青葉公園ツリーイング
毎年やっている木登り体験会。
みんないい顔をしている。
今は仕切りが違うけど
自分で始めた木登りイベントで
今年で早くも6年目。
最初に体験した子はもう
中学生になっている。
ロープを使って木登りをさせることが目的に
なっている親や主催者が多いが、
僕は樹上の空間まで自力でたどり着くことが
大きな目的だと思っている。
だから高さは関係ない。
今年は小学校の低学年の子が多かったので
小さい子は「怖さ」を感じて欲しかった。
その怖さに打ち勝ってやってくる
高揚感が新たな何かのキーになって欲しい。
子供たちに感想を書いてもらうと、
シャボン玉や楽器で達成感を味わった子や
自分の殻をブレイクスルーした子の
その怖さと気持ちよさがよく伝わってくる。
イベントでは仕切りのオトナが「ちゃんとお礼を言いなさい」とか
あらかじめ登る前にお礼の言葉を考えていたり、
心が伝わってこない形骸化した言葉をもらうことが多い。
そんなの子どもだって気恥ずかしいだろうし、
こっち何も感じないことが多い。
そういう点で、木の葉の感想は本当に伝わる生の声が聴ける。
自分では大きく構えあまり出しゃばらないでいると、
スタッフに直接お礼を言ってくる子もいる。
そうやって小さなファンが増えると結構こっちも気持ちがイイし、
スタッフもやる気になるだろうなぁ。
ハクウンボクの清楚な花が
今が盛りと咲き誇っていた。
2011年6月24日金曜日
アオジの赤ちゃん
クロツグミの美しい声に誘われて防風林の隙でジッと探す。
なかなか姿が見えないが時間があったので腰を据えしゃがんで待機。
移動せずじっくり構えると林は動き出す。
今まで見えなかったモノや聞こえなかった声も聴き取れるようになる。
盛んにアオジが鳴きだした。
すると足元の草が揺れ始め、
どんどん近づいてくる。
ついに直ぐそこの草陰から
アオジの子が飛び出してきた。
まったく警戒する様子はなく
??な顔でこっちを見ている。
親アオジがチッチチッチ
警戒しながら周りを飛び回るが
幼鳥はお構いなしに睨めっこ。
まだ飛べないらしく、
よちよち歩いている。
しばらく見ていたが、
砂利道を渡って逆の草むらへ。
普段見えない物との突然の出会いに興奮したが
こらえてジッとしていると良いこともある。
ブユやヤブ蚊にやられるけどね。
人との間は難しい。
ゲンがつかないヒトの方が至極シンプルで納得がいく。
嫌なことがあっても生きているもの同士、虫にやられル方がよっぽどイイ。
用水路ではカルガモ一家も
子育ても真っ最中。
カラスにやられないように。
とは言っても日に日に
減っていくんだよな。
まあしょうがないか。
なかなか姿が見えないが時間があったので腰を据えしゃがんで待機。
移動せずじっくり構えると林は動き出す。
今まで見えなかったモノや聞こえなかった声も聴き取れるようになる。
盛んにアオジが鳴きだした。
すると足元の草が揺れ始め、
どんどん近づいてくる。
ついに直ぐそこの草陰から
アオジの子が飛び出してきた。
まったく警戒する様子はなく
??な顔でこっちを見ている。
親アオジがチッチチッチ
警戒しながら周りを飛び回るが
幼鳥はお構いなしに睨めっこ。
まだ飛べないらしく、
よちよち歩いている。
しばらく見ていたが、
砂利道を渡って逆の草むらへ。
普段見えない物との突然の出会いに興奮したが
こらえてジッとしていると良いこともある。
ブユやヤブ蚊にやられるけどね。
人との間は難しい。
ゲンがつかないヒトの方が至極シンプルで納得がいく。
嫌なことがあっても生きているもの同士、虫にやられル方がよっぽどイイ。
用水路ではカルガモ一家も
子育ても真っ最中。
カラスにやられないように。
とは言っても日に日に
減っていくんだよな。
まあしょうがないか。
2011年6月23日木曜日
シジュウカラの子育て
2011年6月16日木曜日
シウリザクラ
2011年6月10日金曜日
2011年6月9日木曜日
リングセーバー
バッキンガムのリングセーバーに若干のほつれを発見していて
使うたびに気をつけて見ていたのだが、ファイバーの切れが目立ってきた。
ほつれがキレになって裂け目になるまでは直ぐだった。
直接幹に巻くことが多いし、身体を振って枝移動とかをすると擦れが多い。
樹皮が硬く裂け目があるような木の場合、
荷重方向がずれて繊維に刺さることもあるのだと思う。
そしてさらに動くとそこがキズになり切れ目になる。
もちろんしっかり荷重している場所なので、刺さると直ぐ切れるのだろうか?
ベルトタイプはフリクションも高いし安心感があるがこれは恐い。
けっこう高い道具なので、痛いなぁ、と思いつつ破棄することにしたが、
両リングをリユースしようとナイロンウェビングに刃を入れてみると...
恐ろしくあっさりと切れた。
荷重しているロープに刃を
あてると即座に破断するが
荷重していないロープは
なかなか切れない
イメージがあった。
このナイロンスリングは
信じられないほどあっさり、
ケーキを切るように切れた。
3σMBS5,000lbs.といえども、
隣の枝に飛び移る場合は静荷重にはならないし、
荷重が載った状態で擦れた時の繊維のもろさを考えるとゾッとした。
これは荷重が載っているときならどうなるのだろう?
ロープやウェビングと違い、編んでも撚ってもいないのでそうなのか、
繊維を硬く縫製してあるから大丈夫なのか?謎がまたひとつ。
枝を飛び移ったり上で掛け替えるときは、携行性の良さや汎用性の高さで
3ストランドのツリーマスターを自作したセーバーを使うことが多い。
しかしトッピングカットの時はなんとなく漠然とした安心感で
ファクトリーメイドのバッキンガムのリングせーバーを使うことが多かった。
何かあの肉厚のナイロンスリングの方が
フリクションも効きやすくホールド感が安心できていた。
ひょっとしたら、あの安心感も、無知から来る幻想だったのか?
崩壊したら元も子もないアンカーに使う部分だし、
トップアンカーだから紫外線による劣化も大いに考えられる。
いずれにしても、少しのキズでも、もう使いたくないな。
ランヤードも若干荷重が載っている状態で幹に擦れると痛みが激しい。
自作のツリーマスターのセーバーなら痛んだらすぐ交換するし、
簡単に作れるので多用することが多い。
手荒に扱って言い訳ではないが、過剰に擦れを気にしてもしょうがない。
紫外線劣化がでる前に交換するのがイイと思う。
しかしグリオンの包茎チューブのようなものがある方が痛みを軽減できる。
消防ホースを巻いて使ったりすることもあるが、
どうも滑りが悪いし塩梅が良くない。
シェリルで売っているツリーマスターのフリクションセーバーも
チューブが入っているし、
何かで代用出来たり、あの熱に強そうなチューブだけ売っているところ無いのかなぁ。
誰か知りませんかねぇ?
使うたびに気をつけて見ていたのだが、ファイバーの切れが目立ってきた。
ほつれがキレになって裂け目になるまでは直ぐだった。
直接幹に巻くことが多いし、身体を振って枝移動とかをすると擦れが多い。
樹皮が硬く裂け目があるような木の場合、
荷重方向がずれて繊維に刺さることもあるのだと思う。
そしてさらに動くとそこがキズになり切れ目になる。
もちろんしっかり荷重している場所なので、刺さると直ぐ切れるのだろうか?
ベルトタイプはフリクションも高いし安心感があるがこれは恐い。
けっこう高い道具なので、痛いなぁ、と思いつつ破棄することにしたが、
両リングをリユースしようとナイロンウェビングに刃を入れてみると...
恐ろしくあっさりと切れた。
荷重しているロープに刃を
あてると即座に破断するが
荷重していないロープは
なかなか切れない
イメージがあった。
このナイロンスリングは
信じられないほどあっさり、
ケーキを切るように切れた。
3σMBS5,000lbs.といえども、
隣の枝に飛び移る場合は静荷重にはならないし、
荷重が載った状態で擦れた時の繊維のもろさを考えるとゾッとした。
これは荷重が載っているときならどうなるのだろう?
ロープやウェビングと違い、編んでも撚ってもいないのでそうなのか、
繊維を硬く縫製してあるから大丈夫なのか?謎がまたひとつ。
枝を飛び移ったり上で掛け替えるときは、携行性の良さや汎用性の高さで
3ストランドのツリーマスターを自作したセーバーを使うことが多い。
しかしトッピングカットの時はなんとなく漠然とした安心感で
ファクトリーメイドのバッキンガムのリングせーバーを使うことが多かった。
何かあの肉厚のナイロンスリングの方が
フリクションも効きやすくホールド感が安心できていた。
ひょっとしたら、あの安心感も、無知から来る幻想だったのか?
崩壊したら元も子もないアンカーに使う部分だし、
トップアンカーだから紫外線による劣化も大いに考えられる。
いずれにしても、少しのキズでも、もう使いたくないな。
ランヤードも若干荷重が載っている状態で幹に擦れると痛みが激しい。
自作のツリーマスターのセーバーなら痛んだらすぐ交換するし、
簡単に作れるので多用することが多い。
手荒に扱って言い訳ではないが、過剰に擦れを気にしてもしょうがない。
紫外線劣化がでる前に交換するのがイイと思う。
しかしグリオンの包茎チューブのようなものがある方が痛みを軽減できる。
消防ホースを巻いて使ったりすることもあるが、
どうも滑りが悪いし塩梅が良くない。
シェリルで売っているツリーマスターのフリクションセーバーも
チューブが入っているし、
何かで代用出来たり、あの熱に強そうなチューブだけ売っているところ無いのかなぁ。
誰か知りませんかねぇ?
2011年6月3日金曜日
スローライン
先日のT-1講座で道具の手入れを実践したり説明をした時に
「スローラインも洗うんですか?」と聞かれたが
もちろん洗うし、逆にどうして洗わなくて良いと思うのかが不思議でした。
スローラインは一番汚れるものだと思う。
投げた後クルクル回ることが多いのでキンクする。
そして絡んで扱いにくくなる。
いくら腕に自信があっても、
キモのスローラインでトラブルと台無しになる。
スローラインの洗浄でもうちょっと詳しく付け加えたいコトがあり、
私はスローラインを洗うときは
面倒だけどいちいち全て
チェーンノットにする。
何本も一度に洗うので
こうした方が後々助かる。
ちまちまと45m
チェーンノットである。
そしてこれがキモだが、
洗った後、脱水して、影干しする前に延ばす。
適度に荷重をかけながら撚りを直していく。
スローラインは断面がちょっと平べったくなっていて、
それを指でしごきながら撚り戻しして引っぱって延ばす。
これをヨリが感じられなくなるまで数回繰り返す。
本当は屋外で一本にピンと延ばしてしごくのが良いのだが
高い所にプーリーをセットして、折り返して荷重しながら延ばすと良い。
ロープ全てそうだがメモリー効果があるので、
キンクを取り除いた状態で影干しすると良い。
以前に道具が足りなく仲間内から借りてイベントを行い、
イベント後、汚れたので返却する前に洗った。
コレひょっとして一度も洗ったこと無いんじゃない?ってほど
ハイローストコーヒーのような不透明の水に驚いたことがあった。
手入れは身を助く。
「スローラインも洗うんですか?」と聞かれたが
もちろん洗うし、逆にどうして洗わなくて良いと思うのかが不思議でした。
スローラインは一番汚れるものだと思う。
投げた後クルクル回ることが多いのでキンクする。
そして絡んで扱いにくくなる。
いくら腕に自信があっても、
キモのスローラインでトラブルと台無しになる。
スローラインの洗浄でもうちょっと詳しく付け加えたいコトがあり、
私はスローラインを洗うときは
面倒だけどいちいち全て
チェーンノットにする。
何本も一度に洗うので
こうした方が後々助かる。
ちまちまと45m
チェーンノットである。
そしてこれがキモだが、
洗った後、脱水して、影干しする前に延ばす。
適度に荷重をかけながら撚りを直していく。
スローラインは断面がちょっと平べったくなっていて、
それを指でしごきながら撚り戻しして引っぱって延ばす。
これをヨリが感じられなくなるまで数回繰り返す。
本当は屋外で一本にピンと延ばしてしごくのが良いのだが
高い所にプーリーをセットして、折り返して荷重しながら延ばすと良い。
ロープ全てそうだがメモリー効果があるので、
キンクを取り除いた状態で影干しすると良い。
以前に道具が足りなく仲間内から借りてイベントを行い、
イベント後、汚れたので返却する前に洗った。
コレひょっとして一度も洗ったこと無いんじゃない?ってほど
ハイローストコーヒーのような不透明の水に驚いたことがあった。
手入れは身を助く。
エゾノウワミズザクラ
2011年6月1日水曜日
ビーライン
先日知りあいからビーラインを5mほど戴いた。
といっても息子がプレゼントでもらったもので、
(ビーラインをプレゼントしてくれる人ってスゲェ)
それをスプライスしたいので教えてくれと...
セキュアードフットロック用のループとE2Eを作りたいと...
E2Eの手持ちのビーラインは5/16in. なのでコアがブランメル。
ビーラインは何の疑問もなくツルシのE2Eを使ってましたし、
コアをブランメルで編んで...外皮はどうしよう...なんて思っていましたが
フリップさんの記事を読んで、にわかに危機感を抱いたこともアリ、
よく考えると、そのビーラインは3/8in.だった。
危ない、危ない。
そこでダブルブレイドのClass2にトライした。
必要な長さを出して、余った分を使って手本を見せると
Class2を憎ったらしいほどすんなりと作りやがった。
ビーラインはエールのダブルブレイド。
一度やってみたかった
ニューイングランドのガイドにある
core-to-coreにも挑戦。
見た目はなんとも...
それでもちょい短めE2Eができた。
高性能プルージックコードは何となく敷居が高かったけど、
ビーラインは意外に扱いやすく、内芯と外皮の離れも噛みも良いようだ。
まあ、こういうテストケースはそうザラにあるものではないが
いろいろ試してみるのも良いもんですね〜。
といっても息子がプレゼントでもらったもので、
(ビーラインをプレゼントしてくれる人ってスゲェ)
それをスプライスしたいので教えてくれと...
セキュアードフットロック用のループとE2Eを作りたいと...
E2Eの手持ちのビーラインは5/16in. なのでコアがブランメル。
ビーラインは何の疑問もなくツルシのE2Eを使ってましたし、
コアをブランメルで編んで...外皮はどうしよう...なんて思っていましたが
フリップさんの記事を読んで、にわかに危機感を抱いたこともアリ、
よく考えると、そのビーラインは3/8in.だった。
危ない、危ない。
そこでダブルブレイドのClass2にトライした。
必要な長さを出して、余った分を使って手本を見せると
Class2を憎ったらしいほどすんなりと作りやがった。
ビーラインはエールのダブルブレイド。
一度やってみたかった
ニューイングランドのガイドにある
core-to-coreにも挑戦。
見た目はなんとも...
それでもちょい短めE2Eができた。
高性能プルージックコードは何となく敷居が高かったけど、
ビーラインは意外に扱いやすく、内芯と外皮の離れも噛みも良いようだ。
まあ、こういうテストケースはそうザラにあるものではないが
いろいろ試してみるのも良いもんですね〜。