2007年12月30日日曜日

ロープの洗浄

年末に一応道具の手入れをする。今年は使用頻度も高かったので、延び延びになっていたロープの洗浄を一気にやった。5本まとめて洗ったのは初めて。腰と握力がやられた。
風呂にぬるま湯を張り、どぶ浸けして足で踏む。信じられないほど汚れがしみ出した。こりゃイカンと思い1本ずつ丁寧に石けんをつけて2個のタワシで挟み、引いたりゴシゴシしたりで2時間かかった。丁寧にすすいで最後に柔軟剤で漬け込みもう一度フミフミ。ロープはだんだん固くなるので、最近はいつも柔軟剤を使う。非常に扱いやすくなりこれは欠かせない。そして吹き抜けから下げて干す。これで来年も気持ちよく使える。もちろんほかの道具もすべてチェックと手入れをした。

樹氷。ダイヤモンドダスト

12月26日
今年一番の寒い朝。7:30を回っているのにまだマイナス10度以下、起きたときより樹氷が白くなってきた。陽が出て気温が上がってきたはずなのに、ますます白くなってくる。こんな日は防風林にもやが立って幻想的な風景になる。歩いているとどんどん樹氷が延びてくる。なんと帰る頃に川の上を流れる風に乗ってダイヤモンドダストが見られた

2007年12月25日火曜日

フクロウ(番外)

12月23日
子供達へのプレゼントを兼ねて、札幌近郊にあるノース・サファリ・サッポロという、ちょっと怪しい動物園?に行ってきた。行ったことがなかったから一方的に怪しいと感じていたが、動物たちと触れ合える場所としてはすごく楽しいところだった。まあペットとして変える動物たちなのだろうが、普段はテレビかオリ越しにしか観ることのできない動物に触れ合う貴重な体験ができた。個人的には猛禽類のフライトショー(鷹匠)体験ができるのがたまらなく楽しかった。子供達は小学生ということもありまだ体験できず、お父さんだけ楽しい思いをして、ズルイ!と非難を浴びたが、帰り際にたまたま小型のメンフクロウの住居のトラブルから、そのメンフクロウがスタッフの手に乗り出てきた。ワッと寄っていったら「やってみるかい?」ということになり、グローブを履きエサで気を引くとススーッとメンフクロウが飛んできて子供達の腕に乗っかった。貴重な体験だった。先週自宅前でフクロウを見たこともありしばし興奮していた。
ベンガルワシミミズクとメンフクロウ

毛虫

12月23日
節減を歩いていると、突如毛虫を発見することがある。なぜこんな所にいるのか判らないが、本当に突然いる。コルンと転がっている。ネズミや鳥に狙われそうだが、真っ白な雪の上に、昨日はいなかったのに、突然コルンといる。

フィールド下見(砂川)

12月22日
今日は来年1月早々に行うイベントの下見ということで、砂川に行ってきた。戦後の二次林でそんなに大きな樹木はないが、植林した人のセンスがよいのか、けっこう種類が豊富でおもしろい林だった。でもイベント自体はかなりハードになりそう。相当な人数をこなさなければいけない。主催者側のもくろみでは午前中に100名の体験!.....そんなの無理に決まっている。知らないというのは恐ろしいことだ。まあ危険がないように、できる限りの対応となるが、冬着ぶくれした子供達にハーネスを履かせるだけでもエライ時間がかかる。それにそんな流れ作業的に体験してもらっても、子供たちも楽しくないだろうに....

コゲラ

12月21日
もうすぐ今年も終わり、今年はいろいろ新しい発見があった。今日は総ざらえ的にいつもの野鳥たちに会えた。
シジュウカラ・ハシブトガラ・ゴジュウカラ・エナガ・ヒヨドリ・ケアシノスリ・アカゲラ・コゲラ
キツツキ類は盛んに木を突いているが、突然フリーズする。何か要因はあるのだろうが、今までせわしなく動き回っていたのに本当に突然ピタッと動きが止まる。なぜなんだろう?直後に上空を猛禽類が飛び去ることもあるが、そんなときはブラインドになるように樹の周りを静かにくるっと回る。いつもてもかわいらしく飽きない姿だ。

オオアカゲラ

12月20日
連日の強風で昨日までの足跡がすっかりかき消され、それでも神社までワシワシ防風林沿いを歩いた。相変わらずヒヨドリは元気が良いが、こっちはココロが折れそうだ。でも神社の裏まで行くと、ゆっくりとして力強い木を突く音。下の方で藪越しにいたのでなかなか姿が見られなかったが、オオアカゲラだった。久しぶりに見たし、近所では初観察だ。ある程度移動箇所が限定されるからなのかもしれないが、こんな住宅地のそばの防風林沿いで出会えると思わなかった。写真はぼけてるが....

2007年12月19日水曜日

見られてる

12月19日
風が強く、前日の足跡もすっかり無くなって、またツボ足でワシワシ雪を漕いで行く。もうそろそろこのルートも難しくなってきたよう。神社までの道のりで軽く汗をかくほど。今日は久しぶりにキクイタダキがいた。細く弱々しい感じでツィツィ鳴いていてるが、なかなか探せない。トドマツの中でジッとしていると、やっと何羽かは観ることができた。でも何かに見られているような変な感じがして、ふっと振り返るとトドマツに見られていた。キクイタダキは残念ながら写せなかったが、トドマツ君を撮った。

2007年12月18日火曜日

レンジャク

12月17日
今日防風林で今シーズン初のレンジャクの群れを見た。はじめかなり上空を通り過ぎる10羽ほどの群れを見つけたが、何か判らなかった。ムクにしては腹が白いしレンジャクかな?でもまだ今年は見てないし...と思っていた。暫く歩くとピリピリヒーヒーっと弱く声が聞こえおおっ!コレはまさしくレンジャクや!と思い音の方に目をこらしても見あたらない。だんだん音が近づいてきて、防風林の上空を旋回していた。今度はけっこう低かったので、レンジャクとはっきり判断できた。「キ」か「ヒ」は判らなかったが、12羽の群れだった。今年もいっぱいやってきて楽しませてくれそうな予感。

2007年12月17日月曜日

フクロウ

12月14日
今日は一大事件があった。家にいなかったので私は見ていないが、息子がフクロウを見た。防風林で何度か声は聞いたことはあるが、姿を確認したのは初めて。といっても私じゃないが...話しによると、学校帰りに防風林沿いの道路を歩いていると、すぐそばにいたらしい。慌てて家に戻りカメラを取って戻ると、まだヤチダモに留まっていたらしい。そこでこのカットをパチリ。息子ながらうらやましい限り、山では何度か見たことがあるが、家の前では未確認でしかも先を越されてしまった。悔しい。

ケアシノスリ

12月13日
今年はケアシノスリをよく見かける。うまく写真を撮れないがコントラストがあるキレイな姿だ。いつもいるトビには悪いが、トビじゃない猛禽類に会うと嬉しい。

エゾリス

12月12日 続き
厳冬期になると防風林を渡ってエゾリスが家の前まで来る。小鳥用のひまわりの種を入れてる餌台に、ドカッと腰を下ろしガリガリやっている。以前家の猫がたまらず飛びかかり、危うくタッチダウンだったがハンブルし慌てて逃げていったこともある。猫のツメには縮れたエゾリスの毛がついていた。その後も来ていたのでケガはないようだったが、うちの庭では人工的ではあるが食物連鎖が行われている。
最近は神社にそのエゾリス君達の足跡がいつもあるが、今日やっと姿を確認した。もう少し山にエサがなくなってくると、防風林を渡って庭にも姿を現すだろう。

2007年12月12日水曜日

警戒音

12月12日
今日は風もなく何となく暖かい感じがする。雪の量が12月の中旬としては過去10年で二番目に少ないそうだ。防風林沿いを歩いていると聞き慣れない「ジェッジェ、ジェッジェ」という警戒音が聞こえてきた。注意深く近づくが姿が見えない。警戒音を出しているぐらいだからじっとしているのだろうが見あたらない。更に近づくと警戒音が一段と強くなり、かなり警戒されているなっと思ったとたん、いきなりババッとコチョウゲンボウが飛び出した。一段と大きく警戒していたヤツらはエナガだった。エナガがコチョウゲンボウに警戒していて、コチョウゲンボウが私を警戒していたのだろう。残念ながら写真は撮れなかったが、かなり間近でコチョウゲンボウを見た。模様もはっきり見えた。

2007年12月10日月曜日

ホース

12月8日
以前から興味のあった消防のホースをツリーイングに活かす方法を考えていた。しかし消防のホースなどなかなか手に入らないしどうした物かと思っていた。方々に話しをしていたが、先日仲間のご厚意により散水用の廃棄ホースが手に入ったので、それを使ったシミュレーションを仲間3人で行った。始めはヒラキにしてローププロテクターに...と思っていたが、意外にそのままリングセーバーに通しただけで使い勝手が良さそうだ。H鋼にリングセーバーを掛けると、弱冠とはいえ布地がスレてぼろぼろになってくる。安いものではないし使用頻度から考えるとどうにかこの劣化を防ぎたかった。単純にリングセーバーにカバーした形でズレやゆがみもなく、かなりあんばいが良い。
また、北海道の冬対策というか、枝の股に積もった雪による、ロープスリーブの脱落に非常に効果的なことも判った。去年まではスリーブの冬仕様として麻縄を編んだり、巻いたりしていたが、コレは非常に手軽で汎用性もありスグレモノである。ただつっこんでタイラップで結束すればよい。他にも使い勝手がありそうなので今後の課題にする。

エゾヤチネズミ

12月7日
昨日ベニヒワの群れを確認したところへ向かい、しばらくじっとしているが現れなかった。もうちっと近づいて鮮明な写真を撮りたかったがもう後の祭り。草原にはおびただしい量のエゾヤチネズミの足跡が縦横無尽に付いていた。

この草の名前は調べてないので判らないが、ネズミくん達はこの乾燥し、結実し、パラパラ落ちる実を食べているんだろう。昨日のベニヒワも盛んについばんでいた。そしてそれを狙って猛禽たちが上空から目を光らせている。

ベニヒワ

12月7日
札幌市内はほとんど雪がないが、このところ真冬日が続き、当別はずっと雪が残った状態。今年の冬はどうも雪雲の流れがこっちに向いているよう。3日ほど暴風が続いたが風がおさまったので、久々に朝のパトロール。神社まで行こうと防風林沿いを歩いていると、草原から何か声が聞こえる。しかし乾草が茂っている放置された農耕地だし遠くてよく見えず、近づいてみると、ベニヒワの群れだった。100羽近くいただろう群れが、近づくと飛び立ち、舞い戻りを繰り返していた。カメラと腕のせいであるがうまく撮れていないのがザンネン。デジスコが欲しいよう。

クスノキ

11月30日-12月2日
北海道の自然ではほとんど見られない常緑広葉樹のクスノキに登ってきました。気温は高いし、紅葉も進んでますが緑が一杯で、花が咲いてる樹木や夏みかんがなっている姿を見るとシンジラレナイです。
本当の目的はTMCAのブロックミーティングで、報告や懸案事項の検討等がありました。緊急を要する事柄や大きなシステムの変更はなく、全国から集まった仲間と久しぶりに親交を深めてきました。
フィールドではA先生がSRTのレスキューワークショップを開き、方向が決定されたわけではありませんが、いくつかのトライを行い(このあたりは北海道スタンダード的なやつです)いかに道具を使わず、あるモノで、しかもロープを切らない方法でのレスキューを行いました。私はず〜っとビクティムで、樹上の遠くからの見学だったので詳しいところは未確認でした。