2013年7月24日水曜日

ミドリシジミ



チョウの目を引く色を見つけると
ワクワクする。
「札幌の昆虫」という図鑑で
いろいろ観ているのだが、
全く以て判断がつかない。
昆虫先生に聞くとすぐに
答えてくれるが、自分では惨敗。
いつも口惜しい気持ちになる。


シジミチョウは数羽で
クルクルと螺旋になって飛ぶ。
羽の裏表で表情が全然違う。
ジョウザン・ハヤシ・エゾetc
どのミドリシジミかよく判らない。
裏表も違うが、表のブルーも
観る角度によってピカピカが
全然違って見える。


そんなことより、
瑠璃色から浅葱色というか
鮮やかなブルーグリーンが
清々しい夏の朝って感じだな。

2013年7月23日火曜日

ドングリの芽



庭にあるミズナラはまだ
それほど大きくなっていないし
花も実も付けていないはずなんだけど、
根元から幼木が生えてきた。
ドングリが割れて元気よく展葉している。
ミズナラだらけになるのも困るからと
家人に引っこ抜かれたが、
ちょっと忍びないので
あるところに植え替えてきた。
ちょっとたってから見に行くと
枯れずに根付いたようだ。
何とか元気に育ってくれればイイな。

クリの花



クリの花も咲き始めた。
ビョウンブヨン伸びた雄花が
涼しげに揺れている。
あまり匂いは好きじゃないけど
イイ感じ。

2013年7月22日月曜日

アオジ抱卵から巣立ち



7月3日に
庭のバイカウツギが咲きだしたので
写真を撮ろうと花に近づいたら
足元からアオジが飛び出した。

こんな所で何をやっていたんだろうと、
よく観てみると、、、
バイカウツギに巣を掛けていた!
そして、アーモンドチョコくらいの
卵が5つあった。


こりゃマズい、と、
すぐにその場を離れ
遠巻きに観ていると
すぐそばに親が居て
無事抱卵を再開した。


実はこの場所は
自宅のトイレの窓のすぐ下で
トイレから窓越しに見える場所。
普段は葉の陰から僅かに見える。

トイレに行くごとに
そぉっと網戸越しに覗くと
しっかりは見えないが
確認できる。


図鑑によると
メスしか抱卵しないようだけど、
ごくまれにオスも抱卵していた。

雨が降ると雨だれで葉が動き
良く観察できる。
ディスターブにならないように
観察はトイレの網戸越しのみ。


産卵から何日経ったか
判らなかったが、
7月10日には5羽とも孵った。
まだ殆ど毛も生えておらず
目も開いていない。
親が居ない時は物音や影で
声を出さず口だけ空ける。
黄色いひし形がフラフラ揺れる。


7月15日
だいぶ大きくなって羽も生えて
巣が手狭になってきたようだ。
何羽居るか判らないが
ゴチャゴチャになって
蠢いている。
犬猫やカラスも彷徨いてるので
何とか無事に巣立って欲しい。


7月18日
朝洗濯ものを干そうと玄関を出て、
ふっと視線の端に何か居ると感じ
よく見るとレンガの端に
巣立ったアオジが居た。
危うく踏みそうになった。
この個体はメスのようだ。
巣立ったばかりでも
目の下に黄色いラインが見える。


トイレから巣を覗くと
まだ3羽いて、
でもこいつらももうすぐだな。
日中庭で盛んに親が
チッチチッチ鳴いて
巣立ちを促しているよう。
夕方には残りの3羽とも
居なくなっていた。


抱卵から巣立ちまで
逐一観察できたので
こっちは本当に楽しかったけど、
あんなのがチョロチョロしてたら
ヘビやキツネなんかも
黙っては居ないだろう。

2013年7月18日木曜日

不運なオオバボダイジュ



オオバボダイジュが咲いた。
今年はちょっと悲しいことに
開花の寸前でかなりの枝を剪定された。
クラウンが広がって
とてもカッコいい樹だったのに、
電線に掛かってしまうためだろうが
バッツリ切られた。


間近で花が観られる枝張だったが
今は広がった枝は全部刈られ
上の向かう幹も一定の高さで
揃えて切られた。
樹の持っている旺盛な生気も
美しいフォルムも
あったものじゃない。
こういうの何とかならないかなぁ。

青空グリーンウッドワーク



先日の完全休業の日に、念願の
青空グリーンウッドワークを実現した。
高い枝にスローラインで掛けて
枝のしなりを利用して
足踏みロクロを動かす仕様。
ポールレースは思いのほか塩梅がいい。
青空の下シャーコッシャーコッ
ロクロを回すのは気持ちがいいゼ。


この日はオニグルミの枝を使い
いろいろやってみたが
柔らかく気持ちよく削れるけど
柔らかすぎてすぐ狂いが出る。
あまり向かないのかもしれない。


知らなかったが、芯を割ると
中心はスカスカで何か面白い。
なんと言ったら良いか
スリットの細かい節のような
クシ状の気室みたいになっている。
面白い模様というか形状。



見通しの良い河原で
鳥の声を聴きながら
無心に生木を削る。
贅沢な時間の使い方。

2013年7月12日金曜日

倍力アプリ

Art of riggingのアプリシリーズ第三弾
Technical Rope Rescue --Mechanical Advantage--
テクニカルロープレスキュー倍力システム編を発売しました。



基本の1,2,3,5,9倍力から
そのシステム変更、
応用となるコンプレックスを
中心としたシステムと
その変更の手順を、
23種の動くイラストで詳しく
図解したアプリです。

価格は3ドル(2.99ドル)
日本円は250円






* * * * * * * * * * *

ノットクラフトアプリ「Knot That Works」
iPhone/iPadアプリ版が5種のノットを追加し価格改定で発売!
68種類のムービーで再生・コマ送り・コマ戻し・スピード調節できる­アプリです。
iTunes App Storeで発売中。



価格は7ドル(6.99ドル)
日本円は600円



iOSのアプリは、X codeを使って誰でも手軽にプログラム出来るシロモノで、
アイデアがあれば可能性は無限大。
「あったらイイな」を造る目的でデザインしている身としては、
これほど魅力的なコンテンツはない。
しかし、プログラムなどやったことがない自分には敷居が高すぎる。
ある程度イケても、次のサイの一振りで簡単にフリダシに戻る。
挫折と後悔をくり返し、膨大な時間を費やし、できることから少しずつやっている。

これは、誰のためになるのか?
生活をより良くするのか?
存在する価値があるものなのか?
と、アップルが言っているように。
おおよそ人間が想像できるモノは、カタチにできる。自分一人では難しいが。

「アンドロイド版は無いの?」と聞かれることが多い。
iOSのアプリを手がけるのは、アップルに慣れ親しんだからではなく、
プロダクトに魅力があるからで、開発のモチベーションにもつながっている。
アプリ自体のコンセプトでもあるが、イージーに便利にする飛び道具ではないし、
魅力の無いデバイスにそこまでエネルギーを注ぐ情熱が無いから。
だから誰かがアンドロイド版を作ってくれるならコンテンツは提供します。


存在する価値があるものなのか?….
価値を見いだせるなら、2万円台の iPod touchや
3万円台の iPad mini は安いモノだと思うけどなぁ〜。


2013年7月10日水曜日

秀岳荘カヌーキャンプ



毎年恒例の、秀岳荘カヌーキャンプで
ツリーイングを行った。
当日の朝まで数日間雨が続き、
予報も雨だったが、
お昼までに見事に晴れ上がり
夏の強い日差しの中、
湖を眺めてのツリーイングになった。



翌日は恒例の早朝中島ツアー。
洞爺湖の中島まで片道4km程漕ぐ。
高いアンカーを目指す子が多いので
早朝登って、セッティングを変更。
樹上の葉の間から
ツアーのスタートを見送った。


湖に飛び込んだり、ガサガサなんかで
ビショビショに濡れてやって来るので
ハーネスもヘルメットもグッショリ!
翌日帰ってきてからが大変で、
直射日光をさけながらギアの虫干し。

毎年呼ばれているけど
このイベントは面倒臭い親が少ないので
いろんな意味でいろいろ楽しめる。
あ〜楽しかった!

2013年7月8日月曜日

やっと、夏な感じ



近所にあるハシドイも
ようやく花をつけた。
噎せ返るような濃厚な香りで
ハチがたくさん寄ってきている。


今日シーズン初でキアゲハを見た。
自然の造形というか
無駄がないフォルムなのだろうが
現在の選択の結果の形や色が
想像力をかき立てる。


特になんてことはないんだけど
ドキッとする模様のヤツを
見つけると結構嬉しい。
何でこんな色になるのか?
想像しただけでも嬉しくなる。

2013年7月1日月曜日

青葉中央公園ツリーイング



前日の講座に続き、毎年行われる
青葉中央公園でのツリーイング体験会。
リピーターが多く手慣れた感じだけど
その分注意しなきゃならないコトも多い。
不安になる子供達の心を汲み取って
更に森の魅力を伝えられたらと思う。
まあ兎に角、理屈抜きに自分が
楽しめないと人に伝えられないコト、
魅力を形骸化しないコト、
簡単なコトと簡単そうに見えるコト、
いろいろあるわなぁ。
以前に自分でプロデュースした体験の時に参加してくれた子供が来て「今日はシャボン玉やマラカスはないの?」と聞かれたことが印象的だった。ロープを伝って木に登ることはもちろんだが、ツリーイングを通したサムシングエルスが彼女の印象に残っていたことが何かのきっかけになっていることを確信できた。
もっと高くっと登らせたい親、聞きかじった知識を実践もせずに助言する親、他の子供と比べたがる親、そして機会を与えるだけで目的と体感を実践しようともしない人、残念な部分が多く見受けられ、漠然とした違和感とどう向き合うかが今後の課題のような気がした。
自分では、道具を忘れてしまったことや慢心からかチョンボが多かったので、気を引き締めて取組まなければ行けないと反省至極だった。がんばろっと。


ツリーイングT-1講座



先週末ツリーイングT-1講座を
美登位創作の家で行いました。
初日は生憎の雨まじり
久々に体育館を使っての
トレーニングになりました。


皆さんもの凄くポテンシャルが高く
伝えたことをすぐに実践できるし、
いつも煩く言う道具の扱いや
多くの人が引っかかるノットクラフト
リスクに対しての姿勢など
どれもそつなくこなし、
素晴らしい講座になりました。
逆に言えばトラブルが少なく
いつもその回避法を実践できるのですが
悪い見本をあまりお伝えできなかった
ことがちょっと心残り。


DdRTの樹上レスキューも
条件が整った場合、そうでない場合
幾つかのパターンで実践できました。
自分では、一度は成功した
新しいアイデアの技術を
その場で実践したが巧くいかず
可能性と繰り返しの訓練が
本当に使える技術になることも
お伝えできたと思います。
(かっこわるい!)


ある程度イケるなという予想のもと
ロジックの説明だけで
参加者がアイデアを活かし
自分たちの方法で
ツリーモックの設営も行いました。
素晴らしい!