11月29日
今日は風もなく防風林沿いに神社までパトロールした。軽く雪が積もったので、アニマルトラッキングできるかも?と勇んでいたが、鳥もあまり見られなかった。山や防風林にエサがなくなる時期には我が家に庭にも出没するエゾリス。カラ類のひまわり目当てと思いきや、脂身まで食べていく。いつぞやそのエゾリスがのんびりムシャムシャやっているのを窓から見てると、興奮した家猫が飛び出し、襲われ文字通り尻の毛を毟られたことがあった。
その他エゾヤチネズミの足跡が用水路沿い、カラスが何かを襲った跡などを見つけた。
2007年11月26日月曜日
ミヤマカケス
2007年11月19日月曜日
シマエナガ
11月19日
我が家の庭もだいぶ樹木が多くなり、一般的には手入れが行き届いていないダラシナソウナ庭だが、私は気に入っている。ビオトープのようなミニマムな自然が楽しめる。そこに冬になるとカラ類のための、ひまわりの種の餌台を置く。
防風林を給餌パトロールにやってくるカラ類の混群は我が家の庭にも立ち寄る。シジュウカラ・ハシブトガラ・ゴジュウカラは常連さんだが、たまに違った仲間もやってくる。
今日は珍しくシマエナガがやってきた。防風林をかわいらしい鳴き声で20羽ほどの群れで渡っているのはよく見るのだが、普段は庭まではやってこない。
雪が思いのほか降ったからなのか、特にえさを食べるでもなく、しばらくエゾヤマザクラに滞在して、また群れで飛んでいった。よく見ると凶暴そうな顔つきに見えるが、ピンク色がアクセントのカワイイ鳥である。
当別川のエノキ
11月18日
天気予報では大荒れ・雪/雨/暴風だったが、朝起きてみると水分はなく、カラッと晴れていた。今年はいろいろ忙しく、なかなかキノコ採りに行けなかったので、いつもの河原に「エノキ」狙いで向かった。家を出たときは良かったが、だんだん雲行きが怪しくなり、ミゾレ吹雪になった。
それでもちょっと様子を見るつもりで、倒木の様子を見ると、見事にエノキちゃんがでていた。晩秋の枯鼠色に染まったフィールドに真っ白な雪が積もり、彩度が乏しい風景の中、ピカッと光るオレンジ色がまぶしい。
小一時間見て回って、数食分のエノキをゲット!
ニセアカシヤに駆逐された河原なので、この場所は誰も注目してない。でも身近な自然なので、パトロールに来るといつも必ず成果がある。
サワラの剪定in北海道神宮
11月17日
北海道神宮に二度目の剪定作業に行った。気温は低かったが天候に恵まれ、作業中は暑いくらいだった。だいぶ手慣れたせいもあり、前回より多量の枝払いを行い、最後のごつい枝はチェンソーも使った。3本のビレーを取り慎重に作業したが、やはり樹上でのチェンソー作業は恐かった。後で考えたら隣の木にビレーを取るべきだった。
今回枝払いした木は「サワラ」。スギだと思って作業していたが、作業後の観察で「どうも違うようだ」北海道にはなかなか無い樹種であるが、種も属の違うのに終わるまで気がつかないとは情けない。体感としてスギは「ヤニもなくイイにおい、堅い」サワラは「ヤニがでるが、スギに比べてノコは引きやすい」という身で稼いだ同定方法を尊重したい。
北海道神宮に二度目の剪定作業に行った。気温は低かったが天候に恵まれ、作業中は暑いくらいだった。だいぶ手慣れたせいもあり、前回より多量の枝払いを行い、最後のごつい枝はチェンソーも使った。3本のビレーを取り慎重に作業したが、やはり樹上でのチェンソー作業は恐かった。後で考えたら隣の木にビレーを取るべきだった。
今回枝払いした木は「サワラ」。スギだと思って作業していたが、作業後の観察で「どうも違うようだ」北海道にはなかなか無い樹種であるが、種も属の違うのに終わるまで気がつかないとは情けない。体感としてスギは「ヤニもなくイイにおい、堅い」サワラは「ヤニがでるが、スギに比べてノコは引きやすい」という身で稼いだ同定方法を尊重したい。
2007年11月13日火曜日
アカゲラとタイヤ交換
11月13日
天気予報で明日からしばらく雪だるまマークが並んでいた。必要に迫られてトレーニングを中止しタイヤ交換をした。家の前の防風林にはカラ類やキツツキたちが騒がしくさえずっているし、青空が広がり気持ちの良い朝だ。しかし今年夏タイヤを新調した時の修理工場でどんだけトルクをかけたのか、手はもちろん蹴ってもスタットボルトがビクともしない。
しようがないので、ネジ山に注意して全体重をかけてレンチに乗っかる。数回煽ってやると「ギュイッ」といってゆるんでくれた。結構響く音で金属が擦れ合う「ギュイッ」を繰り返していた。気がつくと「ギュイッ」の後にすぐ「キョッ」っていう音が聞こえる。「ギュイッ」「キョッ」、「ギュイッ」「キョッ」、目の前の防風林にアカゲラが来ていて、警戒音なのか挨拶なのか、タイヤ交換の音に鳴き交わしてくる。しばらく間を置いて今度は確信的に「ギュイッ」っとやると、やっぱり「キョッ」っと鳴き交わすのだ。今年生まれた若いオスのようだが、あちこちでタイヤ交換をしているので、彼は今日やたらと忙しいに違いない。冬間近のユーモラスな出来事だった。
天気予報で明日からしばらく雪だるまマークが並んでいた。必要に迫られてトレーニングを中止しタイヤ交換をした。家の前の防風林にはカラ類やキツツキたちが騒がしくさえずっているし、青空が広がり気持ちの良い朝だ。しかし今年夏タイヤを新調した時の修理工場でどんだけトルクをかけたのか、手はもちろん蹴ってもスタットボルトがビクともしない。
しようがないので、ネジ山に注意して全体重をかけてレンチに乗っかる。数回煽ってやると「ギュイッ」といってゆるんでくれた。結構響く音で金属が擦れ合う「ギュイッ」を繰り返していた。気がつくと「ギュイッ」の後にすぐ「キョッ」っていう音が聞こえる。「ギュイッ」「キョッ」、「ギュイッ」「キョッ」、目の前の防風林にアカゲラが来ていて、警戒音なのか挨拶なのか、タイヤ交換の音に鳴き交わしてくる。しばらく間を置いて今度は確信的に「ギュイッ」っとやると、やっぱり「キョッ」っと鳴き交わすのだ。今年生まれた若いオスのようだが、あちこちでタイヤ交換をしているので、彼は今日やたらと忙しいに違いない。冬間近のユーモラスな出来事だった。
2007年11月9日金曜日
マミチャジナイ
11月9日
朝のトレーニングルートをちょっとはずれて、丘の沢すじにある公園に行った。このところ広葉樹が落葉し、なかなかわかりにくいので避けていた針葉樹を覚えようと、松系のあるところへ足を向ける。トドマツ・エゾマツくらいは判ってきたが、なかなか覚えられない。数をこなして観察するしかない。樹木は鳥のように移動しないので観察しやすいが難しい。
沢すじの奥の方を向いていると、手前の茂みに動くものを発見。ツグミの群れがいたので、そうだろうと思いきやアカハラのようだった。夏の夕暮れにはイイ声で楽しませてくれたが、まだこのあたりにいるんだなあっと思って双眼鏡を覗くと、アレッ眉が白いぞ。羽の下のオレンジ色も少ない気がするし、頭の色もなんか違うしグレーっぽいな。眉が茶じゃない!(コレが語源らしいが)マミチャジナイだ!初めて見た。しばらくじっくり観察した。ただカメラも図鑑も持ってきてないので、特徴をしっかり覚え、あわてて家に戻り確認。アカハラの眉が白いヤツもいるみたいだし、よく判らないが、たぶんマミチャジナイだと思う。今度は撮影しよう!
朝のトレーニングルートをちょっとはずれて、丘の沢すじにある公園に行った。このところ広葉樹が落葉し、なかなかわかりにくいので避けていた針葉樹を覚えようと、松系のあるところへ足を向ける。トドマツ・エゾマツくらいは判ってきたが、なかなか覚えられない。数をこなして観察するしかない。樹木は鳥のように移動しないので観察しやすいが難しい。
沢すじの奥の方を向いていると、手前の茂みに動くものを発見。ツグミの群れがいたので、そうだろうと思いきやアカハラのようだった。夏の夕暮れにはイイ声で楽しませてくれたが、まだこのあたりにいるんだなあっと思って双眼鏡を覗くと、アレッ眉が白いぞ。羽の下のオレンジ色も少ない気がするし、頭の色もなんか違うしグレーっぽいな。眉が茶じゃない!(コレが語源らしいが)マミチャジナイだ!初めて見た。しばらくじっくり観察した。ただカメラも図鑑も持ってきてないので、特徴をしっかり覚え、あわてて家に戻り確認。アカハラの眉が白いヤツもいるみたいだし、よく判らないが、たぶんマミチャジナイだと思う。今度は撮影しよう!
2007年11月5日月曜日
北海道神宮の杉
11月4日(日)
ボランティアで間伐をする団体があり、そこのお手伝いで下見がてら北海道神宮に行った。約20ha.ある敷地に様々な植樹された木があり、北海道ではなかなか見る機会の少ない樹木も数多くあった。剪定作業をする杉は胸高直径80cm・樹高20m程の木で、なんと表参道のほぼ中央、登ると神門や拝殿が望める一等地?時期的に七五三参りの親子連れが多く、神社をバックに写真を撮るならこの位置という人通りの多い場所であった。作業は仲間3名で行った。剪定する枝は、高枝ノコではとうてい届かない場所の中途半端に切られたデッド枝や不必要と思われる生きた枝である。杉を登るのは初めてだったが、北海道の他を寄せ付けないようヤニを出しまくるカラマツや枝が下向きのトドマツと訳が違う、素直で登りやすい印象。作業も粛々と進められた。一応指定された枝を40本ほど落とし、切られた枝を見ると一山ほどになっていた。
作業前と作業後の写真を撮るのを忘れたのが大失敗。でもまた近々行くだろうし、おそらく百や二百は作業しなければならないようだ。
七五三の影響で境内には、綿あめや東京ケーキの屋台が建ち並び、登っていると甘〜い匂いが漂い、杉のスッキリとした匂いと混ざり不思議な感じだった。
ボランティアで間伐をする団体があり、そこのお手伝いで下見がてら北海道神宮に行った。約20ha.ある敷地に様々な植樹された木があり、北海道ではなかなか見る機会の少ない樹木も数多くあった。剪定作業をする杉は胸高直径80cm・樹高20m程の木で、なんと表参道のほぼ中央、登ると神門や拝殿が望める一等地?時期的に七五三参りの親子連れが多く、神社をバックに写真を撮るならこの位置という人通りの多い場所であった。作業は仲間3名で行った。剪定する枝は、高枝ノコではとうてい届かない場所の中途半端に切られたデッド枝や不必要と思われる生きた枝である。杉を登るのは初めてだったが、北海道の他を寄せ付けないようヤニを出しまくるカラマツや枝が下向きのトドマツと訳が違う、素直で登りやすい印象。作業も粛々と進められた。一応指定された枝を40本ほど落とし、切られた枝を見ると一山ほどになっていた。
作業前と作業後の写真を撮るのを忘れたのが大失敗。でもまた近々行くだろうし、おそらく百や二百は作業しなければならないようだ。
七五三の影響で境内には、綿あめや東京ケーキの屋台が建ち並び、登っていると甘〜い匂いが漂い、杉のスッキリとした匂いと混ざり不思議な感じだった。