2008年9月2日火曜日

センダーストラップ

SRTテクニックで使用するアセンダーは荷重と抜重を繰り返すため、それぞれを繋ぐ部分でビナが回転するなどトラブルが起きやすい。登高器と下降器でハーネスのアンカーがごちゃごちゃになる、などデメリットとなる箇所が多く感じられる。それを解消すべく1本のロープでパーセルループを組み判りやすく、メカニカルリスクを軽減させるコンビネーションを作ってみた。7mmのパワーコードは11kN。常時荷重がかかる部分は2本なので22kN。ノットの部分は三重にできるのでロープ強度も充分。しかも安い!
以前のバージョンは左右のアセンダーの上下関係が固定となるし、ノットが2カ所になったが、今回の改良版は長さの調節や左右の入れ替えが自由で、ノットが1個になる。汎用性もあり、リスクも軽減できる。倍力でノットを固めて使い勝手を検証中。オウンリスクだが興味のある人はどうぞ。

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