2020年12月3日木曜日

国際規格適合バージョン

私は日本の規格に準拠していない。日本ではモグリのツリーワーカーです。
モグリといっても世界的な規格に従うことが、日本に法規に適合しないだけで、それが自分の危険回避に繋がってると思っている。
大体そんな資格や賞状に興味が無い。
免状は、自分の危険回避に何も役に立たない。
日本に法規に準拠した証なんて無くても、自分の危険回避を自分で考えてるからね。
仕事を貰う為にあった方が良い免状なんかより、自分が根拠になる自身の方が危険回避に繋がると思っている。怪我しては元も子もないビビリだから。

しかし仕事を受ける為には免状が必要だったりするね。
でもそこで作業の内容を計られたくない。免状無くたって作業は出来るよ。

コーセーショーの規格に適合する免状有れば出来る特殊伐採じゃなくて、
知識や技術のソフトウェアを売るツリーワーカーだから。

プロフェッショナルユースで作業に使うハーネスといえば超有名なフランスのメーカーが、製品によってコーセーショーの墜落制止用器具の規格に適合する宣言した。
まあ商売的にコーセーショーの規格に適合する必要があったんだろう。
宣言書って、巧いやり方だな。なんか免状有れば仕事できるって思ってる人には有効だ。


この「製品によって」ってのがキモだが、
例えば
【〇〇ボッド】は国内規格に適合するが、
【ボッド国際規格適合バージョン】は、
コーセーショーに適合する予定はない。
〇〇ボッドは2種類あって、
国際規格モノと国内規格もの

コレはとっても面白い。

日本の規格に準拠するって宣言。
見方を変えれば、
国際規格適合バージョンは
日本の規格に従うつもりは無い宣言。
〇〇ボッドは国内の「フルハーネス」の規格に準拠するから、日本国内の工事現場で使用しても良い。
でもボッド国際規格適合バージョンは、国内の「フルハーネス」の規格に準拠する予定は無い「フルボディハーネス」だから、日本国内の工事現場では使い難いんじゃないか?
国際規格適合のモノは、日本国内では使えない?

なかなかヤルぜ!

国際的に通用するモノは「国内規格に準拠するつもりは無い」ってモノは、
もしくはそんな法規に従わなくてもイイよ。ってこと。

どちらもENの各規格には準拠してるので実作業的には何の問題ないし、結果的にメーカーが日本の規格にすり寄った形になってしまうのだろうが、裏を返せば、ANSIやNFPAに準拠している【ボッド国際規格適合バージョン】は、国内の規格に準拠するつもりが無いって宣言にも聞こえるよ。カッコいい!

コレどう思いますか?

日本の規格は国際的に認められない?ってこと。
コーセーショーが求めている規格準拠に、国際的には従う必要無いって宣言。

政治家とエネルギーインフラがロビィ活動で結託して、現場を知らないホワイトカラーが法規を作って、天下りの〇〇電工とかに作らせた重くて動き難くて引張り強度だけ強いフルハーネスだけが、規格に合っている物だ!オカミに従え!ってコトになったんじゃないか?そこで世界的に名の通っているメーカーが、しようがないから日本だけ宣言書を付けたってだけじゃないの?
正規代理店で購入しないと、輸入で買ったらダメよってことじゃ無いの?

国際的に認められたものでも、ここ日本じゃそんなモノは通用しないんだ!
ここは日本だから、日本の規格に準拠するのが当たり前だ!っていうモノも、国際的には通用しない。

これ、日本の工事現場で、外資系のプロモーターだったらどうなるのかな?
逆に日系企業が東南アジアとかで行ってる工事現場とかではどうなるんだろう?
現地法人の日系企業とかは、当然、国際規格バージョンん異なるんだろうけどね。

なんか「フルハーネス」の日本の規格が出来て、慌てて買おうとして、なんかホームセンターよりアウトドアショップの方が信頼おけるって、どうせ買うなら【国際規格適合バージョン】のフルボディハーネスにしようなんて買った人いると思うけど、それは日本国内の規格に準拠する予定は無いからね。

日本か?世界か?、どっちを見る?

日本の規格に準拠するモノ第一で日本の法規に準拠するように機器を使ってる人は、
国際規格準拠のプーリーとか使っちゃダメだからね。
日本人ならオタフク滑車使わなきゃ!

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