インターネットで Arborist で調べていると、アルファベットばかりの厄介な文献や事故報告が数多く引っ掛かる。ALARPやEAPやMEWPなんて略語や、あまり聞き慣れない語句が出てくると、調べるんだけど実態として常識化した語句はなかなか探しきれない。そしてシャレ的な慣用句というか言い回しが登場して、幾つかの文献を総合して予想するが、その中にもキーワードが隠されていて、そのキーワードを更に調べて、、、ってやってるとキリがない。どんどん深みにハマる。
でもシツコイから、詰めていくと、ジワジワと本質に近づける。そしてある時、長い深い森を彷徨っていたのが、霧が晴れるが如くパァッと明るく広がって、積算した不思議が解消されたりする。これが実に気持ちイイ。芋づる式に悩みが晴れたりすることもある。
私はウェブ検索を殆どアルファベットで行なうようにしている。
アーボリスト、じゃなく、
Arborist、ね。
それは日本語で検索すると、訳の解らない特殊伐採屋や国際的な資格を持った日本人アーボリストなんかが引っ掛かる。こういうちゃんとした人間もいるんだ!って思ってページを見てると、ん?コレは何だ?大方のこういう輩は、何か資格を持ってるとか、日本の規格に準拠してるとか、過去の優良事例を紹介してる。
過去の優良事例を見ると、1系統でスパーでへっぴり腰で木に張り付いている。システム掴んで片手でチェンソー操作している。ピーク力なんて考えてないめちゃめちゃお粗末なシステム。立派なウィンチや道具ばかり強調してたり、コイツらバカか?疑いたくなるような「優良」ばかり出てきて気持ちが萎える。イヤな感じと危険な匂いしかしない。
そういうマヤカシ見ちゃうから、オレは毒を吐き続けるんだけどね。
日本語でアーボリストって検索すると、セカンドワードに〈特殊伐採〉とか〈資格〉が飛び出す。それ自体もう怪しい。そういう輩が「日本語のアーボリスト」なのかも知れないが、まあエラそうに国内で唯一とか、樹木のスペシャリストとか、安全な特殊伐採とか、〇〇の第一人者とか、国際資格が必要とか、世界の品質を実践するとか、凄技とか、もう分けが判んない。
日本語のアーボリストは特殊伐採や空師かもしれないが、Arborist は特殊伐採でも空師でも木を伐る人でも無いからね。木を守る人だからね。
賢明な人はそんなの打算の売名行為としてしか見てないからね。
なんでチャンとしてるように見せたがるかね?
チャンとしてる人は、チャンとしてるって主張しないよ。
日本語のアーボリストでは知りたい情報は期待できないから、Arboristで検索するけど、こういうマヤカシに引っ掛かるのは無駄だし、逆に遠回りだよ。
一度はマヤカシに引っ掛かっても、ん?って気が付く人がいるからイイけど、ずぅ~と気が付かないでマヤカシに洗脳されて、フワフワしてる人は、命だけは大事にしてね。
例えばドイツとかのArboristが居る林業屋さんとかを見ると、自分たちのポリシーとして
セーフティチップスや、どういうセーフティ対策を行なってるとか、プラクティスの事例やダメ工事が挙がってる。経営者がコミットメントしてる。信用できる。
ちゃんとしてるテイだけで、第一人者とか、一流とか、資格に騙されないでほしい。
入口は良いかもしれないが、資格貰っても直には何もできないからね。
その後のプラクティスでマヤカシに気が付いてね。
運動会で一等賞取る人間は、運動会のレギュレーションの範囲でしか一等賞取れないし、手っ取り速く一等賞取る人間のマネしても仕事にならないからね。
だから検索するなら「アーボリスト」じゃなく「Arborist」の方が良いよ。
直ぐにマヤカシに気が付くよ。
見た目に派手な、一部分だけ切り取った動画が、業界をダメにしてると思わないのかね?
ウカレた動画じゃなく、文献読んだ方が良いよ。
英語だからとおよび腰にならず、今は簡単に翻訳できて、アンポンタンな日本語になったとしても、アンポンタンな動画を見るよりよほど参考になるよ。
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