今日会ったエゾリスは枝の上で
一心不乱に何かを喰っていた。
松ぼっくりでは無いようで
しばらく見てると、
プイッと捨てて離れていった。
拾ってみると、キノコだった。
ムキタケかエノキの古いヤツ
何でも喰うねぇ!
家の庭にもエゾリスがやってきて
飼い猫は窓越しに色めき立つ。
この対峙が面白い。
春が近づき防風林の中も
賑やかになってきた。
細かく甲高い金属音で落ち着きなく
飛び回るキクイタダキ。
多分繁殖なのだろうが
こっちのことはおかまい無しに
忙しく追い回す一団に遭うと
ゆっくり間近で観察できる。
マヒワと一部ベニヒワの混群が
ハンノキに集まってきた。
去年の実をカサカサの実を
一心不乱に突いている。
こっちはマヒワ。
こっちはベニヒワ。
ベニヒワとマヒワは
逆光でしかも真下から見ると
なかなか判りにくい。
マヒワだけだと思っていたら、
ベニヒワも混じっていた。
そして1羽だけ、
梢に留らずにず~っと下に居る。
落ちてくる喰い散らかした実を
地上でさらっている。
効率的に実だけ食べる方法か?
上下のコンビネーションなのか?
切り倒されたミズナラの弔い
という訳ではないが穂別に行って
ツリーイングしてきた。
というより
切り株テーブルで美味しいランチ。
残念ではあるけど仕方がないので
楽しく行こう!
切り株を見ると
ウロを大きく巻き込んだ癒傷組織で
力強く支えていたことが良く判る。
初めてこの木に会った時には
このウロの中にすっぽりと
全身が入ったんだけど、
数年前にはカルスが発達して
頭すら入らなくなっていた。
まあ切り倒されたものは
しょうがないので、
コナラのアンカーを4度程架け替えて
トップまで行ってきた。
高さ約20m程だけど安定感がある。
ここにはまだまだ楽しい木がいっぱいある。
林の中でガガイモが絡んでいる。
花やツル、晩秋にパーンとはじけた
実には着目していたが
熟してはじける前に冬が来ちゃった
感じのタネを見たことがなかった。
というか注目していなかった。
タネが整然と機能的に並んでいる。
タネをほぐすと、
根元からキラキラした綿毛が、、
ほんとピカピカして綺麗。
未成熟のまま飛ばすことが
できなかったのか
こういうものなのか?
同じツルでも他は全て
パーンとはじけて、
うまく飛ばすことができたようだ。
先日木登り仲間が集まって
ツリーイングキャンプと題した会を行った。
東川町のキトウシ森林公園家族旅行村。
ここの森は木々の間も適正なおかげで、
イイ感じで手入れされており、
大きな木登り向きの木が沢山ある。
近くにケビンがあり、
もうこれは照れてしまうような
立派で清潔な施設で、
料金もリーズナブル。
まあ、これがあるから冬にやろう
という事になったようなもんだが
雪の中たっぷりゆったりと遊んできました。
フローティングアンカーを使った
リフティングのスピードラインで、
約35mの空中散歩。
斜地なのでスピードもそれなりに出るが、
角度もばっちりで、ゴールでは失速し
いい案配の位置に停止する。
最後はフローティングアンカーで
下ろして着地。
今まで何度かトライしたが、
眺めも良くて開放感もあり、
これはもう100点の出来でした。
ツリーイングの魅力を伝えやすい
こういうフィールドを充分に活かし
いろんなコトが出来たら良いな。
自分で好きな取り組みが出来るし、
少なからず得るものも有り、
本当に有意義な時間の過ごし方。
来てくれたみんな本当にありがとう
また一緒に遊ぼうね。
先日出会ったエゾリスは
明らかに追いつ追われつの丁々発止
多分追う側がオスで、
追われる側がメスで、
恋の予感。
追われる側は意に関せずという感じで、
知らんぷりで松ぼっくりをモグモグしたり
足で頭をかいたりするが
追う側が近づくと、カッって威嚇する。
追う側は、これはもう
お願い話だけでも聞いて!とばかり
懇願するような下手に出た動き。
近づき過ぎて追い払われている。
それでも諦めずに幾度も近づいて、
お願い!お願い!って感じ。
2匹ともこっちの存在には
気づいていると思うが、
全く気にしていない。
3mくらいの至近距離で
2匹の微笑ましいやり取りを
しばし見続けていた。
すっげぇカッコいい巣を発見!
細いツルマサキや灌木を主体に
綺麗なアーチ状に組み込んで
要所にシラカバの樹皮を
コートのようにあしらって。
結構大きいのでツグミとか
アカハラかなぁ。
ちょっと足を延ばし、神社の斜面へ行った。
ガスッガスッっと、
明らかにストロークが長い突き音に
おークマゲラか?って探してみたら、
オオアカゲラ夫妻でした。
もうほんと折れちゃうんじゃないのってほど
メスが盛んにガスッガス突いて
大きな突き跡カスが降ってくる。
オスの、胸のシマシマと赤から白の
グラデーションが何とも大好きで、
観られると嬉しくなる。
それから赤い頭頂も後の方まで長くて
真後ろから見てもはっきりと赤い。
背中の模様もアカゲラのように
はっきりパキッとしていないが
それまた素敵ねぇ。