2011年6月28日火曜日

青葉公園ツリーイング


毎年やっている木登り体験会。
みんないい顔をしている。
今は仕切りが違うけど
自分で始めた木登りイベントで
今年で早くも6年目。
最初に体験した子はもう
中学生になっている。


ロープを使って木登りをさせることが目的に
なっている親や主催者が多いが、
僕は樹上の空間まで自力でたどり着くことが
大きな目的だと思っている。
だから高さは関係ない。
今年は小学校の低学年の子が多かったので
小さい子は「怖さ」を感じて欲しかった。
その怖さに打ち勝ってやってくる
高揚感が新たな何かのキーになって欲しい。
子供たちに感想を書いてもらうと、
シャボン玉や楽器で達成感を味わった子や
自分の殻をブレイクスルーした子の
その怖さと気持ちよさがよく伝わってくる。


イベントでは仕切りのオトナが「ちゃんとお礼を言いなさい」とか
あらかじめ登る前にお礼の言葉を考えていたり、
心が伝わってこない形骸化した言葉をもらうことが多い。
そんなの子どもだって気恥ずかしいだろうし、
こっち何も感じないことが多い。
そういう点で、木の葉の感想は本当に伝わる生の声が聴ける。
自分では大きく構えあまり出しゃばらないでいると、
スタッフに直接お礼を言ってくる子もいる。
そうやって小さなファンが増えると結構こっちも気持ちがイイし、
スタッフもやる気になるだろうなぁ。


ハクウンボクの清楚な花が
今が盛りと咲き誇っていた。

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