2019年9月18日水曜日

判らん事がいっぱい



今日は趣向を変えて海へ。
近所の海は大きな川の河口付近で
風が強く、気持ちのいい砂浜。

いつも興味をもって観てるんだけど
シギチは判らん!

今日は多分コウだろう?って
疑問半分だけど、
バシャバシャ写真を撮ってきて
PCで拡大静止画で同定。
でもやっぱり自信が無い。

これはトウネン、だと思う。


トウネンと一緒にちょこちょこ動いてた
ミユビシギ、だと思う。

決め手は無いが、一緒に居たトウネンと
サイズや色や飛び方で、、、判らん。

こういうの現場で観てすぐ
判るようになりたいな。


これは、誰?
一辺一列に並んでよ。って思ってしまう。

季節や雌雄でも違うし、
まして幼鳥だと、う〜ん難しい。
多分メダイチドリ、かな?

でもイイんだ。
同定よりも、波打ち際をチョコマカ動く
姿を間近で見られるだけで幸せさ。


海岸縁の砂地にも小鳥たちがやってきて
カワラヒワやツバメやヒバリも居たね。

コサミビタキ、かな?
いつもちょっと暗めの林縁とかで
しかも雨振り後とかに観てるから、
どうも勝手か違う。
陽当たりの良い草原とかで観たら
良く判んなくなる。


そして空には、猛禽が結構居た。
トビはもちろん、
判断つかなかったけど、
チゴハヤブサやノスリや
クマタカっぽいのも居た。

そんな中、この辺りではあまり観ない
ミサゴ、オスプレィ
バシャッと水に突っ込まなかったけど
白くて気高くスレンダーな容姿が素敵。

たまに、海に来てみるのも新鮮でイイね。




そして帰り道、橋の上から見えた馬。
ちょっと下りて観ていたら、
仔んまが居るでないの。
頭振って飛び回って可愛かった。

しばらくするとお母さんに股ぐらへ
道産子の授乳、イイね。


ふっ、と地面を観たら、
綺麗なチョウチョ。
これも判らん。
帰って図鑑を観て
ヒメアカタテハ?かな

ま〜、判らん事がいっぱいね。
だから自然は面白い。

2019年9月17日火曜日

マッドロックのセーフガード


リードクライミングの
ビレイ器として定評があった
「ライフガード」のバネ無し版
スプリングレスだから
滑らずクッと効く。

Lifeguardは赤、
Safeguardは黒の方。
コレ間違うとマズい。
そして、
このサイズ感ヤバい。

ビレイ器のライフガードは、
バネでカムが開いた状態を
維持するんで、
万一の墜落で滑り出して
エネルギー吸収するんだけど、
セーフガードは
スプリングレスなんで、
常にオンになって
ロープを制動する。


いわゆる、グ◯グリとグ◯ヨン
の関係と一緒ですね。
ロープの流れがスムーズで、
ワークポジショニング
としては気持ちがイイ。
(大昔シャーって出る
ポジショナーはコワイって
グ◯ヨン使ってたけど、
あのうっとうしい
ホールド感が無い!)


ロープレンジが8.9〜11mmなんで、これは使い所が限定される...って頭の固い事を考えていたんだけど.....
通常ワーキポジショニングとしては、クライミングラインと同等のローストレッチロープっていう固定観念があった。でもライフセーフティロープとしての性能規格に準拠していれば別に1/2"じゃなくたって良いじゃん。オーシャン10mmとかANZI Z133だしね。パラダイムシフトだね。最近では高分子量のポリエステルやアラミド系の強靭な細いロープも増えてきたし、こういうデバイスがあれば、ちゃんとシフトチェンジして、軽くて細くてコンパクトで、しかも強度があって携行しやすいロープを長めに持った方が色々使えるんでないかい?

でも製品マニュアルには、何も書いてないんだな。マニュアルにEN15151-1登山用手動制動装置の表記はあるものの、これはライフガード用のマニュアルの流用だからか?ウェブページにはEN15151-1の認証は無い。そもそもバネ無しなんでガツンと効くからセーフガードはこの認証を受けられないと思う。

一部の商品を扱ってるページにも「ロッククライミング用ビレイディバイス」ってセーフガードを売ってたりする。ビレイデバイスとしては赤いライフガードの方がイイからね。そして確かに11mmまでOKだけど、エールのブレイズ(11mmっても7/16"は11mm以上だし)なんかセットしてたら、使い難いだろうな。おそらく使って感触をみてないから、カタログデータだけで写真撮って載せてるのだろう。ちゃんとしてるページにはアーボリスト・リガー・ロープアクセスなどの特殊用途に最適だけど、リードクライミングには適してないよ。そのためには赤いライフガードよ!って説明している所もある。

判りづらいけど、赤のライフガードは登山用で8.9〜11mmで、黒のセーフガードは登山用で8.9〜11mm、でも救助やリギング用には8.1〜11mmって表記がある。本体には8.9〜11mmって表示してるけど、ビレイじゃなく吊る場合は8.1〜11mmという事だ。こういう事ちゃんと表記して欲しいものですね。
しかし「1人用で救助やリギングで使える」って書いてあっても、EN341やEN358やEN795の認証が無いから、for rescue and rigging work.ってどこまでどのように使って良いものなのか?かなり限定されるシーンだと思うが、、、でもこれ根拠は無いけどワークポジショニングとしてなら良い感じがする。(あくまで自己責任よ)


つうわけで私は、
アラミド/ポリエステルロープ
10mmを10mと、
キャプティブカラビナ
との組み合わせで、
ワークポジショニング
ランヤードと併用して、
食い足りない距離の移動に、
ちょい登りちょい移動
ちょい下降用として、
採用!超コンパクトだしね。

ベネットフックとキャ○テンフック

先日、細い小枝がワサワサ多くてアンカーも巧く採れないホウキみたいな木を透かし剪定する必要があり、まあ通常のシステムでは絡むし、複数支点で攻めるにも掛け替えが煩雑で、大した作業では無いが時間がかかるうっとうしいコトがあった。


そこで知り合いに、キャ○テンフックを
持っている人がいたので借りたのですが、
その方がコッチも面白いよって
一緒に借りたのが「ベネットフック」

結論から言うと
このベネットフック最高〜じゃん!


一時期キャ○テンフックは、
なんやかやともてはやされ、
猫も杓子もキャプテンだ〜とばかり、
みんな手に入れてましたよねぇ。
始めから懐疑的だったんだけど、
そんなに良いのか〜?って借りて使ったら、
使いドコ少くネェじゃん。
こんな限定された使用範囲で
何が良いんだろう?
操作性と言うかセットも回収もイマイチ、
しかもえらく高い。
DMMは好きなプロダクトだが
時々おかしなモノを作る。

まあ確かに使う場所や
シチュエーションに依っては
武器になるかもしれないが、
費用対効果を考えると...
要らねぇ。ってのが感想でした。
最近はあまり見かけないけど、
これスゲェ良いよって言っていた人は
どこへ行ったのだろう?

こういうフックも
確実に使えるシチュエーションは有るんで、
それが正に今回だった。

そして両方使って比べてみると...
やっぱりキャプテン要らねぇ。っつうか、
ベネットフックすげぇ、だった。


キャプテンは、良い位置にセットできた!って思っても、荷重が抜けるとスルスル動いちゃう。高さの角度があって細い枝だと、結局、股まで動いちゃう。元口側が太くなってると止まるけど、ジャストな位置にアンカーが欲しかったんだけどなぁってもう一回投げ直すかって思っても、今度はその位置に固定されて動きずらい。振っても取れない時なんか、何だよ〜ってまあ難儀する。90mmまでのアンカーに対応といっても、斜めに傾いた枝ならドンドン動いちゃうから、良い位置にセットできないよ。それに90mm以下のアンカーって、ちょっと頼りないし、でも製品としてデカくすると重くて飛ばせないし、せいぜい直径が50〜90mmくらいの範囲でしか使えない。条件がとても難しいし、セット/回収が厄介で、しかも守備範囲が異様に狭い。


一方ベネットフックは、デバイスをロープに絡めて使うので、直径0〜12インチで動作。(ゼロって何?)まあとにかく30cmまでの枝ならOKよ。おそらくそれ以上太かったら、スベるのだろうな?第一そんな太い枝なら、もっと違う方法を考えるけど。
そして何と行っても、斜めの枝でも滑らないのよ。これが素晴らしい。枝の途中でもいい位置で一度ガチッと効かせたら荷重が抜けてもズレない。自分で検証したのはナナカマドで表皮ツルツルだったけど、45°を越えてもその位置で収まってくれる。コイツがすげぇ。ジャストな位置にアンカーが架設できる。
そしてセットが難しいかな?っと思いきや、意外と簡単だった。ロープを弛ませ円を描くようにフリックすると、裏側のロープに簡単に廻って、スルスルと引っ張ったらフックの脚にガチッとロック。もう動かない。
回収もロープを弛ませ、さっきと逆回してフリックすると簡単に外れる。しか〜しこの後が怖い。チェーンみたいな鉄のムチがビュンと飛んでくる。私はこれで危うくケガする所だった。コレさえ気をつければ、なんと便利な事でしょう!セカンダリ・タイインポイントとしては秀逸なデバイスだぜ。

キャプテンはここぞというシチュエーションでは、威力を発揮し素晴らしい仕事をしてくれるけど、いかんせん守備範囲が狭い。
ハーレーは55mphの天気良い直線の平地の舗装道路では良いバイクだと思うけど、雨振りのクネクネ登りのグラベルでは、やっぱカブでしょ!ワックス効かせて泥汚れも無い整備されたキャンプ場ならゲレンデもアリだけど、薮漕いで不整地の河原なら軽トラ最強!って感じかな?
私はそんな条件が整った所で作業する事が少ないんで、どこでも使える汎用性の高い道具の方が好きだわ〜。

守備範囲の違いというか、ここにしか使わない高価な道具より、プルージックが好きっというか、とにかく限定されない使い所が好き。



Bennett Hook
ヤルね!

Thompson Tree Tools LLCって
ユニセンダーの開発メーカーなのかな?
確かに機構が似ている。
Topknot(ランヤードアジャスター)
Hipster(ストラップのロープグラブ)
なんて変態臭いギアもあるけど、
情報少な過ぎ!
誰か買ってよ。


2019年9月11日水曜日

声で探す鳥

季節が色濃くなってくると、なかなか鳥が見つけにくくなる。
でも、声がある。鳴き声を頼りに鳥を探す。
昔、鳴き声の知識はカセットテープの「ボイスオブホッカイドウ」だった。
それからCDになり、山渓の「野鳥の声」や、
「日本野鳥大鑑」で日がな一日CDをかけっぱなしにして、ながら勉強した。
ずぅ〜っとかけていると、イヤが応にも覚えてしまう。直接関係ないトラックの順番とか、ナレーションまで覚えてしまうから、なんか一連で記憶している。
この辺りこの時期はエゾセンニュウが夜通し鳴いているんで、ジョッピンカケタカ?って防犯している。



夕方近くなるとよく鳴き始めるアカハラ
たまに日中でも鳴く事がある。

普段は林床の暗がりが多いが
どういう加減か判らないが、
唐突に目の前に出てきて鳴き始めことも。
それでも避光性というか
ちょっと暗い所で鳴く。

ピンッと張ったよく通る声で
キョロンキョロンチリリ、@∑∆©ßç∂
この最後のカタカナにできない感じの
金属音的な声がイイ。


草原ではノビタキたちが飛び回っている。
延びやかでゆったりとした鳴き声は
気持ちを安らげてくれる。
今時分は子育て真っ最中で、
イイ声より、警戒鳴きというか
ジェジェジェジェってのが多いが
コイツは幼鳥なのか?
鳴きもせず、ジッとしていた。
見た時は逆光で素敵だったが、
あまりパッとせんなぁ。


この辺りを代表する夏鳥、ホオアカ。
ノビタキと生息域が被るけど
鳴き声が全然違う。
ホオアカはフレーズがはっきりしていて
同じテーマを繰り返し主張する。

しばし聴き入って、
写真を撮ろうと構えると
飛び立ってしまうことが多いが
たまにこういう飛翔も撮れるので
面白い。


なんか鳴き方が
アオジにしてはオカシイぞって
探ってみると、ノゴマのことが多い。
聞き分けられないけど、
ハリがあって抑揚が艶っぽい声だと
ノゴマなことが多い。

ときたまググッとかピョーとか
変な地鳴きをして、
でも割りと見つけやすい所に居るので
嬉しい限り。


ツヤツヤのベルベットオリーブって
感じの色に、鮮やかな赤が特徴だけど、
この個体は喉の日の丸が薄い。
繁殖時期を過ぎて着飾るのを止めたのか?

しっぽをピョンピョン上下させて振って
アピール度は相変わらず派手だが
色があまりツヤっぽく感じない。


この時期を代表するイイ声は
やっぱりコヨシキリかな?

これでかなり勉強し、鳴き声主導で
鳥を見つけるようになった。
ひと際印象深かったコヨシキリ。

イントロから飛ばして
ず〜っと鳴き続ける。
どこでブレスしてるんだか。

鳥の声は、見つけられなくても環境や季節や時間で同定できるし、聴いてるだけで楽しくなるし、見つけられない分だけ夢が膨らむ。

ツリーリギング 作戦の基本


[ツリーリギング 作戦の基本]
500円高くしましたが、
ページ数を倍増70ページにリイッシュー!

ここに紹介する方法は
唯一の正解ではありません。
個人的に最も答えに近いと思われる事象を
まとめたものです。

従来の内容に加え
作戦の基本に至るクライマーの段階から
ワークポジショニングの重要性
合力分力、プランの安全率
グラウンダーの役割などを幅広く掲載。



本書は、より良い方法を選択するための基本を理解することが目的です。登り方や伐り方以前に知っておくべき、力・重力・方向をより具体的に紹介し、プランやチーム構成に役立てる内容となっています。直ちにリギング作業が出来るものでも、成功の事例を紹介するものでもありません。
相手が自然で、二つとして同じ状態は無いから、さまざまな可能性を知識として理解し、より危険の少ない方法を選択できるようになるための、私が歩んだ道筋を紹介しているだけです。「こんな作戦もある」ということを承知して、各々が自分の作戦に活かすことが出来れば幸いです。

●クライマー4つの段階
●クライミング方法の選択
●ワークポジショニングとシステム
●タイイングの基本
●リギング資器材の強度
●リギングプランの安全率
●リギングブロックの合力
●ロワリングデバイスのセット/操作
●クラウンダーの役割
●カッティングのポジション
●カッティングの方法選択
●チップタイ動きの基本
●バットタイ動きの基本
●クレイドル
●リフティング
●ロードトランスファー
●フローティング
●トラッキングライン
●スケートブロック
●スピードライン
●バットヒッチング など


ココまでが宣伝告知

そしてココからは、ボヤキ

例えばリギングプランで、巧くいきそうな時には「失敗するかもしれないから確実な方法を採ろう」っていうクセに、途中で失敗しそうになると「きっと巧くいくからこのまま行っちゃおう」ってなっちゃうこと、ありますよね。
本来は行動経済学での心理理論ですが、プロスペクト理論ってのがあって、それに近い感じがする。
プロスペクト理論は、不確実性下における意思決定の理屈で、利益を得る場合に、利益を大きくするより確実に入手することを優先し、損失を被る場合は、損失を最小限に抑える方法を優先する傾向のこと。
大成功よりは少し損しても確実に「得」する方法を選び、大失敗しそうな場合は少しでも「損」を回避しようとギャンブルにでるといった感じ。
でも、最初に巧くいくって思った時の見積もりが甘い、ってことに気かがつかず、自分の知った方法に当てはめてムリヤリ作業を行ったりするからだと思う。


「ツリーリギング作戦の基本」というのも、ある程度判っている人向けに、作戦の組み立てのワンオブゼムで、自分なりの考えを提示しています。
然るべきクライミングやポジショニングやチェンソーワークの講習なりを受けて、ある程度出来るようになった人向けに、作戦の基本を紹介しています。教則本やテキストではないし、コレひとつでアーボリストになれる魔法の本ではありません。そんなものは存在しません。 知識を知って、低く・ゆっくり・軽く仕事ができるようになった人が、サイズアップするために知っておいた方がよいと思われる事象の内、私の好きな方法を紹介しています。
そういうつもりだったが、どうも方向性がオカシイ。
ポジショニングや、ノットのドレッシングや、基本的な力と重力と方向を理解せずに、ラッキーを武器にこれまでのつたない知識と力任せで作業をしようとする輩が多い気がする。そしてウェブで見つけたヤリ方を自分の都合の良いように組み立てて根拠無く仕事をしようとする。
本を買って戴くのは嬉しいが、例えば「登り方が載ってない」とか「トッピングカットのやり方が判らん」「読んでも意味が判らん」とか文句を言ってくる人がいる。(恐ろしいね、自分は間違ってないと思ってるんだろうね)Webページにもその旨掲載してるんだし、買う前に読めば判ると思うが、文章を読んでいるのだろうか?っていうか文字を読むと言う行為を行えるのだろうか?
電話で話す機会があれば、その方がどの程度なのか話の中から推察して、スプライスやリギングより、ノットやロープの話や物理を理解した方が良いですよって勧めると「いや力学を勉強する程のレベルじゃないんで...」って言う。スプライスやリギングより、まずソコだろっ!それを判らんで何をやろうとしてるんだ!って感じです。
何でもかんでもチェンソーをブン廻すヤツが、何も知らずにリギングをやろうとする。リギングってのは、登り方でも伐り方でも無く、吊り方だかんね。吊りの作戦のセオリーやワンオブゼムだかんね。

例えばある人が、ランニングブーリンは解けやすい!から使わない。って言ってる。
ランニングブーリンは、そりゃ解けやすいよ。締まった時に解けにくく、降ろした後に解けやすい。吊る段階で解けやすいなら、それはその人のドレッシングがダサいんだと思う。それか前時代的なアルパインクライマーかもしれない。その昔クライマーの自己確保はブーリンを使っていた時代があり、ソレはそれは事故が多かった。そもそも荷重抜重を繰り返す箇所にブーリンはマズいと思うし、ドレッシングされてなかったらまあ解けやすいよね。そんなこんなでアルパインクライマーはアプザイレン(Figure Eight on a Bight)を使うようになって、ブーリンは危ない古くさいノットだっ!と思っていることが多くて、現在進行形でダメだと思っている。例えばタイドレスセットの結びの基本を理解してないとか、ヨセミテフィニッシュとかも知らないんだろうな。なぜ有史以前から使われてるキングオブノットを、自分のつたない技術のせいで否定するかな?
それにランニングブーリンだかんね。それもタイドレスセットの後リギングロープはプレテンションかけるからね。荷重抜重を繰り返さないかんね。もうひとつ、グラウンダーの作業を知らないか軽く甘く見てるクライマーかもね。ランニングブーリンは解けやすいからイイんだよ。グランド作業を円滑に進めるために、解けやすい「やさしさランブー」なのよ。やさしさランブーは、クライマーとグラウンダーの信頼関係なんよ。お互いをリスペクトしてるんよ。グラウンダーはクライマーの大変さを判ってるから、クライマーの負担になることで地上でできることは言われなくてもヤルし、クライマーはグラウンダーを信用しているから作業に集中できんのよ。作業の役割とか知らないんだろうね。クライマーは登って踊って男祭だっとばかり自分の思うようにチェンソーブン廻すんだろうね。
おっかねぇ。
リギング作業はチームワークだからね。クライマーとグラウンダーの意思疎通が最も大事な成功の近道だかんね。現場に着いて、とりあえずスローライン投げて(始めっから低くてもビックショット使うかもしれない)とりあえず架かった所にいち早く登って、、、さあどうしよう?って人かもね。段取りもプランもクソも無い。登れりゃ何とでも成るって、気の趣くままに伐り始める人かもね。オレは命かけてるんだぜ!地べたのヤツはただのゴミ掃除屋だろって思ってるんだろうな。やさしさランブーなんて関係ないんだろうな。めっちゃ重くてギチギチに締まったクローブヒッチ外したこと無いんだろうな。可哀想だな。哀れだな。
それか1人寂しくリギングしようとしてる剛胆な輩かもね。

まあそんなこんなで、ページ数を倍増し、多くの需要に対応できるものとしました、が、登れても伐れても、チームワークと力と重力と方向を理解してないと、ダメです。

何はともあれ「ツリーリギング作戦の基本」リイッシュー新発売です。
また、旧版をお持ちの方向けに
9月末までアップデート価格を設定してます。