この時期は雪が溶けるにつれ
積み重なった落とし物が現れる。
猟の跡、食痕などは同じ辺りが多く
猛禽がダイニングにしている場所。
営巣の跡などは生き物がいた証拠。
雪があって入りやすい時期に
色々と目星をつけておくと
後々出会える機会が増える。
久々に会えました。エゾモモンガ。
最近、防風林の真ん中でバズーカのごとき
長玉を構え、椅子やテントまで持ち込んで、
ガヤガヤと蠢いている輩が来ている。
長時間居座るもんだから、そこを避けて、
違う方を向いて歩くようにしていた。
先日そんな連中が来ていなかったので
いつもの方向に歩いていると
彼らが狙っている穴の近くに居ました。
そんなとこに居ると思っていないから
ワシワシ歩いていて、ハッと気がつくと
特に警戒する様子もなく、
目の高さで5mほどの距離のハリギリの節に
チョコンと座ってこっちを見ている。
枝に座って、目をつぶり、
ウトウトしている姿はキャワイイなぁ。
陽が高い日中に、穴から出てきて
小便をする瞬間を狙っているらしい。
あわよくば、交尾をする所を撮りたい
って言っていたが、
それなら、一カ所でド~ンと構えずに
いろんな所で習性を見つけた方が
機会もあると思う。
早々に退散して、また別のポイントへ移動。
この防風林は長い帯になって
森から川へと続いている。
エサを探して動き回る生き物たちは、
ギュッと凝縮されるようだ。
季節で大きく移動する鳥や、
殆ど定着しているほ乳類も居る。
もしここが大きく分断されたり、
移動しにくい状況が生まれたら、
いつも移動しているヤツらは
来た方に引き返してしまうだろうに。
雑誌やネットの一般的な情報ではなく
この場所の、この季節の、ここの生き物の特徴を見つければ、
そんなに大変なことじゃないのに。
芸能人が来るお店を調べて出待ちするグルーピーの如く、
交尾を狙って写真を撮るなんざ下衆なパパラッチのようけどなぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿