いつもの神社にちょっと活きが悪いシナノキがある。今年の春の霜害の影響なのかどうも元気がない。まだそれほど大きい木ではないのに、ヒコバエがもの凄く元気で不思議、巨大な葉を広げている。そんなことはないと思うが、もう本体の成長をあきらめ更新しようとしているようだ。
実が黄色く色づいてきた。そのうちパカッと割れ、赤い実が顔を出す。葉が落ちた後、辺りが無彩色になってくる頃、この鮮やかな色の実を見るのが好きだ。そろそろ現れだしたメジロたちが良くここに止まっている。
春の芽吹きの季節に霜がおり、イタヤやミズナラの花が咲く前に枯れシオシオになってた。このアズキナシも同様に今年はあまり花を付けずに...と思っていたが、隠れた花があったようだ。幾分葉が落ち奥の方にしっかりと実がついていた。今年はアズキナシの花に注目していただけに悔しい。また来年トライしょう。
お盆の時期にバカッと大きな花をつけ、薄暗い林床に強烈な印象を与えていたオオウバユリ。数週間前はまだ薄緑だったような気がするが、もう実が割れ始めている。この強かな爆ぜてタネをとばす戦略を披露するにはまだ時間がかかるが、もう冬も近づいているということだろうな。百合根は美味しいそうだが、今年は一度根を掘って食べてみようかな。
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