暫く時間が空いてしまったけど、想いが鬱積していない訳じゃない。
ちょっと思う事があり、今年から一日も欠かさず書いてきたけど、期待してたこととちょっと違ってきた。
ブログの事で直接話を聞く事が多いけど、なんか急に空いてしまったことで、コビッド-19になったとか、落ちて死んだんじゃねぇとか、憶測されるのもイヤだし、質問をくれるのは意識が高い系の人が多く、それよりヤンチャで意識が低いか無い輩にアピールしたくてこのブログを続けているんだけど、そういう人には響かないかな?
相変わらずヤンチャな人はヤンチャなままで、都合の良い部分だけ取り入れて、ヤバいことにはいつまでも目をつむる。 ので、またいつものペースにするわ。
いつも通り淡々と作業も
ワークショップもヤッてる。
ただコビッドの影響で仕事が
キャンセルになったり、
ワークショップの会場が
借りられなくなったり、
少なからず影響はあるね。
そして今は初夏と呼べる季節になり、春の野に出るコトが一巡した。
4月の後半から、ナニワズ→フクジュソウ→エノキ→エンゴサク→ヤチブキ→アイヌネギ→アズキナ→タランボ→タケノコ→ワラビって、それぞれ忙しく、しかも標高が変わると色々楽しめちゃうんで、時間がいくら有っても足りない。
積極的に作業を少なくして山に入る事を優先するんで、手が回らなくなる。
立場として自分が行動するより、しっかり学ぶ姿勢が在る若い人たちが、実作業をこなす方が適切で、いつまでもジジィが前面に出ていては迷惑だ。相変わらず、双眼鏡とホイッスルでグランドでやってるけど、こんなイイ時期に野に出る事以上に優先される事など無い。
自分が有能な人だとは思わないが、
私は優秀な人から学べることが少なくなったので、
初心者が適切に作業に向える知識と技術を
伝える事の方が、自分の役割として
有能な人に助言する事は出来ると思うし、
適切なんじゃないか?と思うようになってきた。
ツリーワーカーズ研究開発機構は、
一流のアーボリストに伝えるコトなど無い。
訳の解らない先輩や一流のプロが教える
特殊な技術や凄いテクニックに騙されて
努力次第で心頭滅却すれば出来る!
という幻想を打ち砕きたい。
これから始めようとする初心者に、危ないモンは危ないんだよ!危険なコトを無理してやる事無いよ!セーフティな知識を身につければ、直ぐに大径木を処理事は出来なくても、ゆくゆくは出来るように成るよ。っていう、当たり前な事伝えるためにワークショップをやっている。
「優秀な人」って、過去に凄い事をやった人を周りが持ち上げて言う事でしょ。
自分で優秀な人とか思ったら、もうオシマイだね。過去の人だね。
「有能な人」って、これから凄い事をやる可能性がある人だと思う。
優秀な人でもソコに滞留する事無く、学習し進む事が出来る人が、有能なんだと思う。
相手が自然なんだから、数回凄くてもその人が絶えずアップデートしていなければ、今後凄くないかも知れない。いくら凄くてもいつも理に適ったコトが出来ると思えないから、有能な人は絶えずアップデートしている。
繰り返しトレーニングして、スイスチーズの穴は小さくなったとしても、決定的に穴は塞がらないよね。人間は経年劣化するから、逆に穴は広がってるかもしれない。
優秀な人でジジィになって腹筋バキバキに割れてる奴って、これからも続けるのかね?
腹筋バキバキな若者に自分の持ってる知識を伝える方が有能な人だよ。
いつまでも前線で俺様のままで、自分が一番頑張って仕事を続けてても、カッコ悪いし、いつか破綻するね。
ツリーワーカーズ研究開発機構は、優秀な人を更に優秀する訳じゃなく、
初心者が有能な人に成る手助けをする。でもいきなりは有能には成れないなら、セーフティを伝える事を優先した方が、ゆくゆく有効だよ。
凄いモサだって、最初からモサで無かったと思う。
私がそうだったように、天才でない限りおそらくモサから学ぶより、初心者が誰でも理解できる最初の一歩から始めるべきだよ。手っ取り速く覚えられるメソッドだけでは直に破綻するよ。破綻している事実を間近で見てるよ。
理屈も知らずにスパークライミング覚えたって、役に立たないよ。
初心者に体験と称しスパークライミング教えるようなギア屋に騙されない方が良いよ。
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