2011年12月13日火曜日

スプライスの会

先日仲間が集まって情報交換しながらスプライスをやった。
スプライスはまだまだ未熟だけど、数をこなさないとすぐ忘れてしまうし、
そうそう機会も道具もないので良い機会。

いつも美味しいケーキを
焼いていただいたり、
今まで面識はなくとも
意外なところで繋がったり、
みんなでアーダコーダ言って
トライするのは実に楽しい。

おぼろげで中途半端な知識でみんなに迷惑をかけたコトは否めませんが、
あしからず。

そしていつもマテェな仕事で感心する方がオリジナルのパウチを作ってきた。
使ってみての不具合やブラッシュアップで道具を工夫するコトがオリジナル製作の原動力になっている。
デザインって企画して解析してスクラップ&ビルドでもの作りする姿勢にあるんだ!ということを改めて感じてしまうようなスバラシイ仕上がりとセンス。
ちょっと見て「コレならもっと安くできるぜ」ってマネしたバッタもんはロクなものがないし、第一その姿勢も出来上がりもカッコワルイ。プロダクトデザインに関わっている者からすると、そのカタチになった経緯やそこに至った道筋を無視している事が多くバカにしてると思う。チャイナなPetzlのニセモノと同じ感覚だから、安全に対する心構えも同じだろう。

パウチは手で投げて投げて使い倒して
穴が開くと、補強するべきところや
修正したくなるところが判ってくる。
フォルムはいろいろ使っているうちに
理想的なカタチが見えてくる。
痛みやすいところを二重にして
しかもダブルでステッチする箇所は
見かけにも気を使いデザインしている。
そしてオリジナルの焼き印!
格好良すぎるゼ!
もの作りは機能やコストもそうだけど、
欲しくなるモノじゃないと!

闇雲に登るだけじゃなく、機能低下してリスクも高まる冬の間は、
道具の手入れや、アイデアを出し合って工夫したり、
経験だけじゃ掴めないロジックを話し合ったり、スプライスしたり...
またみんなで集まりましょう!

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