2020年11月26日木曜日
普通
人の世の中の'普通'なんてたかが知れてる。
基準が変わればすべてが変わる。
今日正しいって言われてることが、
明日ひっくり返っているかもしれない。
コロコロ変わる世の中に従う必要はない。
世界は世の中だけじゃない。
世の中って言う人間だけの世界じゃない。
そんな凄くちっぽけなエリアに
縛られる必要はないと思う。
地球の普通は約38億年ほど変わらない。
私は対人社会より、自然を根拠にするね。
これはアルプス乙女っていうリンゴ。極めて小さい。でも味はいい。みかんは温州。
基準をみかんにすれば、とても小さなリンゴは違和感があるけど、リンゴを基準にすれば凄い大きなみかんってことになる。見方を変えれば全然違って見える。
30代の頃健康診断で中性脂肪値が非常に高く再検査になり、ビビって薬を飲み続けた。
その数値は割りと直ぐ平常値に戻ったが、病院に通って薬を飲み続けた。
大好きなイカやタコ、チーズなんかの乳製品も我慢し続けて、
1年後には前回の数値以内に納め、健康診断に挑んだが、、、
また再検査になった。
再検査基準の数値が変わったことで、再検査になった。
これはどういうことでしょう?
前回の数値表と比べてみると、去年はクリアした数値も今年はアウト。
「数値が良くありませんねぇ、再検査ですねぇ。」って
医者は、人の顔も見ず、打ち出されたプリントを見て言いやがった。
コーセーショウや医者や薬局は売上が落ちたから基準を変えやがった!
役人の給料を捻出するために、数値をタテに庶民を騙して「健康」っていう普通に守らなければいけないとされている基準を一般に押し付けやがった。
これは脅迫じゃないの?って思うようになった。
なんか信じなきゃならないと思われる基準を押し付けられるのはイヤだ。
それから以降、
国や役人の言う基準を遵守しなくなり、
医者の言うことも信じなくなり、
薬を飲まなくなった。
イカタコチーズをばんばん喰って、酒やタバコを再開し、自分という節度を持って生きる不健康指向になった。
同時に薬の成分とか病気っていう意味や症状を調べるようになり、
必要と思われる行動以外ヤツラの言う事を信じなくても、
国や役人や医者の言うこと聞かなくても、身体はハツラツと健康になった。
個人的には何の問題も無い。
そりゃぁ痛い時に助けてもらうコトはイイけど、痛くない腹を探られる必要はない。
普通とか一般的って言われる「正しい」とか「安全」ということに疑問を持ちながら、他方の考えを精査しながら、数字だけを信じずフラットにモノを感じるようになったら、色々見えてくる物がある。
今までどれだけ妄信的に「安心・安全・正しい・優しい」を信じていたか、ソレを扇動するようなデザインの仕事をしていたか?自分を問うようになり、自分がやってるデザインって社会の手先っていうか、誰かの都合で一部の偉い人のために一般を騙してるんじゃないの?ってことに気がついて、自分のやっているコトは世の中の役に立っていない(まあ世の中っていうか社会の一部のためには役立っていたが…)如何わしくて嘘くさくって、そういう広告に反応するようになって、口当たりまろやかなウソを見分けるようになり、そういう広告の手先はイヤだって、アドバタイジングのデザインを辞めた。
元々予測不能な自然に興味があって、地勢や天候や生き物に興味があって、自分が持っているデザインの力を、対人の世の中じゃなく、対自然の仕事にも活かせるんじゃないか?って思いはじめて、結局は人のためなんだけども(人間じゃなくヒトね)自分が信じられる事や考え方を伝えることに重点を置いて、扇動されてる人に気がつかない人に考え直した方がイイよって伝える仕事になってきた。
嘘つきって、自分ではウソがあるって事に気がついてない人が多い。
でも中にはウソを知ってて大衆を扇動する人や企業もある。
そしてそういうウソに気づかないで、誰かの言う成りに動いている人も多い。
表面にウソはなくても、大義ではもっとグローバルな目線ではウソがあったりする。
安心や安全がその代表格で、一側面的には安心・安全でも、全てが安心・安全では無い。なんか安心・安全って言うと、意味もなく信じちゃいたくなる気持ちは判るけど、楽だからそうしたい気持ちは判るけど、その中には誰かの都合の良いように情報を操作して都合の悪いことをグレーにして、ケムに巻いてる事実もある、ってことを理解した方が良い。 そのケムに巻いてる事実をデザインの力で紹介するのは自分にとって意義のあることだと思う。そういう事実を提示して考え直してもらう切っ掛けになって欲しい。
980円だから安い!って思っても、その他の付帯事実に高いカネを払ってる人間は沢山いるでしょ。金額だけ見ると安いって感じても、総体的には結構高額だったりする。その金額が適正でそれを知って享受するなら良いけど、知らないで安いって思うのは幻想だからね。これは便利で安全だって思っても、他に高い物があれば的確に比較した方が良いよ。安くても善きモノもあって、的確に設定された物もある。しかし見た目に一緒でも中身が違って機能や目的を果たさない物や、素材をテキトウにして値を下げてる物もある。同じアルミニウムでも、アルミ箔みたいな混ぜ物が多い物から、適正の強度が保証されているアルミニウム合金もある。もちろんプロダクトとしてR&Dがしっかりしている物には、それなりの開発研究分の対価を支払わなくてはいけない。
見た目に同じでも中華製のグズグズアルミのPPEとか存在するからね。それを見極める必要がある。具体的には難しいんだけど、一般的には価格だね。ペツルで3,000円で売ってる物が、通販で1,000円ってのはもうどう考えてもオカシイよ。
PPEはこれまでどう使われたか判らない中古も手を出さない方が良い。
そして2,500円なら、高々500円なら信頼できる方を選んだ方が良いと思うよ。
その500円が自分の命の価格かも知れないって判断した方が良い。
価格のみで比較すると、その機能を果たさない場合や目的を達成できない場合もある。
何処かで値を下げてるからね。危険回避を値下げしてるかもよ。
手っ取り早く時間や余裕で値を下げて、敢えて危険になってるかもよ。
嘘くさい料金でダンピングで競争させる仕事は、何処かにウソがある。
最終的に機能を果たして目的を達成するための適正価格は、経験や実績では計れないよ。間違ったらないことにして、立派な看板架け替えて、ウソついてるかもしれないよ。
価格だけで比較しても、ヤバい所はドロンしてまた別の姿になってるかもしれない。
立派なそれくさい名称の中華製の道具の多くは、多分もう連絡が取れないよ。
一気に盛り上げて文句が出る前に姿くらましちゃう。
そういう会社もあるからね。中華に限らず日本でもあるな。
デザインって、表面的にカッコいいとかじゃなく、情報を伝える仕事だから。
表面的に立派だったり一流ぽかったり偉そうな実績を掲げる会社は、無いかもしれないけど何処かにウソがあるって考えた方が良いよ。判断基準が価格や看板じゃない方が良い。 情報の中にはウソがあるって伝えるのもデザインの仕事だと思う。
その判断は自分だけどね。
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