2020年11月15日日曜日

充実のプラクティス4日間

いや~なんちゅうか、天気悪いね。
まあ予定がキャンセルになって、ロープアクセス虎の穴だったけど、こんな日はコソ連っていうか自主プラクティスに限る。
色々懸案だったアレもコレも、やってみるための4日間。


クイッキー、イイね。
向きっていうか、クロールとの相性が、
今イチ不明瞭だったけど、
そしてあのレリーズの棒が不安だったけど
ビナの回転止めで問題解消!
逆に取付けたらクロールを通過する
ロープの流れが滞り今イチだったけど
逆さまにするとコレがとても塩梅いい。
トップクロール付け外し問題も解消。

幾つかの試行錯誤後
今はもう違う形だけど、
他に使う事を予想してたんで
もう1つバットとクイッキが必要だな。
そして使ってみてって貰ったジャイロ。この効果的で有効な使い道が判らない。判らないからターミネションに付けてみた。ロープトゥロープで下降器2個でパンパンに張って上にアプローチするみたいなシチュエーションが多くあるらしいけど、そんな時このジャイロがターミネションに付いてたらアタッチメントポイントがキリキリいう事も無くなる!って試してみた。


しかし、実際に160˚位に
張るらしいけど、
私にはせいぜい140˚が限界。
コレ以上は3倍で引けないよ。
ポジションも回転するし
力でどうにか..できないよ。
マニュアルにもスイベル機能や角度の有効性なんかうやうやしく書いてある。PPEだし、EN795やEN354適合してるしANZI Z359だし、MBL26kNだし、ピーク力6kNだし、WLL300kgの充分。規格は充分に有効。だけど、
未だコレコレ!っていう使い方が判らない。
判る人いたら教えてちょ。

すみません。
クイッキーはPPEじゃなかった!
いつの間にか販売店の表記が変わっていて、ENANSIも無くなってる!
PLEASE BE AWARE THAT THIS IS NOT YET CE CERTIFIED FOR THE UK AND THEREFORE IS NOT INTENDED FOR PPE USE.
これはまだ英国のCE認定を受けておらず、したがってPPEの使用を目的としていないことに注意してください。

CE取ってないからか?試験受けてないからか?じゃ今までのENやANSI表記は何だったんだ!買った段階でのマニュアルは無効ってことか。こういうコトが起こる前提で注意していないと。
ヤバいからね。PPEじゃないからターミネーションに取付けるとかダメだからね。


グラウンドがAZTE使う場合
1人でピボットとかリセットするの
なかなか難しい。
そしてクライマーはなにモタモタしてるんだ
ってヤキモキする気持ちも良く判る。

ボトムアンカーをロールンロックで
コンパウンド構成にすれば
軽くリフトした後に、アオプル外して
ロールンロックで実質8倍に変更できる
コレも便利ね。
救助プラクティスのとき、ビクティムを空中に吊るさなきゃならんけど、80kgもあるダミーを3m引き上げるのって結構大変。手が届かないしリセットも出来ない時にスマートに設営できるVSS+R。
コレ実践でも使えるぜ。


外に出る気持ちにならず、
体育館で4日間置きっぱなしで
色々出来る機会は滅多に無い。
道具も豊富にあるし、
懸案事項を検討するには
ベターで状況もよく
面白かったんだけど、
人がいないからねぇ。
まあこういう機会だから、リギングリングの角度とロスとか有効性とかエンフォーサーで検証したり、テンションラインで途中まで下げて任意の位置で下げるみたいな検証をしようと思ったんだけど、雪がねぇ。



そして面白かったのがレスキュー詰め将棋。
ミニマムの道具っていうか個人用PPEで、
ロープトゥロープやリアンカーの
とても厳しい救助。
ゴールというか、正解が無いまま
何手先も読みながら
手詰まりにならないように、
とりあえずやってみる。
私にはとてもついて行けなかったけど、
やってみる価値はあるね。
見てるだけでも相当勉強になる。
自分ではこの方法はできないなとか
ここはコウした方が良いとか、
そんな唯一の正解が無い状態で、
新たな発見に繫げる。すばらしい
手詰まりの中からリセットしやすいフットムンターとか、逃げる傷を避けながら有効なビッグバタフライノットパスみたいな、新たな発見がある。

知識の引き出しは多い方がイイね。失敗しても、絶対何かしらの役に立つ。っていうか失敗しないと成長できないからね。
失敗を有耶無耶にする人居るけど、無かった事にする人居るけど、成功例しか自慢しない人居るけど、成功例だけで何でもやっちゃおうとする人居るけど、、、
どこで成長するんだろうね?
何処かにバカの壁を作って成長しなくて良いんだろうな。

ひょっとしてもう相当過去の常識っていうか、相当過去の成功例に固執して、何でもそれに当てはめて、新しいデバイスでも無理矢理に過去の成功例を当てはめて、失敗しちゃう人居るんだろうな。そして失敗したらなき事にするから、いつまで経っても成長できないんだろうな。可哀想だな。
こういう失敗するためのプラクティスっていうか、成長するための失敗を検証してみる時間ってモノ凄く有効だと思うけどな。

会場借りて目的を失ったけど、
PPEだと思って考察してたのがPPEじゃなかったり、
モノ凄く有意義な時間だった。

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