毎年やっている木登り体験会。
みんないい顔をしている。
今は仕切りが違うけど
自分で始めた木登りイベントで
今年で早くも6年目。
最初に体験した子はもう
中学生になっている。
ロープを使って木登りをさせることが目的に
なっている親や主催者が多いが、
僕は樹上の空間まで自力でたどり着くことが
大きな目的だと思っている。
だから高さは関係ない。
今年は小学校の低学年の子が多かったので
小さい子は「怖さ」を感じて欲しかった。
その怖さに打ち勝ってやってくる
高揚感が新たな何かのキーになって欲しい。
子供たちに感想を書いてもらうと、
シャボン玉や楽器で達成感を味わった子や
自分の殻をブレイクスルーした子の
その怖さと気持ちよさがよく伝わってくる。
イベントでは仕切りのオトナが「ちゃんとお礼を言いなさい」とか
あらかじめ登る前にお礼の言葉を考えていたり、
心が伝わってこない形骸化した言葉をもらうことが多い。
そんなの子どもだって気恥ずかしいだろうし、
こっち何も感じないことが多い。
そういう点で、木の葉の感想は本当に伝わる生の声が聴ける。
自分では大きく構えあまり出しゃばらないでいると、
スタッフに直接お礼を言ってくる子もいる。
そうやって小さなファンが増えると結構こっちも気持ちがイイし、
スタッフもやる気になるだろうなぁ。
ハクウンボクの清楚な花が
今が盛りと咲き誇っていた。
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