2009年11月2日月曜日

ヤマセミ


同じく千歳川でヤマセミも見た。河原はもうすっかり色彩をなくし、良く言えば水墨画のような奥ゆかしい印象でグレースケールのトーンが織りなしている中、ハッと目を引く純白の塊。藪から見ているとあまりよく見えないが、これ以上近づくと逃げられてしまう。川に張り出した倒木の上に留まり、川面をのぞき込む。ダイビングの瞬間をと思っていたが、不覚にも足下の灌木が折れてバキッ、あっという間に逃げていった。

千歳川ではそれ以外に、ハクチョウが70羽ほどの群れで近所の湿地帯を目指し上空を渡っていたり、ハヤブサが樹冠で品定めしていたり、ヒヨ・ムク・ベニマシコ・メジロ・カラ類・エナガ・カモ類・カケス等々、久々に寒さも忘れいっぱい鳥の観察ができた。

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