ランブー使わないから、リングの向きも、テコの向きも、優しさブーリンも、ハーフの位置も、ハーフの向きも、何も関係ない。
状況も状態も考えないから勿論マーリンなんて知らないんだろうな。
そういう人がチャンとやってるって言っても、チャンとやってないのが一目瞭然だから、チャンとやってない事を判断できる人を育てたいな。
そしてチャンとやってないって意見できるチームにしたいな。
ランブーなんて眼をつむってたって出来るよ。
その中で重要な事もあるけど、たかだか数年の経験なんて、屁の突っ張りにもならない。
例えば対象ログを伐って降ろすのは、
世界的にみてランニングブーリンが主流。
そのくらいは誰でも覚えられると思うが、
ランニングブーリンが出来ない人が居る。
間違う人が居る。
間違って覚える人が居る。
間違ってヘタこいて失敗して
「ランニングブーリンは危ない」って
結論を出す人が居る。
「ランニングブーリンは適切じゃない」
って主張する人が居る。
そのくらいの数種の結びが出来ないって
どれだけ怠け者だろう?
練習キライなんだろう?
誰でも出来るよ。
以前にそういう人のタスクを見たことがあるが、結びを間違っていた。
ランニングブーリンが悪いんじゃなく、自分が悪い。
失敗している自分を間違って無いと思い込んで、ノットが悪いっていう。
タスクが巧くいかなかった事を自分でも道具でもなく、結びのセイにしている。
自分の経験上それは危険な結びだって思い込んでる。
それが偉い人だったんで、その会社は全員がランニングブーリンを使わない。
そしてクローブヒッチを全員に強要する。
どうしてるかって言うと、クローブヒッチでやっている。
まあクローブヒッチでも良いけど、それは径が小さく軽い対象だけだし、末端にストッパーも付けていない。条件も状態も無視してクローブヒッチが一番良いって言っている。
大径木でも重量物でも枝バランスでローリングしそうでもクローブヒッチ。
自分の結びがダサいクセに結びが出来ないくせに、その結びが悪いコトにしている。
自分の経験値なんて大したことないくせに、それを社員に無理強いする。
更に引かれる方向も角度も下がる方向も考えないで、単にハーフヒッチを入れる。
バットもチップも重心も関係なく形だけハーフヒッチを追加する。
アメリカンもヨーロッパもなくただ巻き結び。
一度下がった対象を見た時、ハーフヒッチがクローブヒッチを圧していた。
ゾッとするが、そこの会社はそれがスタンダード。
あんまり大きな対象を扱わないのかもしれないが、ミスって落ちた事ないのかなぁ。
今まで世界的に統計的にも、リギングもセッティングも解体も下降も、失敗が少ないからってランニングブーリン+ハーフヒッチを使うってことになってるのに、それに異を唱え、クローブヒッチって、どうかしてるぜ。
自分の経験値なんて、屁みたいなもんだ。
一方私はランニングブーリンで失敗した事がない。
どうしてランブーが失敗するか判らない。
ランブーの悪い点などあまり見当たらない。
どうしてその会社でランブーがイイよって意見が出ないんだろう?
現場担当や社長がクローブヒッチを使え!って訓示してるのか?
イッツアスモールワールド!
私は毎回チェックを入れる。チームで動いてる時に対象が降りてきて結びが間違ってたら、すぐさま是正を求める。アイツ煩いな〜って思われても、そこはシツコク言う。誰でも出来るんだ、簡単なんだ、それが出来なければツリーワーカーじゃないって言う。そこに一時だけ時間をかければ、絶対に覚える。もう失敗しなくなる。
毎回シツコク言う事でワーカーも考える事になる。登ってない時間に練習する事になる。無理な体勢や頭の後や後手に練習する事になる。そうやって暫くするともう忘れないよ。
だって簡単だもの。
その先にブーリンの方向性やテコや優しさブーリンの有効性を伝える。ハーフヒッチの意味を伝える。その頃にはみんな間違わず出来るようになってるよ。
その時間を惜しまない事が、先を急がない余裕が、失敗しない作業に繋がる。
適切な作業計画やチーム構成に繋がる。ゆえに事故を回避できる。
毎回少しだけでも新しい知識を添加する。それが成長だよ。
登って伐るだけが仕事じゃないよ。登る前に身につける事が沢山あるよ。
講習を受けただけではダメだよ。免状貰っただけではダメだよ。看板背負っただけで上手い仕事は出来ないよ。その後適切にプラクティスして、実践でトライアルして、一方だけじゃなく他方の意見も聞き入れ取り入れ自分で選択しないとダメだよ。
だからチームでは全然別の方法選択する人も居るよ。
いちいち確認するけど、ワーカーを信じてリスペクト出来ればお互いに切磋琢磨できるし作業効率も上がって良いチームになって行く。
最初からは無理だけど、時間をかければモノ凄く良いチームが出来るよ。
イチから大体2年でもう立派なチームが出来たよ。
テキストや聞いた話だけでは無理だね。
実践を合わせて、テキストと照らし合わせて、複数の方法を検討して、プラクティスしながら行うことで、ちゃんとした知識が着いて、ちゃんとした技術に活かせるよ。
重心側にハーフヒッチ入れたら、形だけハーフ噛ましたら、引かれる方向でも角度でも何でも関係なく、形だけハーフ噛ましてるからズレるの当たり前だね。
そんな事も知らないでクローブヒッチでイイって言ってる意味が判らない。
失敗を活かして失敗を検証して身を持って良き方向に導かないと、失敗を隠して無い事にして唯一の成功例を踏襲してたら何も発展しない。そこから進めない。
まあそういう前時代的な失敗を隠すヤツが多いから、ちゃんとしてるチームがちゃんと儲かるんだけどね。
ランブー使わないから、リングの向きも、テコの向きも、優しさブーリンも、ハーフの位置も、ハーフの向きも、何も関係ない。
状況も状態も考えないから勿論マーリンなんて知らないんだろうな。
そういう人がチャンとやってるって言っても、チャンとやってないのが一目瞭然だから、チャンとやってない事を判断できる人を育てたいな。
そしてチャンとやってないって意見できるチームにしたいな。
ランブーなんて眼をつむってたって出来るよ。
2020年11月19日木曜日
健全に危険回避
私がコイツはスゲェって思ってるイギリスのHSE
Health and Safety Executive
政府機関の健康安全局なんて訳されますが、このヘルス(Health)って、
もちろん身体の健康ってコトも含まれますが、
私的には「健全」だと思っています。
健全 (Health)
身心が正常に働き、健康であること。
また、そのさま「健全な発達をとげる」
考え方や行動が、
偏らず調和がとれていること。
物事が正常に機能して、
しっかりした状態にあること。
危険回避 (Safety)
このセーフティも、日本では一般的に
安全って訳されますが、
私的には「危険防止/回避」だと
思っています。
危険を知る事で回避できて、
自分の健全な危険回避に繋がると思う。
「健全に危険回避する」と
「健康と安全」では、結構ニュアンスが違ってくる。
日本は何でもかんでも「安全・安心」って言ってれば良い魔法のコトバです。
逆に言うと安心とか安全って言ってるヤツは、危険を有耶無耶に見えにくくして、私の言ってることを一方的に信用しなさいっていう強要だったり、自分で考えようとしない奴らを騙すために利用される都合の良いコトバです。
「安全・安心」ってことをことさらに言ってるヤツは、信用しない方が良い。
健全であるために、偏らず正常に機能している状態が適切で、健康とは訳が違う。
だから大きな企業や声が大きい人の言う事、よく聞くとかよく目にするって事自体が、数多く刷り込まれた結果なだけで、偏っていないとも正常に機能しているとも思えない。
トランプがガヤガヤ言ってる事とそう変わりない。
トランプはだから健全ではない。
日本の法規も国民はすべからず従うようにって言ってる時点で胡散臭い。
とても偏らず正常に機能していると思えない。
ト◯タやコ◯コーラや電力会社の言ってることが偏らず正常に機能していると思えない。 その判断を自分でインディビディアルに評価しなければ健全ではないでしょう。
私が、それはどうか?って言ったとしても、誰々さんはコウ言った!なんて主張する人は、とても偏らず正常に機能していると思えない。ヘルシーではないのよ。
ある情報を知って、対角にある考えとかを理解して、自分で判断する事が健全なのよ。
「安全です」って言ってるモノやコトは、なんでことさらに安全って言ってるかを理解した方が良い。そこには必ず危険が存在しているから「一方向については安全です」って言ってる訳で、全てが平穏で安心できる状態になったかというと、???
全てが偏らず平穏で安定した状態って、ひょっとしたら死んでる状態かな? 安全ですって言われたら、死を覚悟しておいた方がイイって言う意味なのかな?
だから私は安全という言葉は使いたくない。セーフティって言うようにしている。
それは安全ですか?って聞かれたら、判らないって言う。
だって貴方の安全はどの程度を求めているのか判らないもの。
ロープ高所作業特別教育とフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を実施する、ツリーワークのアウトドアショップなんかの言う事は信じたくないね。
だいたいどうやって日本の法規とツリーワークの整合性を保っているのだろう?
難しい話を並べて、聞いてる人を煙に巻いて、ステークホルダーにおもねって、群がるバカを騙して儲けてるだけじゃないの?
ヘルスだって、健康以前に健全じゃなきゃ。
健全に危険回避するコトを推奨するHSEは、マヤカシやステークホルダーが見え隠れする日本の法規よりも、よっぽど健全だよ。
日本の法規を健全にしようとする動きも有るけど、変わるタイミングもあったと思うが、ステークホルダーが邪魔してマヤカシにしちゃう。私はそんなことに時間を割くのは勿体ないと思う。体勢は戦後70年変わらないんだから。
自分が健全であり続けるために、他所の国のヘルス&セーフティを手本にするよ。
私は死ぬまで死にたくない。殺されたくない。
Health and Safety Executive
政府機関の健康安全局なんて訳されますが、このヘルス(Health)って、
もちろん身体の健康ってコトも含まれますが、
私的には「健全」だと思っています。
健全 (Health)
身心が正常に働き、健康であること。
また、そのさま「健全な発達をとげる」
考え方や行動が、
偏らず調和がとれていること。
物事が正常に機能して、
しっかりした状態にあること。
危険回避 (Safety)
このセーフティも、日本では一般的に
安全って訳されますが、
私的には「危険防止/回避」だと
思っています。
危険を知る事で回避できて、
自分の健全な危険回避に繋がると思う。
「健全に危険回避する」と
「健康と安全」では、結構ニュアンスが違ってくる。
日本は何でもかんでも「安全・安心」って言ってれば良い魔法のコトバです。
逆に言うと安心とか安全って言ってるヤツは、危険を有耶無耶に見えにくくして、私の言ってることを一方的に信用しなさいっていう強要だったり、自分で考えようとしない奴らを騙すために利用される都合の良いコトバです。
「安全・安心」ってことをことさらに言ってるヤツは、信用しない方が良い。
健全であるために、偏らず正常に機能している状態が適切で、健康とは訳が違う。
だから大きな企業や声が大きい人の言う事、よく聞くとかよく目にするって事自体が、数多く刷り込まれた結果なだけで、偏っていないとも正常に機能しているとも思えない。
トランプがガヤガヤ言ってる事とそう変わりない。
トランプはだから健全ではない。
日本の法規も国民はすべからず従うようにって言ってる時点で胡散臭い。
とても偏らず正常に機能していると思えない。
ト◯タやコ◯コーラや電力会社の言ってることが偏らず正常に機能していると思えない。 その判断を自分でインディビディアルに評価しなければ健全ではないでしょう。
私が、それはどうか?って言ったとしても、誰々さんはコウ言った!なんて主張する人は、とても偏らず正常に機能していると思えない。ヘルシーではないのよ。
ある情報を知って、対角にある考えとかを理解して、自分で判断する事が健全なのよ。
「安全です」って言ってるモノやコトは、なんでことさらに安全って言ってるかを理解した方が良い。そこには必ず危険が存在しているから「一方向については安全です」って言ってる訳で、全てが平穏で安心できる状態になったかというと、???
全てが偏らず平穏で安定した状態って、ひょっとしたら死んでる状態かな? 安全ですって言われたら、死を覚悟しておいた方がイイって言う意味なのかな?
だから私は安全という言葉は使いたくない。セーフティって言うようにしている。
それは安全ですか?って聞かれたら、判らないって言う。
だって貴方の安全はどの程度を求めているのか判らないもの。
ロープ高所作業特別教育とフルハーネス型墜落制止用器具特別教育を実施する、ツリーワークのアウトドアショップなんかの言う事は信じたくないね。
だいたいどうやって日本の法規とツリーワークの整合性を保っているのだろう?
難しい話を並べて、聞いてる人を煙に巻いて、ステークホルダーにおもねって、群がるバカを騙して儲けてるだけじゃないの?
ヘルスだって、健康以前に健全じゃなきゃ。
健全に危険回避するコトを推奨するHSEは、マヤカシやステークホルダーが見え隠れする日本の法規よりも、よっぽど健全だよ。
日本の法規を健全にしようとする動きも有るけど、変わるタイミングもあったと思うが、ステークホルダーが邪魔してマヤカシにしちゃう。私はそんなことに時間を割くのは勿体ないと思う。体勢は戦後70年変わらないんだから。
自分が健全であり続けるために、他所の国のヘルス&セーフティを手本にするよ。
私は死ぬまで死にたくない。殺されたくない。
2020年11月18日水曜日
ゴッホより…
デザインとは設計や計画で、意匠や美的センスなんて設計にくっついてるオマケみたいなものです。眼に見えやすいからそこに注目が集まるだけだと思う。本当はその設計に自らの価値判断を伴わせててこそ、デザインも生きると思う。
例えば絵画を見て、
キレイ・汚い・面白い・気持ち悪いという、
心の動きがエモーションが
感動や嫌悪に繋がるんだと思う。
自分で判断がつかないから、
誰か有名な人がイイって言ってるから
これはイイものなんだなっていう、
横並びにしておこうとか、
これをイイって言う方が受けがいいとか、
批判されたくないから
取りあえずイイって言っておこう。
自分で判断がつかないから
「素晴らしい作品ですね」
とか言っちゃう。
ジジイが特に、素晴らしいって言う。
最近の展覧会って写真撮ってもイイ
こともあるのね。ピータードイグ良いよ!
私は素晴らしいとか言われると、コイツなんにも考えてねぇなって思ってしまう。
とりあえず意味を探るんだけど、見つからなかったら素晴らしいって言っておけば、秩序を乱すことは無いだろう的な、まさに自粛警察っていうか相互監視の目線を気にしての言葉だろう。
書や抽象画は、判断がつかないものほど素晴らしいって言われる。
永野がゴッホより普通にラッセンが好き!って言うこと自体憚られる。
ラッセンが普通に好きって言う感情を持っている永野は、素晴らしいじゃなく「好き」っていう感情を表に出しているから、出来ない自分の代弁者的な存在かな。
個人的には永野は嫌悪感しか無いけど、その嫌悪感がエモーションなんで、ということは表現者なんじゃないかな?嫌いだけど。
新聞社やテレビ局が展覧会や発表会に取材に行って、来場者にどうでしたかってインタビューをするシーンが有るが、おおかた「素晴らしい」って言うよね。局や社もその声を納めたいからジジイやババアに聞く。ああいう取材って予定調和以外なんでもないからインタビューとは言わない。恐らく素晴らしい以外の批判とかしたらカットされちゃうしね。
そういうコトに慣れてしまった人は、凝り固まった秩序の中で生きてください。
例えば戦中は、鬼畜米英って竹槍ついてた人も、戦後社会秩序が一変すると、ギブミーチョコレートだからね。今まで鬼って言ってた奴らも直に友だちに成れる。それが社会の秩序だから、国の方針だから。根拠も見当たらない絵空事をオマエ達はコウやれ!っていう指針が出たら、それに従うような素晴らしい人たちが日本の社会を作っている。
そんな社会秩序に従うほどイカレてはいない。
表向きは一市民の社会生活を送れるようにしているが、行政が発行したハザードマップとか災害回避情報とか信じてはいない。
自分の危険回避は、協会や行政がやってくれるものじゃなく、自分で組み立てる必要があるよ。自分で対応策を練っておかないと、誰かが言うことを信じて死にたくないよ。
ココに住んでて津波や洪水で死ぬのだったら本望だよ。
ああ、しょうがないなって死んで行くけど、
行政の言う通りにやってたのに〜って死ぬのはイヤだ。
補助金だ助成金だポイント還元だって一喜一憂して、要らない手続きに時間掛けて、そんな時間があるなら自分で稼げよ。自分でやってることが稼げないから補助金や助成金に頼るんだろ?ソレって自分のやってることに魅力無いからじゃないの? 補助金だった助成金だってポイントだって元は国民の税金だろ?全部が総じてソウダとは言わないが、上にヘツラって喰わしてもらってる犬が偉そうにするんじゃないよ。徒党を組んでその税金をあたかも正しい使い方してるっていうテイで、好き勝手やってる奴らも同等だよ。自分で喰えないから国民に喰わしてもらってるっていう意識を持つべきだよ。
言われたことを正しく守って、ババ引くのはイヤだよ。
自分自身の危険は、自分自身で対処するよ。
それ以上のコトが起きたら、諦めるよ。
あ〜あ、しょうがねぇやって。
でもそれまでは、
自分で落ちない方法も逃げる所も考えるよ。
例えば絵画を見て、
キレイ・汚い・面白い・気持ち悪いという、
心の動きがエモーションが
感動や嫌悪に繋がるんだと思う。
自分で判断がつかないから、
誰か有名な人がイイって言ってるから
これはイイものなんだなっていう、
横並びにしておこうとか、
これをイイって言う方が受けがいいとか、
批判されたくないから
取りあえずイイって言っておこう。
自分で判断がつかないから
「素晴らしい作品ですね」
とか言っちゃう。
ジジイが特に、素晴らしいって言う。
最近の展覧会って写真撮ってもイイ
こともあるのね。ピータードイグ良いよ!
私は素晴らしいとか言われると、コイツなんにも考えてねぇなって思ってしまう。
とりあえず意味を探るんだけど、見つからなかったら素晴らしいって言っておけば、秩序を乱すことは無いだろう的な、まさに自粛警察っていうか相互監視の目線を気にしての言葉だろう。
書や抽象画は、判断がつかないものほど素晴らしいって言われる。
永野がゴッホより普通にラッセンが好き!って言うこと自体憚られる。
ラッセンが普通に好きって言う感情を持っている永野は、素晴らしいじゃなく「好き」っていう感情を表に出しているから、出来ない自分の代弁者的な存在かな。
個人的には永野は嫌悪感しか無いけど、その嫌悪感がエモーションなんで、ということは表現者なんじゃないかな?嫌いだけど。
新聞社やテレビ局が展覧会や発表会に取材に行って、来場者にどうでしたかってインタビューをするシーンが有るが、おおかた「素晴らしい」って言うよね。局や社もその声を納めたいからジジイやババアに聞く。ああいう取材って予定調和以外なんでもないからインタビューとは言わない。恐らく素晴らしい以外の批判とかしたらカットされちゃうしね。
そういうコトに慣れてしまった人は、凝り固まった秩序の中で生きてください。
例えば戦中は、鬼畜米英って竹槍ついてた人も、戦後社会秩序が一変すると、ギブミーチョコレートだからね。今まで鬼って言ってた奴らも直に友だちに成れる。それが社会の秩序だから、国の方針だから。根拠も見当たらない絵空事をオマエ達はコウやれ!っていう指針が出たら、それに従うような素晴らしい人たちが日本の社会を作っている。
そんな社会秩序に従うほどイカレてはいない。
表向きは一市民の社会生活を送れるようにしているが、行政が発行したハザードマップとか災害回避情報とか信じてはいない。
自分の危険回避は、協会や行政がやってくれるものじゃなく、自分で組み立てる必要があるよ。自分で対応策を練っておかないと、誰かが言うことを信じて死にたくないよ。
ココに住んでて津波や洪水で死ぬのだったら本望だよ。
ああ、しょうがないなって死んで行くけど、
行政の言う通りにやってたのに〜って死ぬのはイヤだ。
補助金だ助成金だポイント還元だって一喜一憂して、要らない手続きに時間掛けて、そんな時間があるなら自分で稼げよ。自分でやってることが稼げないから補助金や助成金に頼るんだろ?ソレって自分のやってることに魅力無いからじゃないの? 補助金だった助成金だってポイントだって元は国民の税金だろ?全部が総じてソウダとは言わないが、上にヘツラって喰わしてもらってる犬が偉そうにするんじゃないよ。徒党を組んでその税金をあたかも正しい使い方してるっていうテイで、好き勝手やってる奴らも同等だよ。自分で喰えないから国民に喰わしてもらってるっていう意識を持つべきだよ。
言われたことを正しく守って、ババ引くのはイヤだよ。
自分自身の危険は、自分自身で対処するよ。
それ以上のコトが起きたら、諦めるよ。
あ〜あ、しょうがねぇやって。
でもそれまでは、
自分で落ちない方法も逃げる所も考えるよ。
2020年11月17日火曜日
簡単便利の落とし穴
あまりこういうネタはどうかと思うが、
雨の夜にワインディングが続く道を走っていた。先行車はハイエースを先頭に4台、おそらく皆知った道でバンクや穴ボコや減速するポイントを判っているようで、適度に車間を空けオーバー10km/hくらいで巡航していた。とても安心してついて行ける。
恐らく状況に合わせたドライビングは加減速が適切で最も速い。
路面がキラキラ光る雨の夜にはこういう方々が前を走ってくれると心地よい。
そこへ最近多くなったフロントの色んな所のLEDが幾つも光るまぶしいヤツが直線で追いついてきた(オームか!)あんなにいっぱい青く光る所が必要か?
これも最近多い光軸を変更できるタイプだし、霧もないのにフォグランプ点けてるし、あまりにまぶしいので直線で道を譲って追い抜かせた。直線だからすぐに前の車に追いつき、でもカーブになると遅れる。
カーブ侵入前に充分に減速しないからカーブの途中でも関係なくブレーキ踏むし、踏みっ放しだから加速しないで遅れるし、直線になれば車間を空けずにテールトゥノーズだし、オートマだって走り方の基本っていうか、セオリーは習ったと思うけど、ゲームのようにアクセル踏めば走ってブレーキ踏めば停まるっていうだけで走ってるのか?。
こういうヤツが前を走るとイラッとする。
前走車もイヤなのか直線で道を空け先頭のハイエースにくっついた。
この直線の先にセンターポールが立っているっていう所で、ハイエースを抜きにかかった。ハイエースも確信犯だろうけど一気に加速しカーブ手前まで並行していた。そして抜きにかかったプリは車線に入れず減速もせず、そのままセンターポールに突っ込んだ。
バガバガバッと激しい音が聞こえ、避ければ良いのに停まった。
雨振りの夜の見通しの悪いセンターポールがある交差点のど真ん中でカメになった。
通り過ぎざまに見たら、前は空手チョップを受けたようにガッツリ凹んで、多分底の何かに支え動けないようだった。もちろん皆見過ごした。ザマーミロ。
そして5台は今までと変わらず、心地よくそして適切に速くドライビングした。
ドライバーも環境を知ってて、
状態に合わせて加減速しながら
適切に走行していれば、
こういう状態にならなかっただろうに。
なんかそこで思ったのが、
とにかくエコだって触れ込みだけで、
ドライバーがいい加減な走り方をしたら
エコでも何でも無いハイブリッドで、
カーブの走り方も知らないアンポンタンが、
無理矢理な追い越しするって、
道具の使い方知らないヤツが
危機が迫っても突き進むって、
何処かで聞いたことのある話だ。
カッコ悪い
決してプリプリが悪い訳ではないが、作る会社がおかしな売り方するから政府と結託してエゴカーゲンゼーとかポイントとか訳の解らんコトするからおかしな買う相手が集まるんじゃないか?決して道具が悪い訳じゃない。懸命じゃない使う相手がオカシイのだろう。もっとも魅力も無いけどね。
走り方を工夫しないヤツが、もっと良い方法を模索しないヤツが、一元的に道具を使うのは危険だし、ちっとも速くないよ。結果的に遅くなるんだよ。
自動運転っていうのが最近流行なのかもしれないが、ト◯タやニ◯サンのCMは有名なタレント使って、手放し運転ができるみたいなアプローチだけど、それって嬉しいのか? ホ◯ダやマ◯ダは、運転する喜びをサポートするっていう、まったく違ったアプローチ。
今後ドンドンその方向に移行するんだろうけど、つまんないな。
車がドンドン自動化すればブツカラナイ車になればなるほど、
運転する人はドンドン考えなくなるし劣化するんじゃないか?
危機に臨機応変に対応できなくなるコトはとても安全な施策では無いし、安心に繋がるとも思わない?車はぶつからなくなっても人がおかしくなっては本末転倒。
だから安全って言葉がキライなんだよな。
セーフティは危険を知るって意味だからね。
「危険」を煙に巻く安全はセーフティでは無い。
元々車検の時に光軸の調整とか項目にあるけど、ユーザーが光軸調整できるのは違うだろうよ。ハイロービームだって自分でヤルよ。窓だって手が有るんだから手で回して空けるよ。便利と怠けられるこは全然別のことだよ。簡単は工夫を生まなくなるよ。不便を解消するために、工夫したり発展したりにに繋がらなくなるんじゃないか?
特に我が道を行くババァの軽な。
安全装備とか言いながら危険な方向に行ってないかい?
「簡単便利」には落とし穴が有るよ。
自分が状況を知って状態に合わせてた方法をセレクトできれば便利で簡単だけど、
状況を知って状態に合わせてないと、機器は凶器にもなるし、遅いよ。
道具にはメリットが有るけど、それは自分にとってデメリットしか無いよ。
雨の夜にワインディングが続く道を走っていた。先行車はハイエースを先頭に4台、おそらく皆知った道でバンクや穴ボコや減速するポイントを判っているようで、適度に車間を空けオーバー10km/hくらいで巡航していた。とても安心してついて行ける。
恐らく状況に合わせたドライビングは加減速が適切で最も速い。
路面がキラキラ光る雨の夜にはこういう方々が前を走ってくれると心地よい。
そこへ最近多くなったフロントの色んな所のLEDが幾つも光るまぶしいヤツが直線で追いついてきた(オームか!)あんなにいっぱい青く光る所が必要か?
これも最近多い光軸を変更できるタイプだし、霧もないのにフォグランプ点けてるし、あまりにまぶしいので直線で道を譲って追い抜かせた。直線だからすぐに前の車に追いつき、でもカーブになると遅れる。
カーブ侵入前に充分に減速しないからカーブの途中でも関係なくブレーキ踏むし、踏みっ放しだから加速しないで遅れるし、直線になれば車間を空けずにテールトゥノーズだし、オートマだって走り方の基本っていうか、セオリーは習ったと思うけど、ゲームのようにアクセル踏めば走ってブレーキ踏めば停まるっていうだけで走ってるのか?。
こういうヤツが前を走るとイラッとする。
前走車もイヤなのか直線で道を空け先頭のハイエースにくっついた。
この直線の先にセンターポールが立っているっていう所で、ハイエースを抜きにかかった。ハイエースも確信犯だろうけど一気に加速しカーブ手前まで並行していた。そして抜きにかかったプリは車線に入れず減速もせず、そのままセンターポールに突っ込んだ。
バガバガバッと激しい音が聞こえ、避ければ良いのに停まった。
雨振りの夜の見通しの悪いセンターポールがある交差点のど真ん中でカメになった。
通り過ぎざまに見たら、前は空手チョップを受けたようにガッツリ凹んで、多分底の何かに支え動けないようだった。もちろん皆見過ごした。ザマーミロ。
そして5台は今までと変わらず、心地よくそして適切に速くドライビングした。
ドライバーも環境を知ってて、
状態に合わせて加減速しながら
適切に走行していれば、
こういう状態にならなかっただろうに。
なんかそこで思ったのが、
とにかくエコだって触れ込みだけで、
ドライバーがいい加減な走り方をしたら
エコでも何でも無いハイブリッドで、
カーブの走り方も知らないアンポンタンが、
無理矢理な追い越しするって、
道具の使い方知らないヤツが
危機が迫っても突き進むって、
何処かで聞いたことのある話だ。
カッコ悪い
決してプリプリが悪い訳ではないが、作る会社がおかしな売り方するから政府と結託してエゴカーゲンゼーとかポイントとか訳の解らんコトするからおかしな買う相手が集まるんじゃないか?決して道具が悪い訳じゃない。懸命じゃない使う相手がオカシイのだろう。もっとも魅力も無いけどね。
走り方を工夫しないヤツが、もっと良い方法を模索しないヤツが、一元的に道具を使うのは危険だし、ちっとも速くないよ。結果的に遅くなるんだよ。
自動運転っていうのが最近流行なのかもしれないが、ト◯タやニ◯サンのCMは有名なタレント使って、手放し運転ができるみたいなアプローチだけど、それって嬉しいのか? ホ◯ダやマ◯ダは、運転する喜びをサポートするっていう、まったく違ったアプローチ。
今後ドンドンその方向に移行するんだろうけど、つまんないな。
車がドンドン自動化すればブツカラナイ車になればなるほど、
運転する人はドンドン考えなくなるし劣化するんじゃないか?
危機に臨機応変に対応できなくなるコトはとても安全な施策では無いし、安心に繋がるとも思わない?車はぶつからなくなっても人がおかしくなっては本末転倒。
だから安全って言葉がキライなんだよな。
セーフティは危険を知るって意味だからね。
「危険」を煙に巻く安全はセーフティでは無い。
元々車検の時に光軸の調整とか項目にあるけど、ユーザーが光軸調整できるのは違うだろうよ。ハイロービームだって自分でヤルよ。窓だって手が有るんだから手で回して空けるよ。便利と怠けられるこは全然別のことだよ。簡単は工夫を生まなくなるよ。不便を解消するために、工夫したり発展したりにに繋がらなくなるんじゃないか?
特に我が道を行くババァの軽な。
安全装備とか言いながら危険な方向に行ってないかい?
「簡単便利」には落とし穴が有るよ。
自分が状況を知って状態に合わせてた方法をセレクトできれば便利で簡単だけど、
状況を知って状態に合わせてないと、機器は凶器にもなるし、遅いよ。
道具にはメリットが有るけど、それは自分にとってデメリットしか無いよ。
2020年11月16日月曜日
スクラップアンドビルド
私はDdRTのみのクライミングは捨てました。
もうヤラないっていうんじゃなく、クライミングには使わないってことです。
ツリーイングならいざ知らず、仕事ではあまりに非効率です。
もちろん樹上に行ったらフリップラインやワークポジショニングでDdRTを使いますよ。
でもクライミングには使わない。それだけでは登らない。
TG:1がドラフト発表になり、自分なりに
精査していたら、そのレスキュー方針が、
本当にそうか?という疑問から始まって、
何度も何度もブラッシュアップして、
仲間とプラクティスを繰り返し、
自分一人でも気がついたら疑問を解消して
どうにか形に、この考えに行き着きました。
レスキュー前提でシステムを組んで
仕事をして、いざという時に救助しやすい。
どう考えても合理的でツジツマが合う。
「私のエアリアルレスキュー」
マイコードオブプラクティス
救助における特記事項
まだ一般発売はしないver0.9だけどね。
本当はこういうコトを考えて実践しているうちに、今秋にはTG:1の2ndエディションが出るっていうし、本家のテクニカルガイド1が出来上がるだろうと、その時にはコレは役に立つだろうと、この実践や検討が活きるだろうと思っていたが、、なかなか出ない。TG:1が発行されない。だから実践的に積極的にこのレスキューをやっていた。
色々プラクティスを繰り返しているうちに、レスキューは誰かがやった成功例を踏襲するだけではマズいって思い始めた。一般に薄めた状態でありきたりの平板化した救助が、自分には役に立たないと思い始めた。
ある人が出来ても、オレが出来なければ話にならない。
それにエアリアルレスキューって運動会で勝つことが目的ではない。 作り込まれた結果が分かりやすいタイムトライアルでは、実践の救助に活かせない。
たとえ30秒遅くても、ビクティムを怖がらせない、揺らさない、痛くない救助が現場では求められるんじゃないか?
速さだけを突き詰めると粗くなるし、システマティックに道具を揃えたら現場で臨機応変に出来ないし、ミニマムで行う可能性っていうか汎用性が重要な気がする。
運動会で一等賞取ることがレスキューの目的ではない。
そこでやってみて気がついたことは、やっぱりアメリカものは性に合わないなと、そして米国がアーボリストの本拠地と思っていた。でも、そんな事は無いという事実に気づき、否定はしないけど、積極的にアメリカの考えを取り入れるのはどうか?と思い始めた。
誰かに誘導されていたのか?そういうモノだと思い込んでバカの壁を築いていた。
それにアメリカモノは力が貧弱なチビの小デブには向かない。
ヒザの裏までとどくスパーとか、ウエストがユルユルのハーネスとか、長過ぎるヒッチコードとか、クソ重いヘルメットとか、重い革の(足首から20カ所以上編まなきゃならん)編み上げブーツとか、そういうモノだと思っていたが、、、
実はそういうモノでは無いということに気がついた。
第一非効率でしょ。
足が短い、両側のターミネーションがくっつきそうにウエストが緩い、手を延ばしても届きにくい、重い、面倒臭いってのが作業には非効率でしょ。
そういうモノだと思っていたが、そんな事は無い。
見本にしてる人がデカい人でも、一流のアーボリストはソウかもしれないが、仕事ができるアーボリストは必ずしもデカいヤツとは限らない。
まあデカいチェンソーを振り回すのは、デカいヤツかもしれないが、デカいチェンソー振り回すだけがアーボリストではない。
樹上にセットしに行くのは小さいヤツの方が、動きを理解してるヤツの方、上手く逃げれるヤツの方が良い。あわよくば軽い方が良い。
そういう役割をデカいヤツと分担すれば良い。
何でもかんでも自分一人でやろうとしない。チームで動けば良い。
ソリャ出来るに越したことはないが、出来ないなら無理しない方が良い。
無理したら効率が悪くなってセーフティも担保出来ない。
Arborists are great thinkers and visionaries and it is important that any improvements in ergonomic working systems are proven to be safe, efficient and effective.
アーボリストは優れた思想家であり先見の明があり、人間工学に基づいた作業システムの改善が安全、効率的、効果的であることが証明されていることが重要です。
賢明ならばセーフティで効果的であるものの、ヤンチャにすると色々効率的で無くなる。疲れや意思疎通の不備はストレス貯るよね。ストレス貯めちゃそりゃぁ非効率になるし、結果として焦ってセーフティじゃなくなる。
多くのツリーワーカーにSRT作業は実質的に選ばれ無いことが多い。アセンダーとディセンダーのチェンジオーバーが頻繁に行われ、その手順の煩雑さや時間の無駄を生む事が好まれない事が多い。
しかしSRTは、洞窟探検・スポーツクライミング・産業用ロープアクセス・高角度救助など、多くの分野で良好なクライミング方法ということは歴史が立証しています。
例えば、産業用ロープアクセスの現場でどうしてDdRTが使われないか?高所樹上作業で好まれるDdRTが他ではどうして使われないか?
また、レスキューの現場でDdRTが如何に好ましくないか?を考えるべきだと思う。
実際にレスキュー前提の作業手法を求められている高所樹上作業の現場なら、SRTを使うのは当然で、SRTを使わない理由がどこにもない。
ただ慣れてるからってDdRTに固執するのもイイけど、よりセーフティで効率的なら自分の方向性を変えてみるのも良い。今までの自分のやり方を否定されるみたいでイヤなのかな?否定じゃなくて積み重ねなんだけどな。
バカの壁を築いてシャットアウトしちゃうのは簡単だけど、そうやっていつまでも固執して自滅しちゃうのかな?
今までの自分を振り返ってみる、否定しないで触れてみる、良い方法を取り入れてみる。良い道具を買うっていうのではないからね。道具にはすぐに飛びつくくせに、ヤリ方に固執してたら、いつまでも成長しないよ。
スクラップアンドビルドが大切だよ。
一回ぶっ壊してみると新しい何かを感じられるよ。
もうヤラないっていうんじゃなく、クライミングには使わないってことです。
ツリーイングならいざ知らず、仕事ではあまりに非効率です。
もちろん樹上に行ったらフリップラインやワークポジショニングでDdRTを使いますよ。
でもクライミングには使わない。それだけでは登らない。
TG:1がドラフト発表になり、自分なりに
精査していたら、そのレスキュー方針が、
本当にそうか?という疑問から始まって、
何度も何度もブラッシュアップして、
仲間とプラクティスを繰り返し、
自分一人でも気がついたら疑問を解消して
どうにか形に、この考えに行き着きました。
レスキュー前提でシステムを組んで
仕事をして、いざという時に救助しやすい。
どう考えても合理的でツジツマが合う。
「私のエアリアルレスキュー」
マイコードオブプラクティス
救助における特記事項
まだ一般発売はしないver0.9だけどね。
本当はこういうコトを考えて実践しているうちに、今秋にはTG:1の2ndエディションが出るっていうし、本家のテクニカルガイド1が出来上がるだろうと、その時にはコレは役に立つだろうと、この実践や検討が活きるだろうと思っていたが、、なかなか出ない。TG:1が発行されない。だから実践的に積極的にこのレスキューをやっていた。
色々プラクティスを繰り返しているうちに、レスキューは誰かがやった成功例を踏襲するだけではマズいって思い始めた。一般に薄めた状態でありきたりの平板化した救助が、自分には役に立たないと思い始めた。
ある人が出来ても、オレが出来なければ話にならない。
それにエアリアルレスキューって運動会で勝つことが目的ではない。 作り込まれた結果が分かりやすいタイムトライアルでは、実践の救助に活かせない。
たとえ30秒遅くても、ビクティムを怖がらせない、揺らさない、痛くない救助が現場では求められるんじゃないか?
速さだけを突き詰めると粗くなるし、システマティックに道具を揃えたら現場で臨機応変に出来ないし、ミニマムで行う可能性っていうか汎用性が重要な気がする。
運動会で一等賞取ることがレスキューの目的ではない。
そこでやってみて気がついたことは、やっぱりアメリカものは性に合わないなと、そして米国がアーボリストの本拠地と思っていた。でも、そんな事は無いという事実に気づき、否定はしないけど、積極的にアメリカの考えを取り入れるのはどうか?と思い始めた。
誰かに誘導されていたのか?そういうモノだと思い込んでバカの壁を築いていた。
それにアメリカモノは力が貧弱なチビの小デブには向かない。
ヒザの裏までとどくスパーとか、ウエストがユルユルのハーネスとか、長過ぎるヒッチコードとか、クソ重いヘルメットとか、重い革の(足首から20カ所以上編まなきゃならん)編み上げブーツとか、そういうモノだと思っていたが、、、
実はそういうモノでは無いということに気がついた。
第一非効率でしょ。
足が短い、両側のターミネーションがくっつきそうにウエストが緩い、手を延ばしても届きにくい、重い、面倒臭いってのが作業には非効率でしょ。
そういうモノだと思っていたが、そんな事は無い。
見本にしてる人がデカい人でも、一流のアーボリストはソウかもしれないが、仕事ができるアーボリストは必ずしもデカいヤツとは限らない。
まあデカいチェンソーを振り回すのは、デカいヤツかもしれないが、デカいチェンソー振り回すだけがアーボリストではない。
樹上にセットしに行くのは小さいヤツの方が、動きを理解してるヤツの方、上手く逃げれるヤツの方が良い。あわよくば軽い方が良い。
そういう役割をデカいヤツと分担すれば良い。
何でもかんでも自分一人でやろうとしない。チームで動けば良い。
ソリャ出来るに越したことはないが、出来ないなら無理しない方が良い。
無理したら効率が悪くなってセーフティも担保出来ない。
Arborists are great thinkers and visionaries and it is important that any improvements in ergonomic working systems are proven to be safe, efficient and effective.
アーボリストは優れた思想家であり先見の明があり、人間工学に基づいた作業システムの改善が安全、効率的、効果的であることが証明されていることが重要です。
賢明ならばセーフティで効果的であるものの、ヤンチャにすると色々効率的で無くなる。疲れや意思疎通の不備はストレス貯るよね。ストレス貯めちゃそりゃぁ非効率になるし、結果として焦ってセーフティじゃなくなる。
多くのツリーワーカーにSRT作業は実質的に選ばれ無いことが多い。アセンダーとディセンダーのチェンジオーバーが頻繁に行われ、その手順の煩雑さや時間の無駄を生む事が好まれない事が多い。
しかしSRTは、洞窟探検・スポーツクライミング・産業用ロープアクセス・高角度救助など、多くの分野で良好なクライミング方法ということは歴史が立証しています。
例えば、産業用ロープアクセスの現場でどうしてDdRTが使われないか?高所樹上作業で好まれるDdRTが他ではどうして使われないか?
また、レスキューの現場でDdRTが如何に好ましくないか?を考えるべきだと思う。
実際にレスキュー前提の作業手法を求められている高所樹上作業の現場なら、SRTを使うのは当然で、SRTを使わない理由がどこにもない。
ただ慣れてるからってDdRTに固執するのもイイけど、よりセーフティで効率的なら自分の方向性を変えてみるのも良い。今までの自分のやり方を否定されるみたいでイヤなのかな?否定じゃなくて積み重ねなんだけどな。
バカの壁を築いてシャットアウトしちゃうのは簡単だけど、そうやっていつまでも固執して自滅しちゃうのかな?
今までの自分を振り返ってみる、否定しないで触れてみる、良い方法を取り入れてみる。良い道具を買うっていうのではないからね。道具にはすぐに飛びつくくせに、ヤリ方に固執してたら、いつまでも成長しないよ。
スクラップアンドビルドが大切だよ。
一回ぶっ壊してみると新しい何かを感じられるよ。
2020年11月15日日曜日
充実のプラクティス4日間
いや~なんちゅうか、天気悪いね。
まあ予定がキャンセルになって、ロープアクセス虎の穴だったけど、こんな日はコソ連っていうか自主プラクティスに限る。
色々懸案だったアレもコレも、やってみるための4日間。
クイッキー、イイね。
向きっていうか、クロールとの相性が、
今イチ不明瞭だったけど、
そしてあのレリーズの棒が不安だったけど
ビナの回転止めで問題解消!
逆に取付けたらクロールを通過する
ロープの流れが滞り今イチだったけど
逆さまにするとコレがとても塩梅いい。
トップクロール付け外し問題も解消。
幾つかの試行錯誤後
今はもう違う形だけど、
他に使う事を予想してたんで
もう1つバットとクイッキが必要だな。
そして使ってみてって貰ったジャイロ。この効果的で有効な使い道が判らない。判らないからターミネションに付けてみた。ロープトゥロープで下降器2個でパンパンに張って上にアプローチするみたいなシチュエーションが多くあるらしいけど、そんな時このジャイロがターミネションに付いてたらアタッチメントポイントがキリキリいう事も無くなる!って試してみた。
しかし、実際に160˚位に
張るらしいけど、
私にはせいぜい140˚が限界。
コレ以上は3倍で引けないよ。
ポジションも回転するし
力でどうにか..できないよ。
マニュアルにもスイベル機能や角度の有効性なんかうやうやしく書いてある。PPEだし、EN795やEN354適合してるしANZI Z359だし、MBL26kNだし、ピーク力6kNだし、WLL300kgの充分。規格は充分に有効。だけど、
未だコレコレ!っていう使い方が判らない。
判る人いたら教えてちょ。
すみません。
クイッキーはPPEじゃなかった!
いつの間にか販売店の表記が変わっていて、ENANSIも無くなってる!
PLEASE BE AWARE THAT THIS IS NOT YET CE CERTIFIED FOR THE UK AND THEREFORE IS NOT INTENDED FOR PPE USE.
これはまだ英国のCE認定を受けておらず、したがってPPEの使用を目的としていないことに注意してください。
CE取ってないからか?試験受けてないからか?じゃ今までのENやANSI表記は何だったんだ!買った段階でのマニュアルは無効ってことか。こういうコトが起こる前提で注意していないと。
ヤバいからね。PPEじゃないからターミネーションに取付けるとかダメだからね。
グラウンドがAZTE使う場合
1人でピボットとかリセットするの
なかなか難しい。
そしてクライマーはなにモタモタしてるんだ
ってヤキモキする気持ちも良く判る。
ボトムアンカーをロールンロックで
コンパウンド構成にすれば
軽くリフトした後に、アオプル外して
ロールンロックで実質8倍に変更できる
コレも便利ね。
救助プラクティスのとき、ビクティムを空中に吊るさなきゃならんけど、80kgもあるダミーを3m引き上げるのって結構大変。手が届かないしリセットも出来ない時にスマートに設営できるVSS+R。
コレ実践でも使えるぜ。
外に出る気持ちにならず、
体育館で4日間置きっぱなしで
色々出来る機会は滅多に無い。
道具も豊富にあるし、
懸案事項を検討するには
ベターで状況もよく
面白かったんだけど、
人がいないからねぇ。
まあこういう機会だから、リギングリングの角度とロスとか有効性とかエンフォーサーで検証したり、テンションラインで途中まで下げて任意の位置で下げるみたいな検証をしようと思ったんだけど、雪がねぇ。
そして面白かったのがレスキュー詰め将棋。
ミニマムの道具っていうか個人用PPEで、
ロープトゥロープやリアンカーの
とても厳しい救助。
ゴールというか、正解が無いまま
何手先も読みながら
手詰まりにならないように、
とりあえずやってみる。
私にはとてもついて行けなかったけど、
やってみる価値はあるね。
見てるだけでも相当勉強になる。
自分ではこの方法はできないなとか
ここはコウした方が良いとか、
そんな唯一の正解が無い状態で、
新たな発見に繫げる。すばらしい
手詰まりの中からリセットしやすいフットムンターとか、逃げる傷を避けながら有効なビッグバタフライノットパスみたいな、新たな発見がある。
知識の引き出しは多い方がイイね。失敗しても、絶対何かしらの役に立つ。っていうか失敗しないと成長できないからね。
失敗を有耶無耶にする人居るけど、無かった事にする人居るけど、成功例しか自慢しない人居るけど、成功例だけで何でもやっちゃおうとする人居るけど、、、
どこで成長するんだろうね?
何処かにバカの壁を作って成長しなくて良いんだろうな。
ひょっとしてもう相当過去の常識っていうか、相当過去の成功例に固執して、何でもそれに当てはめて、新しいデバイスでも無理矢理に過去の成功例を当てはめて、失敗しちゃう人居るんだろうな。そして失敗したらなき事にするから、いつまで経っても成長できないんだろうな。可哀想だな。
こういう失敗するためのプラクティスっていうか、成長するための失敗を検証してみる時間ってモノ凄く有効だと思うけどな。
会場借りて目的を失ったけど、
PPEだと思って考察してたのがPPEじゃなかったり、
モノ凄く有意義な時間だった。
まあ予定がキャンセルになって、ロープアクセス虎の穴だったけど、こんな日はコソ連っていうか自主プラクティスに限る。
色々懸案だったアレもコレも、やってみるための4日間。
クイッキー、イイね。
向きっていうか、クロールとの相性が、
今イチ不明瞭だったけど、
そしてあのレリーズの棒が不安だったけど
ビナの回転止めで問題解消!
逆に取付けたらクロールを通過する
ロープの流れが滞り今イチだったけど
逆さまにするとコレがとても塩梅いい。
トップクロール付け外し問題も解消。
幾つかの試行錯誤後
今はもう違う形だけど、
他に使う事を予想してたんで
もう1つバットとクイッキが必要だな。
そして使ってみてって貰ったジャイロ。この効果的で有効な使い道が判らない。判らないからターミネションに付けてみた。ロープトゥロープで下降器2個でパンパンに張って上にアプローチするみたいなシチュエーションが多くあるらしいけど、そんな時このジャイロがターミネションに付いてたらアタッチメントポイントがキリキリいう事も無くなる!って試してみた。
しかし、実際に160˚位に
張るらしいけど、
私にはせいぜい140˚が限界。
コレ以上は3倍で引けないよ。
ポジションも回転するし
力でどうにか..できないよ。
マニュアルにもスイベル機能や角度の有効性なんかうやうやしく書いてある。
未だコレコレ!っていう使い方が判らない。
判る人いたら教えてちょ。
すみません。
クイッキーはPPEじゃなかった!
いつの間にか販売店の表記が変わっていて、ENANSIも無くなってる!
PLEASE BE AWARE THAT THIS IS NOT YET CE CERTIFIED FOR THE UK AND THEREFORE IS NOT INTENDED FOR PPE USE.
これはまだ英国のCE認定を受けておらず、したがってPPEの使用を目的としていないことに注意してください。
CE取ってないからか?試験受けてないからか?じゃ今までのENやANSI表記は何だったんだ!買った段階でのマニュアルは無効ってことか。こういうコトが起こる前提で注意していないと。
ヤバいからね。PPEじゃないからターミネーションに取付けるとかダメだからね。
グラウンドがAZTE使う場合
1人でピボットとかリセットするの
なかなか難しい。
そしてクライマーはなにモタモタしてるんだ
ってヤキモキする気持ちも良く判る。
ボトムアンカーをロールンロックで
コンパウンド構成にすれば
軽くリフトした後に、アオプル外して
ロールンロックで実質8倍に変更できる
コレも便利ね。
救助プラクティスのとき、ビクティムを空中に吊るさなきゃならんけど、80kgもあるダミーを3m引き上げるのって結構大変。手が届かないしリセットも出来ない時にスマートに設営できるVSS+R。
コレ実践でも使えるぜ。
外に出る気持ちにならず、
体育館で4日間置きっぱなしで
色々出来る機会は滅多に無い。
道具も豊富にあるし、
懸案事項を検討するには
ベターで状況もよく
面白かったんだけど、
人がいないからねぇ。
まあこういう機会だから、リギングリングの角度とロスとか有効性とかエンフォーサーで検証したり、テンションラインで途中まで下げて任意の位置で下げるみたいな検証をしようと思ったんだけど、雪がねぇ。
そして面白かったのがレスキュー詰め将棋。
ミニマムの道具っていうか個人用PPEで、
ロープトゥロープやリアンカーの
とても厳しい救助。
ゴールというか、正解が無いまま
何手先も読みながら
手詰まりにならないように、
とりあえずやってみる。
私にはとてもついて行けなかったけど、
やってみる価値はあるね。
見てるだけでも相当勉強になる。
自分ではこの方法はできないなとか
ここはコウした方が良いとか、
そんな唯一の正解が無い状態で、
新たな発見に繫げる。すばらしい
手詰まりの中からリセットしやすいフットムンターとか、逃げる傷を避けながら有効なビッグバタフライノットパスみたいな、新たな発見がある。
知識の引き出しは多い方がイイね。失敗しても、絶対何かしらの役に立つ。っていうか失敗しないと成長できないからね。
失敗を有耶無耶にする人居るけど、無かった事にする人居るけど、成功例しか自慢しない人居るけど、成功例だけで何でもやっちゃおうとする人居るけど、、、
どこで成長するんだろうね?
何処かにバカの壁を作って成長しなくて良いんだろうな。
ひょっとしてもう相当過去の常識っていうか、相当過去の成功例に固執して、何でもそれに当てはめて、新しいデバイスでも無理矢理に過去の成功例を当てはめて、失敗しちゃう人居るんだろうな。そして失敗したらなき事にするから、いつまで経っても成長できないんだろうな。可哀想だな。
こういう失敗するためのプラクティスっていうか、成長するための失敗を検証してみる時間ってモノ凄く有効だと思うけどな。
会場借りて目的を失ったけど、
PPEだと思って考察してたのがPPEじゃなかったり、
モノ凄く有意義な時間だった。
2020年11月14日土曜日
道具が危ないんじゃないよ4
シリウスブルロープ。
とても使いやすいリギングライン。しなやかでクセがつきにくく、キンクしても解消しやすい。シースもコアも軟らかいポリエステルなんでランブーなんかのノットが作りやすい。ダブルブレイド32st.の編みは軟らかくツブれロワリングデバイスとの相性もバッチリ!太さに対して色分けされた直径が識別しやすい。
そして性能と比較してコストが素晴らしい。
そして過負荷インジケーター!軟らかいからその性能劣化に特質したロープに一定の間隔でマークされたストランドは、ロープが過負荷にさらされたことを示すから(いわゆる伸びる事によって、コアとシースのミルキングなど)、破棄基準が明確。
ANSI Z133-2017クオリファイ。
そしてマニュアルが秀逸!
まあ、使用条件や状態、
基準が事細かく当たり前に書いてあるし、
他のロープとの性能比較や、
ハーフとランブーのノットストレングロス、
タイインングの条件などの
テクニカルデータが出ている。
素晴らしい!
世界各国で使われるから色んな原語対応
(日本語は無いけど)全173ページの冊子
こんなマニュアル珍しいぜ。
これだけでメシ3杯はイケる。
安いからいい加減な使い方が出来るって訳じゃないが、汚れても洗いやすいし、洗ってもしなやかさが保たれるんで、ハードユースには持ってこいザンす。
リギング作業で昔は操作しやすくコストも安いって理由でツリーマスターを使っていたけど、シリウスが出てから、シリウスを使ってリギング操作をするようになってからもう、手放せない一品ザンす。
しか〜し、
これはリギングロープです。
リギングブルロープです。
クライミングには使いません。
吊り降ろすだけです。
PPEではないからね。
そんなコトを知ってか?知らずか?
ランヤードに使っているバカが居る。
フリップラインとか一時的なアンカーなら良いと思うが、
ランヤードで自確としてデバイス付けて使ってるヤツが居る。
恐らくPPEっていう認識すら無いヤツが、「おっコレ安いじゃん!」みたいな事しか考えず、規格もクソもなく、切り売りしてる安いロープってくらいしか認識が無く、ランヤードに使ってる。PPEじゃないから切れて落ちても知らないよ。切れて落ちても誰にも何にも文句言えないし、労災だって利かないよ。
恐らく過負荷インジケーターのことなど意識すらないだろうけど、そういうヤツに限って力技の凄い命がけなんだろうな。
しかもデバイスとの相性とか考えてないだろうから、ミソもクソも一緒。
偏心カムやテコ利用のデバイスの知識も無いんだろうけど、ロープがしなやかで潰れるんでデバイスに食い込みやすく「効く!」みたいなアホな考えで、デバイスとの相性や適合性なんて何も考えず、リギングロープをクライミングロープとして使ってる。
決定的にダメじゃないけど、知ってて使い方を制限して使うには問題ないけど「コレ安くて良いよ」みたいな情けない利用で、オレは一流のアーボリストだってな感じで知らない人に勧めるのだけは止めてくれ!
自分一人で勝手に特殊な伐採をやってくれ。
そんな話を鵜呑みにする人も、勝手に死ねば良いけど、何ぁんにも知らないヤツが、何ぁんにも知らないヤツに勧める事がどれほど危険を誘発するかを考えて欲しい。
そんな話を聞いた人は「コレはリギングロープですよね?」って突っ込んで欲しい。そんなバカはどういう反応をするか?見てみたいゼ。
恐らくテキトーに誤摩化すんだろうけど、知らないヤツに吹聴するのだけ早めてくれ。
その辛くてキツくて遅くて力づくな特殊伐採の世界では一流なのかもしれないけど、それはツリーケアとは言わないから。
まあ、ほんの一部の登り方だけ知ってるヤカラが、鼻息粗く特殊伐採って言ってるヤツなんだろうけど、それは一般じゃないからね。ツリーケアとは言わないから。
特殊な人が行う、ただ切り倒すだけの伐採だから、ツリーケアやアーボリストとは全く別なヘナチョコだから。そんな人の話を鵜呑みにするのは、メリット無いよ。
辛くてキツくて遅くて力づくな仕事が好きなら命をかけて勝手にやってくれ。
シリウスブルロープはとても素晴らしいロープだ。
リギングには手放せないロープだ。
でもクライミングじゃないからね。
道具が悪いんじゃなく、使う人が悪いんだからね。
とても使いやすいリギングライン。しなやかでクセがつきにくく、キンクしても解消しやすい。シースもコアも軟らかいポリエステルなんでランブーなんかのノットが作りやすい。ダブルブレイド32st.の編みは軟らかくツブれロワリングデバイスとの相性もバッチリ!太さに対して色分けされた直径が識別しやすい。
そして性能と比較してコストが素晴らしい。
そして過負荷インジケーター!軟らかいからその性能劣化に特質したロープに一定の間隔でマークされたストランドは、ロープが過負荷にさらされたことを示すから(いわゆる伸びる事によって、コアとシースのミルキングなど)、破棄基準が明確。
ANSI Z133-2017クオリファイ。
そしてマニュアルが秀逸!
まあ、使用条件や状態、
基準が事細かく当たり前に書いてあるし、
他のロープとの性能比較や、
ハーフとランブーのノットストレングロス、
タイインングの条件などの
テクニカルデータが出ている。
素晴らしい!
世界各国で使われるから色んな原語対応
(日本語は無いけど)全173ページの冊子
こんなマニュアル珍しいぜ。
これだけでメシ3杯はイケる。
安いからいい加減な使い方が出来るって訳じゃないが、汚れても洗いやすいし、洗ってもしなやかさが保たれるんで、ハードユースには持ってこいザンす。
リギング作業で昔は操作しやすくコストも安いって理由でツリーマスターを使っていたけど、シリウスが出てから、シリウスを使ってリギング操作をするようになってからもう、手放せない一品ザンす。
しか〜し、
これはリギングロープです。
リギングブルロープです。
クライミングには使いません。
吊り降ろすだけです。
PPEではないからね。
そんなコトを知ってか?知らずか?
ランヤードに使っているバカが居る。
フリップラインとか一時的なアンカーなら良いと思うが、
ランヤードで自確としてデバイス付けて使ってるヤツが居る。
恐らくPPEっていう認識すら無いヤツが、「おっコレ安いじゃん!」みたいな事しか考えず、規格もクソもなく、切り売りしてる安いロープってくらいしか認識が無く、ランヤードに使ってる。PPEじゃないから切れて落ちても知らないよ。切れて落ちても誰にも何にも文句言えないし、労災だって利かないよ。
恐らく過負荷インジケーターのことなど意識すらないだろうけど、そういうヤツに限って力技の凄い命がけなんだろうな。
しかもデバイスとの相性とか考えてないだろうから、ミソもクソも一緒。
偏心カムやテコ利用のデバイスの知識も無いんだろうけど、ロープがしなやかで潰れるんでデバイスに食い込みやすく「効く!」みたいなアホな考えで、デバイスとの相性や適合性なんて何も考えず、リギングロープをクライミングロープとして使ってる。
決定的にダメじゃないけど、知ってて使い方を制限して使うには問題ないけど「コレ安くて良いよ」みたいな情けない利用で、オレは一流のアーボリストだってな感じで知らない人に勧めるのだけは止めてくれ!
自分一人で勝手に特殊な伐採をやってくれ。
そんな話を鵜呑みにする人も、勝手に死ねば良いけど、何ぁんにも知らないヤツが、何ぁんにも知らないヤツに勧める事がどれほど危険を誘発するかを考えて欲しい。
そんな話を聞いた人は「コレはリギングロープですよね?」って突っ込んで欲しい。そんなバカはどういう反応をするか?見てみたいゼ。
恐らくテキトーに誤摩化すんだろうけど、知らないヤツに吹聴するのだけ早めてくれ。
その辛くてキツくて遅くて力づくな特殊伐採の世界では一流なのかもしれないけど、それはツリーケアとは言わないから。
まあ、ほんの一部の登り方だけ知ってるヤカラが、鼻息粗く特殊伐採って言ってるヤツなんだろうけど、それは一般じゃないからね。ツリーケアとは言わないから。
特殊な人が行う、ただ切り倒すだけの伐採だから、ツリーケアやアーボリストとは全く別なヘナチョコだから。そんな人の話を鵜呑みにするのは、メリット無いよ。
辛くてキツくて遅くて力づくな仕事が好きなら命をかけて勝手にやってくれ。
シリウスブルロープはとても素晴らしいロープだ。
リギングには手放せないロープだ。
でもクライミングじゃないからね。
道具が悪いんじゃなく、使う人が悪いんだからね。
2020年11月13日金曜日
道具が危ないんじゃないよ3
友人と談笑してた時に出てきた笑い話だけど、キャプテンで登っている人がいるらしい。
その人はスローラインを投げるのがヘタらしく、キャプテンの方が早い?らしい。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って
文字が読めなくても判るようにドクロの画がたくさん付いている。
けっこう重いフックを一発で、
何処にもぶつけないで20mくらい
上に向って投げられる強烈なモサなのか?
412gだから、20m投げて失敗して
地上に落ちたら0.824トンの衝撃。
MBSは18kNだから、
2トン弱まで耐えられるけど、
当然アルミ合金なんで応力が掛かったり
地上に落下させたら破断につながる。
ブンブン振り回して、何処かにドカンと
ぶつかったらオシャカだよ。
アルミ合金は
見た目にキレイに観えるけど、
何度も落としたら、
眼に見えないクラックが入る恐れも有り、
いつかパツンって割れるからなぁ。
それとも3mくらい投げて、何度もチマチマそれを繰り返すのか?
もちろん危険が有ったり、ツル絡みで投げられないヤツは、ランヤードを何度もチマチマ架け替えて登るしか無い場合もあるが、ソレはPPEのランヤードであって、キャプテンじゃない。まあブリナワの感覚なのか?
もの凄いスピードで良い状態のアンカーに正確に掛けて次々に登って行くのかなぁ?
まあそんなことより、アレはPPEじゃないからね。なんかシステム組んで登るのかなぁ?
システム組んだってPPEじゃ無いからアウトだけど。
それだけで登るなんてコトは誰も考えないよね。
それともその名の通り、フック船長なのかな?手がキャプテンフックに成ってるのかな?でもあれはファンタジーだしなあ。
Captain : A self orienting, high strength throwing hook for use as a positioning aid. Not PPE.
位置決め補助として使用する高強度スローイングフック。 PPEではありません。
って、マニュアル読むまでもなく商品説明に書いてある。
画期的なワークテクニックツールなんだろうけど、
もちろん賢明なツリーワーカーは耐荷重アンカーには使ってないよね?
でも通販ショップの多くはPPEだってコト一言も書いてないし、
林業用品を売ってるショップですらPPEの表記は無いね。
売ってる方は非PPEって意識があるのかね?PPEって知ってて敢えて言わないのかね?
PPEって何だか知ってるのかね?
どっちにしても、マニュアルも見ない奴がオカシイんだけど、そんなに安い物でもないし、ツリーワーカーは機器を買う前に自分の仕事に適切か?行う作業の危険回避に繋がってるか?見極める必要がある。その先に今やってる手法より効率が良かったり、危険回避に繋がったりっていう判断を下すんだけど、よほどの金持ちなのか?無駄使いが好きなのか?文字も絵も理解できない人か?
おおかた何処かのアホのYouTubeとか見て「これ便利」ってポチって、届いたらマニュアルもパッケージも捨てていきなり使っちゃうんだろうな。
ポチる前にメーカーのホームページとか見ないのかね?確かめないのかね?
マニュアルには、
複雑な作業中に安定性を高め、位置決め補助として使用されるように設計されています。
安定性を高めるため補助として直径90mmまでのポジショニングアンカーに使用する。
だからあのサイズなんだよね。
もうちょっと太い枝に対応できればイイのにって思う人も多いだろうけど、製品にはプロダクトの理由があるよ。狭くしてる理由はコレをチョン掛けして耐荷重アンカーとして使うアンポンタンが出てきそうだから、耐荷重アンカーとして使われないように90mmっていう小さな径にしてるんだろうね。敢えてニッチな条件にしているんだろうね。
登るとか論外だね。そしてあくまで補助だからセカンダリ使用だから。
アホにも伝わるように製品にだって条件とかマニュアル読め!とかいっぱい付いてるよ。
アレで登るって実質50~90mm位の枝だろうけど、そんなアンカーだけで、しかも1系統の耐荷重アンカーとして認めて、命を張ってるチームなんだろうな。
フック船長じゃなくルフィかな?
ビョ~ンて手が伸びて、カチャって耐荷重アンカーに手が届くのかな?
そうだ!それに違いない。そしたら落とす心配も無いし、でもマンガだしなぁ。
世の中にはマンガみたいな人たちが居るんだなぁ。
そのチームは、ヤンチャで早く登れれば偉いって思ってる気質だし、危ない登り方が美学だと思ってるし、危なければ危ないほど賞賛するし、そういう危ない輩を集めてトクバツやってる所だし、賢明な人はみんな辞めちゃったからな。
しみったれて自作で作ったビッグショットの棒折っちゃった人だしなあ。そこケチるくせにキャプテンで登るのかぁ。まだビッグショットの方が危険が少ないけど、そんなことよりスローラインの練習ヤレよ。
木登り遊びのライセンスを剥奪された、中身空っぽの「おっとっと」みたいなセンセ?もう専門学校も辞めたから先生でもない人を雇って社員教育してるみたいだし。
これがまさしくおっとっとなバッドスパイラルってヤツかな?
なんかMYCoP樹上作業行動規範の本を手に入れたみたいだけど、ちゃんと読むかなぁ?
読んで判るかなぁ、言葉を理解できるかなぁ、やっぱり買って満足するだけだろうな。「本を見て安全操業してる」なんて看板にされたら、本をネタに営業されたらイヤだな。「心入れ替えてちゃんとやってる」って言われても、
非PPEで登ってるって聞いたら台無しだな。さすがトクバツだな。
マンガみたいだなぁ。
その人はスローラインを投げるのがヘタらしく、キャプテンの方が早い?らしい。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って
文字が読めなくても判るようにドクロの画がたくさん付いている。
けっこう重いフックを一発で、
何処にもぶつけないで20mくらい
上に向って投げられる強烈なモサなのか?
412gだから、20m投げて失敗して
地上に落ちたら0.824トンの衝撃。
MBSは18kNだから、
2トン弱まで耐えられるけど、
当然アルミ合金なんで応力が掛かったり
地上に落下させたら破断につながる。
ブンブン振り回して、何処かにドカンと
ぶつかったらオシャカだよ。
アルミ合金は
見た目にキレイに観えるけど、
何度も落としたら、
眼に見えないクラックが入る恐れも有り、
いつかパツンって割れるからなぁ。
それとも3mくらい投げて、何度もチマチマそれを繰り返すのか?
もちろん危険が有ったり、ツル絡みで投げられないヤツは、ランヤードを何度もチマチマ架け替えて登るしか無い場合もあるが、ソレはPPEのランヤードであって、キャプテンじゃない。まあブリナワの感覚なのか?
もの凄いスピードで良い状態のアンカーに正確に掛けて次々に登って行くのかなぁ?
まあそんなことより、アレはPPEじゃないからね。なんかシステム組んで登るのかなぁ?
システム組んだってPPEじゃ無いからアウトだけど。
それだけで登るなんてコトは誰も考えないよね。
それともその名の通り、フック船長なのかな?手がキャプテンフックに成ってるのかな?でもあれはファンタジーだしなあ。
Captain : A self orienting, high strength throwing hook for use as a positioning aid. Not PPE.
位置決め補助として使用する高強度スローイングフック。 PPEではありません。
って、マニュアル読むまでもなく商品説明に書いてある。
画期的なワークテクニックツールなんだろうけど、
もちろん賢明なツリーワーカーは耐荷重アンカーには使ってないよね?
でも通販ショップの多くはPPEだってコト一言も書いてないし、
林業用品を売ってるショップですらPPEの表記は無いね。
売ってる方は非PPEって意識があるのかね?PPEって知ってて敢えて言わないのかね?
PPEって何だか知ってるのかね?
どっちにしても、マニュアルも見ない奴がオカシイんだけど、そんなに安い物でもないし、ツリーワーカーは機器を買う前に自分の仕事に適切か?行う作業の危険回避に繋がってるか?見極める必要がある。その先に今やってる手法より効率が良かったり、危険回避に繋がったりっていう判断を下すんだけど、よほどの金持ちなのか?無駄使いが好きなのか?文字も絵も理解できない人か?
おおかた何処かのアホのYouTubeとか見て「これ便利」ってポチって、届いたらマニュアルもパッケージも捨てていきなり使っちゃうんだろうな。
ポチる前にメーカーのホームページとか見ないのかね?確かめないのかね?
マニュアルには、
複雑な作業中に安定性を高め、位置決め補助として使用されるように設計されています。
安定性を高めるため補助として直径90mmまでのポジショニングアンカーに使用する。
だからあのサイズなんだよね。
もうちょっと太い枝に対応できればイイのにって思う人も多いだろうけど、製品にはプロダクトの理由があるよ。狭くしてる理由はコレをチョン掛けして耐荷重アンカーとして使うアンポンタンが出てきそうだから、耐荷重アンカーとして使われないように90mmっていう小さな径にしてるんだろうね。敢えてニッチな条件にしているんだろうね。
登るとか論外だね。そしてあくまで補助だからセカンダリ使用だから。
アホにも伝わるように製品にだって条件とかマニュアル読め!とかいっぱい付いてるよ。
アレで登るって実質50~90mm位の枝だろうけど、そんなアンカーだけで、しかも1系統の耐荷重アンカーとして認めて、命を張ってるチームなんだろうな。
フック船長じゃなくルフィかな?
ビョ~ンて手が伸びて、カチャって耐荷重アンカーに手が届くのかな?
そうだ!それに違いない。そしたら落とす心配も無いし、でもマンガだしなぁ。
世の中にはマンガみたいな人たちが居るんだなぁ。
そのチームは、ヤンチャで早く登れれば偉いって思ってる気質だし、危ない登り方が美学だと思ってるし、危なければ危ないほど賞賛するし、そういう危ない輩を集めてトクバツやってる所だし、賢明な人はみんな辞めちゃったからな。
しみったれて自作で作ったビッグショットの棒折っちゃった人だしなあ。そこケチるくせにキャプテンで登るのかぁ。まだビッグショットの方が危険が少ないけど、そんなことよりスローラインの練習ヤレよ。
木登り遊びのライセンスを剥奪された、中身空っぽの「おっとっと」みたいなセンセ?もう専門学校も辞めたから先生でもない人を雇って社員教育してるみたいだし。
これがまさしくおっとっとなバッドスパイラルってヤツかな?
なんかMYCoP樹上作業行動規範の本を手に入れたみたいだけど、ちゃんと読むかなぁ?
読んで判るかなぁ、言葉を理解できるかなぁ、やっぱり買って満足するだけだろうな。「本を見て安全操業してる」なんて看板にされたら、本をネタに営業されたらイヤだな。「心入れ替えてちゃんとやってる」って言われても、
非PPEで登ってるって聞いたら台無しだな。さすがトクバツだな。
マンガみたいだなぁ。
2020年11月12日木曜日
道具が危ないんじゃないよ2
ある方からコレはイイんじゃないか?って相談を受けて、ちょっと調べてみたんだけど、人気あるのかね?
プーリーに爪付きのクランプが合体している奴。
えっ、これっ
プーリーにブレーキプルージックが
付いてるだけじゃん。
倍力装置として使っても、
ブレーキプルージックの換わりに
ツメのクランプが付いてるだけじゃん。
そんなんで27,000円って、どういうこと?
手持ちのプーリーと、
アカプル1本1,000円くらいじゃん。
プルージック巻くのが面倒な人向け?
プルージック巻けない人向け?
すげぇ高い所にセットして
このヒモ引っ張れば解放できるかなぁ?
レスキューでは使えそうだな? でも私は正直言って使い所は無いな。
無駄だな。って思ってたんで
ノーマークだった。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って書いてある。
*ある有名ショップでは、他のプーリーと組み合わせて倍力システムの構築ができます。カム式のロープグラブ(本当は偏心カムで爪ね!)が付いているので荷物の逆走を防ぎ大変便利です。※まあそれはそうだ。でもリギングじゃ無くて個人用PPEね。
*あるショップでは、(カテゴリ自体がリギングハードウエアとして)一方向ロックベアリングは昇降に最適です。ホイールは一方向にロックされ、下降/解放時に最大の摩擦を生み出します。反対方向では、ホイールは自由に動き、持ち上げ/運搬/緊張のための摩擦を最小限に抑えます。
↑英語をそのまま訳したのか?もう何を言いたいのか判んない。
ロックベアリング?昇降?下降?解放?最大の摩擦?緊張のための摩擦?
※昇降とか下降って言ってるのに、リギングハードウエアとして売っている。
そうなのかぁ?って本家ISCのウェブページでマニュアルを見た。
詳しくは読んでないが、いきなり目に入ったのが、
This user instruction does not cover ISC heavy duty rigging pulleys
ISCヘビーデューティリギングプーリーには適用されません。
リギングプーリーとしては使えないじゃないか!
個人用フォールアレスト、ワークポジショニング、救助システムの一部として
「荷の運搬」に使用することを目的としている。
伐った対象の運搬じゃなく、リギングじゃなく、あくまで個人用、人用だ。
個人用のPPEじゃないか!そして荷の運搬じゃないか!
リギングハードウエアとして売ったらダメじゃないの?
それにツメ付きって、、、倍力装置で戻り止めで使う所にツメって、、、
これ仮に倍力で引いてる途中でいきなり荷重が乗ったら、ロープ喰い破らないのか?
まあ一般的にツメ付き道具は、衝撃荷重がかからない状態で最大2人分位の許容だろ。
衝撃荷重がかかったらダメだろ。
そしてPPEだから必ずバックアップ機器と併用しなきゃダメだろ。
更に一番ヤバいのが、4kN以上の力がかかったら器具やロープにダメージがある。
倍力装置として引くのはイイけど、荷重がかかる前に取り外す必要がある。
だからもしもの場合のスリップロードがあるプルージックの方が有効だよ。
もしもの場合に、ロープの外皮を破っちゃうより滑る方が好きだな。
規格準拠は、
EN 12278(登山プーリーの個人用PPE要件と試験)
EN 567(登山クランプの個人用PPE要件と試験)
NFPA 1983、これはNFPAのプーリーなのかクランプの設計要件なのか不明。
WLL=800kg
MBS=40kN
まあ特殊形状のツメなのか?どうか判らないけど、運用荷重が800kgって、これはプーリーとしての要件だろうな。プーリーとしては8kNまでの力には耐えられるって事でしょ。そしてMBSも安全率5:1見て、プーリーとしては40kNまではぶっ壊れないって事でしょ。機械はぶっ壊れないけど、システムはぶっ壊れるかもしれないね。
クランプについては、どうなの?
その使用荷重でロープを喰い破ることは無いの?
機器はぶっ壊れなくても、引っ張る対象のロープ切っちゃダメでしょ。
複合コンポーネントの場合は、それぞれについてWLLとMBSを表示するべきだろうな。
ソコは自分で考えるってことだろうな。
じゃあまあ良いと思うけど、私は使わないな。
メーカーによって爪の形状は違うし、材質も違うから一概には言えないが、私は爪付き道具は4kN以上の力が加わるとロープにダメージを与えるって指針を信じてる。
EN567が、4kNの力を掛けてもロープに損傷の兆候が見られないって試験でパスするんだから、4kN以上の力を掛けたらどうなっても知らないぜ!ってことは4kN以上の力はロープに損傷の恐れがあるって事だろ。だから4kNってのが一応の指針になってる。
要件もプーリーについてだけだろうから、好意的に見てISCのアセンダーも見てみた。
同じメーカーのアセンダーはEN567だった。
4kNの力を掛けてもロープに損傷の兆候が見られない規格だった。
このツメを使ってるとは限らないが、同じじゃ無いの?
恐ろしや〜
いくら規格に準拠していても、複合コンポーネントの場合は鵜呑みに出来ないゼ。
それがだよ。
個人用PPEなのにリギングハードウエアとして売ってる店ってどうなんだ?
ちゃんとマニュアル読んで使用条件を提示して販売するなら良いけど、
リギングプーリーとして使えない個人保護具を、リギングハードウエアとして売ってるヤツらは信用できない。
日本で唯一何処かに認められた団体だろうが有名な販売店だろうが、外国製品を販売するなら使用条件くらいまともに読んで理解して表示しようよ。
あたかもリギングに使えるって売るのは止めて欲しいな。
なんかISCもどうかと思うし、
ソレを売ってる日本で販売店もどうかと思うし、
なあんにも知らず、見た目で便利そうだってポチるやつらもどうかしてるぜ。
* * * * *
スピードラインは、ハゥルデバイス(レスキューセンダーなどの爪じゃない道具もしくはプルージックで)とプーリー2個とブレーキプルージックで、3:1くらいのZで倍力を組んで、直ちに解放できるコンビネーションでやるべきた。そしてハンドホールドで引くくらいのテンションで良い。っていうか手で引けない程ギリギリ引っ張っちゃぁいけない。 更に言えば直ちに解放できないデバイスでは危険が増大する。
仮に倍力装置を使ったとしても、プレテンションくらいで、ロープに荷重が載る前に解放する。後の操作はベクタープルで充分でしょ。
対象ログが伐れそうになって外れそうになる前に、倍力装置は解放するべきた。
バーンと伐って、ドカンとロープに載っかって、サァーって流すことじゃないからね。
伐れて落ちる瞬間にロープを緩ませることで、落下エネルギーを相殺することだからね。
だから集材ポイントは、ロープのほぼ真ん中になるからね。
仮に例えばそんなヤツらは居ないと思いたいが、
スピードラインで、ロープを張ってるときに、このプログレスを使ってパッツンパツンに力一杯引っ張ってたとして、予定より早く外れて倍力を解放する時間が無かったとする。 そのまま張ったロープに荷重が載っちゃったとする。
そして20kg程度の対象が1m落ちたとする。そうすると簡単に200kgを超える、ってことは、機器はぶっ壊れないけど、ロープを喰い破るかダメージが残る可能性がある。
それから倍力でも、ハゥル側にレスキューセンダーとかプルージック使っていれば良いけど、ハンドルアセンダーを使ってる人いるでしょ。例えば3倍力でそこには引く力の3倍の力がかかっているからね。それも複数でエンヤコラ引きしたら瞬間的にはどれだけの力がかかっているか判んないよ。そこでロープを喰い破る可能性が高いぜ。
そして引き手も手で引っ張ると痛いから、ハンドアセンダーとか使って引っ張る人いるでしょ。それもどうかと思うぜ。
テンションラインは、ハンドホールドで手持ちで(手に巻いたらダメよ)引くのが限度と考えた方が良いよ。ロープアクセスでは1人で3:1で引くのが限度って言ってるよ。
手で引けないくらいテンションが掛かけたら、ダメだからね。
そして引くってよりは、手で持って後に下がることだからね。
何人もで構えて、セーノーデ、エンヤコラ!って引いたら瞬間に掛かる衝撃荷重はトンデモナイからね。掴んで後に下がるんだよ。そうしたら初速はゆっくりになるから衝撃荷重にならないし、静荷重強度で充分。そしてピボットで歩く感じだよ。
あまり知られてないかもしれないけど、それがワーカーの条件だよ。
適切な機器コンポーネントの選択だよ。
特殊伐採じゃないスマートなツリーワークだよ。
ツメ付き道具は、使用制限や限界やその試験方法を知ってないとケガするぜ。
安易に便利ってのは、きっとヤバいぜ。
それを紹介しないヤツはもっとヤバいぜ。
プーリーに爪付きのクランプが合体している奴。
えっ、これっ
プーリーにブレーキプルージックが
付いてるだけじゃん。
倍力装置として使っても、
ブレーキプルージックの換わりに
ツメのクランプが付いてるだけじゃん。
そんなんで27,000円って、どういうこと?
手持ちのプーリーと、
アカプル1本1,000円くらいじゃん。
プルージック巻くのが面倒な人向け?
プルージック巻けない人向け?
すげぇ高い所にセットして
このヒモ引っ張れば解放できるかなぁ?
レスキューでは使えそうだな? でも私は正直言って使い所は無いな。
無駄だな。って思ってたんで
ノーマークだった。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って書いてある。
*ある有名ショップでは、他のプーリーと組み合わせて倍力システムの構築ができます。カム式のロープグラブ(本当は偏心カムで爪ね!)が付いているので荷物の逆走を防ぎ大変便利です。※まあそれはそうだ。でもリギングじゃ無くて個人用PPEね。
*あるショップでは、(カテゴリ自体がリギングハードウエアとして)一方向ロックベアリングは昇降に最適です。ホイールは一方向にロックされ、下降/解放時に最大の摩擦を生み出します。反対方向では、ホイールは自由に動き、持ち上げ/運搬/緊張のための摩擦を最小限に抑えます。
↑英語をそのまま訳したのか?もう何を言いたいのか判んない。
ロックベアリング?昇降?下降?解放?最大の摩擦?緊張のための摩擦?
※昇降とか下降って言ってるのに、リギングハードウエアとして売っている。
そうなのかぁ?って本家ISCのウェブページでマニュアルを見た。
詳しくは読んでないが、いきなり目に入ったのが、
This user instruction does not cover ISC heavy duty rigging pulleys
ISCヘビーデューティリギングプーリーには適用されません。
リギングプーリーとしては使えないじゃないか!
個人用フォールアレスト、ワークポジショニング、救助システムの一部として
「荷の運搬」に使用することを目的としている。
伐った対象の運搬じゃなく、リギングじゃなく、あくまで個人用、人用だ。
個人用のPPEじゃないか!そして荷の運搬じゃないか!
リギングハードウエアとして売ったらダメじゃないの?
それにツメ付きって、、、倍力装置で戻り止めで使う所にツメって、、、
これ仮に倍力で引いてる途中でいきなり荷重が乗ったら、ロープ喰い破らないのか?
まあ一般的にツメ付き道具は、衝撃荷重がかからない状態で最大2人分位の許容だろ。
衝撃荷重がかかったらダメだろ。
そしてPPEだから必ずバックアップ機器と併用しなきゃダメだろ。
更に一番ヤバいのが、4kN以上の力がかかったら器具やロープにダメージがある。
倍力装置として引くのはイイけど、荷重がかかる前に取り外す必要がある。
だからもしもの場合のスリップロードがあるプルージックの方が有効だよ。
もしもの場合に、ロープの外皮を破っちゃうより滑る方が好きだな。
規格準拠は、
EN 12278(登山プーリーの個人用PPE要件と試験)
EN 567(登山クランプの個人用PPE要件と試験)
NFPA 1983、これはNFPAのプーリーなのかクランプの設計要件なのか不明。
WLL=800kg
MBS=40kN
まあ特殊形状のツメなのか?どうか判らないけど、運用荷重が800kgって、これはプーリーとしての要件だろうな。プーリーとしては8kNまでの力には耐えられるって事でしょ。そしてMBSも安全率5:1見て、プーリーとしては40kNまではぶっ壊れないって事でしょ。機械はぶっ壊れないけど、システムはぶっ壊れるかもしれないね。
クランプについては、どうなの?
その使用荷重でロープを喰い破ることは無いの?
機器はぶっ壊れなくても、引っ張る対象のロープ切っちゃダメでしょ。
複合コンポーネントの場合は、それぞれについてWLLとMBSを表示するべきだろうな。
ソコは自分で考えるってことだろうな。
じゃあまあ良いと思うけど、私は使わないな。
メーカーによって爪の形状は違うし、材質も違うから一概には言えないが、私は爪付き道具は4kN以上の力が加わるとロープにダメージを与えるって指針を信じてる。
EN567が、4kNの力を掛けてもロープに損傷の兆候が見られないって試験でパスするんだから、4kN以上の力を掛けたらどうなっても知らないぜ!ってことは4kN以上の力はロープに損傷の恐れがあるって事だろ。だから4kNってのが一応の指針になってる。
要件もプーリーについてだけだろうから、好意的に見てISCのアセンダーも見てみた。
同じメーカーのアセンダーはEN567だった。
4kNの力を掛けてもロープに損傷の兆候が見られない規格だった。
このツメを使ってるとは限らないが、同じじゃ無いの?
恐ろしや〜
いくら規格に準拠していても、複合コンポーネントの場合は鵜呑みに出来ないゼ。
それがだよ。
個人用PPEなのにリギングハードウエアとして売ってる店ってどうなんだ?
ちゃんとマニュアル読んで使用条件を提示して販売するなら良いけど、
リギングプーリーとして使えない個人保護具を、リギングハードウエアとして売ってるヤツらは信用できない。
日本で唯一何処かに認められた団体だろうが有名な販売店だろうが、外国製品を販売するなら使用条件くらいまともに読んで理解して表示しようよ。
あたかもリギングに使えるって売るのは止めて欲しいな。
なんかISCもどうかと思うし、
ソレを売ってる日本で販売店もどうかと思うし、
なあんにも知らず、見た目で便利そうだってポチるやつらもどうかしてるぜ。
* * * * *
スピードラインは、ハゥルデバイス(レスキューセンダーなどの爪じゃない道具もしくはプルージックで)とプーリー2個とブレーキプルージックで、3:1くらいのZで倍力を組んで、直ちに解放できるコンビネーションでやるべきた。そしてハンドホールドで引くくらいのテンションで良い。っていうか手で引けない程ギリギリ引っ張っちゃぁいけない。 更に言えば直ちに解放できないデバイスでは危険が増大する。
仮に倍力装置を使ったとしても、プレテンションくらいで、ロープに荷重が載る前に解放する。後の操作はベクタープルで充分でしょ。
対象ログが伐れそうになって外れそうになる前に、倍力装置は解放するべきた。
バーンと伐って、ドカンとロープに載っかって、サァーって流すことじゃないからね。
伐れて落ちる瞬間にロープを緩ませることで、落下エネルギーを相殺することだからね。
だから集材ポイントは、ロープのほぼ真ん中になるからね。
仮に例えばそんなヤツらは居ないと思いたいが、
スピードラインで、ロープを張ってるときに、このプログレスを使ってパッツンパツンに力一杯引っ張ってたとして、予定より早く外れて倍力を解放する時間が無かったとする。 そのまま張ったロープに荷重が載っちゃったとする。
そして20kg程度の対象が1m落ちたとする。そうすると簡単に200kgを超える、ってことは、機器はぶっ壊れないけど、ロープを喰い破るかダメージが残る可能性がある。
それから倍力でも、ハゥル側にレスキューセンダーとかプルージック使っていれば良いけど、ハンドルアセンダーを使ってる人いるでしょ。例えば3倍力でそこには引く力の3倍の力がかかっているからね。それも複数でエンヤコラ引きしたら瞬間的にはどれだけの力がかかっているか判んないよ。そこでロープを喰い破る可能性が高いぜ。
そして引き手も手で引っ張ると痛いから、ハンドアセンダーとか使って引っ張る人いるでしょ。それもどうかと思うぜ。
テンションラインは、ハンドホールドで手持ちで(手に巻いたらダメよ)引くのが限度と考えた方が良いよ。ロープアクセスでは1人で3:1で引くのが限度って言ってるよ。
手で引けないくらいテンションが掛かけたら、ダメだからね。
そして引くってよりは、手で持って後に下がることだからね。
何人もで構えて、セーノーデ、エンヤコラ!って引いたら瞬間に掛かる衝撃荷重はトンデモナイからね。掴んで後に下がるんだよ。そうしたら初速はゆっくりになるから衝撃荷重にならないし、静荷重強度で充分。そしてピボットで歩く感じだよ。
あまり知られてないかもしれないけど、それがワーカーの条件だよ。
適切な機器コンポーネントの選択だよ。
特殊伐採じゃないスマートなツリーワークだよ。
ツメ付き道具は、使用制限や限界やその試験方法を知ってないとケガするぜ。
安易に便利ってのは、きっとヤバいぜ。
それを紹介しないヤツはもっとヤバいぜ。
2020年11月11日水曜日
道具が危ないんじゃないよ1
最近ある作業でロープジャックを使えば良い!ってことになって、始めて現物を見た。
私は要らないと言ったが、そこの親方は道具信仰が強い方でして、
アンカーがいい加減なのにテンションかけ過ぎたらヤバいって。張ったロープに合力がかかると簡単にアンカーが動いてしまうとか、第一張る必要はないとか、色々説明したが、まるで聞いてくれないで、ロープジャックがあれば大丈夫!って喜んでいた。
そして同調圧力で有無を言わせなかった。
ロープジャックの話は聞いていたが
ツメ付きの道具でテンションかけるって
これがどういうことか簡単に想像できたし
一生使わないだろうなって思ってたけど
現物を目の前にすると、引くね。
引っ張る道具を見て、気持ちが引くね。
簡単に倍力出来るとか、リフト出来るとか、
なあんにも考えてない輩が想像だけで、
思いつきそうな考えそうだね。
最終的には作業で使う必要が
なかったんで使わなかった。よかった。
使ったらシステム自体がぶっ壊れる
可能性もあった。危うくセーフ。
家に帰ってからメーカーの情報見たら、、、
CMI Rope Jack
スタティックラインのプリテンション、軽微な吊り上げ、ケーブル配線などに有効なメカニカルアドバンテージ。
メーカーとしては納得できる説明だ。
実際の使用に関しては、
#ロープの損傷を避けるために過度の負荷を制限する。
#一人が片手で使用できるように設計されています。
#衝撃荷重をかけない。
#衝撃が加わる前に取り外す。
#重い荷物用ではない。
#人間の運搬に使用しない。
#1人が300〜80ポンド(136〜36kg)の力を生成できる。
知ってました?
別に道具が悪いんじゃなく、使い手の問題だね。
簡単にリフトリギング出来る道具じゃないよ。プリテンションだよ。片手で引ける範囲だよ。それに、あの可動範囲。狭っ!15cmも引け無いんじゃないか?プリテンションなのにピボットでちまちま繰り返すのか?
偏心カムのセンダー使ってAZTEKなら一度に100cmくらい引けるよ。
そりゃそうだ。
あんな爪付きの道具で、ギリギリ引っ張ったら簡単に外皮を食い破る。
ちょっと計算してみたら、ペツルのアッセンションで破断荷重は4~6.5kNだから、マックス6.5kNってことで、ザックリ650kgとして、5倍力なので1/5の力をかけるとして130kg、枝の反動とかピーク力を考えて安全率を10:1で考えると、13kg。
13kgの力以内で操作しなければいけない。
だいたい手で持てるくらいの軽いリギングには有効だけど、それなら手でやるよ。
それくらいのプリテンションなら、手で引くだけで十分だよ。
道具を使えばより強い力をかけられるんじゃなく、力制限が有るんだよ。
衝撃荷重をかけない。とあるが、もしロープジャックで引っ張りながら追伐ってる途中でツル外れたら、絶対に衝撃荷重がかかるよね。
ヘタクソな伐り方で追ってたら、いつ外れるか判らないからね。
追いを入れる時には、ロープジャックは外してないとダメだしね。
両手で力一杯、または2人がかりで、引っ張れるだけ引っ張ってる時に、バキッて外れたらもうオシマイだね。簡単にピーク力を上回る。
それに力一杯引けるだけ引っ張ってたら、キャンセルも出来ない。
ロープジャックは外す時、再度引く必要があるからね。
引かないと、下のトゥースクランプは外れないからね。
もし、引いてる途中で、ヘタクソが伐り間違ってツル外れちゃって、重量物の荷重が載った状態になってしまったら、もう外れないよね。
外皮喰い破らなくても、道具外れないよね。
どうするんだろ?
まあそのまま降ろしちゃうんだろうけど、衝撃荷重がかかったロープは、破棄だからね。
やっぱりアメリカもんは、怖いな。マニュアル通りちゃんと使えてれば問題ないが、道具好きな野郎が無理ヤリ使って、ロープもハードウェアも傷めるんだろうな。傷めたロープも切れなかったら、再び使っちゃうんだろうな。
ロープジャック持ってる人は、気をつけた方が良いよ。
万能器具じゃないから、使い方知らないで、何とかやってみて色々つなげたら使えた!ってモンじゃないからね。やれば出来るって使い方してたら、CEとか作業規格とか有ったモンんじゃない。ロープ強度とかもはやそういうレベルじゃないから、ハシゴ登って片手でチェンソー振るう奴らとなぁんにも変わんないから。
コレは元々CMIのハンドアセンダーを流用したものだろう?
CMIって、アメリカらしいメーカーだけど、規格適合もないから、注意が必要だね。
実は最初にSRTの講習を受けた時、そこの団体はどういう訳か重くてデカいCMIのアセンダーを強く勧めていた。
そしてハンドルのエッジもまともに処理していないのでにぎる所にバリが出ていて、手にその部分が当たって手が切れる。SRT登高の時には3カ所切れて、グローブの中は血だらけになりヌルヌルで、タラ〜っと垂れてきて、肘まで血だらけになりながら登った。
絶対このCMIじゃなきゃダメなのか?って聞いたら、コレ以外は認めないと言っていた。
実際血だらけになってるのは自分だけだったので、ちゃんと登れば、手が切れて血なんて出ない、俺がヘタクソなだけだと思っていた。
もうすっかりマインドコントロールされて、俺がダメだ!って思い込んでいた。
しかし講習後に冷静に考えてみると、私はもうこんな血だらけで登るのはイヤだったので、そんな訳無いよな〜って思って、師匠に相談したら、CMIじゃなきゃダメって訳無い、ロープ登高器は沢山あるから自分で良いものを選ぶと良い。CMIじゃなきゃダメなことは他に理由がある!って言われて、ハッと気づいたが、
知らないって恐ろしい。
どういう利害関係が渦巻いていたか判らないが、こんな前時代的なプロダクト勧める理由がある訳が無い。
仮にレスキューセンダーのような偏心カムの同様のモノが有れば良いと思うが、トゥースタイプって言うか、爪付きの道具は使用範囲を厳密に考えないとダメだからね。
ハンドアセンダーも一人荷重だし、倍力引く時に使っちゃいけないんだよ。
ロープアクセスでは、ハンドアセンダーは1系統と見なされないんだよ。
ロープジャックはトゥースタイプで倍力を利用するって、訳わかんネェや。
またロープジャック売ってる販売店でも、リギング時に強めにテンションをかける・スピードラインのラインを張る、とか書いてあって、もう売ってる方が判ってないとしか思えない。判っててそういう唱い文句で販売しているなら最悪だけどね。
強めにテンションをかけたらダメだし、
スピードラインは即座にテンション抜けるシステムじゃないとダメなのよ。
あんなツメ付き道具でキリキリ引っ張ってたら外せネェじゃん!
だからハンドホールドの3とか5倍力なのよ。
手を離せば荷重抜けるからね。
使用範囲限界が狭いんだから、使い所も限られるし、第一基本のZ3とかS5とかC9の倍力さえ使えれば必要ないし、それに4万も出すなら汎用性の高いプーリーや偏心カムのセンダーのほうがよほど安くって使える。もっと効率のいいMA用のシステム作れるよ。
利用者が勝手にヤルのは制御できないけど、
売るモノを正しく紹介して、正しい情報を提供する。
売れるモンなら何でも売るってヤツはどうかしてるぜ。
そしてそういう道具の正しい使い方とか条件とか、
基本を伝えることが講習だと思う。
そんなのはマニュアル読めば判るんだけどね。
伝える方も、真剣に頭使わないと。
眼先の利益考えてたら、後でケツの毛毟られるよ。
現状に合わせるのもいいけど、知ってるコトを隠すのはダメでしょ。
道具があれば何でも出来るって思われちゃうよ。そういう奴らがGRCSだ!ローププーラーだ!って、ある物使ってリフトやろうとするんだろうな、多分。
ちょっと考えたら判りそうなもんだけど、私はモノを見なくても予想できたし、絶対にヤだ!って思ってたけど、何が良いと思うんだろうね?メリットを少しも感じないんだけど、現物を目の当たりにするとハンパない怖さだった。ガクガクブルブル。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って書いてあるよ〜。
アンカーがいい加減なのにテンションかけ過ぎたらヤバいって。張ったロープに合力がかかると簡単にアンカーが動いてしまうとか、第一張る必要はないとか、色々説明したが、まるで聞いてくれないで、ロープジャックがあれば大丈夫!って喜んでいた。
そして同調圧力で有無を言わせなかった。
ロープジャックの話は聞いていたが
ツメ付きの道具でテンションかけるって
これがどういうことか簡単に想像できたし
一生使わないだろうなって思ってたけど
現物を目の前にすると、引くね。
引っ張る道具を見て、気持ちが引くね。
簡単に倍力出来るとか、リフト出来るとか、
なあんにも考えてない輩が想像だけで、
思いつきそうな考えそうだね。
最終的には作業で使う必要が
なかったんで使わなかった。よかった。
使ったらシステム自体がぶっ壊れる
可能性もあった。危うくセーフ。
家に帰ってからメーカーの情報見たら、、、
CMI Rope Jack
スタティックラインのプリテンション、軽微な吊り上げ、ケーブル配線などに有効なメカニカルアドバンテージ。
メーカーとしては納得できる説明だ。
実際の使用に関しては、
#ロープの損傷を避けるために過度の負荷を制限する。
#一人が片手で使用できるように設計されています。
#衝撃荷重をかけない。
#衝撃が加わる前に取り外す。
#重い荷物用ではない。
#人間の運搬に使用しない。
#1人が300〜80ポンド(136〜36kg)の力を生成できる。
知ってました?
別に道具が悪いんじゃなく、使い手の問題だね。
簡単にリフトリギング出来る道具じゃないよ。プリテンションだよ。片手で引ける範囲だよ。それに、あの可動範囲。狭っ!15cmも引け無いんじゃないか?プリテンションなのにピボットでちまちま繰り返すのか?
偏心カムのセンダー使ってAZTEKなら一度に100cmくらい引けるよ。
そりゃそうだ。
あんな爪付きの道具で、ギリギリ引っ張ったら簡単に外皮を食い破る。
ちょっと計算してみたら、ペツルのアッセンションで破断荷重は4~6.5kNだから、マックス6.5kNってことで、ザックリ650kgとして、5倍力なので1/5の力をかけるとして130kg、枝の反動とかピーク力を考えて安全率を10:1で考えると、13kg。
13kgの力以内で操作しなければいけない。
だいたい手で持てるくらいの軽いリギングには有効だけど、それなら手でやるよ。
それくらいのプリテンションなら、手で引くだけで十分だよ。
道具を使えばより強い力をかけられるんじゃなく、力制限が有るんだよ。
衝撃荷重をかけない。とあるが、もしロープジャックで引っ張りながら追伐ってる途中でツル外れたら、絶対に衝撃荷重がかかるよね。
ヘタクソな伐り方で追ってたら、いつ外れるか判らないからね。
追いを入れる時には、ロープジャックは外してないとダメだしね。
両手で力一杯、または2人がかりで、引っ張れるだけ引っ張ってる時に、バキッて外れたらもうオシマイだね。簡単にピーク力を上回る。
それに力一杯引けるだけ引っ張ってたら、キャンセルも出来ない。
ロープジャックは外す時、再度引く必要があるからね。
引かないと、下のトゥースクランプは外れないからね。
もし、引いてる途中で、ヘタクソが伐り間違ってツル外れちゃって、重量物の荷重が載った状態になってしまったら、もう外れないよね。
外皮喰い破らなくても、道具外れないよね。
どうするんだろ?
まあそのまま降ろしちゃうんだろうけど、衝撃荷重がかかったロープは、破棄だからね。
やっぱりアメリカもんは、怖いな。マニュアル通りちゃんと使えてれば問題ないが、道具好きな野郎が無理ヤリ使って、ロープもハードウェアも傷めるんだろうな。傷めたロープも切れなかったら、再び使っちゃうんだろうな。
ロープジャック持ってる人は、気をつけた方が良いよ。
万能器具じゃないから、使い方知らないで、何とかやってみて色々つなげたら使えた!ってモンじゃないからね。やれば出来るって使い方してたら、CEとか作業規格とか有ったモンんじゃない。ロープ強度とかもはやそういうレベルじゃないから、ハシゴ登って片手でチェンソー振るう奴らとなぁんにも変わんないから。
コレは元々CMIのハンドアセンダーを流用したものだろう?
CMIって、アメリカらしいメーカーだけど、規格適合もないから、注意が必要だね。
実は最初にSRTの講習を受けた時、そこの団体はどういう訳か重くてデカいCMIのアセンダーを強く勧めていた。
そしてハンドルのエッジもまともに処理していないのでにぎる所にバリが出ていて、手にその部分が当たって手が切れる。SRT登高の時には3カ所切れて、グローブの中は血だらけになりヌルヌルで、タラ〜っと垂れてきて、肘まで血だらけになりながら登った。
絶対このCMIじゃなきゃダメなのか?って聞いたら、コレ以外は認めないと言っていた。
実際血だらけになってるのは自分だけだったので、ちゃんと登れば、手が切れて血なんて出ない、俺がヘタクソなだけだと思っていた。
もうすっかりマインドコントロールされて、俺がダメだ!って思い込んでいた。
しかし講習後に冷静に考えてみると、私はもうこんな血だらけで登るのはイヤだったので、そんな訳無いよな〜って思って、師匠に相談したら、CMIじゃなきゃダメって訳無い、ロープ登高器は沢山あるから自分で良いものを選ぶと良い。CMIじゃなきゃダメなことは他に理由がある!って言われて、ハッと気づいたが、
知らないって恐ろしい。
どういう利害関係が渦巻いていたか判らないが、こんな前時代的なプロダクト勧める理由がある訳が無い。
仮にレスキューセンダーのような偏心カムの同様のモノが有れば良いと思うが、トゥースタイプって言うか、爪付きの道具は使用範囲を厳密に考えないとダメだからね。
ハンドアセンダーも一人荷重だし、倍力引く時に使っちゃいけないんだよ。
ロープアクセスでは、ハンドアセンダーは1系統と見なされないんだよ。
ロープジャックはトゥースタイプで倍力を利用するって、訳わかんネェや。
またロープジャック売ってる販売店でも、リギング時に強めにテンションをかける・スピードラインのラインを張る、とか書いてあって、もう売ってる方が判ってないとしか思えない。判っててそういう唱い文句で販売しているなら最悪だけどね。
強めにテンションをかけたらダメだし、
スピードラインは即座にテンション抜けるシステムじゃないとダメなのよ。
あんなツメ付き道具でキリキリ引っ張ってたら外せネェじゃん!
だからハンドホールドの3とか5倍力なのよ。
手を離せば荷重抜けるからね。
使用範囲限界が狭いんだから、使い所も限られるし、第一基本のZ3とかS5とかC9の倍力さえ使えれば必要ないし、それに4万も出すなら汎用性の高いプーリーや偏心カムのセンダーのほうがよほど安くって使える。もっと効率のいいMA用のシステム作れるよ。
利用者が勝手にヤルのは制御できないけど、
売るモノを正しく紹介して、正しい情報を提供する。
売れるモンなら何でも売るってヤツはどうかしてるぜ。
そしてそういう道具の正しい使い方とか条件とか、
基本を伝えることが講習だと思う。
そんなのはマニュアル読めば判るんだけどね。
伝える方も、真剣に頭使わないと。
眼先の利益考えてたら、後でケツの毛毟られるよ。
現状に合わせるのもいいけど、知ってるコトを隠すのはダメでしょ。
道具があれば何でも出来るって思われちゃうよ。そういう奴らがGRCSだ!ローププーラーだ!って、ある物使ってリフトやろうとするんだろうな、多分。
ちょっと考えたら判りそうなもんだけど、私はモノを見なくても予想できたし、絶対にヤだ!って思ってたけど、何が良いと思うんだろうね?メリットを少しも感じないんだけど、現物を目の当たりにするとハンパない怖さだった。ガクガクブルブル。
道具は、使用条件に則って使っていれば何の問題も無い。
しかし使う人の条件が適切で無ければ凶器にも成る。
マニュアルには、当たり前に「こう使っちゃダメ〜」って書いてあるよ〜。
2020年11月10日火曜日
ツリーケアは活かす仕事
アーボリストの仕事のうちツリーケアは、
その名の通り「ケア」だ。
ケアっていう世話とか手入れとかの感じだ。
殺さずに世話をする。
ドスンバタンって伐って倒すだけじゃない。
伐って降ろすにしても
丁寧に静かに動かさず降ろすんだよ。
地味だよ〜。見た目に勢いが無いよ。
一方「特殊伐採」という世界観は伐採なので
手入れっていう感じではなく、
樹木を伐り除いて木材として切り出すこと。
いわゆる生き物としての樹木を殺して、
人間の作り上げた世界で二次利用する
っていう生産林業っていうか、
その材をどう使うかっていうこと。
特殊伐採の人は、無理矢理力で樹木をねじ伏せるっていうか、自然を制圧して、管理コントロールしようとする人たち。
ってか、管理してると自分で思ってるだけ。
だから高所作業車だクレーンだグラップラーだって効率だけ考えて機械化するんだろう。
そして自分の都合だけで訳の解らん道具の使い方をするんだろう。
生き物を人間のために殺して、自分たちの都合の良いように利用する。または生き物を殺して凄いっと言われたい人?仮に自分たちが育てた植林した物だとしても、その命を絶ってカネにする。人間にとって都合の悪いヤツらや社会っていう常識から生き物を殺してカネになるなら何でもする。面倒くさいから同一樹種で植林しちゃう。そうやって日本の森は荒れていくんだろうな。
私はそんなエゴイスティックに考えられない。
根本的に違う。
自然から幾ばくかの必要な分だけを頂き生活したい。
自然から自分たちの都合の悪い部分だけを取り除きたい。
足るを知ってるよ。余計なことはしないよ。殺さないよ。
ツリーケアは、造園に近いのかなぁ。活かす仕事だと思う。
決して命を奪ってドウダコノヤロ!って商売じゃない。
だから樹木をリスペクトして、ワイズユースっていうか、善き方向を模索したい。
街中の庭先の樹でも、伐って無くなっちゃったら、そりゃあ落ち葉の片付けとか、隣からの苦情とか無くなるかもしれないけど、風向きが変わっちゃったり、日差しがキツくなったり、変な虫が多くなったり、林床の花が枯れちゃったり、トリが来なくなっちゃったり、いろんな障害が出てくるかもしれないよ。
以前に庭の目隠しで植えていたヒバを全部倒して欲しいという要望で、色々提案したが施主のご主人はガンとして譲らず、皆伐にした。ここのお庭は長い付き合いなので、最初はセイセイしたって言ってたが、それ以降、他所の落ち葉が舞い込むようになり綺麗にしていた花畑が余計手間かかかるようになった。風が通り抜けるようになってブルーベリーが実らなくなった。日差しがキツくなりヒバ下にあったチヨノドグサが枯れた。カメムシが大発生した。奥さんが好きだったヤマガラやヒガラなんかの小鳥来なくなった。かわりに餌台にカラスが来るようになった。っていう問題が次々に発生した。
無くして始めて気づくんだよ。
目隠しのヒバだって倒せば良いってモンじゃないよ。
ご主人は先に亡くなって、奥さんが「倒さなければ良かった」って言っても、無くしてしまった木はもう元には戻らない。長いスパンで予測するのは難しいけど、少しずつ手を入れて状態を確かめてから方策を導き出す、ってのがツリーケアだ。
伐ってしまったら、もう戻せない。我々の仕事は無くす事なんで、無くす前に考えようよ。無くなった後の事を考えようよ。
ただ伐るだけじゃ、活きてるヤツを殺すのは簡単だけど、いろんなファクターが絡んでくるよ。長い目で予測して少しづつ手を入れる方が、住まう人も伐る人も他の生き物も良き方向があるよ。生き物を殺さなくてもウィンウィンの方策はきっとあるよ。
そうなんだよ。伐ってしまったら無くなるんだよ。結果が残らないんだよ。眼に見えづらいんだよ。生き物を殺さなくてもウィンウィンの方策はきっとあるよ。
別に木こりが悪いって訳じゃないけど、それにはそれなりのヤリ方があるでしょ。
昔の木こりはそうじゃなかったと思うよ。長いチェンソー振り回してどれだけ速く何本倒せたとか自慢する輩じゃなかったと思うよ。
そういう生産林業の方が、自分たちの都合だけで良さそうな道具を見つけたからといって、ツリーケアの道具を使えばもっと儲かるっていうベクトルがおかしいよ。
だから林業の事故は減らないんで無いかい?
根本が何処か間違ってるよ。間違ってる人が多いよ。間違ってる社会があるよ。
私は活かす方法を選びたいよ。殺さず都合が良くなるなら、殺さない方法を考えるよ。 根こそぎ伐倒しなくても良い方法を模索するよ。
クライアントが面倒だから倒してくれって言っても、倒さなくて良い方法を提案するよ。きっと倒さなくていい方法があるよ。手間がかかっても良い方法があるよ。
長い眼で見たらその方が儲かるしね。
「ツリーケア」と「特殊伐採」は、全然違う。
「活かす」と「殺す」まるで正反対だ。
活かす道具で、殺しにかかるなよ。
特殊伐採は始めっから伐倒ありきだから、倒して自然を制圧する事しか考えて無いから、倒して得意げになるんだろうね。生産林業だから儲けないとダメだから効率だけを考えるんだろうね。一時的に儲かるって、林業の担い手ってキャッチーに使い捨ての人材集めるなよ。若いヤツ騙して補助金目当ての使い捨てを雇うなよ。だからちゃんとした人材は育成できないんだろうけどね。林業の親玉も特殊伐採を礼讃してるしね。アホか!
そうやって知らないヤツを騙して何でもモノを売りつける商売すんなよ。そういう輩が業界をダメにしてるって思わないのかね。
木に登れる技術を何処かで聞き齧って、チェンソー持ってるからって、ツリーケアはできないのは当たり前だけど、マネすんなよ。
出来るんなら誰がやってもイイけど、出来てないからね。
活かすって根本が無いから、殺すだけだよ。
マネして登れるからって特殊伐採とか言うなよ。
マネはあくまでマネだから、本筋じゃないんだよ。
ツリーケアはそれなりのセオリーがあるからね。考え方を知らないでマネすんなよ。
そして事故るなよ。
2020年11月9日月曜日
フルハーネス型墜落制止用器具
私は「フルハーネス」って言い方が嫌いだ。
ホームセンターに行ったらデカデカと「法規が変わりました。フルハーネスじゃ無きゃダメです」って偉そうに書いてある。
それは安全帯に対して言う意味だと思う。
フルハーネスは日本特有の言い方だ。
フルハーネスとフルボディハーネスは、
全くの別物だからね。
フルボディハーネスは、
ANSI Z359やEN361だからね。
フルハーネスは、
日本工業規格 T8165で、
全く別物だからね。
ワークソリューションで一定の販売許可が
無いと売れないフルボディハーネスと、
ホームセンターで売ってるフルハーネスは
全く別物だって言うことを承知してね。
日本でオカミに準拠して作業するならフルハーネスだからね。
[JIS]マークが入っていない機材は使っちゃいけないよ。
[EN]や[CE]や[EAC]じゃダメだからね。
ヘルメットも帽体ドカヘルしか認めないからね。
チェスト部分の胸の[A]も無く、センターDも、サイドDも無くても、背中にD環があればフルハーネスだから。
墜落制止らしいから。
墜落制止っていうと、何か落ちた時に止めてくれるもののように感じるのは、私だけ?
墜落制止はショックアブソーバーだけと思うが、フルハーネスもフックも着脱式連結ベルトもランヤードも全部、墜落制止用器具らしい。
フォールプロテクションもフォールプリベンションもレストレインもフォールアレストも何の違いも無く、墜落制止。男らしい。カッコいい。 如何にもワークレストレインな、絶対に落ちないっていうか、ハザードまで行けない装置だから、落ちる所まで行けないからこの引張強度?で良いんだろう。
フルハーネス
フルハーネス墜落を制止する際に墜落制止用器具を着用した者の身体にかかる荷重を肩、腰部及び腿等において支持する構造の器具をいう。らしい。
引張試験の方法又はこれと同等の方法によってトルソーの頭部方向に15.0kNの引張荷重を掛けた場合及びトルソーの足部方向に10.0kNの引張荷重を掛けた場合において、破断しないこと。
日本工業規格T8165(墜落制止用器具)に定める引張試験の方法ってのは、試験質量100kg又は85kg?ただし特殊の用途に使用する場合はこの限りではない。らしい。
ISO規格10333 Personal Fall-arrest Systemと整合性を図るために行う試験も「日本人の体格等を踏まえた我が国独自の基準がふくまれる」らしい。
実際にこの「我が国独自の基準」とか「特殊用途」がどういうものか判らないが、それじゃあおおかた曖昧な、規格でしかないじゃない。特殊だからってことで済まされる。
世界的にはMAFは6kNだからね。
試験や実験で得た数値や方法によって、6kN以上のフォースが生まれれば、身体に何らかの障害が発生する可能性があるからね。
フルハーネスや胴ベルトが壊れなくても、着用者が壊れるからね。
法規的には道具が壊れて訴えられるのがイヤだから、過剰な強度基準にしているとしかも思えない。それとも日本人は大和魂なんで、強靭な精神力と体力に寄って壊れないって前提なのか?
私は機器が壊れることより自分の身体が壊れる心配をするよ。
作業者は6kN以上のフォースが生まれないように作業する必要があるよ。
墜落してハーネスが壊れないことが目的になってしまってるから、
ハーネス着用者が壊れたら、間違った使用方法(人的要因)とか、特殊な使用(機材要因)で片付けられてしまうよ。
このISO規格との整合性を取るための、日本人の特性を踏まえた独自の基準を調べようとしても、探しきれない。出てこない。
当然、工業規格を作る協会とか団体は、その運営資金が必要なので有料で販売している。 もちろんソレらを買えば疑問は明確になる。
以前興味のあった規格をちょっと買ってみたが、次々にヒモ付きの規格が出てきて、ソレを全部購入する必要があって、興味本位だし一個人がソレを全部揃えるにはモノ凄い金額になってしまいそうで、途中で諦めた。
ヘンな情報とか要らないインフラ整備をするくらいなら、こういう情報を一般公開することに税金を投入する方が、よほど主目的に合っていると思う。
でもそういう工業規格は規格製品を製造する会社が、他者の排除や自社の囲い込み独占とか、業界のカルテルがあるんだろうな。
ISO規格やEN規格も同様に販売しているが、ソレを共有したい個人や企業が、現場の作業員向けやリクルート資料として、一般にもどういう試験をしているか?という疑問に応える形で公開している所が多い。また、取組む企業によってアテンションがあり、自分たちはこうやってるぜ!ソレより厳しい基準を作ってるぜって言う姿勢を見せるために公開している企業も多い。規格団体としては勝手に広められることに対して穏やかじゃないだろうが、目的が労働事故防止にあるので、多めに見てるのかなぁ?
だから私みたいな東洋の端っこで興味を持った個人にも、ISO規格やEN規格は調べることが出来る。
一方日本の企業は、あんまりそういう姿勢が見当たらない。オカミが決めたことに逆らわないというか、言われたことの表層を形だけ守っていれば文句を言われないとか、守っているテイにしておけば、眼をつけられないとか。
また現場もそういう規格に興味ないというか、そんなの上が勝手に決めたコトでしょ、労働安全衛生とかも自分の身を守るためじゃなく、上司に文句を言われないために準拠するって言う姿勢でしょ。
自分達が何の基準に則って「ハイハイ言われたとおりに動きます」って言う感じで作業しているか興味無いんだと思う。
その規格がどういうモノかとかどういう試験かってことに興味無いんだろな。
それが本当に立派な良い基準だったとしても、時代によって変化する部分が多い。
レスポンス良く改変されたり、検証し直したりっていう行動を起こしたりしない。
それどころか、今までの昔の考え方を否定できないから、これまでの規格を守りつつそれに上乗せする形で、テンプラな、衣が膨らんだ、本筋が不明瞭な、改変になる。
だから複雑で面倒臭い、時代に合っていない怪奇な文章で、、、一般を煙に巻いているとしか思えない。
日本の現場作業員は、素晴らしいオカミや協会の指針だけを当てにした方が良いよ。
ロープとかハーネスも洋物を使ってはいけないよ。
使うんだったらそれを使う根拠を自分で持ってないといけないよ。
他にもっと危険回避の考えがあるなら、個人的に受け入れれば良いと思う。
「自分がやっている方法は自分で考えた危険回避だから、日本の法規には整合性がない」 しかしその危険回避は、日本以外では有効な考えだよって言う根拠を自分で持っていればイイんじゃないかなぁ?
「オレは一流の講習を受けたとか、労働基準や協会の指針に準拠している」って言うコトを主張するってことは、オカミや雇用主に逆らわず、睨まれず、言う成りってことで、オカミや雇用主のために自分の命を削ってるって聞こえる。
ロープ高所作業特別教育を受けた!これからフルハーネスだ!って言ってる人は、特別教育で言われたことを聞いて恐くならないのかね?
他者を排除するような安全基準とか、組織に所属しない奴らは死んでも構わないっていうことは、業界の囲い込みや、組織の利潤のために命を削れ!ってことだと思うよ。
日本の法規なんで、日本人は全てこれに準拠すべし!ってことだけど、在日カイゴク人はどうなんだろう?作業現場でもパキスタン人とか居るし?
テレビのバラエティで最初は日本の法規に準拠した装備だけど、実際にアクティビティが始まると外してたり、一瞬写るカメラクルーとかも装備してなかったり、
最近多い娯楽施設でのアクティビティだって、日本人なら全て特別教育受けなきゃならないんじゃないの?
屋根の雪下ろしで落っこちるジジイもそれに準拠するのか?
特殊な使用だから大丈夫なのか?
消防だって、特殊事情での出動だから、現場ではこの法規に準拠する必要がないらしい。 どういうこと? 但し訓練ではコレに準拠するべしっていうこと。
訓練で本番と違うことを練習するって、もう意味が判んない。
木登りの人たちは、もうコレは、特殊作業なんだろうな。
特殊伐採って言ってるし。
電力系の、もともと国策インフラだから政治と繋がりがある人たちが、電柱登るのに使う装備と始めから耐荷重アンカーがある人たちの仕事と、木登りは別だと思うけどね。
特殊伐採っていう言い方も、電力系の電線整備するセクションの伐採で、電線に引っ掛かる枝とかは危なくてしょうがないんで「特殊伐採」って言い方をしていたのが、
いつの間にか、始めから木に登って作業をする人もそういう電力屋の言い方に引っ張られて特殊伐採って言ってる。
オレは始めっから木に登ること前提だから、特殊でも何でも無いけどね。
でもラインマンとツリーワーカーは別だから。
ティンバーマンもフォレスターもツリーワーカーも、本当は全部違う。
杣も木こりも木地も空も全部違う。
私は日本ではモグリのツリーワーカーだから、ENに準拠するよ。
フルハーネスじゃなくて、フルボディハーネスを使うよ。
ホームセンターに行ったらデカデカと「法規が変わりました。フルハーネスじゃ無きゃダメです」って偉そうに書いてある。
それは安全帯に対して言う意味だと思う。
フルハーネスは日本特有の言い方だ。
フルハーネスとフルボディハーネスは、
全くの別物だからね。
フルボディハーネスは、
ANSI Z359やEN361だからね。
フルハーネスは、
日本工業規格 T8165で、
全く別物だからね。
ワークソリューションで一定の販売許可が
無いと売れないフルボディハーネスと、
ホームセンターで売ってるフルハーネスは
全く別物だって言うことを承知してね。
日本でオカミに準拠して作業するならフルハーネスだからね。
[JIS]マークが入っていない機材は使っちゃいけないよ。
[EN]や[CE]や[EAC]じゃダメだからね。
ヘルメットも帽体ドカヘルしか認めないからね。
チェスト部分の胸の[A]も無く、センターDも、サイドDも無くても、背中にD環があればフルハーネスだから。
墜落制止らしいから。
墜落制止っていうと、何か落ちた時に止めてくれるもののように感じるのは、私だけ?
墜落制止はショックアブソーバーだけと思うが、フルハーネスもフックも着脱式連結ベルトもランヤードも全部、墜落制止用器具らしい。
フォールプロテクションもフォールプリベンションもレストレインもフォールアレストも何の違いも無く、墜落制止。男らしい。カッコいい。 如何にもワークレストレインな、絶対に落ちないっていうか、ハザードまで行けない装置だから、落ちる所まで行けないからこの引張強度?で良いんだろう。
フルハーネス
フルハーネス墜落を制止する際に墜落制止用器具を着用した者の身体にかかる荷重を肩、腰部及び腿等において支持する構造の器具をいう。らしい。
引張試験の方法又はこれと同等の方法によってトルソーの頭部方向に15.0kNの引張荷重を掛けた場合及びトルソーの足部方向に10.0kNの引張荷重を掛けた場合において、破断しないこと。
日本工業規格T8165(墜落制止用器具)に定める引張試験の方法ってのは、試験質量100kg又は85kg?ただし特殊の用途に使用する場合はこの限りではない。らしい。
ISO規格10333 Personal Fall-arrest Systemと整合性を図るために行う試験も「日本人の体格等を踏まえた我が国独自の基準がふくまれる」らしい。
実際にこの「我が国独自の基準」とか「特殊用途」がどういうものか判らないが、それじゃあおおかた曖昧な、規格でしかないじゃない。特殊だからってことで済まされる。
世界的にはMAFは6kNだからね。
試験や実験で得た数値や方法によって、6kN以上のフォースが生まれれば、身体に何らかの障害が発生する可能性があるからね。
フルハーネスや胴ベルトが壊れなくても、着用者が壊れるからね。
法規的には道具が壊れて訴えられるのがイヤだから、過剰な強度基準にしているとしかも思えない。それとも日本人は大和魂なんで、強靭な精神力と体力に寄って壊れないって前提なのか?
私は機器が壊れることより自分の身体が壊れる心配をするよ。
作業者は6kN以上のフォースが生まれないように作業する必要があるよ。
墜落してハーネスが壊れないことが目的になってしまってるから、
ハーネス着用者が壊れたら、間違った使用方法(人的要因)とか、特殊な使用(機材要因)で片付けられてしまうよ。
このISO規格との整合性を取るための、日本人の特性を踏まえた独自の基準を調べようとしても、探しきれない。出てこない。
当然、工業規格を作る協会とか団体は、その運営資金が必要なので有料で販売している。 もちろんソレらを買えば疑問は明確になる。
以前興味のあった規格をちょっと買ってみたが、次々にヒモ付きの規格が出てきて、ソレを全部購入する必要があって、興味本位だし一個人がソレを全部揃えるにはモノ凄い金額になってしまいそうで、途中で諦めた。
ヘンな情報とか要らないインフラ整備をするくらいなら、こういう情報を一般公開することに税金を投入する方が、よほど主目的に合っていると思う。
でもそういう工業規格は規格製品を製造する会社が、他者の排除や自社の囲い込み独占とか、業界のカルテルがあるんだろうな。
ISO規格やEN規格も同様に販売しているが、ソレを共有したい個人や企業が、現場の作業員向けやリクルート資料として、一般にもどういう試験をしているか?という疑問に応える形で公開している所が多い。また、取組む企業によってアテンションがあり、自分たちはこうやってるぜ!ソレより厳しい基準を作ってるぜって言う姿勢を見せるために公開している企業も多い。規格団体としては勝手に広められることに対して穏やかじゃないだろうが、目的が労働事故防止にあるので、多めに見てるのかなぁ?
だから私みたいな東洋の端っこで興味を持った個人にも、ISO規格やEN規格は調べることが出来る。
一方日本の企業は、あんまりそういう姿勢が見当たらない。オカミが決めたことに逆らわないというか、言われたことの表層を形だけ守っていれば文句を言われないとか、守っているテイにしておけば、眼をつけられないとか。
また現場もそういう規格に興味ないというか、そんなの上が勝手に決めたコトでしょ、労働安全衛生とかも自分の身を守るためじゃなく、上司に文句を言われないために準拠するって言う姿勢でしょ。
自分達が何の基準に則って「ハイハイ言われたとおりに動きます」って言う感じで作業しているか興味無いんだと思う。
その規格がどういうモノかとかどういう試験かってことに興味無いんだろな。
それが本当に立派な良い基準だったとしても、時代によって変化する部分が多い。
レスポンス良く改変されたり、検証し直したりっていう行動を起こしたりしない。
それどころか、今までの昔の考え方を否定できないから、これまでの規格を守りつつそれに上乗せする形で、テンプラな、衣が膨らんだ、本筋が不明瞭な、改変になる。
だから複雑で面倒臭い、時代に合っていない怪奇な文章で、、、一般を煙に巻いているとしか思えない。
日本の現場作業員は、素晴らしいオカミや協会の指針だけを当てにした方が良いよ。
ロープとかハーネスも洋物を使ってはいけないよ。
使うんだったらそれを使う根拠を自分で持ってないといけないよ。
他にもっと危険回避の考えがあるなら、個人的に受け入れれば良いと思う。
「自分がやっている方法は自分で考えた危険回避だから、日本の法規には整合性がない」 しかしその危険回避は、日本以外では有効な考えだよって言う根拠を自分で持っていればイイんじゃないかなぁ?
「オレは一流の講習を受けたとか、労働基準や協会の指針に準拠している」って言うコトを主張するってことは、オカミや雇用主に逆らわず、睨まれず、言う成りってことで、オカミや雇用主のために自分の命を削ってるって聞こえる。
ロープ高所作業特別教育を受けた!これからフルハーネスだ!って言ってる人は、特別教育で言われたことを聞いて恐くならないのかね?
他者を排除するような安全基準とか、組織に所属しない奴らは死んでも構わないっていうことは、業界の囲い込みや、組織の利潤のために命を削れ!ってことだと思うよ。
日本の法規なんで、日本人は全てこれに準拠すべし!ってことだけど、在日カイゴク人はどうなんだろう?作業現場でもパキスタン人とか居るし?
テレビのバラエティで最初は日本の法規に準拠した装備だけど、実際にアクティビティが始まると外してたり、一瞬写るカメラクルーとかも装備してなかったり、
最近多い娯楽施設でのアクティビティだって、日本人なら全て特別教育受けなきゃならないんじゃないの?
屋根の雪下ろしで落っこちるジジイもそれに準拠するのか?
特殊な使用だから大丈夫なのか?
消防だって、特殊事情での出動だから、現場ではこの法規に準拠する必要がないらしい。 どういうこと? 但し訓練ではコレに準拠するべしっていうこと。
訓練で本番と違うことを練習するって、もう意味が判んない。
木登りの人たちは、もうコレは、特殊作業なんだろうな。
特殊伐採って言ってるし。
電力系の、もともと国策インフラだから政治と繋がりがある人たちが、電柱登るのに使う装備と始めから耐荷重アンカーがある人たちの仕事と、木登りは別だと思うけどね。
特殊伐採っていう言い方も、電力系の電線整備するセクションの伐採で、電線に引っ掛かる枝とかは危なくてしょうがないんで「特殊伐採」って言い方をしていたのが、
いつの間にか、始めから木に登って作業をする人もそういう電力屋の言い方に引っ張られて特殊伐採って言ってる。
オレは始めっから木に登ること前提だから、特殊でも何でも無いけどね。
でもラインマンとツリーワーカーは別だから。
ティンバーマンもフォレスターもツリーワーカーも、本当は全部違う。
杣も木こりも木地も空も全部違う。
私は日本ではモグリのツリーワーカーだから、ENに準拠するよ。
フルハーネスじゃなくて、フルボディハーネスを使うよ。
安全フルハーネス
先日ある人から電話が有った。講習を受けたいらしい。
安全フルハーネスを欲しいらしい。
どうやらハーネスをくれって
ショップに行ったらしいけど、
用途は様々だけど木に登って作業するなら
とても危険なんでそれなりの
講習等を受けた方が良いよって
言われて私の連絡先を聞いたらしい。
そのショップは
ちゃんとした販売店なんで、
そういうアプローチをしてくれるけど、
例えばホームセンターに行っても、
フルハーネス売ってる。
それを買えば自分の目的は
まっとう出来るじゃん!
いつもは脚立やハシゴで、ちょっと高くなったら簡単にレンタルで借りられる高所作業車を使って仕事をしているらしいけど、それ以上高くなったら胴ベルトじゃあ危ないから、安全なフルハーネスで作業をしたいらしい。
脚立→二連ハシゴ→高所作業車→ハーネスっていう、よく判んない理屈。
ロープじゃなくハーネスらしい。
日本の法規に準拠するつもりなのか?
何処かでそういう仕事を見たのか?
とにかくハーネスって言う。
今使ってるのだって、安全帯じゃん!「安全」って言ってるじゃん!
日本の法規では、それが安全ってモノだよ。
プロノでもワークマンでも売ってるよ。藤◯電工とかの。
安全帯は安全なんだから、それ以上の安全は無いよ。
これが安全っていう物だよ。
日本の安全はフルハーネスだから、
フルボディーハーネスは日本人の安全じゃないからね。
日本の安全帯は安全!って意味判んないけど、それでもちゃんとした道具を手に入れようとショップに行くと戒められて、しゃーないから講習って何よ?って電話をくれた。ショップで黙ってハーネスを売ってくれたらそんな話にはなっていないだろうし、講習の話を聞いたら面倒臭そう。
何だか良く判んないけど、ネット通販で買えば良いな。ってことにならなきゃ良いけど。
誰でも関係なくモノを売ってくれる特殊伐採用品屋さんがあるから。
(カモが来たぁ!)って喜んで、いらっしゃいませ~って知識も無くモのが売れれば良いだけの道具売ってる店を、検索しなきゃ良いけど。
道具は道具なんだから、
ちゃんとした道具を手に入れても、
ちゃんとした使い方が出来なければ、何を使っても危ないよ。
よりシビアにリスクが高まるだけだよ。
企業や行政が安全と言ってる安全は、ごく一部の狭い範囲の使い方における安全で、それ以外の部分はグレーにして見えにくくした安全だから、危険が減ったことには成らない。それ以外の危険は逆によりシビアに危険に近づいているから。だから事故だって、
脚立・二連ハシゴ→ねんざで済んでも、
高所作業車→骨折になったり、
それ以上は死亡かもしれないんだよ。
そんな事はおかまい無しで、道具を手に入れれば仕事ができると思っている。
私は、便利に早く効率良く作業をするための講習はやってない。
私のワークショップは危険回避をテーマにしてるんで遅くて難しいよってって言った。
それにハーネスの問題じゃなく、ロープ作業だよって、いくら言っても、
何か言ってる意味が判らなかったらしく、伝わらない。
講習を受けてハーネスを買えば直に高所樹上作業が出来ると思ってる。思い込んでる。
技術よりも知識の講習だから、受講後のあなたの考え方次第で戦力に成れる場合もあるけど、直には出来ないよって言ったら、面白くなさそうだった。
結局、一番良い?ハーネスは幾らだ?とか、講習は幾らだ?とかの話から発展しない。
ハーネスならその辺でも売ってるよって言ったら、ちゃんとしたのを欲しいらしい。
一番良い?ハーネスを買えば、ちゃんと仕事ができると思ってるらしい。
道具を買えばその技術まで手に入ると当然のように思ってる。
知識なんて無くたって道具を買えば儲かる仕事が出来ると思ってる。
そういう人には電話じゃ何を言っても伝わらないから、一度会って考え方を対面で説明して方法を伝えて道具を見せてやろうと思うけど、それでも道具さえ買えば何とでもなるって言う考え方が変わらなければ、講習を受けても意味が無いしそんなヤツに基本を伝えてもコッチがイヤな気分になるだけだから、やんわりとお断りする。
ワークショップを受けたっていう看板で仕事をするだろうから、
やっちゃうだろうからイヤだ。
怪我や事故を増やす加担はしたくない。
安全フルハーネスを欲しいらしい。
どうやらハーネスをくれって
ショップに行ったらしいけど、
用途は様々だけど木に登って作業するなら
とても危険なんでそれなりの
講習等を受けた方が良いよって
言われて私の連絡先を聞いたらしい。
そのショップは
ちゃんとした販売店なんで、
そういうアプローチをしてくれるけど、
例えばホームセンターに行っても、
フルハーネス売ってる。
それを買えば自分の目的は
まっとう出来るじゃん!
いつもは脚立やハシゴで、ちょっと高くなったら簡単にレンタルで借りられる高所作業車を使って仕事をしているらしいけど、それ以上高くなったら胴ベルトじゃあ危ないから、安全なフルハーネスで作業をしたいらしい。
脚立→二連ハシゴ→高所作業車→ハーネスっていう、よく判んない理屈。
ロープじゃなくハーネスらしい。
日本の法規に準拠するつもりなのか?
何処かでそういう仕事を見たのか?
とにかくハーネスって言う。
今使ってるのだって、安全帯じゃん!「安全」って言ってるじゃん!
日本の法規では、それが安全ってモノだよ。
プロノでもワークマンでも売ってるよ。藤◯電工とかの。
安全帯は安全なんだから、それ以上の安全は無いよ。
これが安全っていう物だよ。
日本の安全はフルハーネスだから、
フルボディーハーネスは日本人の安全じゃないからね。
日本の安全帯は安全!って意味判んないけど、それでもちゃんとした道具を手に入れようとショップに行くと戒められて、しゃーないから講習って何よ?って電話をくれた。ショップで黙ってハーネスを売ってくれたらそんな話にはなっていないだろうし、講習の話を聞いたら面倒臭そう。
何だか良く判んないけど、ネット通販で買えば良いな。ってことにならなきゃ良いけど。
誰でも関係なくモノを売ってくれる特殊伐採用品屋さんがあるから。
(カモが来たぁ!)って喜んで、いらっしゃいませ~って知識も無くモのが売れれば良いだけの道具売ってる店を、検索しなきゃ良いけど。
道具は道具なんだから、
ちゃんとした道具を手に入れても、
ちゃんとした使い方が出来なければ、何を使っても危ないよ。
よりシビアにリスクが高まるだけだよ。
企業や行政が安全と言ってる安全は、ごく一部の狭い範囲の使い方における安全で、それ以外の部分はグレーにして見えにくくした安全だから、危険が減ったことには成らない。それ以外の危険は逆によりシビアに危険に近づいているから。だから事故だって、
脚立・二連ハシゴ→ねんざで済んでも、
高所作業車→骨折になったり、
それ以上は死亡かもしれないんだよ。
そんな事はおかまい無しで、道具を手に入れれば仕事ができると思っている。
私は、便利に早く効率良く作業をするための講習はやってない。
私のワークショップは危険回避をテーマにしてるんで遅くて難しいよってって言った。
それにハーネスの問題じゃなく、ロープ作業だよって、いくら言っても、
何か言ってる意味が判らなかったらしく、伝わらない。
講習を受けてハーネスを買えば直に高所樹上作業が出来ると思ってる。思い込んでる。
技術よりも知識の講習だから、受講後のあなたの考え方次第で戦力に成れる場合もあるけど、直には出来ないよって言ったら、面白くなさそうだった。
結局、一番良い?ハーネスは幾らだ?とか、講習は幾らだ?とかの話から発展しない。
ハーネスならその辺でも売ってるよって言ったら、ちゃんとしたのを欲しいらしい。
一番良い?ハーネスを買えば、ちゃんと仕事ができると思ってるらしい。
道具を買えばその技術まで手に入ると当然のように思ってる。
知識なんて無くたって道具を買えば儲かる仕事が出来ると思ってる。
そういう人には電話じゃ何を言っても伝わらないから、一度会って考え方を対面で説明して方法を伝えて道具を見せてやろうと思うけど、それでも道具さえ買えば何とでもなるって言う考え方が変わらなければ、講習を受けても意味が無いしそんなヤツに基本を伝えてもコッチがイヤな気分になるだけだから、やんわりとお断りする。
ワークショップを受けたっていう看板で仕事をするだろうから、
やっちゃうだろうからイヤだ。
怪我や事故を増やす加担はしたくない。
2020年11月8日日曜日
秋深し
最近カモたちも少なくなり、
近所は渡ってしまってつまんないんで、
河原に点在する水たまりを見に行った。
そしたらいました、ミコアイサ。
冬羽になった白いミコさんは
よく見かけたけど、
この時期あまり見た事が無かった、
ミコアイサのエクリプスだった。
コイツらが春になると、
あんな綺麗な白になるとは
なかなか思えないけど、
メスばかり集まってるとも思えない。
空には風にのって制止しているような
ノスリ。
風に流されながら、地面をサーチ。
流れに乗ってどんどん近づいてくる。
これもホバリングっていうのかなぁ。
ノスリを見てたら、
なんか遠くなんだけど、デカい。
スケールがおかしくなったか?
風に流されて近づくオジロワシ。
この時期、猛禽をよく見れるので
原っぱや水たまりが面白い。
秋深し。
ダークサイド
こういう言い方もナンだが、相変わらずダークサイドに落ちる人たちが居る。
悪貨は良貨を駆逐する
社会で名目上の価値が等しく思われ、見た目の価値が異なる貨幣が同時に流通すると、良貨は現場から姿を消し、悪貨だけが流通するという「グレシャムの法則」。
せっかく良好な知識を学び始めても、
ある程度出来るようになると、
根拠なく手っ取り早く見た目に
良さそうな感じのする方法に飛びつく。
ダメとは言わないが、勿体ない。
根拠なく手っ取り早く
見た目に良さそうな感じのする事は、
何処かに落とし穴が潜んでるって
思った方が良いよ。
ハンソロとレイヤの息子だって、上質なフォースを身につけながら、手っ取り早く力を誇示したくなって「どうだっオレは凄いだろ」って、葛藤があるもののダークサイドに落ちていった。
ダースベイダーを叔父に持ったカイロレンは切ないね。
神格化した叔父は厄介だよ。
恩師がダークサイドだったら、もうそれしか見えなくなるしね。
もの凄いイイカッコしいな、外面の良い、例えば学校の先生とかで、当たり前に正しい事のように伝えてる事がもはやダークサイドだったりね。
ダークサイドを隠して、反乱軍のような顔をして、正義の見方ズラしてるヤツが、最も危なかったりね。その威光だけで中身空っぽだったりね。
正当評価は他方向から見ないと判らないよ。一面だけでは判断しない方が良いよ。
そしてダークサイドの人は、自分たちの良い所ばかり見せつけて、仲間を平気で使い捨てるからね。チームじゃなく、恐怖と好意で操ってるだけだからね。
ダークサイドは良く見えるよ。面倒な物理や力学の勉強しなくたって、YouTube見れば現在の最前線やヤリ方が判るよ。でもそれが直ちに自分のモノになるとは限らないよ。
道具をポチッと買ったって、マニュアルには都合の悪いコト書いていたって、使っている人と体格が違ったって、自分のシステムと整合性が無くたって、PPEじゃなくたって、やろうと思えば作業は出来るよ。但し適切で効率良くはならないだろうけどね。
まあ要は個人の判断だけど、見てみないフリは良くないよ。
ダークはダークなんだから。
ダークサイドの人は、そこを知ってか知らずか、
知っててダークサイドに成ったんなら良いけど、
知らずにダークサイドに立ち寄ったくらいなら、引き返した方が身の為だよ。
絶対に良い事なんか無いよ。
その間に目的を持った奴らがチャクチャクと自力着けるからね。
目的を持った奴らが自力着けちゃったら、ダークサイドはもう太刀打ちできなくなるよ。
悪貨は良貨を駆逐する
社会で名目上の価値が等しく思われ、見た目の価値が異なる貨幣が同時に流通すると、良貨は現場から姿を消し、悪貨だけが流通するという「グレシャムの法則」。
せっかく良好な知識を学び始めても、
ある程度出来るようになると、
根拠なく手っ取り早く見た目に
良さそうな感じのする方法に飛びつく。
ダメとは言わないが、勿体ない。
根拠なく手っ取り早く
見た目に良さそうな感じのする事は、
何処かに落とし穴が潜んでるって
思った方が良いよ。
ハンソロとレイヤの息子だって、上質なフォースを身につけながら、手っ取り早く力を誇示したくなって「どうだっオレは凄いだろ」って、葛藤があるもののダークサイドに落ちていった。
ダースベイダーを叔父に持ったカイロレンは切ないね。
神格化した叔父は厄介だよ。
恩師がダークサイドだったら、もうそれしか見えなくなるしね。
もの凄いイイカッコしいな、外面の良い、例えば学校の先生とかで、当たり前に正しい事のように伝えてる事がもはやダークサイドだったりね。
ダークサイドを隠して、反乱軍のような顔をして、正義の見方ズラしてるヤツが、最も危なかったりね。その威光だけで中身空っぽだったりね。
正当評価は他方向から見ないと判らないよ。一面だけでは判断しない方が良いよ。
そしてダークサイドの人は、自分たちの良い所ばかり見せつけて、仲間を平気で使い捨てるからね。チームじゃなく、恐怖と好意で操ってるだけだからね。
ダークサイドは良く見えるよ。面倒な物理や力学の勉強しなくたって、YouTube見れば現在の最前線やヤリ方が判るよ。でもそれが直ちに自分のモノになるとは限らないよ。
道具をポチッと買ったって、マニュアルには都合の悪いコト書いていたって、使っている人と体格が違ったって、自分のシステムと整合性が無くたって、PPEじゃなくたって、やろうと思えば作業は出来るよ。但し適切で効率良くはならないだろうけどね。
まあ要は個人の判断だけど、見てみないフリは良くないよ。
ダークはダークなんだから。
ダークサイドの人は、そこを知ってか知らずか、
知っててダークサイドに成ったんなら良いけど、
知らずにダークサイドに立ち寄ったくらいなら、引き返した方が身の為だよ。
絶対に良い事なんか無いよ。
その間に目的を持った奴らがチャクチャクと自力着けるからね。
目的を持った奴らが自力着けちゃったら、ダークサイドはもう太刀打ちできなくなるよ。
2020年11月6日金曜日
どんなダンスも巧くリードしてやるゼ!
見積りで、施主の条件が、ゴミだしはせず、鋪内にまばらにバラして、断幹剪定。
しかし鋪内は斜面だし、総重量30t位ありそうだし、民地に転がったらオシマイだし、高さ3mのフェンスも邪魔だし、手作業で行うには無理がある。
これは、2車線の高速道の片側潰して誘導して50tクラスのラフタークレーンを入れれば、2日で出来るよ。
その方が速くて危険少ないのがハッキリしてる。
しかし施主は「登って出来るんだろ?」ってな感じで、登る方が良いって言う。
一旦は、時間も作業員も危険も少ないってラフタープランで納得したが、事後にやっぱり登ってやってくれって言う。カネがかかっても構わないと。
そんなに面倒臭い分けない、チャッチャと登ってチャッチャと伐り落せば良いって。
その実、クライミングの作業を見てみたいって感じのようだ。
まあ、伐る事は出来るけど、その後の処理っていうか、斜面を持ち上げて鋪内にバラす伐った後の処理の方が大変だよ。人力では無理が大きい。
こういう人には、どういう方法が良いか?見せる必要がある。
全く効果的じゃないけど、見せつける必要があるのさ。
高速道と民地の緩衝地帯の斜面に立つ、
下から見上げると見通しは良いが
まず立ち上がる根元まで行くのが一苦労。
高速道の法面を10m程下がった所に
軌道鋪内を分けるフェンスが有り、
多分フェンス建築用の一瞬平地が有り、
またそこから40˚程20mの斜面が続く。
ハシゴじゃないと登れない急斜面を
荷揚げする必要がある。
雨で泥濘んだ地面は、とても滑るよ。
それだけでも大変だ。
そして対象がポプラなんでヤワい。
強度に不安がある。
真っ直ぐ立ってるとは言え
変な力がかかったら直ぐ折れる。
耐荷重アンカーを選びに登ったら、
遠く石狩平野の端の丘陵地まで見える。
斜面立ちなんで下まで45m越え。
大っきなウロが有るし、
枝って言っても胴周60cm以上あるし、
小枝多すぎるしいちいちデカいし、
山裾なんで風が四方から吹いてるぜ。
どっかんどっかん落とすには
太い幹でもとても耐えられそうにない。
プランとしては、ラフターが一番楽だけどクライミングなんで、トッピングカットなんてヤンチャな方法やったら、幹が左右に揺れていつ事故が起きるか判らない。出来るだけ幹を揺らさず落下エネルギーを生まないチップタイリフトか、縦の重力方向に相殺してゆっくり降ろすしかない。
距離を取ったダイアゴナルテンションラインで、タグラインとコントロールラインで鋪内の中間地点に集材するのがベストかな?
ベースになる方法は
ダイアゴナルテンションラインで
やりながら方法を変更模索して
取っ掛かったけど、、デカい。
20本くらいの樹が一株になったような
高さ30m弱、ボトムは円周5m越え。
ボトムアンカー台付けが届かない。
リギングラインでW4P3のSRT
クライマーは所々にアンカーとって
まるでリードクライミングの完全2系統。
ワークポジショニングだって駆使し
場合によっては3〜4系統。
この距離感。高いデカいヤワい。
ちょっと枝払っただけで、
高いからもの凄いエネルギー。
片手で持てる10kg程の枝でも
地面に着いたら2トン位の衝撃よ。
離れてください!って言っても
そんなに飛ばないと思ってた
担当者もびっくり!
4m程の長い枝が粉々に砕ける。
そうなんだよ。
あんたが出来るって言ってた作業は
登って伐る事は出来ても
落とすとモノ凄く危険なんだよ。
砕けなかったら転がるんだよ。
フェンス際でヘタに落とすと
高速道に跳ねるか、民家に転がる。
基本的に高い他の枝が多いから、交互にシステムチェンジして、クライミングの下にリギングトップアンカーを移動設置して、対象には重心以上の所でチップタイで、グラウンドは出来るだけ平地でAZTEK作業しやすいようにCDかけて、受けすぎず追いすぎずノッチの形も工夫して内側受けのリフト。
クライマーはあまり上下しなくても済むように、セッターとカッターの分業。
お互いのチェックも出来るし、縛りに行く人と伐る人の絶妙なコンビネーション。
グラウンドは、追う前まで2人でAZTEK操作。
対象が300kg近くても、AZTEKとポータラップで揺らさず制御できるよ。
離れたらタガーとラッパーに分かれて、ラッパーは一気に進ませる下降と、タガーとクライマーに指示してロープを振らしたり少しづつゆっくり降ろしたり操作を指示して、タグラインで上向いてる下枝にも引っ掛からずに、ラッパーは対象が踊らないように、集材はテンションラインで移動できるよ。
でも最後は上にアンカー無いんだから、
トップカットしかないよ。
落下係数2は辛いね。
それでもタグラインで出来るだけ、
落下エネルギーを生まないよう、
クライマーを揺らさないよう、
対象を制御する。
クライマーの危険回避を最優先して、
動きやすいポジションでサイズを決めて
グラウンドがそれに従い巻き数を決める。
なんと素晴らしいチームだ。
フェンス際でヘタに落とすと高速道に跳ねるか、民家に転がる。
落とせない・跳ねさせない・デカい・長い・ヤワいという
久しぶりにハードなツリーケア。
人間はラフターと同程度の事が出来る。ラフターは人間がもっと楽に便利にって考えて作った道具だからね。でもラフターの方が危険が少ないならそっちを選べば良い。選べる知識を持てば良い。
正直全くの素人が2年でここまで出来るようになるとは思っていなかった。
道具の特性やシステムの条件を正確に理解して、大きなリギングも、最初は小さく軽く短い対象で基本に忠実に行えば誰でも出来るよ。
真摯に基本に忠実にだよ。
テキトーに有る物使ってはできないよ。
そういうコトを伝えてるよ。
そういう積み重ねで徐々にサイズアップしていけば良い。違うシステムを勉強して行けば良い。便利で楽な道具なんて無いよ。自分が効率良く作業をこなすための選択が出来るかどうかだよ。それには時間とカネがかかるけど、出来れば良いって仕事してたら消耗するだけだよ。そのうち身体が言う事訊かなくなるよ。それで無理したら事故るよ。
いきなり大きい仕事はできないよ。小さな物から時間がかかっても基本に忠実に積み重ねていくんだよ。出来ないのは、基本を判ってないからだよ。だからいい加減な見積りしか出来ないんだよ。手間をかけず儲けようとしても疲れるだけだよ。
経験だけではリスクが曖昧になるし、そもそも基本を判って無いヤツの経験なんて屁の突っ張りにもならない。消耗するだけだよ。チームが殺伐となるだけだよ。
立派な資格やプロモーション活動だけでは、良い仕事はできないよ。
クライマーは各々2系統でカッターとセッター、
グラウンドはタガーとラッパーがどんなダンスも巧くリードしてやるゼ!
勝手に伐ってドカンドカン落とすだけの特殊伐採のクライマーや、グラウンドの役割を判ってない特殊伐採のアホ監督に見習って欲しいぜ!
しかし鋪内は斜面だし、総重量30t位ありそうだし、民地に転がったらオシマイだし、高さ3mのフェンスも邪魔だし、手作業で行うには無理がある。
これは、2車線の高速道の片側潰して誘導して50tクラスのラフタークレーンを入れれば、2日で出来るよ。
その方が速くて危険少ないのがハッキリしてる。
しかし施主は「登って出来るんだろ?」ってな感じで、登る方が良いって言う。
一旦は、時間も作業員も危険も少ないってラフタープランで納得したが、事後にやっぱり登ってやってくれって言う。カネがかかっても構わないと。
そんなに面倒臭い分けない、チャッチャと登ってチャッチャと伐り落せば良いって。
その実、クライミングの作業を見てみたいって感じのようだ。
まあ、伐る事は出来るけど、その後の処理っていうか、斜面を持ち上げて鋪内にバラす伐った後の処理の方が大変だよ。人力では無理が大きい。
こういう人には、どういう方法が良いか?見せる必要がある。
全く効果的じゃないけど、見せつける必要があるのさ。
高速道と民地の緩衝地帯の斜面に立つ、
下から見上げると見通しは良いが
まず立ち上がる根元まで行くのが一苦労。
高速道の法面を10m程下がった所に
軌道鋪内を分けるフェンスが有り、
多分フェンス建築用の一瞬平地が有り、
またそこから40˚程20mの斜面が続く。
ハシゴじゃないと登れない急斜面を
荷揚げする必要がある。
雨で泥濘んだ地面は、とても滑るよ。
それだけでも大変だ。
そして対象がポプラなんでヤワい。
強度に不安がある。
真っ直ぐ立ってるとは言え
変な力がかかったら直ぐ折れる。
耐荷重アンカーを選びに登ったら、
遠く石狩平野の端の丘陵地まで見える。
斜面立ちなんで下まで45m越え。
大っきなウロが有るし、
枝って言っても胴周60cm以上あるし、
小枝多すぎるしいちいちデカいし、
山裾なんで風が四方から吹いてるぜ。
どっかんどっかん落とすには
太い幹でもとても耐えられそうにない。
プランとしては、ラフターが一番楽だけどクライミングなんで、トッピングカットなんてヤンチャな方法やったら、幹が左右に揺れていつ事故が起きるか判らない。出来るだけ幹を揺らさず落下エネルギーを生まないチップタイリフトか、縦の重力方向に相殺してゆっくり降ろすしかない。
距離を取ったダイアゴナルテンションラインで、タグラインとコントロールラインで鋪内の中間地点に集材するのがベストかな?
ベースになる方法は
ダイアゴナルテンションラインで
やりながら方法を変更模索して
取っ掛かったけど、、デカい。
20本くらいの樹が一株になったような
高さ30m弱、ボトムは円周5m越え。
ボトムアンカー台付けが届かない。
リギングラインでW4P3のSRT
クライマーは所々にアンカーとって
まるでリードクライミングの完全2系統。
ワークポジショニングだって駆使し
場合によっては3〜4系統。
この距離感。高いデカいヤワい。
ちょっと枝払っただけで、
高いからもの凄いエネルギー。
片手で持てる10kg程の枝でも
地面に着いたら2トン位の衝撃よ。
離れてください!って言っても
そんなに飛ばないと思ってた
担当者もびっくり!
4m程の長い枝が粉々に砕ける。
そうなんだよ。
あんたが出来るって言ってた作業は
登って伐る事は出来ても
落とすとモノ凄く危険なんだよ。
砕けなかったら転がるんだよ。
フェンス際でヘタに落とすと
高速道に跳ねるか、民家に転がる。
基本的に高い他の枝が多いから、交互にシステムチェンジして、クライミングの下にリギングトップアンカーを移動設置して、対象には重心以上の所でチップタイで、グラウンドは出来るだけ平地でAZTEK作業しやすいようにCDかけて、受けすぎず追いすぎずノッチの形も工夫して内側受けのリフト。
クライマーはあまり上下しなくても済むように、セッターとカッターの分業。
お互いのチェックも出来るし、縛りに行く人と伐る人の絶妙なコンビネーション。
グラウンドは、追う前まで2人でAZTEK操作。
対象が300kg近くても、AZTEKとポータラップで揺らさず制御できるよ。
離れたらタガーとラッパーに分かれて、ラッパーは一気に進ませる下降と、タガーとクライマーに指示してロープを振らしたり少しづつゆっくり降ろしたり操作を指示して、タグラインで上向いてる下枝にも引っ掛からずに、ラッパーは対象が踊らないように、集材はテンションラインで移動できるよ。
でも最後は上にアンカー無いんだから、
トップカットしかないよ。
落下係数2は辛いね。
それでもタグラインで出来るだけ、
落下エネルギーを生まないよう、
クライマーを揺らさないよう、
対象を制御する。
クライマーの危険回避を最優先して、
動きやすいポジションでサイズを決めて
グラウンドがそれに従い巻き数を決める。
なんと素晴らしいチームだ。
フェンス際でヘタに落とすと高速道に跳ねるか、民家に転がる。
落とせない・跳ねさせない・デカい・長い・ヤワいという
久しぶりにハードなツリーケア。
人間はラフターと同程度の事が出来る。ラフターは人間がもっと楽に便利にって考えて作った道具だからね。でもラフターの方が危険が少ないならそっちを選べば良い。選べる知識を持てば良い。
正直全くの素人が2年でここまで出来るようになるとは思っていなかった。
道具の特性やシステムの条件を正確に理解して、大きなリギングも、最初は小さく軽く短い対象で基本に忠実に行えば誰でも出来るよ。
真摯に基本に忠実にだよ。
テキトーに有る物使ってはできないよ。
そういうコトを伝えてるよ。
そういう積み重ねで徐々にサイズアップしていけば良い。違うシステムを勉強して行けば良い。便利で楽な道具なんて無いよ。自分が効率良く作業をこなすための選択が出来るかどうかだよ。それには時間とカネがかかるけど、出来れば良いって仕事してたら消耗するだけだよ。そのうち身体が言う事訊かなくなるよ。それで無理したら事故るよ。
いきなり大きい仕事はできないよ。小さな物から時間がかかっても基本に忠実に積み重ねていくんだよ。出来ないのは、基本を判ってないからだよ。だからいい加減な見積りしか出来ないんだよ。手間をかけず儲けようとしても疲れるだけだよ。
経験だけではリスクが曖昧になるし、そもそも基本を判って無いヤツの経験なんて屁の突っ張りにもならない。消耗するだけだよ。チームが殺伐となるだけだよ。
立派な資格やプロモーション活動だけでは、良い仕事はできないよ。
クライマーは各々2系統でカッターとセッター、
グラウンドはタガーとラッパーがどんなダンスも巧くリードしてやるゼ!
勝手に伐ってドカンドカン落とすだけの特殊伐採のクライマーや、グラウンドの役割を判ってない特殊伐採のアホ監督に見習って欲しいぜ!
2020年11月1日日曜日
AZTEKあるある
倍力装置って土を噛むことが多くとても汚れる。ブレーキプルージックに泥が堪ってる。
オムニプーリーの溝にもホコリが吸着している。汚いAZTEKは嫌いだ。
まあ定期的にバラして洗うんだが、
昨今のコビッド-19の影響で
手に入れていた、酒精綿が役に立つ。
注射打つ時に、シャッて拭ってもらう綿
大きさはそういうユースなんで
小さいんだけど、
何枚か重ねて、無水エタノールに浸して
シゴくように拭うと
見違えるようにキレイになる。
そうやって汚れ落としてから洗う。
あるある1.
倍力装置は、プルージックやロープの曲がる部分が堅くなって、いざ使う時巧く引けなくなったりする。途中で詰まったりするとイラッてくる。
使用後は優しく振ってエネルギーを抜かなきゃね。
だから洗うんだけど。
あるある2.
どうしても地上のステーションで使うことが多いし、引くときはあまり余裕が無いことが多いから、ビロビロって引っ張り出し、ズルズルって地面を引きずる。
だから泥を噛むんだけど。
あるある3.
洗濯する時、もちろんバラバラにバラして、ハードウェア構成要素と繊維マティリアルを別々にして繊維だけ洗う。
ハードウェア構成要素は、えっこんな所にも泥が詰まってる!ってプーリーの小っちゃな穴が泥で埋まってることがある。
せっかくバラしたんだから、オムニもしっかり点検。
あるある4.
バラして洗うととてもキレイになるんだけど、乾燥後再び組もうとしたら…出来ない。 いつも使ってるし、構成をしっかり知ったつもりで居るが、ソラで組もうとすると間違う。通す位置や向き、プルージックの配置が違ったり。
しょうがないから、マニュアル引っ張り出して観ながら組む。
ウェブで見つけようとしたら結構間違ってる。例えそれが有名所であっても。
何でいっつもやってるのにスカッて一発で出来ないんだろう。
リードは冗談言いながらテキトーに組んでたけど。
あるある5.
しっかり組んでキレイになって、バッグにしまおうとする時に、あっバッグ自体を洗うの忘れてた!ってガッカリする。汚ったねえバッグに、洗ったばかり組んだばかりのAZTEKをしまうのは、心が痛い。
あるある6.
そして実際に使うと、まだブレーキプルージックが馴染んでないから、ブレーキが利かなかったりする。3オン2のドレッシングが出来てないと、オムニの角に巧く当たらなかったりする。ズルズル出ちゃったりする。
洗った後は気をつけないと、せっかくの倍力効果が無駄になったりするんで、必ずテストやプレテンションが必要だよ。
あるある番外偏
よくAZTEKは高いって言われるけど、その汎用性や機能から考えると、全然高いと思わないんだが。ダブルプーリーを2つ使ってテキトーなロープで〇〇TEKなんて呼んでたりする人が居るけど、多くはスイベル無しの倍力側だけなんでパクリにもなっていない。そして機能的にもちゃらんぽらんで、向きがおかしかったり使い勝手が良くなく、単機能だからかえって高い物になってるんじゃないか?
AZTEKのパーソナルギアたる所以は自確側のエンドだからね。プロダクトがあそこまで煮詰められてる、使えば使う程需要と機能が見事にマッチしている製品は少ないと思うよ。TEKはTechnician Edge Kitだからね、バッタもんを〇〇TEKなんて呼ぶんじゃないよ。
AZTEKは大好きな道具で結構ヤンチャに使うんだけど、実は繊細なコンビネーションで、しっかり理解してないと巧く扱えないじゃじゃ馬だ。
デカくてゴツくて、いかにも力技な男らしい道具よりも、小回りが利いて持ち運びやすく、レスポンス良く対応できるし、自確も取れるから斜面使いとか便利だし。
GRCSは重いしね。力一杯回すモノじゃなく手で回せる範囲の使用のみだから、無理するとベースがぶっ壊れたりするんだよ。そしてベースの取り付けがシビアだから、いい加減に取付けて曲がったりぶっ壊れたりする。持てる力をフルに頑張る44倍力とか要らないよ。
えっこら回すタイプじゃないから楽だしね。
フィドルはデカいしね。便利だけどエンヤこら引きするとブレーキぶっ壊れるし、あのクランプの付根ヤワ過ぎるよ。
AZTEKだって構成を少しかえれば27倍力とか作れるしね。
どうも高くてデカくて重いモノの方に価値を見いだすんだろうね。そしてまともに活かして使えてない。
私は小さくて軽いモノに価値を見いだすけどね。
使い勝手良ければ仕事も疲れずに速く楽になると思うよ。
一生懸命に危なっかしくて疲れるコト自体に、作業の甲斐を感じてる人は、俺から見るとダサイ。
仕事は100%の力を出したらダメだよ。緊急時に力残って無いじゃん!
40%位で今の作業を効率良くできれば、疲れないし緊急対応もできるし、そういう勉強する時間もできるよ。
使う力は程々に、頭をフル回転させた方が楽になるぜ。
先日もある方に紹介してもう実作業に使われてる方なんだけど、もうコレが無いと作業にならないと、クソデカい装置をエンヤコラ運んで相変わらず使っているヤツラが不思議だって言ってた。
本当はまだまだ効率的な使い方が有るんだけど、あのパッケージは手軽だしレスポンス良いしチョイ使いするには持ってこいだね。
そしてその方に何か不満な所は無い?って聞いて、更に使いやすくなるようレスキューセンダーを勧めた。
信じられないって感動していたよ。
まだまだ隠し玉は有るんで、徐々に教えてやろう。っていうか、まだ結局リードは全部教えてくれないけど、100通り以上の使い方が出来るしね。
使ってるうちに、ここにもあそこでもって色んなシーンで気が利く繊細な秘書のような、でも丁寧に扱ってやらないと機嫌を損ねる。
そこがツンデレでかわいいんだけどね。
オムニプーリーの溝にもホコリが吸着している。汚いAZTEKは嫌いだ。
まあ定期的にバラして洗うんだが、
昨今のコビッド-19の影響で
手に入れていた、酒精綿が役に立つ。
注射打つ時に、シャッて拭ってもらう綿
大きさはそういうユースなんで
小さいんだけど、
何枚か重ねて、無水エタノールに浸して
シゴくように拭うと
見違えるようにキレイになる。
そうやって汚れ落としてから洗う。
あるある1.
倍力装置は、プルージックやロープの曲がる部分が堅くなって、いざ使う時巧く引けなくなったりする。途中で詰まったりするとイラッてくる。
使用後は優しく振ってエネルギーを抜かなきゃね。
だから洗うんだけど。
あるある2.
どうしても地上のステーションで使うことが多いし、引くときはあまり余裕が無いことが多いから、ビロビロって引っ張り出し、ズルズルって地面を引きずる。
だから泥を噛むんだけど。
あるある3.
洗濯する時、もちろんバラバラにバラして、ハードウェア構成要素と繊維マティリアルを別々にして繊維だけ洗う。
ハードウェア構成要素は、えっこんな所にも泥が詰まってる!ってプーリーの小っちゃな穴が泥で埋まってることがある。
せっかくバラしたんだから、オムニもしっかり点検。
あるある4.
バラして洗うととてもキレイになるんだけど、乾燥後再び組もうとしたら…出来ない。 いつも使ってるし、構成をしっかり知ったつもりで居るが、ソラで組もうとすると間違う。通す位置や向き、プルージックの配置が違ったり。
しょうがないから、マニュアル引っ張り出して観ながら組む。
ウェブで見つけようとしたら結構間違ってる。例えそれが有名所であっても。
何でいっつもやってるのにスカッて一発で出来ないんだろう。
リードは冗談言いながらテキトーに組んでたけど。
あるある5.
しっかり組んでキレイになって、バッグにしまおうとする時に、あっバッグ自体を洗うの忘れてた!ってガッカリする。汚ったねえバッグに、洗ったばかり組んだばかりのAZTEKをしまうのは、心が痛い。
あるある6.
そして実際に使うと、まだブレーキプルージックが馴染んでないから、ブレーキが利かなかったりする。3オン2のドレッシングが出来てないと、オムニの角に巧く当たらなかったりする。ズルズル出ちゃったりする。
洗った後は気をつけないと、せっかくの倍力効果が無駄になったりするんで、必ずテストやプレテンションが必要だよ。
あるある番外偏
よくAZTEKは高いって言われるけど、その汎用性や機能から考えると、全然高いと思わないんだが。ダブルプーリーを2つ使ってテキトーなロープで〇〇TEKなんて呼んでたりする人が居るけど、多くはスイベル無しの倍力側だけなんでパクリにもなっていない。そして機能的にもちゃらんぽらんで、向きがおかしかったり使い勝手が良くなく、単機能だからかえって高い物になってるんじゃないか?
AZTEKのパーソナルギアたる所以は自確側のエンドだからね。プロダクトがあそこまで煮詰められてる、使えば使う程需要と機能が見事にマッチしている製品は少ないと思うよ。TEKはTechnician Edge Kitだからね、バッタもんを〇〇TEKなんて呼ぶんじゃないよ。
AZTEKは大好きな道具で結構ヤンチャに使うんだけど、実は繊細なコンビネーションで、しっかり理解してないと巧く扱えないじゃじゃ馬だ。
デカくてゴツくて、いかにも力技な男らしい道具よりも、小回りが利いて持ち運びやすく、レスポンス良く対応できるし、自確も取れるから斜面使いとか便利だし。
GRCSは重いしね。力一杯回すモノじゃなく手で回せる範囲の使用のみだから、無理するとベースがぶっ壊れたりするんだよ。そしてベースの取り付けがシビアだから、いい加減に取付けて曲がったりぶっ壊れたりする。持てる力をフルに頑張る44倍力とか要らないよ。
えっこら回すタイプじゃないから楽だしね。
フィドルはデカいしね。便利だけどエンヤこら引きするとブレーキぶっ壊れるし、あのクランプの付根ヤワ過ぎるよ。
AZTEKだって構成を少しかえれば27倍力とか作れるしね。
どうも高くてデカくて重いモノの方に価値を見いだすんだろうね。そしてまともに活かして使えてない。
私は小さくて軽いモノに価値を見いだすけどね。
使い勝手良ければ仕事も疲れずに速く楽になると思うよ。
一生懸命に危なっかしくて疲れるコト自体に、作業の甲斐を感じてる人は、俺から見るとダサイ。
仕事は100%の力を出したらダメだよ。緊急時に力残って無いじゃん!
40%位で今の作業を効率良くできれば、疲れないし緊急対応もできるし、そういう勉強する時間もできるよ。
使う力は程々に、頭をフル回転させた方が楽になるぜ。
先日もある方に紹介してもう実作業に使われてる方なんだけど、もうコレが無いと作業にならないと、クソデカい装置をエンヤコラ運んで相変わらず使っているヤツラが不思議だって言ってた。
本当はまだまだ効率的な使い方が有るんだけど、あのパッケージは手軽だしレスポンス良いしチョイ使いするには持ってこいだね。
そしてその方に何か不満な所は無い?って聞いて、更に使いやすくなるようレスキューセンダーを勧めた。
信じられないって感動していたよ。
まだまだ隠し玉は有るんで、徐々に教えてやろう。っていうか、まだ結局リードは全部教えてくれないけど、100通り以上の使い方が出来るしね。
使ってるうちに、ここにもあそこでもって色んなシーンで気が利く繊細な秘書のような、でも丁寧に扱ってやらないと機嫌を損ねる。
そこがツンデレでかわいいんだけどね。