ちょっと面白いことに気が付いた。
この辺りに良くあるハリギリなのだけど
なんか違和感があった。
ハリギリはトゲトゲなんだけど
大きくなると幹自体にはあまり
トゲを感じなくなる。
あるんだけど目立たない。
でも枝にはやはりトゲがちょっとある。
こちらは長枝
そして短枝の方
でも明らかに一番上のヤツとは違う。
一番上の写真のような芽は
種が地面に落ちて発芽したときのタイプで
外敵も多いからか、
俺に近寄るなよ!って警告している如く
トゲが激しい。
地面から生えている幼木
極めて攻撃的で
気をつけないとダウンがやられる。
ひょっとしたら一番上のは、枝じゃなくて
自分の落とした種が、自分に寄生して発芽したものなのだろうか?
よく他の樹木の種が別の種の木の股から発芽して
ナナカンバとかダケカマドになってるが、
コレはハリギリハリギリだ。そのまんま。
または別名でセンノキと呼ぶので、センギリにしようか?
種も一緒だし環境も遺伝子まで一緒だから当然だし、
よくあることかも知れないが、枝と幼木の違いが明確な分だけ判りやすい。
面白いなあ。
ハリギリの実を食べる鳥は
あまり見ないが
樹上では残った実を
ヒヨドリが啄んでいた。
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