2015年6月23日火曜日
小樽赤岩
先日、師匠のお手伝いに参加してきた。
昨年アリゾナに一緒に行った
韓国のキョンさんが連れてきた韓国チームと
山岳救助や消防のレスキューの方々と合同で
主にトランスポーターとビクティムだけど
非常に面白かった。
韓国の方々は、山岳救助のクライマーや
海兵隊出身、消防学校の先生と多彩な面々。
モチベーションが非常に高く
貪欲に吸収しようというスタンスが良い。
会話にならなくてもプルージックとか
アンカーとか、お互い拙い英語を介しての
トレーニングになったが、
共通の認識と目的があればなんとかなる。
逆に日本人同士だとチームのローカルルールが
邪魔をして「だろう」なコトをしてしまうので
反っていいのかもしれない。
知識と技術を共通のものにする重要性を
改めて実感した。
赤岩テーブル岩でのピックオフでは、
イーゼルAフレームを立て、ジンポールでディレクションチェンジしたシステム。
ジンポールを立てるのにか良いベクターを作れず、ナチュラルプロテクションを多用。
ナチュプロは苦手、というか全然判らない。
システムの備忘録としてBlenderを使った3Dで形を起してみたが、
これがなかなか面白く、iMovieでムービーにしてみた。
2015年6月7日日曜日
樹上レスキュートレーニング
先日、とある切っ掛けで、
危機感を抱いている仲間でツリーレスキューの
トレーニングを行った。
公共サービスの方々も、
木にぶら下がっている人を救助する場合
どうするんだ?という疑問があって、
是非一緒にやりたいということで
ワークショップ的な感じで集まった。
こういうのって、最初は方法で覚えてイイけど
実際はその通りに行くコトって少ないし、
そこに気づかない人って想像力が乏しいだけ?
だから1つの方法だけでは良い訳がない。
緊急事態にリスクアセスメントができないと
状況判断できず後手後手で複雑なコトになる。
利用できるモノと訓練してる技術のソフトと
複合的に組み合わたアルゴリズムが重要。
って、頭で判っていても、
なかなかトレーニングしないし、
見聞きした方法で使ったことのない道具で
一発勝負の救助なんてナンセンス。
だから色々やってみるのが良いと思う。
それにしても、こういう危機感を抱いている
人って周りでは思いのほか少ない。
公共サービスを利用するにしても
ビクティムを木から降ろすのは
自分たちの役目だと思うんだが、
特に、木に登って作業する方々は、
あまり危機感を抱いていないことが多い。
どうしてだろう?怖くないのかな?
スーパースターは何でも出来るのかな?
幾つかやってみるうちに「思ってたんとちゃう」コトが出てくるし、
「やってみなくちゃ判らない」(Eテレっぽいな)
セオリー通りやっても上手くいかない細かいファクターがある。
自分では3倍じゃムリ!だったら5倍に変更できる知識と技術を習得することが近道。
そして使い慣れた道具の組み合わせで、全く新しい道ができると、うれしいんだな。
やってみなくちゃ判らないんだから、みんなやってみましょうよ!