2014年7月31日木曜日

チゴハヤブサの猟り



盛夏を迎え、野は幼鳥まつり。
今日は近くの公園で
ホオジロの幼鳥を見ていた。
あまり警戒心が無いのか
こっちを見ながらちょこまか動いて
行ったり来たりしていた。




そばには親も居たのだが、、、
双眼鏡を覗いていたので
気がつかなかったが、
一瞬何かが通り過ぎた。

どうやら猛禽が襲ってきて
猟られたようで、その猛禽が
近くのヤブに突っ込んで行った。




暫くヤブを見ていると
勢いよく飛び出してきたら、
チゴハヤブサだった。
しっかりと獲物を掴んでいる。
ものの10m先で猛禽の猟りが
行われたのに、双眼鏡越しで
はっきりとその瞬間は
確認できなかった。残念。


2014年7月22日火曜日

マニアなTシャツ



FIRE RESCUE EMSというカタログがある。
消防系のニッチでマニアックな市場を狙い、
その筋では知らぬ人はいないという、
いろんな資器材を扱う会社シグナル。
実は以前からその存在は知っていたが、
その会社から直接連絡があった。
自分がやってるTシャツトリニティを見て
これまた同属のマニア向けのターゲットが
目に留ったようだ。
コラボレーション企画ということで
まあ、自社企画で商品開発したいのだけど
デザインを提供して欲しいとの事だった。




ただ希望というか、
とりあえず最初は
トリニティで気に入ったモノの
焼き直しを求められた。
色やボディは限定されるが、
両面シルク多色刷りで、
それなりの品質になるだろうし、
悪い話ではないので乗っかってみた。




ただ実際のところカラビナなどは
ポジティブロッキングのモノを
全面にレイアウトしていたが、
これを入れたいと言ってきたものが
破断荷重1,600kgという
スクリューの123カラビナ。
(コレが一番売れるらしい)
イヤイヤそれは無いでしょ!って
一応丁寧に、お断りして
どうしてもコレを入れたいなら
ワシは辞めるとスッタモンダした。





そして時間があまりなかったので
何処かで見たようなネタが色々使われている。

出来上がってきたシャツは
ユナイテッドアスレで品質には問題なく、
ただ刷色がイメージと違うものもあった。
次があればもうちょっと色に付いて考えたい。
なかなか難しいねぇ。


ウェブでは以下で買えます。
また、無料でマニアなカタログも
送ってもらえます。タノシイヨ。

2014年7月16日水曜日

アルプスあづみの公園



長野の国設アルプスあづみの公園で
夏休みの体験イベントとして
ウォーターアドベンチャーという
楽しげな企画があり、
そのイメージビュジュアルを作った。
イメージというか、紆余曲折あり、
何かキャラクター的な扱いになり
少し戸惑ったけどなかなか良い感じ。




そしてそのイベントの造作で
ウッドウォールスティックと
ボルダリングの壁面に
雰囲気のある絵を描くという
屋外水の上という現場で
ペンキ画をペインティングする
という未体験の仕事になった。




具体的な要望もなく現場当たりで
何か雰囲気の良いモノという、
これまた未経験の取り組みで、
デザイナーとしては非常に厳しい
アーティストまがいの様子で、
ドキドキしながらの
ライブペイントは恐ろしい。




それでも環境のせいか
一発勝負のただならぬ緊張感の中
ノリノリで楽しみながら
何とかカタチになった。
こういうのは施工現場を見て
勢いでイクのも良いのかもしれない。




幾つかあるアクティビティの中で
ターザンロープのような
水落ちロープのタワーがあり
そのゴール地点が思った不安定で
設置が難しくなかなか自立せず
難儀していたので、
ジンポールを自立させるように
90°アジャスタブルガイラインの
簡易Z3倍力で突っ張り自立させた。




こんなところで
ハイディレクションの知識が
役に立つとは思わなかったが
3ストランドのロープは
倍力と相性が良いのか、
気持ちよく張り気味に固定できた。

広告・ライブペイント・施工と
一連の流れの中、
気持ちよいワークになって嬉しい。


秀岳荘カヌーキャンプ



7月の1週目の土日、
いつもの秀岳荘カヌーキャンプ。
今年はボルダリングやスラックラインも登場し
いつもにも増して盛り沢山。
あまりスカっとした天候ではなかったが
それでもみんな楽しんでいたようだ。




ツリーイングも相変わらず大人気で
セッティング途中から
どんどん子供達がやってきて
かってに並び始めている。
まあしょうがないから
ブランコをさせてごまかしたり
追いかけっこしたり、
殆ど保育所のような感じ。
本当は大人にやってもらいたいんだけどなぁ。




今年は小学校1年生の女の子が
チャンピオン。
といっても順列を決める訳では無いが、
始めはなかなか巧くいかなかったものの
とにかくぶら下がっていたいらしく、
やっているほとんどの時間付近にいて
降りたらまたすぐ登るという強者で
いつもニコニコ本当に嬉しそうで
かわいい子だった。
君はもう樹上の魅力から離れられないだろう。


2014年7月3日木曜日

オオジシギ



いつもは7月に入るとディスプレーも見られず
声も聞こえなくなるが
今年はオオジシギが居着いている。

しかしコイツは手抜きなのか
電柱の上でジーェップジーェップ鳴く。
たまに飛び出し、ババババッとやるが
すぐに電柱に戻ってくる。
カップリングできないヤツなのか?
効率的なヤツなのか?


慣れず奢らず

東北のお寺さんの杉を片付けるお手伝いをしてきた。
経験を積む機会が少ない身としては
本当にありがたいお誘いでした。



然し如何せん経験の少なさが
決定的に判断を鈍らせる
ヒヤヒヤな場面も多くあり、
経験則には頼らなくとも、
経験によって得られるスピードや
そのグルーブ感に付いて行けず
アタフタする自分を思い知らされた。



そして理屈は判っているつもりでも、
机上の理屈はある要因を無視したり、
それ以上に知らない要因があったり、
自分の都合良く解釈するつもりは
毛頭無くても、結果につながらない。
実際の重さや細かいインシデントが
イメージ通りの結果を生むとは限らず、
セーフティファクターに助けられる
多くの場面に、稚拙で頭でっかちな
自身を思い知らされた。



とは言え、
チームが皆それぞれ何をするべきか?
何を行うと危険が少なく効率的か?
段取りの段階で、同じ可能性を
瞬時に共有できる心地よさ、
そして現場修正でも
アイデアとイメージを話し合えて
セカンダリがすぐに理解でき
各々が呼応する感覚にワクワクし
愉しくてしょうがなかった。



謙虚に真摯に摂理を受け入れて
経験の蓄積で得られる慣れを無視し
過去の可に奢らず自身を否定でき
その時その時のご縁を大切に
新たな姿勢で向き合いたい。