2016年7月29日金曜日

Yale/Kernmaster

以前ある方に、YaleCordageのKernmaster はHandspliceできるんだけど、どう?っと聞かれていた。最近メカニカルプルージックを使う人が増えているけど、これはもう、アーボリストロープである必要が無いんじゃないか?ローストレッチのカーンマントルロープの方がメリットが大きいんじゃないか?でもしかし、アイ加工できないと都合が悪いし、、って思っていたところにこんなロープの存在を知った。

既存のアーボリストギアメーカー以外に、色々色気を出したクライミングやロープアクセスのメーカーからも続々といろんな製品が登場するし、敢えてキリがないので暫く新しいものをシャットアウトしようとカタログも見ていなかったが、需要があるという所にちゃんと対応するんだなぁと感心してしまった、基本カーンマントルだけど、コアを編んでいるロープ、ということはスプライスが出来るようだ。基本SRT向けだろうけどDdRTもイケるよって。

まあ、何とかレンチとか、何とかハイカーとか、何とかランナーとか、色々あるし、ジグゾブとか地球に引っ張られてる方向ではイイけどアーボリストはどうなのヨとか、何とかジャックはチョイ怖いし日本向けじゃないなと思ってるし。100-0のメカニカルは落はできても楽できないし、コンポン的にSRTはラクじゃないっと思ってるションないクライマーなんで、でもキンクが少なくカーンマントルでもDdRTできるユニセンダーだけはイイなぁって思ってる。 今のところ、そんな1gでも軽く、少しでもメンテの手間や効率的に登りたいヤワな野郎はYaleCordage/Kernmasterはイイかも?って思っていた。

でも、モノもないし、調べてもアルよってだけで、情報が少なすぎた。 そこで、海外から来日する友だちに、ちょっと切れ端でイイから買ってきてってお願いして、YaleCordage/Kernmasterを10mほど手に入れた。ほんとはグリーン/オレンジが良かったけどね。

YaleCordage/Kernmasterは他のカーンマントルよりしなやかでノットもイイ感じにタイできる。確かに他のカーンマントルとは違って24st.的な使い方が可能なようだ。 見た目はカーンマントルそのもので、シースが薄くコアで荷重を受け持ってる感じで、ダメだなこりゃって思っていたけど、ちょっとバラしてみると、こりゃ行けるかも知んない!?とトライしてみました。 シースは2本束の24編みでローストレッチのカーンマントルそのもの。コアは2本束の8編みナイロンで、これはちょっとシゴくとちょっと扁平するし、断面が丸になりずらいのかなあと思ってしまった。

まあ、一度フツーにやってみたが、コアシースの割合が違いすぎるし、ダメだった。(そりゃそーだ) んで、コア・シースの関係と引き込みの割合や位置を調整して幾度となくトライしてみて、以外とイケるじゃん!ってとこまでもっていけた。


メーカーに問い合わせても
なしのツブテなんで、
崩壊や断絶は無いにしろ、
何の根拠も無いスプライス。
ランヤードで実証実験って感じ。
どうでしょう?乞うご期待

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