今年の冬は、あまりオカシなヤツらが近所に現れずうれしい限りだ。
狭い道路を塞ぐようにズラ〜っと車が並んだり、防風林の一帯を占拠してテント張ったり、騒いだり、防風林を渡ってくる小鳥たちの流通を阻害したり、繁殖で飛び交う小鳥たちも迷惑している。
それでもこんな頭悪いヤツも居る。
林を歩いてて、何か赤いものがあるぞっ
って見てみるとニンジンが有った。
はじめはカラスがどっかから持ってきて
枝上から落としちゃった感じだと思ったら
もう至る所に有る。
木の根元や股にパプリカとかが乗ってる。
樹洞に入ってたりする。
もうコレは人間の仕業でしかない。
餌付けか?餌付けのつもりか?
そんなことしても誰も寄り付かないよ。
アライグマが寄ってくるだけだよ。
そのグマだって、動物に罪はないけど
お前らみたいな自分勝手な輩が
自分の都合で野に放ったんだろ!
そうしたいならしてもイイけど、帰るときには持ち帰れよ!
だいたい食性も判らずに、野菜クズを散蒔くのは、それはゴミの不法投棄だ!
そういう群れは林の中に一直線のスノーシューの踏み跡を造って、同じ所を行き来する。
辺りを観察もせず、過去に実績のあるスポットを目指して一直線に目的地に向う。
踏み跡を造ってそこを長靴だけで行こうとするつもりか?
簡単に入れる道路を造りたいのか?
せっかくの自然を、動物たちの往来を遮断する道路を造りたいのか?
放置された人工林戻りつつある野生をブチ壊したいのか!アホか!
昔は同じ自然を愛でる仲間かと思ってた時期も有ったが、そういう奴らの暴虐武人な行動に辟易して、それ以降「敵」と見なしている。
声をかけられるのもイヤだから、姿を見たら逃げる。
って言うか、ワイワイしゃべりながら道路を歩いているので、アカエゾの中でジッとしてやり過ごすんで見つからない。奴らが通った道には何も現れないから、逆の別方向に向って進むようにしている。
あなたたちが狙ってる穴は、そりゃ入ってる機会もあっただろうけど、いつもソコに居る訳じゃない。巣じゃないからね。帰る家じゃないからね。
確かに可愛らしい姿を観るのは楽しいけど、その機会を阻害してるのは自分たちだぜ!
この冬はエゾモモンガに出会うことが多い。
冬になって林の中を歩く機会のうち90%以上は会えた。
一度に別々の箇所で7頭観たこともある。
まあこういう情報を流すと、ソレに釣られて輩が集まる事実もあるが、
ハラの虫が収まらない。
ガヤガヤ集まるスポットのそばで、枝を自由に動き、飛び回るエゾモモンガを観ている。
ニンジン蒔くようなヤツには、今時期何を喰ってる?とか、何の木に集まる?とか知られたくないから、トラップを架けて、迷彩で歩くようにしている。
そして今シーズンはそういう奴らがあまり来ない。別のスポットに集まってるらしい。そこの別スポットは、誰かが情報を流したんだろうけど、直ぐ農道際で容易にアプローチできて、人間の都合が良いようだ。
ソコに行くと見たいなら夜明け前の朝に来ないと見られないと言っていた。
穴待ちしないと見られないって言ってた。
私の近所の家人も「場所だけ教えてもらったらイイ」と言って、その場所に行けば見られると思ってる。その人も輩が集まるスポットで教えられたらしい。本当は教えてあげたいけど、教えない。
このクソ寒い時期にご苦労様。
その場所の近所の人は迷惑がってるけど、おかげ私は毎日森を楽しんでいる。
コレに気がついた人がまた集まる可能性が有るが、もうその木の実はほぼ食い尽くされたし、今はまた別の所に集まってる。奴らには見つけられないだろう。
そしてゴミの不法投棄だけは辞めて欲しい。
でっかいカメラぶら下げて、写真撮るだけの人は来ないで欲しい。
私も夜行性だから朝早く夜明け前に穴から出てくる一瞬しか見られないと思っていた。
穴は巣だと思ってたし、穴からヒョコッと顔を出すイメージしかなかった。その一瞬を何時間も待つのは辛いだろうに。
でも生態や林の状況や時間や食性や行動パターンが自分なりに判ると、そんなに苦労しなくても、別に明るくなった日中でも十分に観察できる。活き活きと動き回る、猛禽を警戒してと飛び回る姿がよく観られる。
奴らに集まって欲しくなかったら、ニセ情報を流すに限る。
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