2020年8月19日水曜日

ポジショニング三角

9.4.1 Using two high anchors set a reasonable distance apart can offer improved positioning by triangulation from both anchors, helping climber stability and reducing possible lateral stress on each anchor.
2つの高いアンカーを適度な距離を置いて使用すると、両方のアンカーで構成される三角のポジションが改善され、クライマーの安定性が向上し、各アンカーに発生する可能性のある横方向のストレスが軽減されます。


私は以前から「ポジショニング三角」って
言葉を使っていて、
リギングトライアングルはもちろんだけど、
それとは別にポジションの時に
三角を大きく使えば作業姿勢は安定する。
例えば独立2系統のダブルクロッチでは、
2つのアンカーポイントと
ターミネーションの3点の面積が
大きくなればなるほど安定する。
ブランチウォークなら、 アンカーとターミネーションと 当てている足で作る三角。
そして足は2本あるから、交互に面積を
調整して足を交差させながら動くと、
安定するしキマるぜって言っていた。

積極的に「ポジショニング三角」という
用語を使っていた。


triangulate positionいわゆるポジショニング三角で、
それが、TG-1では文書化されて出ていた。
何か嬉すぃ!

2系統がマストになる前から、2系統の方が安定するから作業に向いてると思っていたし、身体が安定したら両手を使えるんで、無理な姿勢で作業する事も無いし、片手しか動かない状況でノコは上手く扱えないんで疲れるし危ない。

片足をハシゴに、片足を木の股に、そして片手で近くの枝を掴んで、残りのもう一方の片手でギコギコ鋸を引く。もしくはそういう状況でトップハンドルを片手で扱うのは、効率的にも疲労的にも危険的にも、ダメでしょ。逆に言うと
なんで?みんな無理して難しく疲れて危険な作業を好むのか判らなかった。

良く考えてみてください。その枝を掴んでる片手の意味は?
片手で掴んでいるだけで安定するの?
足が滑ったら片手で身体を支えられるの?
ノコ引くのだってストローク取れないから効率悪いよね?
その時エンジンがかかってたらどうなるの?
そうならないための、2系統やワークポジショニングランラードなんで、そこで無理して難しい作業姿勢で効率悪く危険なタスクは、意味ないよね。

そんなポジショニング三角を採るのが面倒くさいのかもしれないけど、そんなの当たり前に簡単だよ。そのために「力・重力・方向」を理解するのサ。

「ポジショニング三角」大事だよ。

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